作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 値引きあり 大久保利通 4.2 学術・語学 / 教育 1巻847円 (税込) 難局への対応から家庭での素顔まで 維新の指導者像を語る貴重な証言集 維新の立て役者、大久保利通の実像を伝える証言集。明治43年10月から新聞に96回掲載、好評を博す。討幕、新政府樹立、近代化への政策施行、西南戦争……。政治家としての姿から西郷への思いや家庭での素顔まで、興味深い秘話、逸話、情味溢れる憶い出が語られてゆく。強い責任感、冷静沈着で果断な態度、巧みな交渉術など多様で豊かな人間像がゆかりの人々の肉声から蘇る。 本書は、大久保利通に身近に接した人々によって語られた、いわば肉声で綴られた大久保メモリーである。『報知新聞』の記者松原致遠が、それぞれの人物にインタビューして記事にまとめたもので、時には会話体で、時にはモノローグのかたちで、大久保利通についての想い出が語られる。……『報知新聞』には明治43年10月1日から(翌年4月17日まで)、全部で96回にわたって掲載されたものである。――<本書「解説」より> 試し読み フォロー 幕末の天皇・明治の天皇 - 学術・語学 / 教育 1巻1,045円 (税込) 公卿的天皇から軍服姿の天皇へ 近代天皇像の形成過程を追う 幕末から明治へ、時代は激しく動き世の中は一変する。その中で、俄にクローズ・アップされる天皇の存在。天皇は、維新後、夥(おびただ)しい回数の行幸と巡幸を繰り広げた。雲の上の見えない存在から見える天皇・見せる天皇へ。薄化粧をした女性的天皇からヒゲを蓄えた軍服姿の天皇へ。維新の前と後の全く対照的な天皇像を通して、明治とはどのような時代であったかを解明する。 孝明天皇は、攘夷の成功を祈願するために賀茂社と石清水八幡宮に行幸した以外は、御所の外に出たことのない、一般の人びとの前には、姿をあらわしたことのない<見えない>天皇だった。いっぽう明治天皇は、巡幸や行幸などで、積極的に民衆と接したように<見える>天皇だった。父と子で、なぜこれほどまでに違ったのか。それは幕末と明治とでは、求められる天皇像が、大きく異なったからである。――<本書「はじめに」より> 試し読み フォロー 幕末史 4.1 学術・語学 / 教育 1巻990円 (税込) 日本が大きく揺らいだ激動の幕末。江戸の末期、国際社会へ漕ぎだしていった時代に、いったい何が起きたのか。吉田松陰、坂本龍馬、大久保利通といった若者たちは、どのような志を抱いて生きたのか。本書は、日本を立ち直らせるために「挙国一致」で立ち向かった人々の姿を、最新の史料からダイナミックに見通していく。黒船来航から明治国家の建設まで、日本が根底から生まれ変わる軌跡を、第一人者が一望に収める。 試し読み フォロー NHKさかのぼり日本史 3.4 学術・語学 / 教育 1~10巻523円 (税込) 現代から過去へ―。私たちが生きる“いま”を出発点に、「なぜこうなったのか」と問いかけながら時代を一つずつ遡っていく。時代と時代の因果関係を浮き彫りにし、歴史の大きな流れを明らかにする、これまでに類をみない“新しい日本通史”。第1巻では、金融グローバル化や新興国の台頭に対応できない「漂流国家・現代日本」―その要因を冷戦終結(1989年)→中曽根内閣発足(1982年)→保守合同(1955年)→講和と安保(1951年)の“日米関係”のなかに見出す。 ■著作権上の契約により、印刷版に掲載されている図版は、掲載しておりません。 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐々木克の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 大久保利通 学術・語学 / 教育 4.2 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 大久保公のことを知る皆さんが、大久保公のことを語ったインタビュー集。褒めまくってるのでとても楽しい。明治43年から44年にかけて、記者がインタビューを行い、当時の新聞に連載したものを収録したもの。現代かな遣いにしてあり、読みやすい。偉人伝を読むような堅苦しさは無く、ただひたすら「推しのスペシャルエピソード集」として読んだ。大久保利通公の下で働いた方々が「威厳があって怖かった」的なことを口々に言うなか、終盤で登場する妹さん達と姪御さんが「冗談のうまい人だった」等のギャップエピソードを披露してるのが楽しい。 0 2023年10月16日 大久保利通 学術・語学 / 教育 4.2 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ こういうのが、まさに、貴重な本と呼べるもの。 偉人・変人・冷酷扱いされる大久保が、実際はどんな人物であったか、実際に彼を知る人々の声によって生き生きと語られている。 とにかく威厳があった、まじめであった、西郷が死んだときは泣いていた、子どもたちに自分の靴を脱がせて楽しんでいた、子どものときは桜島の火口で遊んでいた、等々、家族や側近が語られる。 0 2020年08月02日 幕末史 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本史にまったく疎かったので幕末史を学ぶには最適だった。経過を淡々と追ってるだけなのが却ってわかりやすかった。 0 2018年07月21日 大久保利通 学術・語学 / 教育 4.2 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 現代における大久保利通研究の第一人者・元京都大学教授の佐々木克氏が、大久保にまつわる様々な文献や実際の対談で話された内容をまとめあげた素晴らしい一冊。百年近く前の文献や語り手の記録の場合もあるため、必ずしも正しい情報とは限らないが、大久保利通を知る上では欠かせない一冊だろう。何度も読み返している。 0 2015年09月27日 幕末史 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 幕末の混迷を経て、「立憲君主制国民国家」というものが形成されて行った。これは“挙国一致”で“破約攘夷”を目指さなければならないというようなエネルギーが昇華したものだ…こうした“挙国一致”というようなエネルギー…その後、どういうような経過を辿ったか?そして現在は?そういう意味で、幕末辺りの歴史に向き合ってみるというのは、或いは「非常に今日的」なテーマかもしれない… 新しい研究の成果も容れながら、「"幕末”とは?」という問いへの回答を示唆してくれる力作だ。 0 2015年01月18日