小和田哲男のレビュー一覧

  • 徳川15代の通信簿
    NHK大河ドラマ『どうする家康』を見ていて日本史をもう少し分かったほうが面白そうと思い読んでみた。徳川15代将軍をサクッと復習出来てなるほどと思えた。歴史上の人物を知るのは奥深く面白い。学生時代にもっと興味持てていれば日本史の勉強も楽しめただろうに。
  • 教養としての「戦国時代」
    <目次>
    第1章  名称たちの真価~なぜ成功したのか
    第2章  あの合戦の実相~通説は覆された
    第3章  乱世の叡智~現代に生かす

    <内容>
    PHPの出している月刊誌「歴史街道」に書いたものを再編集したもの。1989年のものもあり、研究の最新の成果が盛り込まれたとは言いにくい。タイトルが「教養とし...続きを読む
  • 全国「合戦印」徹底ガイド 見どころ・楽しみ方がわかる
    御城印・武将印ときて、合戦印まで登場していた。
    こちらは数が少ないのと、お城が戦場になることも多いので御城印の紹介も多い。
    ガイドブックとしても面白いので、古戦場を巡る旅というのもいいかもしれない。
  • 名城の石垣図鑑
    石垣に特化して語られた内容。
    歴史や作り方、構造も丁寧に解説され、
    城ごとにも記述が分かれていて、わかりやすい。

    カラーかと思いきや2色ページだった。
    見やすいレイアウト。
  • 名城の石垣図鑑
    まず、文字がピンクで驚いた。
    石垣の積み方や石の形から、時代や作成者がわかるのは面白い。天守がなくなっていても石垣は当時のものが残っていることが多いので、石垣から様々な情報を読み取れるようになると楽しいだろうと思った。
  • 大江戸 年中行事の作法
    面白い〜〜私は歩くの好きだし人より歩ける自覚あるけど江戸の人は桁違いにすごい。30キロ以上ってすごい。しかもスニーカーじゃないのに。
    東京から横浜まで歩こうと思えないもんな…

    金魚飼うのが後期からってことは知らなかった。
    鰹も人気なんだ〜
  • 大江戸 武士の作法
    面白い。思った以上にお金がなくて辛そう。確かに出世するのは一握りだし。ルールが多くて大変そう。メンツを保つのにお金がいるのよ。
  • 大江戸 武士の作法
    江戸時代の武士の生活を図説した本。 イラストが主体なので大変わかりやすい。
    武士の生活は時代劇ドラマで描かれるが、実態は違っていることが多いようだ。例えば切腹の仕方も最後は形式だけだったという話。 確かに切腹は考えただけでも実行するのは苦しいと思う。 武士といえども人間、簡単ではない。 因みに自分...続きを読む
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 戦国武将の話
    「眠れなくなるほど面白い」がタイトルに入っている本は、これまでにも何冊か読みましたが、内容的に面白いと思えた本は記憶にありません。
    切り口は面白いこともあるんですけど。
    ちなみに、この本も、内容的にはフツーでした。

    戦国武将には、とくに興味があるわけではありませんが、現在でいうところの「知事」をは...続きを読む
  • 戦国 忠義と裏切りの作法
    小和田先生監修のことだけはあり、戦国時代の入門書や知識の整理には最適書。しかし、本文に書かれていながら図示されていない箇所が何点かあり、そこは残念だった。
  • 日本の城 200
    見た目よりよくまとまった本だ。

    同じ体積で良いから、1ページを倍の面積にして欲しい。

    その方が見やすいし、開きやすい。
  • 東京の城めぐり
    江戸城と石神井城くらいと思っていたが、なんと23区内に約100、都内だと約200もの城跡が!びっくり!おまけについてる東京近郊の城跡は、訪ねてみたい魅力的な名城がいっぱい。
  • 戦国 戦の作法
    ミクロすぎる説明が、読むにつれて、疲れる。イラストすらも、くどく見える不思議。
    何を説明して、何を説明しないかをもう少し考えてくれたら読みやすくなるのではと思った。(特に打刀や槍などの各部位の名称などは誰が覚えておきたいと思うのか?)
  • 残念な死に方事典
    誰でも知っている武士から、初めて知る武士まで、武士一人一人の最期に、それぞれの生きざまが見え、すっごく面白かった!
    西郷隆盛の最期が印象的だった。
    共に行動していた部下に、
    「晋どん、もうここらでよか」
    と、ぽつりと告げた言葉にほろっときました。
    もっと深く知りたいと、大河ドラマ「西郷どん」が終わっ...続きを読む
  • 戦国武将の叡智 人事・教養・リーダーシップ
    戦国武将がどのようなことを意識して後世に教えを残そうとしていたのかがよくわかった。現代まで残る根本的なことは同じであることがわかったため、より意識して生活しよう。
    内容としては紹介解説程度であり、深く掘り下げているわけではないため、より詳しく知りたい人には向いていないかもしれない。だが、リーダーとし...続きを読む
  • 戦国 経済の作法
    イラストで分かりやすく平易な内容だがそれ故深度は低い。
    しかし石見銀山と佐東銀山を有しながらも周囲の妬みを恐れ幕府朝廷に献上した毛利元就の話は初耳だった。
    戦国時代の物価が興味深い。武器は数万円、具足・鉄砲・馬は数十万円、米1石が11万円とすると、炭1荷・足袋1足・紙1束が2万円前後が高く感じる。
    ...続きを読む
  • 鬼滅の日本史
    鬼滅の刃の便乗本だと思い、あまり期待せずに読み始めたが、意外と面白かった。リアル無限城や青い彼岸花があるとされる和歌山県の熊野など、各地を訪れる鬼滅ツアーをしてみたくなった。漫画を読み終えた人におすすめしたい一冊。
  • 戦国 経済の作法
    新しい知識はなかったが、経済の眼から戦国時代を分析し、小ネタにはなろう。
    カトリックのポルトガル、教会と切り離し、利潤追求のカルヴァン派オランダ商人に日本貿易が切り替わる。宗教改革がなかったら、日本は南米植民地になっていたか。
    当時の銀の3分の一を産出した石見銀山をどうしてポルトガルなどが植民地とし...続きを読む
  • 超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑
    面白おかしく学べた。歴史の教科書や書籍はほとんど有名人が主役だが、それを支える普通の人の戦いや生活があってこそ。今も昔も庶民は大変や。
  • 戦国武将の叡智 人事・教養・リーダーシップ
    著名な戦国史家のエッセイ集。内容は多岐に渡るが、第3部の「戦国日本の文化と教養」が最も印象に残った。死に直面していたからこそ、囲碁・将棋・茶の湯といった「遊び」が発展したのである。山城国一揆発見の背景が辛亥革命だったのも、歴史研究の進展過程の一例として、とても興味深い。