徳川秀忠 「凡庸な二代目」の功績

徳川秀忠 「凡庸な二代目」の功績

640円 (税込)

3pt

4.0

天下分け目の関ヶ原の戦いに遅れ、二代将軍に就任した直後も政治の実権を握れなかった秀忠。偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」だったのだろうか?当時まだ健在だった畿内の豊臣方大名を押さえ、江戸支配を確固たるものにしたい家康と秀忠の二元政治。三代将軍家光への円滑な政権交代を視野に入れた有力大名や一門・譜代大名への容赦のない改易と取りつぶし。本書では、幕藩体制260年の礎を築いた秀忠のこのような施策を、丹念な史料検証を通して究明し、律儀で実直なだけではない「二代目」秀忠の実像を描き出す。目次より、秀忠の誕生と二人の兄 江戸城をまかされる 関ヶ原の戦い 家康の将軍任官と秀忠の立場 駿府大御所政権と江戸政権 家康の死と秀忠独自の施策 大御所秀忠と家光。創業者・家康を引き継ぎ、「葵の御紋」を守り抜いた男の真価を再評価する一冊である。

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徳川秀忠 「凡庸な二代目」の功績 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年11月28日

    江戸幕府2代目将軍・徳川秀忠。偉大すぎる神君家康公を父に持ち、いまひとつ影の薄い2代目ですが、凡庸な男というわけではありませんでした。
    史料に見られる事績やエピソードなどを交えて書かれていて、小難しい表現がなく読みやすいです。

    徳川秀忠について、「家康と家光のつなぎ」などと言わず、ぜひ読んでみてく...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月24日

    [ 内容 ]
    天下分け目の関ヶ原合戦に遅れ、将軍就任直後も実権を握れなかった秀忠。
    偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」なのか?
    当時まだ健在だった畿内の豊臣方を押さえ、江戸支配を確固たるものにした二元政治。
    円滑な政権交代を視野に入れた有力大...続きを読む

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