小和田哲男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
黒田官兵衛がいなかったならば、豊臣秀吉は天下を獲れなかっただろう。
歴史の専門家がこう指摘する、この天才軍師はいかなる人物だったのか?
この本を読んでみて分かったのは、彼が孫子の兵法に精通し、なるべく戦わずして勝利する方法を模索していたということだ。
戦国時代においては合戦で決めるのが常識だったのであるが、官兵衛は多くの人命を失わずにすむ道を考えていた。
それが残酷で非情な織田信長よりも、情に厚い秀吉に軍師としてついた理由でもあるのだろう。
キリスト教を信仰していた官兵衛であるが、その愛の教えが、孫子の兵法と並び、剣を交えぬ謀で多くの戦を回避させた一因にも思える。
晩年、乱心し人望を