山本瑤のレビュー一覧

  • 海の娘が生まれるところ

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    和歌山の旧家出身で、女の子が滅多に産まれない家に生まれた蒼子は、弟が亡くなったことで、ウツになった母との口論後に髪が白くなり、いきなり伸びて、弟を生き返らせるために根の国に向かいます。

    案内役のハチも途中で出てくる紫鬼もかっこいいんですけど、蒼子自体が淡々と先に進む子で、ほとんど甘い要素がなかったのが、ちょっと残念。
    ハチに嫉妬している紫鬼にちょいニヤくらいでしょうか。

    あと、古事記をモチーフにしているからか、出てくる登場人物の名前で、ちょっと「八雲立つ」が読みたくなってしまいました。スセリヒメのイラストが「八雲立つ」の闇己に神様が降りて来たときと似てるような?

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    2013年03月29日
  • 桃源の薬

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    【本棚無】中華風舞台で、純粋系ヒロインが押しかけ女房な話。第1巻。

    特性の媚薬を作ってもらうまで、薬を作る少年のもとに居座りを決めた主人公。しかし、ここは妖怪が押し寄せる場所だった。
    次第と少年とそこにくらすシロという犬?と仲良くなっていく。

    1話目のポイントは何故ヒロインが媚薬を欲しがるのか、2話目は少年の気持ちの変化かな。

    少年は鈍感というより、自分自身の気持ちがわかってないと先に進めない面倒なタイプ。好意が全面的なシロが可愛いく見えてくる。
    媚薬のくだりがよかった。

    ただ、難しい漢字とか意味わからないものがあって困った(笑)

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    2013年08月12日
  • 鏡の国の結婚式

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    最終巻。
    ラストは魔王との戦いしかないですけど、なんか淡々と進んで、シリンも中盤くらい出てこなかったです。

    話の流れから仕方がないのだとは思いますけど、シリンもティファニーもエディスも自分との戦いみたいなところがあって、再会したシリンとティファニーの絡みが見たかったかなぁ。

    山本瑤さんの作品って、最初は面白いのに、どうも最後はイマイチな終わり方するのが多いように思います。

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    2012年06月14日
  • 鏡の国の魔王

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    2012/02/04:クライマックス直前。次巻完結とのことで続きが楽しみ。それにしてもタイトルから魔王との対決かと思ってたのでちょっと肩透かしでした。

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    2012年03月22日
  • 桃源の薬 星の杖と暁の花

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    前作に続き、さらっと再読。
    綺羅の設定に当時どきどきしたなあ、なんて思いながら読みました。
    あと数巻出てきたのですが、2巻をぎりぎり読み切るくらいで気がそれました。
    もうすこしパンチのある作品だったらもう少し読んだかもなあ、とかえらそうなことを思ったり。
    女子高生?か女子中学生?だった当時は好きな作品でした。

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    2011年12月30日
  • 桃源の薬

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    部屋を片付けていたら出てきた本。
    さらっと読んでしまった。シロかわいい。
    彩雲国とかこういう中華系ファンタジーに昔から弱かったんだなあ、わたし。

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    2011年12月30日
  • 鏡の国の灰かぶり姫

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    ティファニーの記憶が消されましたが、例外が3人。
    ニカとクインシーと新キャラのイアンテ。
    イアンテもシリンと同じく魔王に影響されているみたいですけど、詳細は次巻かな。

    今回は、ティファニーとシリンのラブっぽいのが少ないのが残念。話の流れからしたら、仕方ないのかもしれませんけど、シンデレラみたいにティファニーに靴を合わせようとしていたのがあわなかったのは、ちょっとかわいそうでした。

    次巻では、シリンの記憶もそうですけど、ニカに勝手に取引材料にされたクインシーが、魔女とお茶する姿も期待してます。

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    2011年12月28日
  • 鏡の国の魔法使い

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    人畜無害そうな王様の突拍子もない勅令のために、ストレスを感じるティファニー。素っ気ない態度のシリンとは異なり、好青年のエディスと一緒にいることが多く、それが無意識にシリンにヤキモチを妬かせているのに気付かない。

    ちょっとずつ進展しているようで、ちょっとじれったい感があります。あの素っ気ないシリンが、いつかはティファニーを手放せないくらいに好きになるんだろうなぁとは思いますけど、もうちょっと進んで欲しいなぁと。

    今回、エディスの母である王妃様が出て来ますが、息子を王位につけたいという野望だけの嫌な人ではなく、きちんと愛することができる人だったのはちょっと意外。

    ティファニーのことも気に入っ

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    2011年12月25日
  • 鏡の国の女王陛下

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    明咲トウルさんのイラストに惹かれてつい衝動買いしてしまいましたが、山本瑤さんも好きなので満足ですvv

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    2011年06月30日
  • 封印のエスメラルダ 赤薔薇の女王

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    最終巻です。
    レオンハルトの即位にあわせて、ヘルツォークに向かったクラウディアとアドリアン。アドリアンを思って、レオンハルトの元に留まったクラウディア。

    そこからは、ほぼクラウディアとアドリアンが一緒にいることがなく、クラウディアとレオンハルト、エルフリーデの話が主でした。

    レオンハルト暗殺未遂事件では、本当にレオンハルトが死んでしまったかと一瞬思いましたが、レオンハルトは無事で、エルフリーデの悪事も明らかになり、こっちは解決。

    アドリアンの方も王太子との争いは、クラウディアが手を回したことで、余計な血は流れずに解決。

    結局最後までアドリアンとクラウディアの間は淡泊な感じで、リカルドと

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    2011年05月20日
  • 封印のエスメラルダ 約束の海 紺碧の絆

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    4巻目です。
    最初にキャラ説明のページを見たときに、アドリアンとレオンハルトの顔と説明が一致してませんでした。初版だったからかもしれませんけど、どう考えてもおかしいっしょ?

    さて、内容としては、前巻の最後で公爵の元から戻ったクラウディアは、アドリアンが王都に向かったときいて、急いでかけつけますが、アドリアンにはすげなくされます。

    クラウディアの忠告を聞かずに、うさんくさいカールと共に海に出たアドリアン。案の定、襲われますが、結局はクラウディアに助けられ、そこで態度が変わるかと思ったのに、あんまり変わらず(T.T)
    お互いに惹かれているようにも思えるのに、なーんか、一向にラブ度が増さないので

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    2011年05月19日
  • 封印のエスメラルダ 黒伯爵と野いばらの森

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    3巻目。
    今回は、クラウディアとアドリアンの絡みはほとんどなかったのが残念ですが、クラウディアとバルカルセ公爵との絡みはなかなかよかったです。

    チェスでバルカルセ公爵に勝たなければ、死が待っているといいながらも、そんなに深刻な感じはせずにサクサク読めました。

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    2011年05月18日
  • 封印のエスメラルダ 夜明けを告ぐ魔女

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    2巻目。
    クラウディアがアドリアンのベッドにもぐりこんでいるってところはちょっと期待したのに、全然ラブ度がないです。
    アドリアン、毎日娼館にいるし・・・。

    今回のメインは、ファビオラですね。
    彼女の正体と過去が明らかになって、敵じゃないって分かって、ちょっと安心です。

    最後に手紙が3通来るんですけど、クラウディアって、まだレオンハルトのこと好きだったんだ。私としては、腹黒レオンハルトよりは、アドリアンの方がいいんですけどね。

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    2011年04月18日
  • 鏡の国の女王陛下

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    普通、この手のお話の場合、主人公が飛ばされた先で、運命的な相手と出会うって感じになりますが、このお話では、主人公と一緒に飛ばされた女の子の方が、重要視されてて、相手になりそうな王子様も顔はいいけど、なんだかやる気もないし、親切でもないし・・・と、あんまりな設定から始まりました。そのうちいい感じになるかなとも思いましたが、最後までラブ度は全くなかったのは残念。

    でも、王子様、剣もできないひ弱な人かと思ったら、やったらできるって人で、単に自分の境遇とかでやる気がないだけだったんですね。魔王も魔女もまだまだ出番はありそうですし、二人の行方も気になるところです。

    ただ、ティファニーのイラスト。

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    2011年12月24日
  • 桃源の薬 遥かなる王宮への鍵

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    インシェンの子供を身ごもっている凛花は、氾林に身を寄せていますが、子供がいるのに、無茶しすぎです。妊娠初期にあんなに激しく動いたら、子供が流れてしまいそうと、ちょっと心配しちゃいました。

    水鏡でインシェンと向かい合ったとき、インシェンとしては、黙って自分の元を離れた凛花の後ろに、知らない男がいたら、心穏やかではないですよね。
    しかも、まだインシェンは、凛花に自分の子供ができていることを知らないし。

    今回、冰夷の父が分かり、なぜ冰夷が氾林を作ったか、また東海龍王が何故天帝にとらわれているかが分かりましたが、これまでのながーい伏線が1本にまとまった感じがして、スッキリしました。

    この巻では、

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    2011年01月08日
  • 桃源の薬 満ちゆく月と双龍の里

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    前回、西王母からもらった桃を食べなかった凛花ですが、インシェンと月下美人を見に行き、いい雰囲気で過ごしたあと、置き手紙を残して、インシェンの元を去ってしまいます。
    凛花は覚悟の上で去ったとは思いますが、インシェンからすれば、昨日の夜は全然そんなそぶりも見せなかったのに、起きると「あなたとは一緒にいられない」って手紙を残して凛花がいないって・・。そりゃ、理解できないでしょう。
    龍になったインシェンが、凛花を探して飛び回る姿が悲しいです。

    西王母の住む瑤池を離れたあと、凛花は妖魔に襲われたところを冰夷という河神に助けられ、氾林に連れていかれます。インシェンは天界に向い、次期龍王になるべく、兄と戦

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    2011年01月08日
  • 桃源の薬 魔を抱く娘

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    前巻で、東株国の皇帝の話は完結しましたが、そういえば忘れてましたね。綺羅と娥瑛のこと。

    二人を捜す途中で訪れた街で、シロが変に気をきかせて二人きりにして、凛花とインシェンを結ばそうとしますが、インシェンはどっかに行っちゃいました。なんで?って思ってたら、インシェンは、凛花と結ばれて、龍の子ができて、凛花が死んじゃう夢をずっと見ていたとのこと。悲しすぎます。

    しかも、新たな妖、水虎が出没し、凛花とは囮になる、ならないで、ケンカになっちゃいました(T.T)

    今回もこんな感じで、凛花とインシェンの間は何もなしで終わるのかと思いきや、天虞山の妖の話が解決したあと、インシェンと凛花はお花畑で・・・

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    2011年01月08日
  • 桃源の薬 金雲の彼方 覇王の夢(前)

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    今回は、前編と後編に分かれてます。
    ちょっと、前回の話をひきずっているかな?

    シロが最初からいい味出してます。やっぱ、シロ好きです♪
    食いしん坊で、「ワシは、ほんのちょこっと見てみたいと思っただけだ。そうだとも。」とかいいながら、玉にはよだれがべっとり。私だったら、許します(^.^)

    皇帝が死んじゃって、綬王が皇帝になろうと画策しますが、裏では妖もなにやら動いているみたい。双方で話が進んで、最後は同じところにたどり着くっていう感じが多いからか、今回のお話も、インシェンと凛花はほとんど一緒にはいないです。

    凛花は如人の毒にやられたシロと一緒にいるし、最後に出てきたなにやら怪しげな虎っぽい顔

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    2011年01月08日
  • 桃源の薬 星の杖と暁の花

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    せっかく、インシェンが旅行に誘ってくれたのに、目の前で死んじゃった英招の遺言を守ろうと、凛花は銀露山へ。よくありがちですが、主人公が突っ走り、周りが巻き込まれてます。
    ちょっとは、相談すればいいのに・・・。

    新キャラ、綺羅かわいいです。
    一瞬敵かと思いましたけど、実は考えがあって行動してたんですね。父のあとをついで、これからも出てきて欲しいです。

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    2011年01月08日
  • 鏡の国の女王陛下

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    まだ、プロローグ編、といったところ。
    私的にすごく好きだった『封印のエスメラルダ』が打ち切り同然に終了してしまってから、今ひとつ面白くなかったのだが。
    今回は、物語のさわりとしては面白かった。とりあえず、次の巻は買って、それ次第かなぁ。続行は。

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    2010年02月10日