佐藤亮子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐藤ママの本は何冊かよんでいるけれど、これが一番好き。
3歳までに1万冊の本や1万回童謡を歌うため、毎日正の字でカウントする、とか、
よちよち歩きの1歳前からくもんに通わす、とか。
そこまで必要か?と疑問に思うものもあるけれど、読んでて気持ちいいのは、佐藤ママがやりきっていて、それでいてとても楽しそうであること。また子どもたちもそれに感謝して皆優秀に育っていることである。
怒涛の子育て期間だったと思うけど、自分のことを子育て職人と言い切るほど子育てに没頭した時間は幸せな時間だっただろうと思う。
本の中で印象に残った部分
・子どものサポートに徹するため2時に寝て4時半に起きる日々
→次の -
Posted by ブクログ
良い本。勉強で困らないようサポートしてあげることも立派な親の愛情だと感じた。
のびのび育てることが良いことだという風潮がある中、こういう本も1冊読んでおくといいと思う。
文章も読みやすく、他人をおとすようなことは書いていないので不快感がない。
子供たちのコメントも随所にあって家族のあたたかみを感じる。
ただこの本の通りにやろうとするのはかなり難しい。もちろんすぐに取り入れられる工夫もあるが、本当に著者自身がすごい努力をされている。
逆にこの本を読んで色々と諦める方もいるかもしれない。子供だけが努力すればいい、そんな親の甘い考えを見事に打ち砕いてくれる本。 -
Posted by ブクログ
佐藤ママの教育メソッドに加え、凄いなー、と感じるエピソードがこの本にもありました。
まず、子育て中は、ふとんの中の睡眠は二時間半!!こどもを車で迎えに行った車中で仮眠。そういう状況に不満も持たず「3時間睡眠のナポレオンよりも凄いでしょ!」と自慢するポジティブさ。
子育てにお金をかけすぎかな…と思った時は奈良の東大寺や法隆寺を思い浮かべながら「優れた文化財は手を抜くことなくつくったから現代にまで残っているのだ」と考えられる思考パターン。
江戸時代だったら確実に将軍家の乳母が務まる方でしょうね(笑)。
佐藤ママは、これからも目が離せない存在です。
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Posted by ブクログ
お子さんを東大医学部に入れたという話題性が先行してしまうけれど、佐藤ママはいわゆる教育ママではなく、どんな道を進んでもプロフェッショナルになれた人だと思う。方針にブレがなく、聡明で努力家。色々な教育本を出しているけれど、絵本まで手を広げるなんてさすがに内容が薄いのでは?と思っていたが、失礼な偏見だった。この本も紹介されている本のジャンルの広さやマイナーさが、佐藤ママが本気でお子さん達に絵本を選んできたことの証明のよう。面白そうな本ばかりで本屋に走りたくなること間違いなし。やっぱり佐藤ママはすごい!ただ、出版年が新しい本がわりと入っているのはちょっと気になった。お子さんが読んでいた本の紹介だけで