まはら三桃のレビュー一覧
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ネタバレ最近、5年生の野沢佑(たすく)のおじいちゃんの様子がおかしい。近所で道に迷ったように歩いていたり、やかんをコンロにかけっぱなしにしてボヤ騒ぎを起こしたり。元・刑事のおじいちゃんが認知症になるとは到底思えない・・・のだが、時々、どうやらあやしい。
「行きたくない」としぶるおじいちゃんをお風呂のデイサービスに連れて行くことになった佑。
それがまた担任の早田先生の知るところとなり、そこで見たこと、聞いたことをまとめてレポートし、なつやすみの自由研究にして提出しなさい、と。
友達の一平と一緒に、おじいちゃんを連れてケアハウス「こもれび」に通うことになった佑。
こもれびには、個性的なお年寄りのほかにも、 -
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とある小学校の図書室で5年生の子どもたちが出会う、不思議な本たち。
昨日のことを後悔するのぞみ。
大嫌いなかぼちゃを食べさせるお母さんとケンカをした卓也。
ボーイッシュな千尋と仲良くなりたい、女子力の高い男子の光。
周りの子を「エイプ」と小馬鹿にしている現。
本に全く興味がない樹。
きゅっとなる胸を抱えた相手、親子、友達。
いろんな関係と本がぐるぐると絡み合う。
それぞれの作家さんの個性が出ていて、楽しい。
木の葉は土に還るもの。言の葉も同じです。これはもう、多くの人の中に肥やしとなって糧となって消えた本。朽ちて形もなくなって、読んだことすら覚えていない人もいるでしょうが、その人たちの言 -
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ネタバレティーン向けの青春小説。なんだが、舞台は工業高校のモノつくりコンテスト。しかも金属加工の部というエラいところに焦点当ててきよったなぁな、まはら作品。
でもご安心あれ、ヤングアダルトの王道から全くそれずに、旋盤フライス盤回してくれます(笑。
小説としては王道走りすぎてて、新鮮味や驚きは少ないが、ティーン向けならこれもあり。むしろストーリーは基本に忠実なだけに、枝葉部分の新鮮さが映える作品。
こういうの書かせたら池井戸潤が断トツかと思ったけど、まさかの切り口でまはら三桃がやってくれました…そういや、土下座シーンあるな、全然ちゃうけど! -
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ネタバレ認知症になった祖父のデイサービスの付き添いをすることになったたすく。
先生の提案でその様子をレポートして提出する羽目になる。
警察官だった強面のおじいちゃんの今までにない姿を
みるにつけ、悔しいような悲しいような気持ちになりつつも、施設の人たちの誠実な対応ぶりや、お年寄りたちそれぞれの個性を理解していくうちに、
いやいやだった宿題が、
大事なことを気づかせてくれるきっかけになってゆく。
だれも、なりたくてなるわけじゃない。
自分が自分でなくなっていく恐怖、
当人と、そして、それと付き合っていかなくちゃならない家族。
実際に自分の身に起こってみないと、正直わからないことは多いと思うが、
小学生 -
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主人公・佑は小学五年生。
一人暮らしの祖父は転んで怪我をしたことからデイサービスへ通うことになる。
同時に佑は学校の課題でデイサービスをレポートすることになり祖父と一緒に行動することに。
デイサービス・こもれび、で出会う介護士や入居者と付き合ううちに佑は、今まで考えなかったお年寄りのこと、生きること、そして人生には終わりがあることを考えていく。
高齢者の介護を題材にしているが悲壮感はありません。
そこは児童書ということもあって、意識して柔らかく書かれたのでしょうか。
でも、そのせいか盛り上がりに欠ける気がしました。(盛り上がるような題材ではないこともわかるのですが、あくまでもストーリー、と -
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三島由宇は5年生。小学校の児童会の副会長で、学級委員。学校行事も、家のことでもビシッと仕切りたい。挨拶運動はみんなを元気にする大切な活動だし、6年生の追い出しイベントではお決まりの合唱ではなく、ミュージカルとかやりたい。自分だけでなく、みんなが楽しい小学校に、と言う児童会のスローガンを守ろうと思う。
そんな由宇のおじいちゃんは、なんと政治家だった。
お父さんは、政治家のおじいちゃんとは意見の相違で絶縁状態だったので、由宇がおじいを知ったのは、おばあちゃんがおじいちゃんの入院を理由に連絡して来たからだ。
由宇はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、今まで知らなかった政治の世界を知り、自分も選挙