あらすじ
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血で血を洗う激しい戦いが繰り広げられた戦国時代。戦国大名の脇には必ず家臣が控え、領国を支えていた。戦国時代の家臣は政治も軍事も行ういわば軍事官僚。戦国大名が戦で不在ならば代わりに国を運営し、戦においては戦国大名抜きで大きな功績を残すこともあった。本書は戦国時代のバイプレイヤーともいえる“家臣”をテーマに、彼らの職種や暮らし、文化などを追う。
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Posted by ブクログ
非常に面白かった。
初心者向けに記載されていながらも、出てくる言葉の数々から専門性が伺えて常に楽しく読み進めていけた。
監修の小和田哲男さんがどんな方なのか調べると、なるほどだから分かりやすいのかと非常に納得しました。
明智光秀関連が少し多めに記載されているのも彼らしい監修の仕方なのかもしれません。
裏切りの仕方にも良し悪しがあるのかと知れて非常に満足しました。
この時代にしか使わない言葉、そこから現代にまで伝わる語源なども知れて非常に面白かったです。
小和田哲男さんの著書も読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
現代のビジネスも戦国時代と同じだと思った。
寝返りは出世の道が閉ざされた敵国の家臣が狙い目
これはヘッドハンティング成功のポイントとも言える。ヘッドハンターが家臣の不安や不満を傾聴し
敵国に斡旋する。今も昔も変わらない。
こいつを出世させるとヤバいと思われる武将は
出世できない。
逆に役にたつと思われれば一気にスピード出世する。
明智光秀がそれ。ただヒトを見誤ると大きなリスクにもなる。比叡山延暦寺焼き討ちの功績で
五万石の土地を与えられた10年後、信長は本能寺の変を企てられた。
Posted by ブクログ
小和田先生監修のことだけはあり、戦国時代の入門書や知識の整理には最適書。しかし、本文に書かれていながら図示されていない箇所が何点かあり、そこは残念だった。