高山正之のレビュー一覧

  • 新聞は偉そうに嘘をつく―変見自在セレクション―

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    政治家のプレッシャーに弱いメディア
    本書では朝日新聞社を名指した辛口コメント、記事批判が多いが、やはり朝日の他社新聞社と違った切り口からの批評は「どっちつかず」の立場で、しかもいい加減(無責任的)な記事が多いのかとさえ思った。現実、「記者会見」で見る記者自体が情報不足、勉強不足などの質問には呆れるほどの無知を感じる。また、政治家絡みでは「一歩踏み込んだ、際どい質問ができない」と言う国民が知りたい事をなおざりにしている報道が多いのは情けない。また、最近NHKアナウンサーの人事異動は政治プレシャーだという話は全くもって遺憾だ。

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    2023年03月23日
  • 世界を破壊するものたちの正体 日本の覚醒が「グレート・リセット」の脅威に打ち勝つ

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    この本を何もかも信じるのは危うい。対話録の形式だが、二者の理解が共通の了解事項として読者を置き去りに会話が進む。そのため真偽や出所が不明でも明らかな事実として論理展開されてしまう。エビデンスを示すのは難しいだろうが、常に反証を考えながら、思考の自衛が必要。洗脳されずに真実を見抜くという、本来的な読書を要する。

    この本では、とにかくトランプ前大統領を悪のディープステートと戦う存在として、ディープステートを世界を支配する悪という単純な善悪の図式で語り、ディープステートのシナリオに沿って歴史が動いていると主張される。

    トランプはFRBを潰すつもりだった。FRBをつぶせば連邦所得税が必要なくなる。

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    2023年01月22日
  • 世界を破壊するものたちの正体 日本の覚醒が「グレート・リセット」の脅威に打ち勝つ

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    タイトルから業界構造のディスラプターの内容を期待して借りたが全く違った内容だった
    。でも、面白い。

    アメリカを中心とするメディアで見聞きする情報とは異なる内容がみっちりあり、「へー」って驚く事が多かった。
    全部信じて良いものか分からないがメディアから流れてくる情報を鵜呑みにしないように捉えようと思った。

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    2022年01月21日
  • 変見自在 コロナが教えてくれた大悪党

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    かつて産経新聞に籍を置いた著者。保守としての視点から眺める、現在の世界情勢やコロナ、中国などを一刀両断にしている。

    保守系の新聞記者としての経験から現実を深く観察した著者ならではの視点であり、一般庶民からは新鮮に見えたであろう。それを短いコラムという形で、切れ味鋭くまとめているのがこの書籍だ。

    なので非常にテンポよく読んで行ける。できればこの書籍をフックとして、自らの歴史認識に疑問を持ち自ら調べてみる読者が現れることを願いたい。

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    2021年11月02日
  • マスメディアの罪と罰

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    日本だけでなく、アジアでもWGIPは行われていた。
    第四の権力がマスコミであるなら、そのマスコミもまた、牽制される必要がある。

    安倍前首相が、明確に朝日を批判していたのは知らなかった。当然、つけ狙われていたのはそれもあったんだろう。

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    2020年12月08日
  • 洗脳支配の正体

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    EUは崩れ、米国は混乱し、中国は倒れる。日本人は「ジャパンファースト」でキレイごとの恐怖社会から覚醒せよ!ブレグジット、トランプ大統領で洗脳失敗が白日の
    下になったにもかかわらず、トランプ批判を繰り返し悪あがきするメディア。金融、メディア、政治による支配体制の歴史とその崩壊の行方を、グローバリズム、アメリカニズムの欺瞞に詳しい二人が徹底討論!
    ●ポリティカルコレクトネスという「言葉狩り」で洗脳するメディアを撃て(馬渕睦夫)
    ●日本に嫉妬する世界の「民族感情」を見よ(髙山正之)

    面白いです。高山さんがいい味だしてる。

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    2017年06月28日
  • 歪曲報道 巨大メディアの「騙しの手口」

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    特に朝日批判が多い印象の本(著者が産経出身だからか?)。まあ当然といえば当然でしょう。
    著者が述べているように、ジャーナリズムは権力としての政府を糾す役割を持つが、国際問題では国益を考え、世論をまとめ、外交を後押しするもの。そう考えると朝日新聞の報道姿勢はどうもおかしい。それは腹立たしさを超えて、もう笑えてくるほど。ここまで来ると逆に興味深い。はたして日本を、国民をどこへ連れていく気なんだろうか。

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    2014年03月28日
  • 変見自在 スーチー女史は善人か

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    自分の書いている文章も全部信じるなよ、とも言っているような気がする。色々と知らなかったことが書かれていた。興味ある分野はもう少し掘り下げたい。

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    2013年04月26日
  • 変見自在 スーチー女史は善人か

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    朝日新聞がとんでもない新聞だとしつこいほど繰り返される主張には同感だ。善人であるスーチーさんを不当に軟禁し続けているミャンマーの軍事政権は悪者であるという報道を見ていて、なぜ悪者の軍事独裁政権が何年にもわたってスーチーさんを抹殺せずにいるのか不思議にも感じていたので、著者の説明にはなるほどそういう見方もあるのかと得心した。軍事独裁国家である中国や北朝鮮ならとうの昔にスーチーさんは抹殺されているはずだし。しかし、全般的に余りにも偏った主張だと感じる。これでは正論を含んでいても多くの読者には受け入れられない

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    2013年01月23日
  • 変見自在 サダム・フセインは偉かった

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    見方が変われば味方が変わる。事実・経緯はなんだったのか庶民にはなかなか知らされませんが、少なくともこれまでのメディアの信頼性は降下傾向の印象です。この本を含め、改めて情報の取捨選択の力が問われてる気がしました。

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    2012年09月24日
  • アメリカはどれほどひどい国か

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    アメリカの大統領が変われば対日政策はかなり変化すると思っています。ブッシュが良かったと判断するのは難しいですが、その前のクリントン氏と比較した場合、日本経済に及ぼす影響を考えた場合には良い点もあったのではないでしょうか。

    そのような中、民主党のオバマ氏が大統領になって半年が経過しようとしています。アメリカ論について、いつも愛読させていただいている日下氏の本が久しぶりに目に付いてので読んでみました。アメリカの奴隷にまつわる歴史についても認識を新たにしました。

    以下はためになったポイントです。

    ・オバマ政権は一見して親中・反日のクリントン政権とそっくり、ブッシュ時代に鳴りを潜めていた訴

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    2012年06月21日
  • アメリカはどれほどひどい国か

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    中国では往々にして、ならず者たちを一つにまとめるのは宗教団体です。紅巾軍も、太平天国の乱もそうです。共産党が法輪功をあれほど恐れて弾圧するのはそのためで、中国崩壊のバロメーターとして、中国国内の流民や宗教の動きを見なければなりません。(日下) いま中国の全土で起きている民衆暴動の発端も、企業や国営企業が雇った「ならず者」たちが煽っているわけです。彼らがどこまで力を握るかどうかで、中国の行方が決まる。革命が起きれば、中国は経済成長どころの騒ぎではない。(高山) 46
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    2014年07月29日
  • アメリカはどれほどひどい国か

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    ネタバレ

    いつも目から鱗の事実、史実を教えていただいて感謝しております。どうひいき目に見ても、かなりの右寄りの発言ばかりが目立ちますが、今までの日本の普通の教育で私が得てきた知識の偏り具合から考えると、これぐらい反対にもう一度揺らしたほうが、補正が効き、もう一度冷静に世の中を見ようと言う気概が出てきます。
    アメリカはニューヨーク、ワシントン、レッドネックの国だと言う見方は新鮮で面白かったです。

    【目次】

    まえがき 高山正之

    第一章 米中・共倒れの時代

    アメリカと中国の意外な共通点 
    アイデンティティのない国は「こすっからい」
    騙し合いやむしり合いが増える 
    中国とアメリカの「奴隷経済」 
    「白人

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    2011年03月26日
  • 歪曲報道 巨大メディアの「騙しの手口」

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    朝日新聞、NHKなど、現在のマスコミの体質がわかる。
    マスコミの言うことを真に受けるのはいけない。
    自ら考え自らニュースを吟味せねばならない。

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    2009年10月04日
  • 変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう(新潮文庫)

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    試し読み

    三菱のジェット機の話が出てますが、生産は中止、あれもエンジンは外国製。
    それよりホンダジェットですよ、エンジンもホンダ製。
    既存のGEのエンジンより性能がいいから、加工精度が高い、
    エンジンだけで商売するみたいですしね。
    埼玉にホンダの飛行場があって、よく離着陸してました。
    試作品ですが、オブスレイなんかより全然安全。
    木更津上空でよく見ますが、ヘリコプターとして運用してる様子です。
    風強いしね。まあ、お好みで。

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    2025年05月24日
  • アメリカはどれほどひどい国か

    購入済み

    ひどい本でした

    アメリカがどれほどひどい国か?
    を知らない人に説明しようとするような内容を期待していたのですが、2人ともひどいのを前提に「そうだよねー」と言い合ってるだけの内容で前提になってるエピソードの解説などもないし、両方が知っている話を前提に進めて「それってどういう話ですか?」みたいな掘り下げもないので本当に何も得るモノがなかった。

    強いて言えば論客といってもこの程度の知性やマナーなのか。というのが知れたのは良かった。

    #タメになる

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    2021年11月11日