小和田哲男のレビュー一覧
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[ 内容 ]
「人望」―この不思議に魅力的な言葉。
これはいったい何だろうか?
単なるリーダーシップでもなく、人気やカリスマとも違うようだ。
また、わが国特有のものなのか、いつの時代にも要請されるものなのか?
これまで、どの組織でも漠然と話題にされてきた「人望」について、日本史のなかから、あらゆる切り口によって、その本質を探ろうと試みるビジネスマン待望の一冊。
[ 目次 ]
第1章 「人望」は人気ともカリスマともちがう
第2章 「人望」の要件は何か
第3章 人を動かす「人望」とは
第4章 なぜこの人に「人望」がないのか
第5章 「人望」は地位や肩書きではない
第6章 現代人が「人望」から学ぶ -
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[ 内容 ]
地図を片手に戦国の城を調査するとき、すぐそばまで近づいていることがわかっていても、城山への入り口がわからないということが結構ある。
そのようなとき、近くで農作業をやっている人に「○○城はどう行ったらいいですか」と道順を尋ねるが、道順を教えてくれたあと、「でも、行っても何もないよ」という付け加えの一言が必ずといってよいほどある。
「何もない」という意味は、近世の城のような天守や櫓などはないという意味で、「行ってがっかりするな」と親切に教えてくれているわけである。
しかし、その「何もない」とされる戦国の城が、実は、歴史研究の宝庫だということを多くの人にわかってもらいたいとの思いで本書 -
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[ 内容 ]
戦国百年の間、毎日どこかで戦いが繰り広げられていた。
どうして抗争は起こり、また合戦に際しどのように準備し、軍団構成をし、統制していったのか。
そして武将たちはどんな戦略・戦術を駆使していったのか。
戦国の本質「合戦哲学」に踏み込む。
[ 目次 ]
序章 戦国合戦前史
第1章 戦国合戦の必然性
第2章 合戦に出ていった家臣団
第3章 戦いの準備と武具
第4章 武将たちの戦略と戦術
第5章 合戦の作法と軍師の仕事
第6章 新視点でみる戦国十六大合戦
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆ -
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日本史の中で武将を中心にエピソードをピックアップし、リーダーシップを学ぶ一冊。
著者の作品は、先日、世界史版のリーダーシップ本を読み、興味を持ちましたので、日本史版を手にとってみました。ある程度仕方ない面もあるかもしれませんが、世界史版のときは、こんな人物のこんなエピソードから、こういう学びを得るのかという驚きがありましたが、本書の場合、ほとんどが知っている人物で、知っているエピソードである上、同じ人物が何度も引用されているので、世界史版ほどのインパクトはなかった印象です。そんな中で、二宮尊徳については、これまで知る機会がなかったので、改めて学んでみたい気になりましたし、北条政子の演説の話の捉 -
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裏切りには「保守型」(明智・小早川・松永)と「野心型」(毛利)があり区別している。どちらにせよ戦略・戦術(野戦・籠城戦・攻城戦・情報戦)的に更に統率力などリーダーシップによる勝敗が大きい。明智は名誉の為、小早川は親族関係、松永は勝者の先見的行動、毛利は領土保守、北条は自立性など理由と背景は様々だ。勝者となるには家臣等への統率力には宗教、戦力と武器にはやはり資金源である金銀山の保有が大きい。気になるのは戦いでの「足軽飯」。穀物は米を一度炊いて、天日干し 保存ができ水で戻して食べ、味噌は干したものを丸め固め(栄養価が高い)、更に塩は固形にして保存、止血剤としても活用(疲労回復)したとある。
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初代家康は「藩政の父」と評されるべきかもしれない。彼が築いた幕藩体制は諸藩に統治を委ねつつ幕府が全体を掌握する巧みな仕組みだった。
二代秀忠以降幕府の権威は強まったが三代家光の武断政治を経て五代綱吉の「生類憐みの令」など時に奇抜な政策も見られた。中興の祖とされる八代吉宗が財政改革を試み十一代家斉のもとで爛熟した文化もやがて幕政の硬直を招いた。
十五代慶喜は幕府崩壊の時代に立ち政権を朝廷に返上したがもはや抗う術はなかった。維新の波に押され徳川の時代は終焉を迎える。
通信簿の評価が低い将軍も随分にいるので幕政体制組織による統治システム、そして鎖国制度がなければ翻弄されたろう。
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聖徳太子から渋沢栄一といった歴史上の人物の軌跡を地図をあわせて簡単に解説した一冊。人物ごとにその妻や娘などの大きく影響を与えた女性についても紹介している。
そこまでボリュームの大きい本ではないので各人物についてより詳しく知るなら別の書籍を読んだほうがいいだろう。
こうして地図上で辿った道や史跡などを見るとかなりの長距離を移動していたことがわかる。
いまでこそ電車や車があるのに同じ地域にとどまる人が大半だと思うが、徒歩や馬でここまで移動できたことは信じられないほど苦労が伴ったように思う。
また、度々女性についても紹介しつつ津田梅子の章で締められていて、なかなか焦点を当てられてこなかった女性を -
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戦国時代の軍師は2種類いて、「呪術型軍師」と「参謀型軍師」の2つに分けられるそうです。戦に際して方角・日時を見極め、天文を読んで軍陣を適切に配置する「軍配者」は呪術型になるもよう。相撲の軍配はしっているけど、こういう意味もあったんだね。
8人の軍師について紹介している本です。黒田官兵衛と竹中半兵衛は最近本で読んだけど、他はかろうじて名前を知っているか知らないかというレベル。
立花道雪の手輿に乗って「エイトウ、エイトウ」という掛け声で戦うスタイルは面白いですね。直江兼続の兜の前立の「愛」は有名だけど(眉庇)、このひと軍師だったんだ。
前立は神仏を味方につける意味があり、兼続も愛宕権現や愛染明王