【感想・ネタバレ】サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能かのレビュー

あらすじ

少年時代の「あの夢」がかなう!
今ではあたりまえの携帯電話やインターネットは、かつて想像の世界にしか存在しなかった。だとしたら、タイムトラベルやテレポーテーションなども、確実に実現する日が来るはずだ。『スター・トレック』や『透明人間』など古今のSF作品に登場する「ありえない」テクノロジーはいつ、どのように実現できるのか、現代物理学界の第一人者ミチオ・カク博士が明らかにする、全米ベストセラーのポピュラー・サイエンス書。

[内容]
●Part1 不可能レベルI
1 フォース・フィールド 2 不可視化 3 フェイザーとデス・スター 4 テレポーテーション 5 テレパシー 6 念力 7 ロボット 8 地球外生命とUFO 9 スターシップ 10 反物質と反宇宙
●Part2 不可能レベルII
11 光より速く 12 タイムトラベル 13 並行宇宙
●Part3 不可能レベルIII
14 永久機関 15 予知能力
終章 「不可能」の未来

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Posted by ブクログ

SFに登場するような話を、物理学の観点から考察して、その実現の可能性を解説する本。

有史以来、宇宙を含む自然界の現象をさまざまな研究者が研究して、その中にある理論を見出し、証明して体系化してきたことを背景に置きながら、SFに登場する装置や現象が実際に実現されるには何が課題か、何が整うと実現に至れるか、などを解説してくれています。

まだまだこれからも続く科学の進歩が、SFの世界にあらわれるものを現実にする可能性はこれからもありそうだな、と感じさせる、フィクションとノンフィクションの間のようなお話です。

1000年後、1万年後、1億年後にこの本を読む人がもし居たら、その時点で何を感じるんだろうか。そんなスケール感を想像してしまうような一冊でもありました。

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2020年06月28日

Posted by ブクログ

「透明な電磁バリヤ」を張って防御するってのは分かるけど、「透明人間」が実現可能レベル 1、すなわち難易度が最も低い事象だという。この本に挙げられている幾多の事象の中での話だけど。さらに「テレポーテーション」までもがレベル1。肉体の原子を分解してファクシミリよろしく転送し、復元すればいいらしい。もっとも、魂まで復元できるかは疑問だ。「タイムトラベル」はレベル2ながら、地球時間と宇宙時間との時間の長さの違いから未来には行けるが、過去に行くのは難しいようだ。いやはや「量子論」「反物質」「ひも理論」などなどがある程度分かってないと、およそ9割はチンプンカンプンながら面白い。1世紀前、いや俺が生まれた半世紀前から見ても現在はSFの世界なわけで、1世紀後、10世紀後の世界は・・・

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一流の物理学者がSFの実現可能性を考察する、格調高い空想科学読本みたいな内容やった(-_-)

タイムスリップ、ワープなどなど、ほとんどの技術が理論的に矛盾がないので、いつかは実現可能という驚きの内容。数千年後、ってやつもあるけど w

不可能と考えられるのは「永久機関」「予知能力」の2つ。予知能力のなにがマズいかというと、これを認めると因果律(原因→結果)が崩壊して物理法則の全てが成り立たなくなるらしい。ただ、現時点では不可能なだけで、将来は分からないよ~?という夢のあるミチオ・カクさん。

SFに憧れて物理学者を目指し、大人になって科学の限界を知り、今は不可能を可能にするため最前線で活躍してるってのが、いやー、カッコええ学者さんですわ。

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2014年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 現在はまだ、SFの世界のことを科学的に説明している。
私が以前読んだ書物との関連が興味を引く。
例えば ”超分子科学” や ”地球文明の歴史” ”天使と悪魔”・・・。
理解し難い(理解出来ない)ところもあったが、
大変、面白かったと思う。

「この宇宙が滅亡を迎えるとき、われわれはワープ
マシンや超空間を通って、無数に存在する並行宇
宙へと脱出できるだろうか」

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2013年01月01日

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物理学の専門家から見たSFのガジェットを考察しています。SF好きにはとてもおすすめできると思います。内容はタイムマシン、テレポーテーションなど。

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2011年02月09日

Posted by ブクログ

最近、アニメやSFなどで書かれていることの実現可能性を評価する本が
増えてきていますが、その走りだと思います

これは非常に面白かった(だから他のものも出てきたのかもしれませんね)
SFが正しく未来を評価していかなくてはいけないのを感じた

それと、過去SFで描いた未来を正しく選択して現在に至っているのだろうか
と疑問に思った
人間を作り変えるところまで来てしまっている人類はこれから正しい選択が出来るだろうか?

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2010年06月18日

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"この本はおもしろかった。
私はSF映画が大好きだ。SF映画の世界では、すでに実現している様々な装置が現実の科学で実現できるものなのか否かをニューヨーク市立大学理論物理学教授である著者ミチオ・カクさんが検証してくれる。スタートレックの世界では当たり前に使っている宇宙船エンタープライズ号を守るために作動する「シールド」。
スターウォーズの世界に出てくる惑星をも破壊するデス・スターは作ることができるのか?
スターシップは?タイム・トラベルは?
など、科学に興味のある人にも、知識の乏しい私のようなものにも楽しめた。後半の宇宙のひも理論、11次元の話には正直ついていけなかったところもあったが、楽しめた一冊だ。"

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2018年10月18日

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著者がまともでかつ、SFに関するロマンを忘れない人なので、けっこう面白い。
 熱力学の法則に関し解りやすく説明し、これが絶対の法則である可能性は否定する。
 名のシステムに関するいろいろの開陳は面白かった。あと、ロケット飛ばすのにそれで行くと異常に小さくて異常に安上がりなものを作れるとか。

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2018年04月15日

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SFに出てくるような未来の技術をネタに、物理学者の観点から実現の難しさを語った本。科学の歴史などにも触れ、読み物としても楽しめる。
後半は最新の宇宙論について結構なページを割いており、SFをネタにしてより多くの人に現代物理に興味を持ってもらうよう狙った本かも。
Kurzweilよりはずっと控えめで、倫理的問題や人間の適応力不足に起因する進化の鈍化を考えると、100年くらいはこっちのほうが妥当な予測かな。

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2014年08月19日

Posted by ブクログ

著者本は『パラレルワールド』に続いて二冊目。物理学をエンタテイメントに変えた男。著書は読んだことがなくともディスカバリーチャンネルのファンなら著者の顔を一度ぐらい見たことがあるのでは?その旺盛過ぎるサービス精神の為、やや軽く見られがちであるが正真正銘の理論物理学者である。現時点での実現可能性はパスして宇宙的時間での科学の進歩を一見ほら吹き男爵かのように、実は物理学の理論を元に語ってくれるが、実に夢があって楽しい。但、今回は副題にもあるように実現可能性の検証がテーマ故、やや舌鋒鈍る。因みに『パラワ』を激推!

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2013年11月29日

Posted by ブクログ

テレポーテーション、テレパシー、不可視可、予知、永久機関、タイムトラベル、念力、などなど。SFの定番アイテムが、最新の物理学だとどこまで可能なのかを、不可能レベル1〜3に分けて説明する。楽しみながら、最先端の理論を学べる。今後30年間がたのしみ。リアルの世界は小説より奇なり。いつもドキドキワクワクさせてくれる。原子力ですら完全に制御不能な人類の、身の丈を遥かに越えたエネルギーが必要になるこれらの技術。暴走すれば一瞬で太陽系がふっとぶぐらい。人類にそのような力を安全に扱うことができるのであろうか。

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2013年09月21日

Posted by ブクログ

空想科学読本ぽい。馴染みのSF・ファンタジー映画の事柄が近い将来実現可能かどうかを物理学で解説。難しいとこは読み飛ばして、興味のあるとこだけ拾い読み。面白かった。

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2012年12月20日

Posted by ブクログ

テーマは、
・フォースフィールド(バリアー)
・不可視化
・フェイザー・デススターといった超破壊兵器
・瞬間移動
・テレパシー
・念力
・人工知能
・地球外生命とUFO
・スターシップ
・反物質と反宇宙
・超光速
・タイムトラベル
・並行宇宙
・永久機関
・予知能力

これらが科学的に可能かどうか、そして実現しうる段階別に区別されています。
その中に数々の著名な科学者の話が散りばめてあってなかなか面白いです。

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2012年05月26日

Posted by ブクログ

 ビームは男のロマンだ! そうだろう?(挨拶)

 S(少し)F(不思議な)世界へようこそ。この本では、そんな少し不思議な現象をわりかし真面目に考察してくれます。ビームとかバリアーとか永久機関、レールガン等、現役で厨二病の人は言うに及ばず、日々に追われ今や童心を忘れ去ってしまった大きなお友達様にも、在りし日の厨二心を思い出させてくれること請け合いでございます。
 さあ、もう一度あの頃のようにビームやバリアではしゃいでみま鮮花?

 個人的にはカオヘやシュタゲ、マブラヴオルタで出てきたような単語や概念が沢山載っていて楽しかったです。反物質とかディラックとか磁場とか量子論とか、言葉を見ただけでwktkします。が、いかんせん内容が難しすぎる! こういうのは読んでいるだけで何だか頭良くなった気になって悦には入る、というのが正しい楽しみ方だとは思うのですが、それにしても!
 興味のある章だけでも何度か読み返して、いつか他人に自慢げに話せるようになるのが生涯の目標です。

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2012年02月02日

Posted by ブクログ

現在不可能にみえても将来的には可能になるであろうものを不可能レベルⅠ、判定不能だができるかもしれないものを不可能レベルⅡ、絶対無理なものを不可能レベルⅢとして、わかりやすく科学を解説。中には科学ではなくもはや形而上学の領域に入っているものもあるが、読み物として面白い。
ニュートン的な絶対的時間空間概念が、アインシュタインの特殊・一般相対性理論によって覆ったように、現在真と認められている普通科学が将来的に大きく揺るがされる可能性は大いにありうる。

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2011年01月05日

Posted by ブクログ

SFに登場する科学が実現可能なのか。これを著者が真剣に考察しています。
しかしながら、こういった技術ができるのが何世紀も後だということを知るとなんだが残念な気分に・・・その時まで生きていたい、その時代に生まれたかったと思ってしまいました。

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2010年02月05日

Posted by ブクログ

地球崩壊の危機が迫り、人類は宇宙への長い旅路に出る。宇宙船に乗り、人々はテレバシーで交信したり好きな場所へ一瞬で移動する。宇宙人が襲来すると、真っ先に母艦の周囲にバリアを張ってレーザー攻撃を防御する。宇宙戦艦ヤマトやスタートレック、ガンダムに触発されて学者や技術者になってしまった人はどれだけいるだろう?サイエンス・フィクションを本当に「サイエンス」にしたいと真剣に考えているのは別に子供だけではないはずだ。

昔、よく友達と「もっと昔ともっと未来、どっちに生まれてみたい?」と話していたのだが、先端テクノロジー・SF好きの私は断然未来派だった。良いか悪いかは別にして、今時の子供が生まれた時からインターネットや携帯電話でいつでもどこでも連絡を取り、臓器移植で生後間もない赤ちゃんが助かったり、自分が子供の頃にはあり得なかったことが実現しているのを目の当たりにすると、「あぁ、もっと未来に生まれたかったなぁ」とため息をついてしまうことも。

この本にはSFによくでてくるネタについて実現可能なのか、物理学の専門家が真面目にかつ大胆に説明してくれる。著者は超ひも理論の権威であるが、小難しい議論や数式を一切排除し一般人に非常にわかりやすくユーモラスに、そして興味深い有名人の語録を交えて解説している。

著者はSFネタを3つの不可能(と今のところ言われている)レベルに分けている。レベル1と2はそれぞれ既に近いものが開発されていて実現できそうなものとかなり難しいが結果的に何世紀かかろうとも理論的には不可能ではないもの、3は理論的に絶対無理なものとなっている。

驚くべきことに、レベル1には「スターシップ」「念力」「テレポーテーション」「テレパシー」「地球外生命体・UFO」「不可視化」等多数リストされている。光学迷彩や透明マントになりそうな技術を研究している機関は既に多数ある。粒子レベルの物体を移動させるテレポーテーション実験は成功したそうだ。ちなみに今年はヨーロッパで最新の粒子加速器LHCが稼動して早速故障したところだが、おまけにブラックホールもできて地球消滅しないのかなぁ?と全く野次馬の私の心配も「余りにも小さすぎて一瞬にして消え去る」ということで一応大丈夫そうである。地球外生命体は探すのはとても難しいが(SETI@home でも苦戦中)でそれでも太陽系の外にある惑星は加速的に発見されているので期待できるとしている。

レベル2ではタイムマシンや光速以上での移動などが挙げられているが、それでも数千年以上かければ何とか先がみえてくるらしい。のび太の机の引き出しから乗り込むタイムマシンは非常に洗練された高度な技術なのだ。

レベル3には「永久機関」と「予知能力」の2つである。これらは物理学の基本法則を初めから覆すことになるのでレベル1や2のような現在の理論では解明できないとしている。解明できないだけで不可能だとは言ってないので、いつかアインシュタイン以上の科学者が現れることを期待する。彼も「一見ばかげていないアイデアには、見込みがない。」と述べている。

真の問題は以上のような夢の技術が実現されるまで、自分の人生があっという間に尽きてしまうということと、人類や地球自体のもつ時間にもきっと終わりがくるということだ。このような本を読んでいると戦争や不景気、地球温暖化などで苦しむ人類がなんともあわれで原始的で孤独な存在に思えてくる。いつの日か太陽エネルギーで動くスターシップを開発し、宇宙の旅に人類が旅立てるようになるだろうか。

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2009年12月11日

Posted by ブクログ

日系アメリカ人物理学者の著作の翻訳本。SFで出てくる「フォース・フィールド」(日本ではバリヤーですね)や「テレポーテーション」などが実現可能か?を現在の最新物理学から検証するのが本書の中身です。

取っ掛かりはSFでおなじみの技術ですが、中身は量子論が中心となっていて、なかなか手ごわいです。だけど翻訳が良かったのと、解説が丁寧だったので、何となく分かった気になります。

この本を取っ掛かりにして、量子論の本に進んでいくのもよさそうです。

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2009年11月15日

Posted by ブクログ

SFなどに出てくるテクノロジーは実現可能か、という疑問を最新の物理学の現状を解説しつつ答えてくれる。ミチオ・カクは1-2年に一冊ぐらいのペースでこの手の一般向け科学書を出してくれるが、本人が一線で活躍する物理学者であり、かつ、普通に読める内容に噛み砕いてくれる。ありがたいことだ。。。・ニコライ・カルダシェフによる文明の分類(今の地球はタイプ0)タイプI;惑星に降り注ぐすべての太陽光線を利用してエネルギーを取り込むタイプII;太陽の全エネルギーを利用できる。スタートレックの惑星連邦タイプIII;銀河全体のエネルギーを利用できる。スタートレックのボーグ、スターウォーズの帝国。・宇宙エレベーター;地球から高度160kmまで到達できれば、太陽系のどこへ行くにも半分はすぎたようなものなんだとか。地球の重力圏を振り切るのにものすごくコストがかかるため・ファインマンはかつて、反物質は時間を遡っている通常の物質に過ぎないと考えていた。宇宙はたった一つの電子から成り立っており、それが時間を行ったり来たりして物質を形成しているのかもしれない、という解釈もある--1 不可能レベル1(フォース・フィールド;不可視化;フェイザーとデス・スター;テレポーテーション;テレパシー;念力;ロボット;地球外生命とUFO;スターシップ;反物質と反宇宙)2 不可能レベル2(光より速く;タイムトラベル;並行宇宙)3 不可能レベル3(永久機関;予知能力)

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2011年08月07日

Posted by ブクログ

念力やテレポートのような、SFによく登場するギミックがどの程度実現可能かどうかを考察する本。 出版は2008年だが、実現しそうな技術でも最低一世紀はかかるような内容なので、古さは殆ど感じなかった。(出版当時はヒッグス粒子が発見されていなかったり、私が知らない発展も沢山あるはず。)全く理解できない部分もあったけど、ワクワクできたことは間違いない。特に宇宙全体に及ぶ話題は壮大で楽しい。「この宇宙全体が時間の中をジグザグに行き来するたった一つの電子から成るものかもしれない」という話はシンプルすぎて怖くなった。

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2021年05月23日

Posted by ブクログ

海外版 空想科学読本
著者のミチオ・カク氏は本職の物理学教授であり、現代物理学の第一人者。
スターウォーズや、スタートレックなどSF映画を題材にして、実現可能性を論じた本。ちょっと飛ばし読みになったが興味深い内容。

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2018年07月16日

Posted by ブクログ

難解。(特に後半)
物理学者や数学者・・・その不屈の理屈っぽさと厳格な証明者が自分には手の届かない存在であり、さながら哲学者に近い存在であるという感覚が強くなった。

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2013年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局、「現在不可能なことは既知の物理法則に反しているのだが、われわれの知る物理法則は変わるかもしれない」。

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

SFの世界に出てくるようなテクノロジーがどのような技術によって実現されるか、またどれくらい時間が経てば現実のものとなるかを考える本。

量子力学の基礎知識(と言っても「スピン」の概念とか本当に基礎中の基礎だが)を既に仕入れていたからか分からないが、何かの知識が足りなくて言ってることが分からないことはなく、読みやすかった。図はもうちょっとあってもよかったかなー。 だが例によって訳がいまいち。「なぜこの方程式は解けないか?」と同じ訳者だった(斉藤 隆央)。今度からこの人が訳したものは避けて原作を買おう。

2009-03-15 thru 2009-03-24

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ちょっと表面ばかりの話題が多い。内容のカバーする範囲を考えるとそれも分かるけれど、ちょっと物足りない。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

「不可能」は厳密に3つに区分できる。
レベル?=既知の物理法則に反していない。百年後には実現しそう。ロボット、物体の可視化。
レベル?=既知の物理学として確立していないが否定もされていない。実現には数千年以上かかる。タイムマシン、ワームホールの通過。
レベル?=既知の物理法則に反する。どう転じても実現しない。(根本法則が変われば別。)予知能力、永久機関。

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2009年10月04日

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