まはら三桃のレビュー一覧

  • 空は逃げない

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    棒高跳びをしている2人の佐藤りんたろうとエリナの物語を7年の時を交互に描く。帯の感動で涙が...というのはちょっと無い、かな(笑) 違う意味で空を掴めた、のかもしれない。

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    2019年11月04日
  • 空は逃げない

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    大学の陸上部に所属し棒高跳びをしている同姓同名の男子2人と、その2人のスケッチをしている女子が主人公。同姓同名の2人は、区別するためA太郎、B太郎と呼ばれている。この呼び名と、ころころ替わる目線、時代。「またミスリードかな?」と思いながら読むと、やはりそうだった。読者を欺くのが狙いではなさそうだし、クライマックスのために必要な構成だったから許容するが、なんかしっくりこない。「運命が決まっていてもいなくても、人は努力でそれをつかみ取るしかない。精一杯の努力をしてやっとたどり着くのが天分だ。」という文章が響いた。

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    2019年11月01日
  • 空は逃げない

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    棒高跳びを通して知り合った。二人の佐藤。A太郎とB太郎。そして、絵怜奈。彼らは、どうして棒高跳びに憧れたのか?。それは空を掴みたかったからなのだろうか?。それは自由を象徴する比喩なのか。B太郎の師匠の陶芸家からもらった竹の棒が運命を変える。弱点克服を考えたA太郎は大けが。B太郎は限界を自覚。絵怜奈は中南米へと留学。それぞれの空を求めて7年後に再会という青春ラブストーリーなのだが、棒高跳びのシーンや前半の面白さが後半になると、シーンの重複や文章の粗さでストーリーがぼやけてしまい。,尻すぼみ状態のまま着地。何かもったいない。

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    2019年09月22日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    【収録作品】プロローグ/「ひとつ多い“な”」 まはら三桃/「ベストアンサー」 菅野雪虫/「ラッキーな菜子」 濱野京子/「思い出のかみかくし」 工藤純子/「魔本、妖本にご用心!」 廣嶋玲子/エピローグ

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    2019年04月02日
  • 伝説のエンドーくん

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    小学生の読解問題演習でよく取り上げられている作家さんだったので、読んでみた。読解問題では、子供が主人公だったので、そのつもりで読みすすめていったが、違った。ちょっと思っていたのとは違ったけれど、「いる、いる、こういう人」という感じで読めた。

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    2018年12月23日
  • 奮闘するたすく

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    ネタバレ

    知ることで人生は変わる。ごたごた言わないで、現場に入れば何が正しくて、何をすべきか見えてくると思う。特に、子どもたちにはどんどん外に出てほしい。

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    2018年07月05日
  • 奮闘するたすく

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    ネタバレ

    最近、5年生の野沢佑(たすく)のおじいちゃんの様子がおかしい。近所で道に迷ったように歩いていたり、やかんをコンロにかけっぱなしにしてボヤ騒ぎを起こしたり。元・刑事のおじいちゃんが認知症になるとは到底思えない・・・のだが、時々、どうやらあやしい。
    「行きたくない」としぶるおじいちゃんをお風呂のデイサービスに連れて行くことになった佑。
    それがまた担任の早田先生の知るところとなり、そこで見たこと、聞いたことをまとめてレポートし、なつやすみの自由研究にして提出しなさい、と。
    友達の一平と一緒に、おじいちゃんを連れてケアハウス「こもれび」に通うことになった佑。
    こもれびには、個性的なお年寄りのほかにも、

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    2018年06月25日
  • 奮闘するたすく

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    ネタバレ

    元刑事のおじいさんに付きそって、ディサービスに行くことになったたすく。そこで、たくさんの、お年寄りや、施設で働く人たちに出会います。ボランティアもすることになり、まさに大奮闘です。でも、ひとつ気になることが。2階の花の部屋は決して入ってはいけないといわれ、話題にもしてはいけないようなのです・・・。

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    2018年05月09日
  • ぐるぐるの図書室

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    ネタバレ

    やり直した人は図書室へ。
    五人の自動作家の連作小説。
    秘境のループが一番切ない終わりかたに思えた。

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    2018年04月19日
  • ぐるぐるの図書室

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    とある小学校の図書室で5年生の子どもたちが出会う、不思議な本たち。

    昨日のことを後悔するのぞみ。
    大嫌いなかぼちゃを食べさせるお母さんとケンカをした卓也。
    ボーイッシュな千尋と仲良くなりたい、女子力の高い男子の光。
    周りの子を「エイプ」と小馬鹿にしている現。
    本に全く興味がない樹。

    きゅっとなる胸を抱えた相手、親子、友達。
    いろんな関係と本がぐるぐると絡み合う。
    それぞれの作家さんの個性が出ていて、楽しい。

    木の葉は土に還るもの。言の葉も同じです。これはもう、多くの人の中に肥やしとなって糧となって消えた本。朽ちて形もなくなって、読んだことすら覚えていない人もいるでしょうが、その人たちの言

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    2018年03月30日
  • わからん薬学事始3

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    えっ「完」……?
    「完」…………⁉ばかな……???

    ……!
    『わからん薬学事始』!
    「事始」だもんね!!!「事納」もあるよね!!!
    そういうことか!ああびっくりした。

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    2018年03月07日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    ネタバレ

    ティーン向けの青春小説。なんだが、舞台は工業高校のモノつくりコンテスト。しかも金属加工の部というエラいところに焦点当ててきよったなぁな、まはら作品。

    でもご安心あれ、ヤングアダルトの王道から全くそれずに、旋盤フライス盤回してくれます(笑。
    小説としては王道走りすぎてて、新鮮味や驚きは少ないが、ティーン向けならこれもあり。むしろストーリーは基本に忠実なだけに、枝葉部分の新鮮さが映える作品。

    こういうの書かせたら池井戸潤が断トツかと思ったけど、まさかの切り口でまはら三桃がやってくれました…そういや、土下座シーンあるな、全然ちゃうけど!

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    2018年02月13日
  • 奮闘するたすく

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    ネタバレ

    認知症になった祖父のデイサービスの付き添いをすることになったたすく。
    先生の提案でその様子をレポートして提出する羽目になる。
    警察官だった強面のおじいちゃんの今までにない姿を
    みるにつけ、悔しいような悲しいような気持ちになりつつも、施設の人たちの誠実な対応ぶりや、お年寄りたちそれぞれの個性を理解していくうちに、
    いやいやだった宿題が、
    大事なことを気づかせてくれるきっかけになってゆく。

    だれも、なりたくてなるわけじゃない。
    自分が自分でなくなっていく恐怖、
    当人と、そして、それと付き合っていかなくちゃならない家族。
    実際に自分の身に起こってみないと、正直わからないことは多いと思うが、
    小学生

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    2017年10月03日
  • 奮闘するたすく

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    主人公・佑は小学五年生。
    一人暮らしの祖父は転んで怪我をしたことからデイサービスへ通うことになる。
    同時に佑は学校の課題でデイサービスをレポートすることになり祖父と一緒に行動することに。

    デイサービス・こもれび、で出会う介護士や入居者と付き合ううちに佑は、今まで考えなかったお年寄りのこと、生きること、そして人生には終わりがあることを考えていく。

    高齢者の介護を題材にしているが悲壮感はありません。
    そこは児童書ということもあって、意識して柔らかく書かれたのでしょうか。
    でも、そのせいか盛り上がりに欠ける気がしました。(盛り上がるような題材ではないこともわかるのですが、あくまでもストーリー、と

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    2017年08月27日
  • ぐるぐるの図書室

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    【収録作品】プロローグ/「時のラビリンス」工藤純子/「妖怪食堂は大繁盛」 廣嶋玲子/「秘境ループ」 濱野京子/「九月のサルは夢をみた」 菅野雪虫/「やり残しは本の中で」 まはら三桃/エピローグ/スペシャル座談会-本たちと私たちが出逢ったころのお話し デビュー10周年記念- 
     本の豊かさを知ってほしいという気持ちが詰まった連作。やや押しつけがましさもあるが、それも本が好きだから。

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    2017年03月26日
  • 三島由宇、当選確実!

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    三島由宇は5年生。小学校の児童会の副会長で、学級委員。学校行事も、家のことでもビシッと仕切りたい。挨拶運動はみんなを元気にする大切な活動だし、6年生の追い出しイベントではお決まりの合唱ではなく、ミュージカルとかやりたい。自分だけでなく、みんなが楽しい小学校に、と言う児童会のスローガンを守ろうと思う。

    そんな由宇のおじいちゃんは、なんと政治家だった。

    お父さんは、政治家のおじいちゃんとは意見の相違で絶縁状態だったので、由宇がおじいを知ったのは、おばあちゃんがおじいちゃんの入院を理由に連絡して来たからだ。

    由宇はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、今まで知らなかった政治の世界を知り、自分も選挙

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    2017年03月19日
  • ぐるぐるの図書室

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    工藤純子「時のラビリンス」繰り返し系は好きだ。
    廣嶋玲子「妖怪食堂は大繁盛」おいしそう。
    濱野京子「秘境ループ」甘酸っぱい。
    菅野雪虫「九月のサルは夢をみた」新見南吉の『久助君の話』を読みたくなった。
    まはら三桃「やり残しは本の中で」結末がもうちょっと…だけどメロスチックなストーリーは好き。
    うーん、「妖怪食堂は大繁盛」が一番好きかなあ。

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    2016年11月26日
  • 風味さんじゅうまる

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    福岡の老舗和菓子屋「一斗餡」の中学生の娘、風味が主人公。店長の父、菓子職人修行中の兄・北斗、風味の3人が新作菓子のコンテストに出品する菓子の製作に奮闘する話。時代と共に経営が難しくなってきた、小さな和菓子屋が立ち向かう難しさがとてもよく伝わってきた。そして、修行を投げ出て戻ってきた北斗の心情や、風味が抱える学校での悩みなど、サイドストーリーもしっかり描かれている。3人の支えとなる祖父母も、みんなが話す方言もとても温かい。風味と同じ中学生世代が読むのにピッタリだけど、大人が読んでも十分楽しめる作品。

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    2016年09月12日
  • わからん薬学事始1

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    製薬会社ならぬ製薬島の御曹司は、男子の場合、島を出て薬学を学ぶ習慣になっていて、東京へ行く。個性豊かな隣人達との生活をスタートした。
    新薬を作る意気込みも新たに、主人公、草多の類稀な才能も見えてきたところで、続きが気になる終わりでした。

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    2016年05月10日
  • たまごを持つように

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    中学弓道部の話。静の中から立ち上ってくるエネルギー。読みやすく、読後の清涼感もいい。春や実良を素直にかっこいいと思った。
    文章が爽やかでとても好き。

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    2016年04月24日