無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
天下分け目の関ヶ原の戦いに遅れ、二代将軍に就任した直後も政治の実権を握れなかった秀忠。偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」だったのだろうか?当時まだ健在だった畿内の豊臣方大名を押さえ、江戸支配を確固たるものにしたい家康と秀忠の二元政治。三代将軍家光への円滑な政権交代を視野に入れた有力大名や一門・譜代大名への容赦のない改易と取りつぶし。本書では、幕藩体制260年の礎を築いた秀忠のこのような施策を、丹念な史料検証を通して究明し、律儀で実直なだけではない「二代目」秀忠の実像を描き出す。目次より、秀忠の誕生と二人の兄 江戸城をまかされる 関ヶ原の戦い 家康の将軍任官と秀忠の立場 駿府大御所政権と江戸政権 家康の死と秀忠独自の施策 大御所秀忠と家光。創業者・家康を引き継ぎ、「葵の御紋」を守り抜いた男の真価を再評価する一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年11月28日
江戸幕府2代目将軍・徳川秀忠。偉大すぎる神君家康公を父に持ち、いまひとつ影の薄い2代目ですが、凡庸な男というわけではありませんでした。
史料に見られる事績やエピソードなどを交えて書かれていて、小難しい表現がなく読みやすいです。
徳川秀忠について、「家康と家光のつなぎ」などと言わず、ぜひ読んでみてく...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月24日
[ 内容 ]
天下分け目の関ヶ原合戦に遅れ、将軍就任直後も実権を握れなかった秀忠。
偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」なのか?
当時まだ健在だった畿内の豊臣方を押さえ、江戸支配を確固たるものにした二元政治。
円滑な政権交代を視野に入れた有力大...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。