高山正之のレビュー一覧
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この本を何もかも信じるのは危うい。対話録の形式だが、二者の理解が共通の了解事項として読者を置き去りに会話が進む。そのため真偽や出所が不明でも明らかな事実として論理展開されてしまう。エビデンスを示すのは難しいだろうが、常に反証を考えながら、思考の自衛が必要。洗脳されずに真実を見抜くという、本来的な読書を要する。
この本では、とにかくトランプ前大統領を悪のディープステートと戦う存在として、ディープステートを世界を支配する悪という単純な善悪の図式で語り、ディープステートのシナリオに沿って歴史が動いていると主張される。
トランプはFRBを潰すつもりだった。FRBをつぶせば連邦所得税が必要なくなる。 -
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アメリカの大統領が変われば対日政策はかなり変化すると思っています。ブッシュが良かったと判断するのは難しいですが、その前のクリントン氏と比較した場合、日本経済に及ぼす影響を考えた場合には良い点もあったのではないでしょうか。
そのような中、民主党のオバマ氏が大統領になって半年が経過しようとしています。アメリカ論について、いつも愛読させていただいている日下氏の本が久しぶりに目に付いてので読んでみました。アメリカの奴隷にまつわる歴史についても認識を新たにしました。
以下はためになったポイントです。
・オバマ政権は一見して親中・反日のクリントン政権とそっくり、ブッシュ時代に鳴りを潜めていた訴 -
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中国では往々にして、ならず者たちを一つにまとめるのは宗教団体です。紅巾軍も、太平天国の乱もそうです。共産党が法輪功をあれほど恐れて弾圧するのはそのためで、中国崩壊のバロメーターとして、中国国内の流民や宗教の動きを見なければなりません。(日下) いま中国の全土で起きている民衆暴動の発端も、企業や国営企業が雇った「ならず者」たちが煽っているわけです。彼らがどこまで力を握るかどうかで、中国の行方が決まる。革命が起きれば、中国は経済成長どころの騒ぎではない。(高山) 46
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Posted by ブクログ
ネタバレいつも目から鱗の事実、史実を教えていただいて感謝しております。どうひいき目に見ても、かなりの右寄りの発言ばかりが目立ちますが、今までの日本の普通の教育で私が得てきた知識の偏り具合から考えると、これぐらい反対にもう一度揺らしたほうが、補正が効き、もう一度冷静に世の中を見ようと言う気概が出てきます。
アメリカはニューヨーク、ワシントン、レッドネックの国だと言う見方は新鮮で面白かったです。
【目次】
まえがき 高山正之
第一章 米中・共倒れの時代
アメリカと中国の意外な共通点
アイデンティティのない国は「こすっからい」
騙し合いやむしり合いが増える
中国とアメリカの「奴隷経済」
「白人 -
試し読み
三菱のジェット機の話が出てますが、生産は中止、あれもエンジンは外国製。
それよりホンダジェットですよ、エンジンもホンダ製。
既存のGEのエンジンより性能がいいから、加工精度が高い、
エンジンだけで商売するみたいですしね。
埼玉にホンダの飛行場があって、よく離着陸してました。
試作品ですが、オブスレイなんかより全然安全。
木更津上空でよく見ますが、ヘリコプターとして運用してる様子です。
風強いしね。まあ、お好みで。