ミチオ・カクのレビュー一覧

  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    No.753
    1.目的
     最新の脳科学を知り、脳の可能性を理解する
    2.得られたこと
     SF映画の引用が多く、それらが一部の研究では実現している。
    3.アイデア
     TTS2016のオープニングでインスピレーショントークに利用する。

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    2016年05月03日
  • NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック

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    いつもと同じ日々を繰り返しては、削られていくような錯覚をおぼえることが多々ある。

    そんな暗い気持ちを強い光で吹き飛ばしてくれた。

    未来はこんなにも素晴らしい。

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    2016年03月14日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    ミチオ・カク氏が描く世界はSFそのものだ。だがその世界がすぐそこまで来ていることを実感させられワクワクさせられる。最新テクノロジーや最先端研究はここまで実現できているのかと一々驚愕させられる。テレパシーやリバース・エンジニアリング、果てはワームホールまで、なんと夢のような世界だろう。そしてそれらの難解怪奇な技術を、ミチオ氏は極めて解りやすく躍動感溢れ且つ理論を疎かにすることなく語り尽くしている。

    最先端科学やアイザック・アシモフに代表されるSF、レイ・カーツワイル氏の『The Singularity is near』が好きな方にはぜひおすすめしたい。少しでも長生きしてミチオ氏が示す未来をみて

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    2016年02月12日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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     10次元宇宙?のカク博士による、心を科学する、をテーマにした本。最新の動向を平易に説明してくれる。相当に高度なネタなのだろうが、SFやら映画やらいろんなアイテムを使い、また面白い表現を使い、説明してくれるのでありがたい。にも拘わらずよくイメージができないトピックもあり、読むのはそれなりに気合が必要ではあった。他の専門書を読むのもよいのだろうが、ここまで平易な記述をされたものはそうないかも。2回目はよりじっくりと読んでみよう、と思える本である。

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    2016年01月06日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    本書を読むと、脳研究の現在と脳を取りまく技術進歩の大きな方向性がわかる。終盤では地球外知的生命体の話も出てきて、人類がこれから歩むであろう方向性がざっくりと理解できる。
    脳には複数の人格が隠れていること、学習の本質はニューラルネットワークの組み直しであることなどを読むと、へーの連続。また、数世紀単位の話だと思われる今後の方向性の話もとても興味深い。脳をつなぐブレインネット、人類はゆくゆくは肉体を捨てて心だけの存在になる可能性、地球外知的生命体が人類をみるときにとる態度など、読み進めるにつれて知的興奮が増してくる。これらは筆者の独創だけでなく、多くの専門家の知見に基づいている。このあたりが、単な

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    2015年09月29日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    正月に放送されて話題をよんだNHKのNEXT WORLDにも出演して未来を語った物理学者が「意識」に切り込んだ500ページを越える大著、脳科学のテクノロジーの発達の歴史から物理学者の観点からの意識の定義(ここがとても分かり易く納得感があったので後述)そして、BMI(Body Mass IndexじゃなくてBrain-machine Interface^^;)が思ったより進んでいるのに驚かされ、脳科学の臨床をしっかり押さえてから、人工知能や意識のダウンロードそして量子論などの意識の未来を語ります。脳科学系の著書にありがちな哲学や宗教からの引用が無く、SF小説や映画からの引用が多くとてもワクワクし

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    2015年09月06日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    量子論から心に迫る本書だけど、小難しさは皆無で文系の僕にもとてもわかりやすい!

    量子論や脳科学の最新の研究成果をベースとして、ロボットの心、異星人の心など、一見突拍子もない領域にアプローチしてるけど、現在解明されている理屈を土台にして想像可能な範囲で紐解いて行くため、無理がなく説得力がある。

    随所でSF小説の設定を引用し、それが実現可能か否か見解を示してあり、より本書を親しみ易く読み易くしている。

    カク博士の全開の想像力の世界で、一緒に知的興奮を楽しめる名著。

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    2015年06月20日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    ネタバレ

    一言でいうと、地に足がついてないが故にとても刺激的で興味深かった。現実味がなくフワフワした感じ。ただ、全ての記述は根拠があることなので、現実味がなくても、未来に起こりうることでもある。
     ハードウェアという脳、機能としての意識。これらを、病気やロボットという観点から、未来はどうなっているかと突き詰めていく。
     が、この未来は、来て欲しいかというと、来てほしくないかも。。。精神疾患や人の暴力性がなくなることは大歓迎だけど、不老不死も既存の身体を捨てることも、意識を外部から覗かれることも、御免こうむりたい。やはり、幸せというのは、食べて寝て時々恋をする位がちょうどいいのでは。

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    2015年05月15日
  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

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    脳研究最前線の情報が満載であり驚かされることばかりであった。
    最先端技術との組み合わせにより、脳の機能が拡張され始めている。究極的には、肉体は滅びても記憶や意識が生き続ける世の中になるかもしれない。
    20世紀が量子論の幕開けだったとしたら、後世の人たちはiPS細胞と合わせて21世紀を不老不死の幕開けと呼ぶのではないだろうか。
    デジタルコンピュータの進化とは違う別次元の楽しみを見つけた気分だ。

    脳同士が地球規模で直接コミュニケーションを行うブレインネットでは、言語処理系はどうなるのだろう?
    考えを言語に一旦変換する必要がなくなるので効率がよくなるのか、それとも左脳で思考すると言われているので、

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    2015年04月18日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    「透明な電磁バリヤ」を張って防御するってのは分かるけど、「透明人間」が実現可能レベル 1、すなわち難易度が最も低い事象だという。この本に挙げられている幾多の事象の中での話だけど。さらに「テレポーテーション」までもがレベル1。肉体の原子を分解してファクシミリよろしく転送し、復元すればいいらしい。もっとも、魂まで復元できるかは疑問だ。「タイムトラベル」はレベル2ながら、地球時間と宇宙時間との時間の長さの違いから未来には行けるが、過去に行くのは難しいようだ。いやはや「量子論」「反物質」「ひも理論」などなどがある程度分かってないと、およそ9割はチンプンカンプンながら面白い。1世紀前、いや俺が生まれた半

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    2015年03月18日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    ネタバレ

    一流の物理学者がSFの実現可能性を考察する、格調高い空想科学読本みたいな内容やった(-_-)

    タイムスリップ、ワープなどなど、ほとんどの技術が理論的に矛盾がないので、いつかは実現可能という驚きの内容。数千年後、ってやつもあるけど w

    不可能と考えられるのは「永久機関」「予知能力」の2つ。予知能力のなにがマズいかというと、これを認めると因果律(原因→結果)が崩壊して物理法則の全てが成り立たなくなるらしい。ただ、現時点では不可能なだけで、将来は分からないよ~?という夢のあるミチオ・カクさん。

    SFに憧れて物理学者を目指し、大人になって科学の限界を知り、今は不可能を可能にするため最前線で活躍し

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    2014年07月23日
  • 2100年の科学ライフ

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    一流の物理学者さんが、コンピュータ、バイオ、ナノ、エネルギーなど各分野の専門家に突撃インタビュー。今後100年間に実現できそうなテクノロジーについて、3段階の実現レベルでまとめた素晴らし本。

    たぶん、現状実験室で実現できているのは今後30年、こうしたらいいんじゃね?ていう案状態なのは50年後、夢物語なのは100年後なのかなあ、と勝手に理解しました(-_-)

    内容のグレイトさはぜひ読んで!てとこやけど、文明論も考察してるのが興味深かった。テクノロジーの発展に伴い、今後国の垣根がなくなって惑星文明に移行するやろうけど、うっかり道を踏み外して破滅の道に落っこちる危険性もあるよ、と。特にこれからの

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    2014年03月16日
  • 2100年の科学ライフ

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    以前、本書の著者、物理学者ミチオ・カクが司会を務めた未来の科学技術を予想する科学番組シリーズをNHK-BSで放送していて、とても面白く見た
    のがあるのだが、本書はいわば、その発展版。取材を元に、2100年までにどのように科学とテクノロジーが進化していくのかを具体的に予測した
    一冊。

    著者が描き出す未来は希望に満ちているといっていいものだが、完全に薔薇色ではなく、そこにまた制約があることも描き出している。

    科学とテクノロジーがいくら発展しようとも、我々が原始から持つ「穴居人の原理」が邪魔する。たとえば、我々はバーチャルなものより
    実物に重きを置く。オフィスがIT化すればペーパレスが実現すると

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    2013年06月02日
  • 2100年の科学ライフ

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    最近読んだ本の中では最高の内容
    世界を変えることができるのは科学とテクノロジーであり
    その視点から未来予想することは極めて正しい行為だと思う
    巷の未来予測本のつまらなさと憂鬱さと胡散臭さに比べて
    圧倒的に面白いし未来に希望が持てる

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    2013年02月24日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    ネタバレ

     現在はまだ、SFの世界のことを科学的に説明している。
    私が以前読んだ書物との関連が興味を引く。
    例えば ”超分子科学” や ”地球文明の歴史” ”天使と悪魔”・・・。
    理解し難い(理解出来ない)ところもあったが、
    大変、面白かったと思う。

    「この宇宙が滅亡を迎えるとき、われわれはワープ
    マシンや超空間を通って、無数に存在する並行宇
    宙へと脱出できるだろうか」

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    2013年01月01日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    量子論から宇宙論、はてはパラレルワールドまで、幅広く扱った本。
    とはいえ、天文学の変遷や、物理学の発展を歴史的経緯を踏まえて追って行き、その上で(発行当時の)最新の科学を解説しているため、理解しやすい。また語り口も軽妙で、SF小説や映画などを例として交えることで、この手の本にしては非常に分かり易く書かれているのが好印象。
    著者がひも理論の権威だけあり、確かな知識に裏打ちされた内容は圧巻。本の厚さ以上に、ボリュームを感じた一冊。

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    2012年07月08日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    肩書きで人を判断するなと言うが、著者が超一流の理論物理学者でなければSFにもできないような骨董無形とも言える内容。サイモン・シン著『宇宙創成』が比較的評価の固まっているビックバンの話題を中心に書かれているのに対し、同著ではビックバン以前から宇宙の終焉、さらに人類の多元宇宙への脱出の可能性についてまで最新研究成果を踏まえ縦横に述べられている。残念ながら著者が専門の『ひも理論・M理論』については理解できなかったが、最新宇宙物理学の現状を心行くまで堪能できた。

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    2012年02月06日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    宇宙物理学は物凄く進展しているんですね。相対性理論・量子論から始まり最新の宇宙論…ビッグバン・インフレーション〜ビッグクランチ(宇宙の終焉)までぎっしりとあり、タイムトラベルに関しても科学的に検証されていて宇宙論素人の私にもとてもわかりやすかった。M理論・ひも理論によると十一次元宇宙の可能性があるそうだが、三次元対応の脳味噌なので想像ができない。特に興味深かったのが、地球は太陽から”ちょうどよく”離れていること。遠くても近くても人類は住めない世界になってしまう。月も同じく。宇宙の偶然、とても興味が湧いた。

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    2011年05月27日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    物理学の専門家から見たSFのガジェットを考察しています。SF好きにはとてもおすすめできると思います。内容はタイムマシン、テレポーテーションなど。

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    2011年02月09日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    世界の見方が変わった。タイムマシン・並行世界といったSF概念を科学者の目線で記された本書は、難解であるが興味深い。宇宙について語られる多種多様な説はまさに宇宙の持つ無限の可能性と謎を示している。すべてを理解しようとしないで好きなところを抽出する読み方をお勧めする。

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    2010年10月15日