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Posted by ブクログ
「いただきます」を君と一緒に。
優しすぎる男と壊れかかった女たち。
心と身体に愛の滋養、じんと沁みる、金沢ごはん物語…!
金沢にある家具工房「ときわ」の職人・楡崎の作るテーブルに一目惚れをし、飛び込みで弟子入りをし、修行に励んでいた倉木相馬。
良い家具を作るには人生経験を積み、人間について深く理解していなくてはならないと考える師匠に、家具職人以外の仕事を体験するよう言われ、女友達こうめの営む「茶房こうめ」で働くことに。
母子家庭で育ち、もともと料理が得意だった相馬は、こうめと料理人見習いの純平とともに厨房に立ち、お客さんの笑顔を引き出すことに喜びを見出し始める。
そんなある日、部屋に帰ると、研究室帰りの恋人・沙希が相馬の帰りを待って倒れていた。
お腹すいて死にそうなの、という彼女に、相馬はとり野菜鍋を作って…。
*
表紙から柔らかく、温かさが永遠に続く本だと思って読んでいたら…途中何度も息が詰まりそうになった。沙紀に嫌悪感を覚えるのは、どこかで気持ちがわかるからなのかもしれない。
Posted by ブクログ
タイトルの「君」とは結局誰のことだと思いつつ読んで、最後に理解。
やはり彼女だったか。
そうだろうとは思ったのですが、個人的に彼女のことが最後まで理解しづらくて読むのに少々苦労しました。
かといって主人公を慕うあの子と安易に引っ付いてほしかったという訳でもないのですが。
自分で壊れていると言う割に甘えが見えて(要は壊れ切れていない。本当に壊れていたら、自分からそんな発言はしないと思う)そんな彼女に親身にできる主人公が凄いと純粋に尊敬しました。
自分だと真っ先に切って捨ててる……
彼女と同じく研究職を仕事としているから余計に受け入れつらかったというか。
主人公が家具職人として足りないものを得るために料理を通じて人と向き合い、自分と向き合う訳ですが、その先に出た答えも彼女が直接関わっている感じではなかったので。
どちらかというと家族との絆の方が強かったような。
見えたからこそ、彼女とのことをどうするか答えが見えたというか。
難しい……恋というか、今回の話は愛の方かもしれませんが、難しいものです。
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