【感想・ネタバレ】マヨナカキッチン収録中!のレビュー

あらすじ

テレビ番組制作会社で働く浅生霧歌は、深夜の料理番組『マヨナカキッチン』アシスタントプロデューサーだ。ライフプランなんて考える暇もない忙しさに、「このままでいいのかな?」と迷いを抱えつつも、誰かの心に残る番組を作りたいと仕事に奔走する浅生。不機嫌な出演者、ロケでの連絡ミス、深夜におよぶ編集作業……番組制作の現場にはトラブルが付き物だ。そんな時、浅生は得意の時短料理でいざこざを解決していく! 働くすべての人に贈る、明日からちょっとご飯が作りたくなる、お仕事×お料理ストーリー!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

スキャンダルによって干されていた俳優をメインキャストに据えた深夜のお料理番組『マヨナカキッチン』
APの主人公が番組で紹介された料理を、包丁を一切使わずにキッチンバサミで作ってみせる場面が面白い。
人間味がある登場人物ばかりで読み応えがあるけど、疲れない。良い塩梅のお話。

0
2024年09月24日

Posted by ブクログ

お仕事小説が大好きなんですけど、最近読んだお仕事小説の中では一番良かったかな。
テレビ局じゃなくて、テレビの制作会社のお仕事小説っていうのがまたいいんですよね。
テレビ曲の裏にある大切なお仕事をする制作会社で働く人々を楽しく、愉快に描いた物語。
主人公の露歌は、働く制作会社が手掛ける料理番組を通して、さまざまなことを学んでいく…。
すごくよかった。ぜひ読んでみてくださいね♪

0
2024年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

深夜の料理番組を担当するアシスタントプロデューサーが主人公の、お仕事×お料理小説です。

スキャンダルで干されしまった俳優、デキる同僚、成長株の後輩。彼らが番組作りを通してお互いに良い影響を与え合っていく様子に、心暖まりました。

登場人物がみんな魅力的でした。
主人公の霧歌さんが有能でありながら包容力のある人で、周りに慕われるのもうなずけました。こんな上司が居たら働くのが楽しくなりそう。
もう一人の主人公的存在・文山さんは壮絶な過去を背負っており、初めは心を開きませんが、霧歌さんを中心としたスタッフの働きかけで、徐々に本来の真面目で誠実な人柄を出せるようになってとても好きになりました。
周りの同僚たちもみんな個性があって楽しい人たちです。

ほんのりとした恋愛模様にもほっこり。幸せになってほしい二人です。



(↓以下ネタバレ)

主人公の霧歌さんが、穏やかでおおらかで頼りになる人だな〜というイメージが読者の中で固まっていく中、終盤に急病で後輩に仕事を取られてヤケになる文山さんへの、自分史上最大かもしれない大声でのお叱り!それまで穏やかなイメージだったからこそ、15年ほど前に、今は亡き母の闘病生活に光をもたらしてくれた存在の文山さんへ向けた、熱い怒りが響きました。本当に素敵な人です。

0
2024年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小さなテレビ制作会社で働く浅生霧歌は、深夜の料理番組のAPを勤めていた。そこで関わった番組制作ミスのあれこれを、霧歌の機転で解決していく…

あるスキャンダルで落ち目になっていた俳優の文山と霧歌達との仕事を一緒にしていくうちに、連帯感が生まれて良い方向へ行った矢先に後輩に居場所を奪われそうになったのは、流石にあんまりな感じでしたが、それでもくさらなかった霧歌が格好良かったです。
今後のこの2人の関係性に期待大です。

0
2023年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。お仕事ものとして仲間との関係性、意識、など前向きに進んでいくのがよい。皆が一体となって盛り上げていこうとしているのは読んでいてとてもよかった。
恋愛方面は解決が見えるのかな、と思ったけれどまだまだのようだ。これからどう変わっていくかに期待したいので続き出ないかなぁ。
文山さん、個人的には結構好きなんだがなあ。ご尊顔を拝謁してみたいわあ。

0
2023年07月22日

Posted by ブクログ

番組制作会社でアシスタントプロデューサーをしている霧歌は文山遼生のマヨナカキッキンという番組を制作中。
過去に問題を起こし干されてしまった俳優の文山さんは現在の仕事はマヨナカキッキンだけという状況。周りに壁を作りがちだった文山さんと制作陣が徐々に打ち解け番組もいい方向に変化していく過程がよかったです(っ ॑꒳ ॑c)
文山さんの料理の腕も素晴らしいけど霧歌のキッチンバサミひとつで様々な時短料理を作る姿も良き。
番組を作る過程が見れたのも面白かったしラストにちょっぴりの恋愛要素もあり次巻に期待です♪

0
2023年06月22日

Posted by ブクログ

楽しいお仕事ストーリーです。ページの始めに
登場人物の紹介があって名前を忘れても本の中を右往左往しなくても良いのも嬉しい。
TV番組の制作会社が舞台で心地よいリズムで話が進んでいく。仕事上がりに主人公が作る時短料理は作品の中に、湯気も色合いも香りも漂ってくる気がする。その本の中にいる自分が幸せ。
を込めて手際よくが彼女の仕事と料理に対する
モットーだと思う。きっと良いお嫁さんになる。

1
2023年06月13日

Posted by ブクログ

久々に最後きゅんとしてしまった。作者が意図するところではなかったかもだけどなんだか久々の感覚で嬉しかった。

0
2024年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

番組制作会社でAPをしている霧歌が「マヨナカキッチン」という番組を作っていくお仕事小説.霧歌の真っ正直な性格がとても微笑ましい.スタッフの面々も個性的で,番組作りにかける情熱が気持ちいい.最後の方でタレントの文山との恋の予感も気になるし,キッチンバサミだけで作るアレンジ料理が面白い.

0
2024年09月21日

Posted by ブクログ

文山さんが好きだなー。
深夜番組「マヨナカキッチン」は、彼があってこそ。
番組制作会社のアシスタントプロデューサー霧歌の、キッチンハサミ活用の時短料理もおいしそう。
文山や、後輩、同僚への霧歌の姿勢も好き。
恋人探しに張り切ってマッチングアプリまで利用するのは私には理解できないけど、それは価値観の違いだしね。あの展開には笑ってしまった。年齢を見て、なんとなくそんな気はしてたんだけどね。
で、帯に「恋にがんばる」みたいなのがあったから、もっと恋愛要素があるかと思ったし、そうなったらお相手は文山さんなのではと思ってたので、なんだか肩透かしではあったかな。
でも、総合的には面白かったので2作目も読む。

0
2024年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続編を読む前に再読。

霧歌かっこいいな〜。
チルエイトのみんなも素敵。
そんなチルエイトのみんなと文山さんで少しずつ少しずつ積み上げてきたのに…涙

最終回撮影でのまさかの出来事と、その後の展開に悔しくなりました…涙

その後どうなったのか…続編が楽しみです!
霧歌のキッチンバサミ時短料理と恋の行方も気になります…♡

0
2024年02月17日

Posted by ブクログ

昨今わりとキッチンバサミ調理も調理済み食材を使った時短料理も珍しくなくなってきたように思うけど(便利な世の中になったものだ←(ただキッチンバサミはよく切れすぎてよく切れる包丁より時々怖くなるw でもしりしり器で手までいくよりはマシ←
おいしそうで作ってみたくなるけどレシピはないので、自分で探して作るのもアレンジレシピになりそうw

見てくれてて応援してくれて怒ってくれる人はすごくありがたいと思う
がんばってる人はすごい
元気をもらえて、おいしいものたべてがんばろうという気になる

0
2023年11月10日

Posted by ブクログ

テレビ番組製作会社で働く主人公と、周りを取り巻く人々とのお仕事小説。作っている番組がお料理番組ということもあり、料理要素もありますが主人公の霧歌さんは何でもキッチンバサミで調理します。自分の出演料理番組でレシピも提案する趣味が料理の俳優文山さんと、できる範囲でアレンジして作っていく霧歌さん。キッチンバサミでしか料理ができないことに微妙にコンプレックスを持ってた霧歌さんですが、アレンジして料理ができるってのは十分料理ができる人なのよ…
お仕事小説ですが、様々なな人の成長物語でもあります。恋愛要素は薄め(一応妹の結婚を機に自分の結婚を思い立ってマッチングアプリを試したりしますが結果は意外な方向に)でございますが、もし続きがあれば文山さんルートになるのだろうか。同僚ズルートもワンチャン。

1
2023年05月29日

Posted by ブクログ

返却期限が迫り途中まで。
ちょっと序盤から登場人物がたくさんで
仕事内容も馴染みなくて
曖昧なまま読み進める感じやった

0
2025年03月31日

Posted by ブクログ

目標は、一つのやり方ではなく複数あることを
こっそり教えてくれる小説。

優しさのある小説で読みやすかったです。
料理自体もシンプルな料理が多いので、料理をあまりしない人でも作りやすいと思います。ただし、そこそこ料理する人には物足りない気がしました。

制作会社の制作状況なども新鮮で良かったです。
知らないことを知るっていいですね。

一つのことに情熱思って行動する姿も励みになりました。

0
2024年05月30日

Posted by ブクログ

浅生のキャラクターがとても良くって。こういう人の下で働きたいですよね。それにしても、お相手はそっち?全くよめませんでした。

0
2023年06月03日

Posted by ブクログ

初の森崎先生作品でした。最近料理ものの小説は多いですが、時短!と書いてあるが新鮮だったのと、表紙の可愛らしい絵柄に惹かれて。

三十代半ばの主人公が、仕事に夢に時々恋に一歩ずつ進んでいく物語でした。仕事が楽しくてそれで満足していたはずなのに、ある日突然「このままでいいの?」という謎の不安に駆られたり、職場で上司や部下との関係性や仕事の未来に悩んだりするのが、あるある!と思いつつ読んでいました。
全体的にとても読みやすく、出てくる料理たちもそこまでハードルが高くなく、でもしっかりと「料理出来る人が良い意味で気軽に作る料理」ばかりで、実際に作るとなるとまた違ってくるんだろうなと思いつつ、どれも美味しそうでした。

個人的に恋パートがちょっと急展開かなとは思いましたが、甘酸っぱさを感じる描写だったので、もし続編があるのなら恋パート込みで期待してみたくなりました…!

0
2023年06月01日

「小説」ランキング