山本瑤のレビュー一覧
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「いただきます」を君と一緒に。
優しすぎる男と壊れかかった女たち。
心と身体に愛の滋養、じんと沁みる、金沢ごはん物語…!
金沢にある家具工房「ときわ」の職人・楡崎の作るテーブルに一目惚れをし、飛び込みで弟子入りをし、修行に励んでいた倉木相馬。
良い家具を作るには人生経験を積み、人間について深く理解していなくてはならないと考える師匠に、家具職人以外の仕事を体験するよう言われ、女友達こうめの営む「茶房こうめ」で働くことに。
母子家庭で育ち、もともと料理が得意だった相馬は、こうめと料理人見習いの純平とともに厨房に立ち、お客さんの笑顔を引き出すことに喜びを見出し始める。
そんなある日、部屋に帰ると、 -
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ネタバレ初恋は報われないと言うが、この場合は難易度が高すぎる。
恋する相手には笑いかけられないし、冷たい態度を取らざるを得ないのに、真実も告げられない。
告げたら最後、相手が死んでしまうから。
荊の呪いなので、某眠り姫を彷彿とさせつつ、その呪いをかけられるのは16歳になってから。
呪いをかけられ、善良な巫女の命懸けの上書きで最悪の事態は回避……今にして思うとできていない気もする。
巻末で最悪の状態になってしまうので。
今のところ全く救いがない状況。
着地点としては、キリアンによって救われる展開ではないかと予想するが、果たして。
彼女の心のなかには、まだエドワードいるしなあ。
でも、エドワードとの明る -
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ネタバレタイトルの「君」とは結局誰のことだと思いつつ読んで、最後に理解。
やはり彼女だったか。
そうだろうとは思ったのですが、個人的に彼女のことが最後まで理解しづらくて読むのに少々苦労しました。
かといって主人公を慕うあの子と安易に引っ付いてほしかったという訳でもないのですが。
自分で壊れていると言う割に甘えが見えて(要は壊れ切れていない。本当に壊れていたら、自分からそんな発言はしないと思う)そんな彼女に親身にできる主人公が凄いと純粋に尊敬しました。
自分だと真っ先に切って捨ててる……
彼女と同じく研究職を仕事としているから余計に受け入れつらかったというか。
主人公が家具職人として足りないものを得るた -
購入済み
日本酒がもっと好きになる
日本酒にまつわる短編集。
日本酒のことをもっと知りたくて、選びました。
銘柄や蘊蓄を得る内容ではなかったけれど、人と人を取り持つアイテムとしての日本酒に、温かい気持ちになりました。
最後のお話は、カフェで涙ぐんでしまいました。
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Posted by ブクログ
自分がない人、家に閉じこもった人
思い出に縛られている人
大事な子供のためにと依頼した母親。
誰かに決めてもらうのは楽ですが、どこかしら
自分で決めているものがあるはず。
そこからまず世界を広げていけば、どうにかなります。
それが何か、気が付かないといけませんが。
ぽっきりと折れると、どうしようもなくなります。
自分の心が落ち着くまで…とは思うものの
自力で立ち上がるには結構かかります。
しかしこの母親、いなくなってから振り向かれても
それはそれで迷惑な気がします。
初恋にかぎらず、初めてはかなり引きずるもの。
しかも『顔』って…。
それ以外に取り柄がないです、と言われているようで
何だ -
Posted by ブクログ
中華風の架空の世界を舞台にした話。
中華風といっても妖魔関連と恋愛がメインの話なので、衣食住はあまり中華を感じない。というか描写が少ない。一応作品紹介文には「凛花は名家の末娘」とあるが、それも+α程度の存在感で、要は彼女の家庭問題が必要なだけなので、お姫様感はない。二巻以降はさらに薄い。
個人的には、こういった恋愛が絡んだ長編は何冊か経った後くっ付くものだと思っているが、これは一巻の時点でもうくっつくので展開の早さに驚いた。正直、じっくり書けば2冊にできる展開だったと思う。
物語が始まる以前からヒロインの凛花がヒーローのインシェンに片思いをしているので、それもまた変わっていると思った。
イン