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Posted by ブクログ
緑山中学校の伝説、エンドーくんをめぐる物語。その軸が、生徒ではなく先生の視点という点も本書の興味深いところでした。あらゆる面に秀でた人物・エンドーくんはもはや「神」にも近い存在。その正体は!?
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なんか学校の先生の苦労話とか聞かされる感じかー、とか思ってた序盤だけど、いやこれがなかなか悪くないわけで。
というか、なんだかんだ言っても先生がこういう分かってくれるというか、頑張ってくれてるのを親は期待してるわけですよ。幻影かもしれんけど、こういうの読んで、先生たちも大変だけど頑張ってるなぁ、ってね。それでまた実は結構いいこと言ってて、時として子どもを突き動かしたり。まぁそんな夢を見たい、わけで。
というわけで先生頑張ってね。
Posted by ブクログ
中学校を舞台にした教員たちの連作短編集。伝説の生徒エンドーくんの逸話や、エンドーくんの落書きがそれぞれの話に関わってくる。
元々児童文学ということらしいが、大人が読んでも楽しめた。誰がエンドーくんかは意外とわかりやすいが、そんなことはあまり関係ない。出てくる教員たちの悩みは普通の会社員でも共感できるものだ。なかなか前向きになれる作品だった。
Posted by ブクログ
児童書らしくとても読みやすい。 かと言って内容が薄いのではなくメッセージ性もしっかりあってとても心洗われる本。 早いうちからエンドー君の正体に気づくがそんな事どうでもいいほど読後感がいい。 たまにはこういう本を読んで心を綺麗にしよう! 児童だけでなくこれから中学教師を目指そうとする人(うちの息子も)にも、今中学教師の人にもおススメ本。