アメリカはどれほどひどい国か

アメリカはどれほどひどい国か

999円 (税込)

4pt

3.0

勝海舟から米国の話を聞いた横井小南は「尭舜の国」と形容し、内村鑑三は米国人を「気高く、純粋で正義に満ちた」と賛美した。しかしその一方で、日本人は国家の悪意も見逃さなかった。スウェーデンの植物学者ツュンベリは、奴隷を酷使するオランダ人を日本人が心から侮蔑していたと、驚きをもって記している。副島種臣は、ペルーの奴隷船を拿捕し、国際裁判も辞さなかった。東郷平八郎はハワイ王朝を陵辱する米国を許さず、巡洋艦「浪速」でホノルルに乗り込んだ。ために米国はハワイの併合を五年も遅らさざるを得なかった。米国の長所を見て、それを賞賛し、見習おうという素直さはいい。しかし、昔の日本人が持っていた素朴で迷いない批評眼も大事にしなければならない。いまの複雑な国際社会の中にあって、副島種臣や東郷平八郎に通ずる透明な目線を持つ日下公人先生と、かの大国の性根について、とことん語ってみた。(高山正之「まえがき」より)

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アメリカはどれほどひどい国か のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日下 公人(くさか きみんど、1930年12月9日生 )は、日本の評論家、作家。保守派の論客として知られる。

    0
    2011年01月15日

    Posted by ブクログ

    日本は外国に対して外国の根本的な考え方をしっかり理解した上で外交をすることが必要。そのためには今までの教育、メディアの情報は偏っているといえる。

    敗戦後の仕組みの中で現代が動いているとするなら、敗戦国としてのバイアスがかけられた価値観が植え付けられている可能性があるようだ。

    世界史をしっかり勉強

    0
    2010年06月12日

    Posted by ブクログ

    ◆アメリカの独立宣言を起草したトーマス・ジェファーソンは、サリー・へミングスという黒人奴隷を所有し、子を孕ませていた。その本人が一方で「人類は等しくつくられた」と語る偽善ぶり。P23→P138に詳述

    ◆アメリカ人は、黒人は奴隷にしたがインディアンは即殺戮した。ピルグリム・ファーザーズは、メイフラワ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    アメリカの大統領が変われば対日政策はかなり変化すると思っています。ブッシュが良かったと判断するのは難しいですが、その前のクリントン氏と比較した場合、日本経済に及ぼす影響を考えた場合には良い点もあったのではないでしょうか。

    そのような中、民主党のオバマ氏が大統領になって半年が経過しようとしています

    0
    2012年06月21日

    Posted by ブクログ

    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    中国では往々にして、ならず者たちを一つにまとめるのは宗教団体です。紅巾軍も、太平天国の乱もそうです。共産党が法輪功をあれほど恐れて弾圧するのはそのためで、中国崩壊のバロメーターとして、中国国内の流民や宗教の動きを見なければなりません。(

    0
    2014年07月29日

    購入済み

    ひどい本でした

    アメリカがどれほどひどい国か?
    を知らない人に説明しようとするような内容を期待していたのですが、2人ともひどいのを前提に「そうだよねー」と言い合ってるだけの内容で前提になってるエピソードの解説などもないし、両方が知っている話を前提に進めて「それってどういう話ですか?」みたいな掘り下げもないので本当

    #タメになる

    0
    2021年11月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつも目から鱗の事実、史実を教えていただいて感謝しております。どうひいき目に見ても、かなりの右寄りの発言ばかりが目立ちますが、今までの日本の普通の教育で私が得てきた知識の偏り具合から考えると、これぐらい反対にもう一度揺らしたほうが、補正が効き、もう一度冷静に世の中を見ようと言う気概が出てきます。

    0
    2011年03月26日

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