小和田哲男のレビュー一覧
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現代のビジネスも戦国時代と同じだと思った。
寝返りは出世の道が閉ざされた敵国の家臣が狙い目
これはヘッドハンティング成功のポイントとも言える。ヘッドハンターが家臣の不安や不満を傾聴し
敵国に斡旋する。今も昔も変わらない。
こいつを出世させるとヤバいと思われる武将は
出世できない。
逆に役にたつ...続きを読むPosted by ブクログ -
信玄は勝ちは7分が良いとした。勝ちすぎると驕りが生ずるからである。満ちれば欠けるのが月である。
甲州法度次第。生を必するは則ち死し、死を必するは則ち生くる。兄弟は左右の手なり。好事門を出でず、悪事千里を行く。
切腹は単なる自殺ではない。名誉ある死をもって他の家族を生かしてもらい、家の存続を図ることに...続きを読むPosted by ブクログ -
浅くもなく広すぎも深すぎもせず、ちょうどいい塩梅の量と質の良書。何があったかではなく何故そうなったかという視点が、近代史を知るうえで、また将来に生かすために、とても重要なポイントだと思う。中学2年生の3学期の社会科の授業では本書を読ませるだけで十分だろう。Posted by ブクログ
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内容の深さは期待してはいけないのですが、なんとなく読んでしまいます。レーダーチャートはどうでも良いのですが、いろんな人の事績がコンパクトにまとまっているのは、ありがたいところです。Posted by ブクログ
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文章が簡易に書かれているので読みやすい。記録がないから想像力で補うか、記録があるから「?すべきだ」ということは正しいのか。時代考証と演出の折り合いをつけるプロセスから観るドラマ制作の裏側が面白い。Posted by ブクログ
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関東平野を征服しようとしたのちの武士の先駆けである平将門の伝記。
彼らの子孫が源氏と平氏になったんだなあ。
鎌倉幕府も将門の影響の武士政権。Posted by ブクログ -
苦しい乱世の中、秀吉がどうやってあれだけの大金を作ったのか疑問に思ったのが読むきっかけ。わかりやすく、とても面白かった。
余談だけど、昔の政治をただ面白いと思って読んでるだけの私にとって、著者の最後の一言にはちょっとどっきりさせられた。今は平和な世だから必死になる為政者がいないんだろうけど。Posted by ブクログ -
NHKのEテレで放映しているさかのぼり日本史の第二巻です。
満州事変から敗戦までの歴史を東大の加藤陽子教授が解説しております。
4つ上げたターニングポイントの中で、一番のポイントはマリアナ沖海戦・サイパン陥落(1944年)だと思います。この時点で戦争をやめていれば、原爆も沖縄戦も空襲もなかったと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
これが初めて読んだ小和田先生のご本だったのですが、もう本当に分かり易く読みやすい本で感動した覚えがあります。
石田三成という人物について深く考察されてます。三成初心者の私でも分かり易く読めました。オススメです。
書かれてる内容ですが、三成に関しては他の本と比較できるほど本を読んでないので割愛します。Posted by ブクログ -
この本じゃないのだけど、よく小学校にある歴史人物の伝記マンガがきっかけで義経と弁慶がすごく好きになりました。
その時の通信簿には担任から「源義経に影響を受けたようで…」と書かれるぐらい義経に狂っていました。
なんかもうここまでくると、好きなのかなんなのかよくわからない。
当時に生きていたら義経の下で...続きを読むPosted by ブクログ -
1日分の分量は安定しており、長すぎず短すぎずちょうどよかったです。
日本史の復習にと思って始めましたが、ある程度予備知識やイメージを持った自分のような読者にとって、新鮮味や意外性を含んだ内容になっていました。これは自分の求めた通りのことで、満足でした。