マーガレット・アトウッドのレビュー一覧
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入れ子構造になった複雑な物語。
・人生の終盤を迎えたアイリスの現在と回想。
・車ごと橋から落ちて、若くして亡くなったアイリスの妹、ローラが、生涯に1作だけ書いた小説『昏き目の暗殺者』
・その小説自体も、人目を忍んで逢瀬を重ねる男女の逢い引きのなかで、男の口から、とある惑星を舞台にした物語(それこそが『昏き目の暗殺者』)が語られていく。
……とまあ、自分の頭の中を整理するために書いてみた。
ちょっと長くて、どれもこれも謎ばかりなので、わくわくというよりは少し読み疲れる感じもあるのだけど、それでも下巻は読むつもり。あと、老いに対する容赦ないぶった切り方など、どきっとするところも多くて、この呵責のなさってアトウッドの特色なのかなと思ったり。(2、3冊読んだくらいでえらそうなこと言うな) -
Posted by ブクログ
短編小説になると、自分の場合各話の背景を探るのにいちいち時間を要してしまう。
しかし本書に関しては、その心配をする必要はない。どの話の背景もパンデミック中の出来事だから。
1348年ペストから逃れるため、フィレンツェ郊外に逃亡した男女による創作話をまとめた『デカメロン』に倣い、21世紀を生きる計29の作家が本書のために29の物語を提供した。アメリカをはじめ、英語圏でも評価を得ている他言語の作家も参加しており、なかなかに国際色豊かだった。いつものように、心に引っかかった何篇かを引っ張り出したい。
思えば2020年の惨めな生活を振り返らないまま、今日まで来てしまった。当時の自分のみならず、似たような或いはそれ以上の苦難を味わった海の向こうの誰かにも、そろそろ目を向ける時なのかもしれない。
・『臨床記録』(リズ・ムーア)
看病に奔走する夫婦と熱を出した赤ん坊の闘病記録を第3者の言葉で報告書風にまとめたもの。
役割分担はしているが、やはり切羽詰まっている。熱もウィルスによるものでないとは言い切れない。
辛くて見るのを断念した、新生児を抱え動揺を隠しきれない母親のニュースが頭をよぎる。今回も辛いのには変わりなかったが、最後まで目を逸らさなかった。
・『死の時、時の死』(フリアン・フックス)
たったの4ページで詩を読んでいるみたいだった。
前代未聞の出来事に気持ちが追いつかず、「意味を失った」、「無気力な時間」を経験する人々の描写とでも言おうか。
元々詩の読解は苦手で、特に「時間」を扱ったものは一層難しく感じる。しかしふと外に飛び出して人と会うことで、再び時間が動き出したという著者の話は容易にイメージ出来た。少なくともあの頃の時間には、生気がなかったんだな。
・『起源の物語』(マシュー・ベイカー)
短編集の中で一番好きな話。
「配給制や絶望の中から偉大なものが生まれることがある!」という始まり方から、既に良い予感はしていた。ひいおばあちゃんとひ孫の不和にハラハラしつつも、ひいおばあちゃんが考案したある発明品とそれが導く明るい未来にほっこりすること間違いなし!2年前に知ったら尚更気が楽になっただろうな。
「『デカメロン』の若い男女は(自分たちの街に)戻ることにする。(中略)彼らが戻ったのは、笑い、泣き、生きるうえでのまったく新しいルールを想像した後、ついに現在を見つめ、未来を考えられるようになったからだ」
『死の時、時の死』と若干被るけど、あの頃モチベーションを上げて人間らしく生きるというのは、どう頑張っても難しかった。
今なお終わりが見えない中「未来を考える」のは困難だろうけど、あの頃を振り返り現在に立ち戻るところまでなら今の自分に出来る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
ニューヨーク・タイムズマガジンが、現代のデカメロンを作ったらどうかと、作家たちに声をかけ、
7月には特集号になったというから、驚きのスピードだ。
ケイトリン・ローバーによる序文にこうある。
_人生でも指折りに恐ろしい経験のさらに深く放り込まれてはきても、作家たちが芸術作品を作っているのだと分かった。略
最良の文学作品とは読み手を遠くに連れていくだけでなく、自分たちがどこにいるのかをはっきりと理解させてくれるものなのだ_
合わない作者ももちろんいたけれど、
どれもこれも本当にあの2020年の春の事を書いていて、リアルだった。
不安と、現実逃避と、希望とが入り交じって。
短い作品ばかりなのに、漠然とした死を感じるからこわいほど興味深くておもしろい。
『既視感』
日に日に空き部屋になっていく、ニューヨークのアパートメント。人見知りの黒人女性と初老の白人女性。
彼女はピアノ教室を開いていたが、子供たちはもう来ない…仕事も家族もなく、どこにも行き場のない人たちのはなし。。
『ロサンゼルス川つれづれ話』
ゲイのカップルの日常?男女のカップルと変わらないんだと、知らされた。音楽、本、映画、どれも趣味が合わない。
お気に入りの作家は、愛する人と結ばれて、毎晩一緒に映画を観ている…。
歴史上の素敵なカップルを数えてみる…。
ある日、自転車をオンラインで注文した。彼は、イラつきながら自転車を組み立てる。自分は?私は、なかなかにダメな子で、そういった面倒からは逃げてしまう。そうして、彼の怒りをかいながらも、出来上がった自転車でロサンゼルス川を走る。
悪くない…のかな。こんな人生に甘んじても。
『石』
冴えない小説家が、トークイベント中に石を投げられたことで、気の毒な被害者として一躍注目されることになる。しかし、犯人は見つからず、人々はそんな事件も忘れてゆく。
忘れられた小説家は、これから書きたい本、文学的で真の自分の世界を…などと考えていると…。
これ、すごいな。
『スクリーンの時間』
テレビを見せずに子育てをしようとする、物書きの夫婦。しかし、彼らはテレビなしでは過ごせない大人になっていた。ロックダウンで外に散歩にも出られなくなってしまった子どものために、彼らはお互いの仕事を調整して、子どもと過ごす…
でも、日曜日だけ映画を観せたらどうかと話し始める。そこからの、二人の姿が、ユニークで、甘美で、だのに、あなたたちこそ大丈夫なの?という気持ちにさせられる。
一番お気に入りの短編。
『大きな赤いスーツケースを持った女の子』
これこそとてもデカメロン的なんじゃないかしら?
大きな赤いスーツケースを持った女の子だと思い込んでいた彼女は、作家のファム・ファタールではなかったのだ。。ラストになるほどと、うまいなぁと、なってしまった。
『完璧な旅のおとも』
4年前から別々にくらしていたマヴィ(妻)の息子ミケーレが、ミラノが危ないと言って夫婦の家にやってくるという。
夫婦の最後の夜は、失敗に終わっている。
ミケーレが来てからは、禁欲生活のままだww
若いミケーレに翻弄される僕が妙に憎めない、イタリア人の愛されキャラなのだ。
翻訳のリズムがすごく良くて、なんだか一瞬で読めてしまった。
『願い事がすべて叶うなら』
これは、ホテルに隔離されているの?
それともドラッグの常習犯である俺の幻覚なの?
分からなくなってくる…
オチがやっぱり!えウソ?!というおもしろさ。
キリがないのでこの辺りで。
俄然、本家の『デカメロン』を読みたくなっている。
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!内容は☆5。でも誤植なのか誤字なのか、??という箇所が複数あったので☆4。校正が甘いですよ、ハヤカワさん!!!
で、感想。
①内容について
システムへの隷属を指弾する姿勢は『侍女の物語』と共通のように感じた。今回は資本主義に隷属した老女の懺悔を聴いているかのよう。抗うことをしなかった者の懺悔。ローラはシステムに対して言い訳をしなかった者。アイリスは言い訳をし続けた(あるいは目を逸らし続け、被害者の立場を固持し続けた)者、ウィニフレッドはシステムに過剰適応した無知な者の、それぞれの形象か。みんなそれぞれに「昏き目(ブラインド)」だという風に読める。
②モチーフの引用について
シェイクスピアとか聖書とか、わかりやすい引用の他にも、「2足す2」の喩えや、スペインの内戦など、オーウェルの『1984年』を思わせるモチーフが織り込まれているのは意図的……だよね?この作者は余計なことは書き込まない。
③構造について
多次元を行ったり来たり、メタになったり、埋め込まれたりして視界が揺れる感じがたまらない。解説にもあったけど、『ドグラマグラ』とか『熱帯』(登美彦氏!!)とか。なるほど、入れ子構造の小説、意識していなかったけど、私、だいぶ好きらしい。
④カナダについて
カナダの歴史が知りたくなった。『赤毛のアン』しか知らないのが恥ずかしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中々に手ごわい小説です。
久しぶりに読み終わるまでにひと月以上かかった(^▽^;)
下巻があるので、まだ時間はかかると思いますが、読むのを止めるという意識はないです。
財を成した名家の一代記であり、また死んだ人間が書いた小説『昏き目の暗殺者』が交互に物語を形作り、その合間にゴシップが入る。
時代は第一次世界大戦から第二次世界大戦後にかけて、一族の没落や家族が重たい小説ではありますね。
この段階で感想はこの程度しか書くことができないですが、下巻でローラが真に何を描きたかったのか、そしてローラの姉であり語り手の『わたし』であるアイリスが最後まで何を語るのかを読みづつけたいと思います。
『侍女の物語』や『誓願』はあまり時間もかからず読めたのですが……。
ですが、続きも追いかけていきましょう! -
Posted by ブクログ
ネタバレ20世紀、カナダ。終戦の十日後に自動車事故で死んだ妹のローラは、姉のアイリスに学習帳の束を遺していた。死後出版という形で発表されたローラ名義の小説『昏き目の暗殺者』はゴシップ好きの好奇の目にさらされ、数十年後の今に至るまでカルト的人気を誇っている。83歳になったアイリスは、ひとりで暮らすいまの生活と、ボタン工場で一財を成した祖父の代から続くチェイス家の歴史をノートに記しはじめる。アイリスの現在記録と過去回想、ローラの小説と当時の新聞記事からの断片で構成された、モザイク模様の〈姉妹〉の物語。
最初、というか上巻まるまる一冊ぶんくらい、何が主題の小説なのか掴めず戸惑った。ローラがなぜ死んだのかという話かと思えば祖父の代に遡って話し出すし、リチャードとローラとアイリスの三角関係かと早合点すれば別の男が出てくるし、こちらの勝手な予測がことごとくスカされ、謎がどこにあるのかすらヴェールに覆われている。けれど、アイリスの文学的すぎる悪態と戦前の社交界の様相、そして作中作『昏き目の暗殺者』に惹かれて読み進めると、アイリスが書きながらにして隠そうとしてきたものたちが少しずつその恐ろしい姿を現しはじめる。
アイリスは本当にあの時点までリチャードの悪事を知らなかったんだろうか? 下巻でのローラとのやりとりは、わざと何度もSOSを受け取り損ねているようにみえる。上巻で語学教師がローラに手を出したときのアイリスの態度が、のちのちに効いてくる。ローラに対して、そして娘のエイミーと孫のサブリナに対して、83歳のアイリスは深い罪悪感を抱いている。きつすぎる皮肉を飛ばすことでその罪悪感を茶化そうとしているが、そのような書き方を選ぶほど、彼女がいまの孤独な生活を〈罰〉だと考えていることがわかって痛ましい。
私は一人っ子なので、こうした姉妹間の感情の機微についてはよくわからないところもあるが、〈長女の呪い〉の裏側に〈次女の呪い〉がべったりと張り付いていたことに気づく小説なんだろうなぁ。また、物語内で前面に顔を出すのはリーニーにしろウィニフレッドにしろ女性たちだが、その後ろには常に呪いをかける側の男性が隠れている。ウィニフレッドがどんなにムカつく女だろうと罪の主体はリチャードだし、ローラを殺したのは10代のアイリスをリチャードに“売った”父のノーヴァルだとも言える。
つまり、本書はフェミニズム視点から20世紀を語り直した歴史小説でもあるだろう。モダニスト、服飾芸術、精神病棟などなど、“女性特有の問題”をめぐるおなじみのモチーフも登場する。解説では〈盲目の暗殺者〉が指すものについて「エロス、歴史、エゴ」を挙げた《ロンドン・レビュー・オブ・ブックス》を紹介し、訳者はそれに「戦争」を付け足しているが、一つさらに重要なものが抜けている。「婚姻制度」だ。〈長女・次女の呪い〉以上に、〈婚姻制度の呪い〉をテーマにした作品だと思う。
大長編だし要素がてんこ盛りなのでいろんな切り口があるが、私には語りが魅力的な一冊だった。耽美的で露悪的な作中作『昏き目の暗殺者』におけるサキエル・ノーンの物語は山尾悠子が書くSFのようだし、老境のアイリスが吐くズキズキするような悪口は金井美恵子、大仰な詩や神話の引用によって重層的な詩情を醸し出す語りは皆川博子を思わせ、女性作家のよいところが一度に全部楽しめるようなお得さがあった。
また、娘の視点で父性の罪を暴く意味ではアンジェラ・カーター『ワイズ・チルドレン』のよう。一つの姉妹を通して20世紀を描いた点でも類似した二作ではないか。リチャードとローラの関係、罪悪感をいだく語り手のおどけた語り口などからは、やはり『ロリータ』を連想せずにいられない。終わり際は「すごい、『異形の愛』になった!」と思った。
アトウッドを読むのは初めて。鴻巣由季子さんの訳の美しさに感謝。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昏き目の暗殺者(上)では、3つのお話しに激しく混乱。「最後まで読み通せるのかな?」と思いながら読んでいた。
(下)に入ると、アイリスのテンポにうまく乗ることができた。きっと、(上)では、ローラのテンポが私を混乱させていたのかもしれない。いや、ただ単にカタカナや引用が難しいと感じていただけかも・・・。
クライマックスに近づくにつれ、「もしや???ローラの小説なの?」、「昏き目の暗殺者って??」と字面通りに読んでいた私を???にさせる。???が増えるにつれ、この小説にハマりこんでしまった。
ローラは聖人のような書きぶりだけれど、ほんとは単にアイリスが妬ましかったのではないか。自分の人生の不自由さやどん詰まり感をアイリスのせいにしていたのかもしれない。聖人でも何でもなく、ある意味気の毒な女の子。
私には最後まで謎かけの多い物語りだったけれど、読み終わると乱暴に言って、感情ドロドロの物語りだった。
最後の最後、アイリスは紙を束ねられたのか?サブリナはルーツを知ることができたのか?どうだったんだろう・・・。ってしばらく余韻に浸った。 -
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アトウッドの代表作。色んな書評やらで見かけて、いつかは読みたいと思ってた作品を、文庫化にあたって入手。あと、ノーベル文学賞授賞かも、っていうタイミングもあって。でもそれは逃したけど。メタフィクションの体を取っているけど、それぞれが章立てで区別されていたり、登場人物もそこまで多くなかったりするから、前半を読み終えた印象として、難解度はそれほど高くない。自分の理解度が低いから、単純にこれ以上だとついていけない、っていう話だけど。最初に提示された、妹の死にまつわる謎を解き明かすのが本題だとは思っているんだけど、この超大作の果てに、どんな結末が待っているのか、期待大。
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何年か前の100分で名著フェミニズム特集回で本書が紹介されていたのを見たので、大まかどんな世界が舞台となっているかは知っていた。そのため、「儀式」などの描写で衝撃を受ける、といったことはなかったし、なんだかもう、こんなこともあるだろうなみたいな諦念が芽生えつつあるのか、怒りや恐怖のような激しい感情に襲われるというよりも、静かに力を奪われるような、例えばこのようなことに備えなければいけないのかと思い知るような、そんな感覚になったことが恐ろしい。
産みたくても産めない人もいて、一方で産むつもりなどなかったのに産まされる人もいて、そんな例を持ち出さなくとも、誰だっていつ怪我や病気をするか、死んでしまうかわからなず、なんでも思い通りに物事を運ぶことなどできないのに、どうしてそう強固にコントロールしたがるのだろうね、とわたしなんかは思ってしまう。それはわたしが、目標達成に向かって計画を立て何かを成し遂げることが苦手な人間で、なるようになるさ、なるようにしかならないさ、と言っていたいから思うのだろう。そしてこんな「どうにかなるだろう族」がいても世界が崩壊しないのは、コントロール能力の高い「どうにかするんだよ族」がきちっとどこかでやってくれてるおかげなのだろう、ってこともわかってる。どっちも極端じゃ困るけど、徹底統御の末端には、使い捨てにされる人がやっぱり存在している。 -
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ディストピア小説が好きで、こちらもずっと気になっていたので。
結婚していて子供もいた女性がある日突然定められた法律により離れ離れになり、子供が埋める女性は「侍女」として子供を産むためだけに官僚とその夫人(子供が埋めない年齢)の家に遣わされる。3度子供を産むのに失敗してしまった場合や病気になった女性はコロニーと呼ばれる場所に連れていかれ労働を強いられる。さまざまな”娯楽”も禁じられ、”恋愛”という感情も排除される。そんな環境の中、元居た家族への思いや、今まで感じていた感情などとの葛藤がありながらもどうしても死んでいく感情などを緻密で儚い言葉で描いていて、胸が締め付けられるような感覚を覚えながらも物語の中にぐっと引きこまれました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ女性の性がテーマと聞いて、前から気になっていた。実際読んでみたら、怖い世界だった。色々と統制されて自由がないのはもちろん、体制に歯向かうと死が待ってる。そんな中で、監視の目に怯えながら、産むためだけに日々の生活を送る姿がグロテスクで、なかなか読み進めるのがしんどかった。この物語の主人公の女性が行き着く先がすごく気になるけど、物語の焦点はそこではないのだろう。最後の後世からの視点の分析を読んだとき、ここまで追いかけてきた1人の女性の悩みや苦しみが歴史から見れば「情報」であり、「研究の対象」であることになんだかぞっとしてしまった。
ディストピア小説、という言葉で括られる小説みたいだけど、私は主人公の女性に感情移入してしまったので、こんな世界で生きることの苦難が重く心にのしかかった。
心に残る話だけど重すぎてしんどい。