まはら三桃のレビュー一覧

  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    伝説の薬を作るため、少年の挑戦が始まる。

    設定とかすごく面白いんだけど、なんか引っ張る力が弱いというか。ちょっと消化不良気味。

    0
    2013年09月16日
  • 鷹のように帆をあげて

    Posted by ブクログ

    中学生の女の子が主人公。夕方、仲の良かった友達と別れた直後にその友達は交通事故で亡くなった。別れる前に貸してもらった手袋を外せずに一年中毎日、お風呂と手を洗う時以外はつけてきた。そんな彼女が、友達との思い出のペットショップにいた鷹のヒナを毎日のように見続け、その鷹を大空にはばたかせたいと願うようになる。幼なじみのお寺の男の子は、3歳の時にお寺に養子としてやってきた子で、お互いに(恋愛などではなく)自然な思いやりの気持ちを持ちあっているところも、好感。

    0
    2013年09月04日
  • わからん薬学事始3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家業の薬屋で受け継ぐ漢方薬「気休め丸」をさらに進化させるべく、ますます成長する草多。

    下宿先の先輩、嵐や伸太郎が大学へと進学し、草多も無事、高校を卒業、大学生となる。(今回は時間の流れがはやい)

    伸太郎の実家、滋賀での出来事、そして
    「気休め丸」から言葉を聞いて、スランプになりつつも乗り越えてゆく。真赤と気持ちも通じて・・・!?

    0
    2013年08月10日
  • わからん薬学事始2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ2巻。

    1巻でファンタジーとわかったので、はじめからそのつもりで読めてよかった。
    春。 下宿先の友人・熊野嵐が薬学大学に合格し、木葉草太は 嵐の入学金を稼ぐために北海道へ同行する。

    また、草太をライバル視する製薬会社の御曹司・大塔秀有は、草太の五感を使って野草・薬草を学ぶやり方を蔑視し、きまぐれに効くのではなく、だれにでも確実に効く’不老長寿の薬’を目指すと言う。

    真赤とブランカは過去のわだかまりをすて、話しをして、誤解を解いたのだが、・・・
    ブランカのCMでは、大塔製薬の新しい薬を 「きまくれじゃない」という曲にのせてながすという。

    草太は 薬草の声が、より聞こえるようになっ

    0
    2013年07月18日
  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    キャッチコピーに「理系学園」とあったので、もっと深い理系の内容かと思えば、案外普通の小説だった。
    薬学といっても、生薬を中心に扱っているので、聞きなじみのある漢方や身近な植物の名前も出てきてとっつきやすい。
    3冊で完結らしい。続きに出会うのはいつかな?

    中高生に読みやすい青春小説。

    0
    2013年07月17日
  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    地図にも載らないほど小さな島で育ってきた少年。
    しきたりにより、外の世界に出る事に。

    それほど小さい所から、そんな大量に人がいる所へ、となると
    まず慣れないといけないのは、人数の多さ?
    それから空気に…水、かと。
    状況になれてから、勉強に身が入るような気もしますが
    それが目的だったら、即入れる…かも。

    何だか読んでいて、ハリーポッ○ーを思い出しましたが。
    薬学、と書かれているせいでしょうか?

    0
    2013年05月27日
  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    木葉草多(きばそうた)は15才。江戸時代から続く生薬を作って売っている木葉家の、400年ぶりに生まれた男子だ。久寿理島(くすり島、別名・魔女島)で薬草の栽培、採取、それらを使った生薬の製法は、代々、女が秘薬として守り続けてきた。草多の母・里辺花(りべか)は42才で、だれの子がわからない草多を生みはしたが、島のみんなで草多を育ててきた。草多は島の子なのだ。

    木葉家の男は、女のように薬の製法を教えてもらえない。男は自分で、よりよい薬「気休め丸」を完成させなくてはならない。

    そこで、草多は高校から、久寿理島を出て、薬学を学ぶべく私立和漢学園(幼稚園から大学院まである学校)へ行く。

    「わからん荘

    0
    2013年04月23日
  • たまごを持つように

    Posted by ブクログ

    表紙イラストからわかるように、弓道部の話。

    真善美、懐かしいなぁ。
    弓道をやっていた人なら、懐かしポイントがたくさんある。
    一部、?なところもあるけど、中学の話だからかなー。

    握卵、というのを現役時代に知りたかった。
    あの、立の独特な雰囲気は、忘れがたく、好きな瞬間。

    0
    2013年04月04日
  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    「薬学」とあるけど、そっち方面のしつこさ?はあまりなく、劇薬とか秘薬とかがでてきて、ややファンタジー的な雰囲気も。
    主人公がちょっぴり変わった住人のいるアパートに下宿するところは、「妖怪アパート」に似ているような気もするけど、こちらの方は、まだ始まったばかりのせいか、そんなに濃くないのね。
    好みは別れるかも。
    謎はまだたくさんあるし…草多の成長が楽しみです。

    0
    2013年03月19日
  • わからん薬学事始1

    Posted by ブクログ

    人口200人に満たない小さな島久寿理島の久寿理島製薬は代々「気休め丸」という万能薬を作っている。気休め丸は、数々の薬草から作られており、医者のいない久寿理島の人々は、この薬のおかげで大きな病気もせずに暮してきた。その久寿理島製薬を営む木葉家の一人息子草多は、薬学を学ぶため、高校から薬学を教え薬学の大学もある東京の和漢学園で学ぶため、一人東京へ向かう。
    和漢学園は相当なスパルタ教育で薬学に関する授業がすすむ。生徒が一人という島の中学からきた草多にとっては、大変な毎日であった。
    草多が暮すわからん荘という下宿屋に住むユニークな先輩たちと下宿屋の主、優秀な同級生たちと謎めいたXクラスの存在などを通し

    0
    2013年04月02日
  • 鷹のように帆をあげて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    珍しく検索一発おっけー。
    治ったのかしら??


    まはらさん作品3作目。
    まあまあ、かな。
    幼なじみが事故で死亡。
    その遺品になった手袋をずっとはめたままでいる主人公の理央が
    亡くなった遥に見せたい、と鷹を飼い飛ばす訓練をしていく。
    多分、失ったものに大きく傷ついて、
    それが鷹を育ててゆくなかで、段々と癒えていってるんだろうけれど、
    そのへんは別にいらないような・・・・。
    ただ鷹匠に憧れて、鷹に夢中になっていくってゆーだけでも十分な気がした。本当はもっと重いものなんだろうけど、手袋の存在感があまり感じられなかった。康太も、彼自身はいっぱい悩んだりしたんだろうけど、
    ちょっと人間できすぎだろって

    0
    2013年02月19日
  • おとうさんの手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お父さんは目が見えない。交通事故で目が見えなくなってしまい、今は鍼灸の仕事をしている。
    そんなお父さんとの毎日は、耳をすませて、音やにおいや、いろいろなものを感じて知る毎日。静かで幸せな毎日。

    障がいの学習の時にも。

    0
    2012年10月09日
  • たまごを持つように

    Posted by ブクログ

    弓道の才能に恵まれた女の子・実良について、チームメイトである主人公は心の中で常々絶賛するのですが、どうもこの実良の魅力が伝わりませんでした。

    スポーツもので、凡人の私と才能あふれるライバル・・っていう設定はよくありますが、主人公もライバルも、もっとプライベートな面で人間的な魅力が描かれてたらよかったです。

    0
    2012年08月23日
  • 鷹のように帆をあげて

    Posted by ブクログ

    話としてはあっさりした感じかな。

    でも、本当に自然は人に実に様々なことを教えてくれ成長させてくれると思う。

    鷹を飼うなんて私にはできそうにないけど、実際に高校生の鷹匠がいるということでそれも驚き。

    どんなことでも自分の好きなことがあるというのは幸せだな。

    0
    2012年04月13日
  • 鷹のように帆をあげて

    Posted by ブクログ

    この作者の、ひたむきな女の子シリーズはどれも熱い。
    「たまごを持つように」では弓道、
    「鉄のしぶきがはねる」では旋盤工、
    今作では、また意外なところで鷹匠をもってきた。

    全く鳥に興味がなくても、猛禽類の魅力がひしひしと伝わってくる。

    ちなみに、実際にいる女子高生の鷹匠がモデルらしいです。

    0
    2012年03月29日
  • 鷹のように帆をあげて

    Posted by ブクログ

    女子中学生が鷹を飼うことが、現実的にどれだけ厳しいか、(本筋とはあまり関係ないのですが)すごく伝わってきました。
    最後のシーンのために全てがあるのかなぁ、と。そのくらい、最後のシーンは気持ちがよく、一枚の写真のように心に残りました。

    0
    2012年06月13日
  • 鉄のしぶきがはねる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    北九州のとある工業高校に、男子にまじって一人の女子が電子機械科で学んでいた。三郷心(みさとしん)、高1、実家は小さな、けれどその技術で名を馳せていた三郷金属工業だった。祖父が興したその工場も、若い従業員に技術を記したノートを持ち逃げされたあたりから傾きだし、不況も手伝って今は廃業している。
    心は幼い頃から工場で作業しているみんなを見ているのが好きだった。工業高校ではコン研を選んだ。職人技など感覚的なものはわかりにくいし、人はうらぎって技術をぬすむこともあるが、コンピューターは人を裏切らない。
    けれど、文化祭でものづくり研究部の手伝いをするうちに、旋盤をまわす魅力にはまってゆく。そして、ものづく

    0
    2012年02月26日
  • 鉄のしぶきがはねる

    Posted by ブクログ

    坪田譲治文学賞受賞ということで手に取りました。デビュー作のカラフルな闇はすごい好き。工業高校に通う心の葛藤。ちょっと恋もあり。
    簡単に例えてしまうと、や、簡単すぎだろと怒られてしまいそうですが例えるならアスコーマーチと耳をすませばを足した感じ。汗臭いけどむずがゆい青春ストーリー! 恋もあり思春期的な悩みもあり。ハズレなしの作品です。

    0
    2012年02月07日
  • 鉄のしぶきがはねる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公・心(しん)は、工業高校機械科唯一の女子。実家は有名な金属工場でしたが、職人の背任によって倒産し、旋盤工だった祖父も他界。心は旋盤ではなくコンピュータ技師の道を目指しています。そんな彼女が文化祭前に、「ものづくり研究会」への助っ人を頼まれるところから、物語は始まります。
    最初は嫌々だった心ですが、職人や部員たちのすばらしい技術に接するうちに、旋盤に魅せられていきます。「ものづくりは、なくならんよ。ものづくりは、楽しいからだ!」無愛想な先輩・原口の力強い言葉にも後押しされて、心はもの研の部員たちとともに「高校生ものづくりコンテスト」旋盤部門に挑戦することになります。
    すっきり爽快な気分が味

    0
    2012年01月21日
  • おとうさんの手

    Posted by ブクログ

    わかりやすく伝わる本。

    においや音で、だれがいるのか
    だれがきたのかわかっちゃう。

    手でさわっただけで
    わかっちゃう。

    おとうさんのやさしさが伝わるよね。

    0
    2011年12月16日