小和田哲男のレビュー一覧
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現在の管理職が抱える問題や悩みは、歴史上のリーダーが経験したものと同じ、と言う点は納得した。
本書に載っている34のうち、特に心に刺さったものをピックアップする
・部下の長所を生かしてこそ、名リーダーというものだ(北条氏綱)
生死をかけた領国経営をしていたため、人に捨てるようなところはないと割り切れた
・現在のリーダーの役割を自分だけで担わず、複数人んで担う体制に移す(毛利元就)
現在のリーダーの仕事を一覧にして見える化し、役割分担を決める
・新たな取り組みほど変人に活躍させるべき(桂小五郎)
責任者として抜擢し、リーダーが他のメンバの仲介役となる
・思ったことを言うことが正義ではごは -
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戦国武将に仕えた有名な軍師8人を数々の資料から紹介、筆者の推測も交えている。NHK出版から出ていることもあり、大河ドラマの主人公にもなった3人(黒田官兵衛、山本勘助、直江兼続)がもれなく取り上げられている。
各種文献からその活動は推測するしかないが、なにせ昔の話。文献を残した人達の主観がかなり入っていると思われ、「敵・味方」両面からの視点は欠かせない。後の世の創作の方が有名になったエピソードも多く、筆者の推測は極力そうした贔屓目を排して客観的に捉えようとしている。
ドラマ創作の場では「誰の目線で描くか」で登場人物の位置づけが大きく変わる。また、主人公はとかく「良い人」に描かれがちだ。本書で -
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本書は、経営コンサルタントである著者が、リーダーを学ぶには、歴史上のリーダーとして名を残した人物に学び、実践するという観点から執筆されている。6つの経営資源(人・モノ・金・情報+目標・健康)で章立てされていて、歴史上のリーダーたち(武将以外も含む)が残した経験や考え方が、反省も含めて紹介されている。監修は戦国時代史研究の第一人者である小和田哲男先生がされている。私自身は本書に出てくる歴史上の人物で知らない人がいたくらいの歴史レベルであったが、歴史上の人物の言葉(わかりやすく表現したもの)と著者の経営コンサルとしての考えが融合した解説が参考になり、面白く読めた。また、歴史に学ぶことは非常に大事
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購入済み
1日分の分量は安定しており、長すぎず短すぎずちょうどよかったです。
日本史の復習にと思って始めましたが、ある程度予備知識やイメージを持った自分のような読者にとって、新鮮味や意外性を含んだ内容になっていました。これは自分の求めた通りのことで、満足でした。 -
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ネタバレ鬼滅の刃と絡めながら日本人が怯え、また戦ってきた鬼について書かれていてとても面白かった
やや強引かなと思う部分はあるが、全体的にわかりやすくそうかもしれない!ワニ先生もしかしてそこまで考えて…!とワクワクしながら読み終えた
特にp165のトンネルや橋、昔の電車のなかはA地点からB地点への移動区間のためどこでもない空間とされたのが面白かった
なぜそこに鬼が出るのかを深掘りしていて、鬼滅の刃のファンとしても鬼の伝承伝説を調べている身としても大変勉強になった
無限列車はそういうことかと…
私が鬼について調べ始めたのが女木島で鬼が島の洞窟に行ったことがきっかけなのだが、鬼ヶ島洞窟に行ってから赤鬼 -
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「謹んで御慶(ぎょけい)申し入れます」
これは江戸商人の新年の挨拶。あけおめじゃないのは想像がつくけど、訓読み(「およろこび」)では読まないのか…
現代の習慣はそこかしこで原形を留めてはいるけれど、近世のそれとはやっぱり違う。(違うと言えば、潮干狩りの時期が一番違いすぎて思わず二度見した)
お正月は町が一丸となって盛り上げている印象を受ける。大道芸人ズの種類も豊富で、中でも「一人相撲」は初笑いしそうだ。(調べてみたらやはり現代の「独り相撲」の意味は↑から来ていた。このように、そこらじゅう語源が転がっている)
山王祭りのような大規模な祝祭は、自分が抱いていた江戸のイメージに無くて戸惑った。( -
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日本史の狭間に現れた、鬼という存在を古典から抜き出し、
『鬼滅の刃』の背景と絡め、ルーツを探り、紐解いてゆく。
第1章 『鬼滅の刃』前史①人類の捕食者 鬼の誕生
第2章 『鬼滅の刃』前史②実録 人類VS.鬼
第3章 隠された鬼滅の暗黒史
第4章 新考察『鬼滅の刃』の謎
第5章 鬼とはなにか
口絵カラー画像16ページ。本文中にモノクロ画像有り。
コラム、参考文献有り。
『鬼滅の刃』の便乗本ではあるが、なかなか面白かったです。
説話等の資料から“鬼”という存在について、
歴史的背景やその当時の諸事情から、考察。
鬼殺隊に存在する埒外者たちの、歴史の中での境遇も言及。
広く浅くですが、『鬼滅の刃』と