森崎緩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアイデアを出してそれを形にし商品化する
言葉にすると1行だけど沢山の人がかかわる
ことによってよりよい商品を作る過程が
大変ながらも楽しそうに感じるところが
キッチンメーカを愛する新津がヒロイン
だからかなと思ったし、ここの社員の人たちが
みんな良い人ってところもあったかな?
いやっほんと素敵な人しかいないじゃん。
しかし商品開発って開発する当事者は大変かも
しれないけどすごく面白ですね。
新津の過去にも驚いたけどその事実を知って
あぁ~それだったらこういう性格で仕事への
熱量も半端ないだろうなぁ~と納得。
作中に出てくる北海道グルメや元々あった
キッチン用品や新商品発売前の試作品を
使っ -
Posted by ブクログ
初の森崎先生作品でした。最近料理ものの小説は多いですが、時短!と書いてあるが新鮮だったのと、表紙の可愛らしい絵柄に惹かれて。
三十代半ばの主人公が、仕事に夢に時々恋に一歩ずつ進んでいく物語でした。仕事が楽しくてそれで満足していたはずなのに、ある日突然「このままでいいの?」という謎の不安に駆られたり、職場で上司や部下との関係性や仕事の未来に悩んだりするのが、あるある!と思いつつ読んでいました。
全体的にとても読みやすく、出てくる料理たちもそこまでハードルが高くなく、でもしっかりと「料理出来る人が良い意味で気軽に作る料理」ばかりで、実際に作るとなるとまた違ってくるんだろうなと思いつつ、どれも美味 -
Posted by ブクログ
テレビ番組製作会社で働く主人公と、周りを取り巻く人々とのお仕事小説。作っている番組がお料理番組ということもあり、料理要素もありますが主人公の霧歌さんは何でもキッチンバサミで調理します。自分の出演料理番組でレシピも提案する趣味が料理の俳優文山さんと、できる範囲でアレンジして作っていく霧歌さん。キッチンバサミでしか料理ができないことに微妙にコンプレックスを持ってた霧歌さんですが、アレンジして料理ができるってのは十分料理ができる人なのよ…
お仕事小説ですが、様々なな人の成長物語でもあります。恋愛要素は薄め(一応妹の結婚を機に自分の結婚を思い立ってマッチングアプリを試したりしますが結果は意外な方向に)