あらすじ
名古屋に本社を構える中京新聞社。生活部に配属された、新人記者・仁木千春は元料理人という異色の経歴だ。仁木が任されたのは、「県外の人から見た名古屋メシ」のコラム執筆。小倉トースト、あんかけスパ、ひつまぶし……唯一無二の食文化に魅了されるも、仁木は仕事の難しさに直面する。限られた文字数、伝わりやすい写真、取材相手との駆け引き――記者の仕事は甘くない! それでも、料理人だったからこそ書ける言葉がある。食への情熱を武器に、仁木は名古屋メシの魅力を伝えきれるのか!? どえらいうまい名古屋グルメ×お仕事奮闘記、開幕!
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Posted by ブクログ
名古屋めしという言葉に惹かれて購入しました!
県外の人から見た名古屋めしって、こういう風に見えるのか〜と、楽しく読めました!!
王道なものから、意外なものまで紹介されてました!
名古屋めしコラム続けてほしいです!!!
続編希望です!!!
名古屋めし色々あるので、是非とも!!!
個人的には、たこ焼きは絶対にしょうゆ味です!!
Posted by ブクログ
新聞記事のコラムで扱う名古屋飯、とのこと。実はそこまで名古屋飯には詳しくないので、所々これ名古屋なんか、と思うものがあったり。餡掛けスパが味がわからないなりに説明されてて、実際食べてみたくなった。
それとは別に仕事の取材風景なんかは和やかな様子が想像できてよかったな。
のんびりしてる訳じゃないのだが、なんかのんびり読めたよ。
Posted by ブクログ
去年名古屋へ弾丸旅行にいったことを思い出した。
水族館やお城などの観光スポットも多いけど、やっぱりグルメに惹かれる街。
この本を読んでから行けばよかった~と後悔。
あんかけスパゲティしか食べてない…
太麺のもちもち具合と、なかなか冷めないあんかけをはハフハフしながら口いっぱいにほおばった幸せをもう一度味わいたい。
小倉トーストを食べながら本場のコメダ珈琲でモーニングしたかったし、キャベツのはいった醤油風味のたこ焼きも経験したかった。
物語も会社の人たちが皆いい人ばかりでほんわかした。
出版業界の大変さはなかなか…
最初に出てきたおじいさんの話がこう繋がるのかとなんとも言えない気持ちに。
名古屋メシコラムは、味だけでなく名古屋市民に古くから親しまれてきた文化を感じ取った。
Posted by ブクログ
名古屋メシの話の短編かと思ったら、結構章ごとにつながり意味があるし、どの章も何気ない会話やきっかけで事件解決につながるという展開で、意外で驚いた!主人公仁木さんは優しく、家族も優しく、出てくる周りの人も悪い人はいなくて、今まで読んだことのない小説のかんじだった。
Posted by ブクログ
名古屋メシと有ったのでベタな所を行くかと思いきや赤だしの味噌汁で始まり小倉トースト、醤油味のたこ焼きなど地味目…かと思いきやあんかけスパやひつまぶしなどもしっかり取り上げていました。
いや、けどこれ読むと食べたくなるから困りますね。
内容では無いのですが、表紙のイラスト…画風は嫌いでは無いのですがちょっとわざとらしく大口を開けて食べてる姿が好みでは無いのですよね…作品の内容は面白かったのでそこだけ気になります…
Posted by ブクログ
旅行に行ったこともある名古屋と、好きな食がテーマなので手にとってみた。短編ではあるが、全体二続くストーリーもあり。のんびり名古屋めしに思いを馳せながら読むのが楽しいかも。