ミチオ・カクのレビュー一覧

  • あなたの知らない「世界の新常識」(インターナショナル新書)

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    ネタバレ

    難しいテーマは丸々1冊だと読み切れないけど、インタビュー形式で読みやすい。
    人口動態が変わっていわゆる白人中心・優位な時代が終わりつつあり、多極化やトランプ政権など国際政治の状況も様変わりで、価値観や政治が不安定化している、という現状分析が多かったかと。世界がどこにどう向かうのか、帯の「「常識」の時代は終わった。「力が正義」の時代が始まる」は暗澹とするけど、ある程度ニューノーマルとして現実を認識する必要はあるのだろうな。

    興味深かったのは、ジョセフ・ヘンリック(人類学者)のパート。
    ・WEIRD(西洋の、教育水準の高い、工業化された、裕福な、民主主義の)な特性(個人主義、他人への信頼、傾向性主義、分析的思考)は世界的には少数派。
    ・日本人や韓国人は欧米化著しいかと思いきや、相手との関係性によって態度を変える。
    ・宗教の中でも西方教会がいとこ婚を禁じたことで、氏族社会が解体。親族ベース制度から一夫一婦制の核家族→人が移動しやすくなったり、血縁以外の共同体が生まれたりして、ヨーロッパの発展・産業革命の基礎となった。
    ・「子ども時代に引っ越しを繰り返した若者は、友人と初対面の相手をあまり分け隔てしなくなるという」←個人的に思い当たる。

    量子コンピュータ(ミチオ・カク)の話は異色、そして難しい…
    水が基礎インフラ(ジェレミー・リフキン)、これ最近よく聞くな。

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    2026年05月25日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    量子超越とは、量子原理を活用するコンピュータが、現行のデジタル式コンピュータではほぼ不可能(天文学的時間がかかるなど)な課題を解消できる能力を持つことを指す。デジタル式では2値(0か1)しか取り扱えない制約が足かせになるが、量子コンピュータではあらゆる値を取りうる不確定な特徴が強味になる。その原理を解説する内容を期待すると裏切られる。本書の主眼は、量子コンピュータがデジタルコンピュータの制約を解き放ち、これまで諦めていた、どんな問題が解決できるかを列挙している。生命発生の謎、光合成の仕組み、食糧問題、難病と創薬、老化、温暖化、宇宙など幅広い領域で、画期的な活躍が期待される。問題は、生きている間に、こうした成果がみられるのか、その難しさは半端でない。

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    2025年09月08日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    量子コンピュータは現在のスーパーコンピュータに比較できないほどの速さを持つ量子が半導体とは違い0/1以外の無数の状態を取れるため無限の計算速度を理論上持つ。その機能を利用して、組み合わせが現在のコンピューティングの計算能力では爆発するとみられるDNA/たんぱく質、気候、宇宙、をAIを使って読み解くことができるようになる。一方技術的には原子の振動をそろえなければならず、現在は絶対零度に近いところまで下げて安定性を高めるのがポイントとなり難しい。超電導-極低温、イオントラップー磁場で揃える、光量子、シリコンフォトニクス、トポロジカル、量子アニーリングといろいろあり、デファクトと呼べるものはない。
    そのほかのところは何が計算能力の高いコンピューティングで必要なのかという話で量子コンピュータ自体の話は薄い。

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    2025年08月11日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    量子コンピュータの本というより、未来学概論みたいな印象を持ってしまった。
    「量子コンピュータでこんなことができるかもよー」と色々羅列しているのだけど、なぜできるかはほぼ踏み込まず。夢は膨らむけど知的好奇心は満たしきれない内容だった

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    2025年06月08日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    一般大衆向けに希望を含めた量子コンピュータの未来を描いてある。
    いつ来るのかは不明なのでこれからに期待したい。

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    2025年05月17日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    “量子コンピュータ”
    って何?! と言う疑問から読み始めた。
    従来のスーパーデジタルコンピュータの性能をはるかに凌ぐものであるらしい。
    生命の謎を解き明かし,難病の治療,不老不死も人口爆発や食糧難,エネルギー革命ももたらす。
    夢のような世界が開けるらしい。まるでSFの世界だ。眉唾物だとも思いつつ まんざら嘘でもないらしい量子コンピュータ。
    結論は 量子コンピュータの仕組みはよく分からなかったが、なんでも解決してくれるコンピュータの様だ。いつ出来るのかな地球の救世主。

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    2025年03月02日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    量子コンピュータの原理ではなく、これまでの検討の変遷と将来の応用事例がメイン。これまで試行錯誤的な手法で検討されてきた化学や生物学はじめとしたあらゆる分野が、量子力学的なシミュレーション計算の手法にとって変わる。各分野における技術革新の速度がデジタルの比ではなくなる。

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    2025年02月16日
  • 神の方程式 「万物の理論」を求めて

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    完全文系ですが、三体で出てきたひも理論、10次元(11次元)などの表現が、実際の理論に基づいているとのことで興味を持ち、この本を手に取りました。

    読み終わった感想としては、言ってることの半分も理解できなかったですが、それでも数式を使わずなるべく平坦な言葉で説明してくれるので、なんとなくの概要は掴めたような気がしています。それもこれも、作者の解説が異常に上手いからですね。

    いきなり本題に入るのではなく、アインシュタインをはじめとする数多の物理学者がどういった挑戦を経て理論を構築したか。また、それによって生み出されたブレイクスルーや課題を一つひとつ丁寧に説明してくれたので、最後までワクワクしながら楽しんで読むことができました。特に、対称性という概念がただ美しいというだけでなく、実は中心的な要素であるという気づきに至るまでの流れはちょっと鳥肌がたちました。

    いつか万物の理論が見つかった時、世界はどうなるのか。作者が述べた通り、それは相当未来のことでしょうし、特段私たちの生活への影響はないのでしょうが、それでも未来に思いを馳せずにはいられません。

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    2023年01月18日
  • 神の方程式 「万物の理論」を求めて

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    初心者にもわかりやすく書かれているとは言いながらも内容はやはり難しく、大きな物理学の流れをなんとなく分かったような気にしてくれただけだった。
    ひも理論の10次元11次元はまるでSF映画を見ているようで映画としては面白いが、しっくり理解するには程遠かった。
    物理学の世界はどこまでいくのだろう。宇宙の起源は見つかるのだろうか?

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    2022年11月23日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    念力やテレポートのような、SFによく登場するギミックがどの程度実現可能かどうかを考察する本。 出版は2008年だが、実現しそうな技術でも最低一世紀はかかるような内容なので、古さは殆ど感じなかった。(出版当時はヒッグス粒子が発見されていなかったり、私が知らない発展も沢山あるはず。)全く理解できない部分もあったけど、ワクワクできたことは間違いない。特に宇宙全体に及ぶ話題は壮大で楽しい。「この宇宙全体が時間の中をジグザグに行き来するたった一つの電子から成るものかもしれない」という話はシンプルすぎて怖くなった。

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    2021年05月23日
  • NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック

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    知らない言葉のオンパレード、予測不能な未来の数々、妄想に夢が膨らむ本書。科学的根拠や興味深い研究結果等はなく、あくまでの未来予測の列挙。ただ、近い将来本書のようになっていくだろうし、そうなっていけば、もっと説得力のある内容になるかと思われます。

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    2021年05月12日
  • 人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ

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    ネタバレ

    地球が壊滅的な打撃を受けて住むことができなくなった人類がどこへ向かうのか、人類の未来図を描いた本。近未来の月や火星への移住から太陽系外への進出、最後は人体の改造や強化による恒星間移動までの未来を予測する。
    現代物理、宇宙開発の最新知識を動員して考察されていて興味深く読めた。
    ただ著者の描く未来が数十年から万単位(更に先も)を想定しており、読み進めるほどに現実感が無くなり、SFの世界を紹介されているようで、話は面白いけれどそういう想像の世界は物理学者でなくても書けそうな気がした。
    この本の後半部分がいま一つ興味が持てなかったのは、果たして数万年先も人類は存続するのだろうか?という自分自身の素朴な疑問があったからかもしれない。

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    2020年11月06日
  • 2100年の科学ライフ

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    コンピュータ、人工知能、医療、ナノテクノロジー、エネルギー、宇宙旅行、近未来「現在~2030年」世紀の半ば「2030年~2070年」遠い未来「2070年~2100年」の各段階で、現在のテクノロジーはどのように発展し、人々の日常生活はいかなる形になるのか。世界屈指の科学者300人以上の取材をもとに物理学者ミチオ・カクが私たちの「未来」を描きだす。

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    2019年08月23日
  • NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック

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    NHK特集のnext worldの書籍化。写真がもっとあってもよかったのでは。ラインマーカー風のつくりは必要なかった。エグゼクティブPがテレビでサカナクションの「ミュージック」のパフォーマンスをみて採用を決めたというのも面白い。

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    2019年03月26日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    まだ読み途中
    なのに、我が家の中の
    パラレルワールドに消えてしまった。

    見つけたらまた読む…(はず)

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    2018年07月19日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    海外版 空想科学読本
    著者のミチオ・カク氏は本職の物理学教授であり、現代物理学の第一人者。
    スターウォーズや、スタートレックなどSF映画を題材にして、実現可能性を論じた本。ちょっと飛ばし読みになったが興味深い内容。

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    2018年07月16日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    心と脳科学の進化、意識のモデル化。テレパシーや念力、記憶のダウンロードや知能強化。マインドコントロール、人工知能、心が物質を越えエネルギーそのものとなること。

    意識をフィードバックループによりモデル化し、パラメータに社会関係や時間を加えてレベル分けする、というのが面白かったです。

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    2018年04月09日
  • 2100年の科学ライフ

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    5年で結構変わるんだなあ。といっても今のあちこちで見る予測のベースが多分この本なんだろうと読んでいて思う。

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    2017年11月05日
  • NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック

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    楽しみだと思う気持ちとワクワクと。

    便利さと、その弊害はこれから先もずっと表裏一体だという原理原則はやはり変わらない気がする。


    難しくはないけど、なぜか読みづらいのはどうしてだろう??

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    2015年11月11日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    科学は心、すなわち記憶、思考、感情をどれくらい解明できているか?

    アメリカの著名な物理学博士で科学ジャーナリストのミチオ・カク氏が、最先端の研究の調査、インタビューを通じて、SFの世界がすぐ近くまで来ていることを教えてくれる。

    とはいっても、物理的に可能かどうかを判断しているだけで、時間軸についてはあえて予想を控えている。それはそれで好印象である。

    記憶をインストールしたり、意識体として宇宙をさまよったり、読んでいるとワクワクする。

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    2015年09月09日