みかみてれんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻にてあれだけの大喧嘩を繰り広げたのに、そこを微塵も感じさせない接し方をしてくる香穂のコミュ力すっご…。目的の為ならばというのはあるだろうけど、以前の交友関係をある程度引き摺れているという点もあるのかな
れな子が香穂から頼まれたのはコスプレ撮影会の併せ。正直、何も知らない素人にいきなり頼み込む案件か?と思わなくもないけれど、この判断には香穂の潔い決断力が見えるね。前述の喧嘩した過去を流す点もそうだけど、香穂には目的を見定めれば迷わずに進める強さが感じられる
それは様々な意味でれな子が羨む力だね。現状のれな子は紫陽花の告白を保留にし、真唯の想いも他所に置いてしまっている、あまり褒められない状態
その意味では香穂の行動力・決断力はれな子の学びと成り得るものか。れな子が香穂と同じ行動を取る事で香穂の魅力を吸収できるかも知れない
…そうした学びの機会がまさか催眠改造になるとか斜め上展開にも程があるよ(笑) おまけにれな子にめっちゃ効いてて自己肯定感が高まりつつ卑屈に成るとか斬新な状態になってしまっているし(笑)
これは香穂が言うようにコスプレ撮影会さえ凌げれば良いという荒療治。どうしてもそこには歪さが見えてしまう
だからか、催眠状態のれな子を前にして物思いに耽るのは香穂の方となるのか
香穂とて最初から陽キャだったのではなく、オタク趣味を楽しむ為とかあこがれの対象に近づく為とかそういった理由で疑似陽キャへと変じたタイプ
そんな彼女だから昔は陽キャっぽいれな子が今は陰キャで無理矢理な自己肯定催眠状態に陥る様を見て思う処はあるわけだ
結局、今回の撮影会は挑戦して乗り切ったという感覚はあれど、れな子に何かを決断する力を与えたりはしなかった。それでも前へ進まなければならない彼女を見て香穂は何を思ったのか、一種の延長戦を始めたね。二人だけのラブホ女子会とは
これもある意味では未知の体験、香穂とのコミュニケーション。そうした場だからか、交わされる会話は少しだけ踏み込んだものばかり
基本は香穂が会話を先導する形、れな子は翻弄される。それはもう変わらない今の関係性。そう思えていただけに暗示が解けた事で陰キャモードがまろびでて、関係が逆転する構図は鮮烈
香穂にしてやられてばかりだったれな子が攻勢に転じてますよ…!
香穂が陰キャ的に成れば、対称としてれな子は陽キャのように振る舞える。自分を教え導いていた香穂に挑戦するよう教え諭す事だって出来てしまう
その言葉は間接的に紫陽花と真唯との向き合い方にビクつくれな子にようやく前へと進み決断する力を授けるものになったようで
今回のコスプレ撮影会はとんでもない回り道になってしまった気がするけど、結果的には必要な回り道だったのだろうと思えるよ -
Posted by ブクログ
真唯に焼かれた女である紗月さんと、なんやかんやで恋人関係に…!?って文字ほどのわくわく感のある関係ではなく、あくまで一巻で自分のクソデカ感情をないがしろにされた真唯への復讐という体の冷めた関係からスタートする。
しかし、れな子の持つうざいくらいに面と向き合ってくるその態度にだんだんとその覆った仮面は融かされ、昔ながらの子供っぽい一面が顔を出してくるのが可愛いらしかった。れな子といるとだんだんそれがエスカレートして、最後には軽率な女扱いをされているのが、れな子へ心を開いた証拠なのだろう。
それにしても、やはり合間合間にでてくる紫陽花さんが可愛すぎて、毎回悶えそうになる。はやく三巻を読まなければ。 -
購入済み
紗月さん
なんか知らんうちに紗月さんが暗躍する悪の中ボスみたいなことしてた。さっさと素直になっちまえ。でも早すぎるとカタルシスがないので程々のタイミングで解けていただけたら。絆されていただけたらと。
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Posted by ブクログ
紫陽花の家出は終わりを迎えたが彼女の心の問題は終わっていないと思いながらこの巻を開いただけにいきなり『瀬名紫陽花のお話 第四章』から始まったのは驚き
これこそ「思い切る」為に家出をしてれな子から想いを隠した彼女の恋心が一つの形へと集約されるお話となったね
自分にとって苦ではなかった事をしていたら周囲から尊敬されて、いつの間にかそれが自分として塗り固められていた紫陽花という少女にとって、自分と似て非なる真唯は心情的には別世界の人間だった筈。特にれな子への想いを当然の如く口に出来る態度など
それだけに彼女を称える人垣を割って真唯へと近づき、当然の言葉のように「私も……れなちゃんが好き」と言えた紫陽花はようやくにして真唯と同列になり、また素直になろうと思い切れたのだと感じられたよ
真唯の態度も素晴らしいものだったね
いわば彼女にとって紫陽花は恋のライバル。けれど、彼女が口にするのは紫陽花を気遣う言葉ばかり。その中にはいつも通りの自尊心も見えるけれど、これとて紫陽花も似たように心構えて行動しろという指標と成る姿勢だね
だから紫陽花も変に気負わず「勝ち目なんてないのだから」と楽にしてれな子へ告白できたのだろうね
それだけにこの流れでれな子が条件反射的に「はい……」って言っちゃうのはもうどういう事なんだと問い詰めたく成るけど(笑)
れな子サイドはコメディタッチに紫陽花の想いを受け止めたと思えただけに、ここかられな子のメンタル不調が始まるとは思っていなかったな
そういや普段はギャグとして処理しているけど、れな子の本質は陰キャのままで不登校時代から快復している訳でもない
だから自身を積極的に肯定する者と対面すると、受け容れられずむしろそのような言葉を否定する為に卑下へと突っ走ってしまうのか
結局、あれだけ真唯や紫陽花を振り回したれな子の中核にあるのは「私は私のことだって好きじゃないのに…」という感情。それを抱えたままじゃ、誰かの好きに応えるなんて出来やしないもんな
人間関係を拒否して引き籠もった中学時代のように心を閉じ込めたれな子。ここで母親がサボりに理解を示すのは納得の光景だっただけに、妹の遥奈が無理矢理ではなく、普段通りの態度でれな子の扉を強引に開いた上で「自分が損するから」って自分勝手に見える理由でれな子が学校に行けるように補助してくれるのは本当に出来た妹過ぎる……
れな子は紫陽花や真唯とどう向き合うか。独りでは答えが出せない迷宮を彷徨う中で驚きの繋がりが発覚したね!
陽キャグループに居る香穂が昔馴染だったとかどういう偶然!?しかも彼女は彼女でオタクっぽい感じからバリ陽キャにモデルチェンジしてるとかちょいれな子っぽい境遇とすら思えてくるという…
これまでの言動とあまりに掛け離れたイメージにどう受け止めて良いかマジで悩んでしまったよ……
香穂の事はもう一人のれな子くらいの受け止め方をすると彼女の言動も色々と見えてくる事も有るような
香穂という人物は元々の根の明るさとかは有るんだろうけど、陰の側から陽の側へと精一杯変化した人物だと判る。「陽キャのコスしてるだけ」って言葉は彼女なりの真実では有るのだろうし
だかられな子を指して「ぜんぜん変わってなかったよね」との言葉も彼女の中では真実なのだろうな。後の言い合いに有るようにれな子の陰の部分は感じ取れているだろうけど、昔も今も人気者との認識
それだけにれな子の悩みが「ガチ陽キャ二人から告白されて困ってます」は様々な意味で許せないわけだ
でも、れな子は何の疑問もなく己を陰の者と解釈しているから香穂の憤りに気付かないと
昔の関係を思い出せたと思ったら今の関係すらぶち壊しかねないあまりにあまりな大喧嘩。そう簡単には修復できないと思わされただけに香穂が打算であっさり仲直りしてきた姿にはビビる…
おまけに報酬として提示した金額が学生がぽんと出して良い金額じゃない事にもビビる…
以前の描き下ろしやあのSNS画像の件からして香穂の頼み事はそういう話なんだろうけど、れな子ってコスをするだけなら問題ないだろうけど撮られるとかはかなり無理なんじゃないかな…… -
購入済み
良い。良いが。
前後編の後編。だいぶ待たされた感がありますが、それに見合う面白さではあったと思います。れな子のの掘り下げがしっかりとされていて、こういう道を辿ったから今の姉妹になったんだということがわかりました。遙奈ちゃんかわいいです。
しかし、なんというか物足りなさを感じているのも事実です。せっかく付き合ったのにイチャイチャは全然ないれな子真唯紫陽花。もっと絡んでおくれよ。特に紫陽花さん。うかうかしてると盤面がサーちゃんにひっくり返されるぞ。大歓迎だ。 -
Posted by ブクログ
真唯は話を広げる上で本当に便利というか、この人何でもありだなと云うか…
ただ、れな子と紫陽花の二人旅という時には言葉に詰まる局面も有った空間が彼女の加入で言葉途切れない空間へと変化したのは確か
一方であの二人と並ぶとれな子の場違い感も際立ってしまうのは生まれ持ったものの違いか……
あと、二人旅から三人旅となった最大の違いはれな子が関わらない局面が生まれた事か
これまでは紫陽花が何らかの悩みを表出させたとしても、れな子がそれを目撃する事が多かった。けれど53話で行われた真唯と紫陽花の会話はこれまでの会話と一線を画すものだね。真唯だけがれな子では追求できない紫陽花の恋心に手を伸ばせる
真唯による告白はまるで牽制かのように感じられるし、あと一歩を踏み出せない紫陽花を挑発しているようでもある。でも、れな子への想いは持ちつつもれな子だけを唯一と出来ない紫陽花だから、れな子が真唯取られたとしても皆との関係維持を考えてしまう
これは真唯と紫陽花の考え方の違いがモロに出た形だね
真唯は大浴場で語っているように本当に欲しいもの唯一がれな子となっているから、多少はれな子の為に無理ができる。今回の旅への合流などがそれだし、見方によっては紫陽花への告白も同様。真唯は自分の判断に選択に迷いを抱かない
ただ、紫陽花は自分が出した答えに納得出来ているわけではないから、表情も俯いてしまうと…
ここで罪作りと思えてしまうのは、れな子は真唯の恋情は知っていても紫陽花に関しては想像もしていない点だね
だから大浴場でも変わらない関係を二人に求める。それは紫陽花が出した答えと一致するものでも有るけど、やはり納得できるものではないかられな子の隣にいるのが苦痛になる
通り過ぎていく電車に合わせるかのようにして呟かれた想いを「つまんない話」と切って捨てる紫陽花の心情を思うと心苦しくなってしまうよ…
これが5巻の『瀬名紫陽花のお話 第三章』に繋がっていくのか……
結局、今回の家出旅行でれな子は紫陽花の心に触れられた部分はかなりある。けれど、旅行中に紫陽花が自覚してしまったとても重い感情には気付けなかった
紫陽花は変わってしまった、れな子は変わらない。変わらず紫陽花に優しさを見せる。紫陽花にとってそれは手の届かない、もしくは伸ばしてはいけない優しさかもしれない
紫陽花が秘匿するつもりだったれな子への想い、それが彼女の意に反して表出してしまったシーンは衝撃的
あれは変化してしまった紫陽花という存在にれな子が初めて触れてしまった瞬間だったろうから
旅に無理やり付いていく事が出来たれな子でも流石にこれには触れられない。紫陽花が進んでしまった時計の針をどう扱うか見守るしか出来ないし、その判断の意味を残酷なまでに知らないれな子ではそもそも手出しが出来ない
変わってしまった紫陽花を変わらず友達と思うれな子に紫陽花はどう接するのだろうね…… -
Posted by ブクログ
紫陽花の逃避行に何処までも付いていく心積もりで居たのに紫陽花が示したのは旅費を負担するという壁
れな子が自分勝手なそれに抗おうとするのはいつものノリでは有るんだけど、紫陽花が強情というか、れな子の提案をすぐに受け入れないのは以外だったかもしれない
紫陽花がこれまでの人生で培ったイイ子ちゃんの仮面、自分の為に他者を幸せにしたいという独善
その路線で考えればれな子の提案を受け付ける余地がないだけに、れな子がどれだけ叫んでも壁は崩れやしない
これでれな子と紫陽花が完全に対等な友人だったら紫陽花が我を曲げる事なんて無かったかもね
紫陽花の想定を越える程に自分を卑下するネガティブなれな子だから、紫陽花が考える以上に紫陽花の価値を提示できて、それを認めようとしない紫陽花の為に泣いてやる事ができる
そんなれな子の姿は自分は幻滅される人間なんだと考える紫陽花を変えるものとなる
……そうした綺麗な流れからの混浴は色々と邪な雑念が見え隠れするものだったけど(笑)
パニクった挙げ句に言ってはいけない紗月とのあれやこれやを口走るれな子の様子にも笑ってしまう
ここで以前の紫陽花だったら良い子ちゃんとして、れな子にそれ程追求しなかったかもしれないし、思い切った提案なんてしなかったかもしれない
れな子に色々と見せた紫陽花だから提案できる思い出の上書き。友達同士の触れ合いをちょい越えた怪しい雰囲気にはこちらもドキドキさせられてしまいましたよ
友達として一緒に旅行していた筈なのに想いが衝突して温泉では必要以上の触れ合いをして
そうして友達としての境界が曖昧になった二人の間で話題となるのは友達と恋人の違い
真唯との一件はれな子に友達と恋人の定義を曖昧にさせてしまった。でも、それはあくまでも真唯との間だけで
『れまフレ』の諒解が無い紫陽花に対してのれな子の言葉は紫陽花の心をより揺らすものになってしまったような……
混乱して幼児返りしてれな子に甘えてしまって
そうして紫陽花の中にあるれな子を求める心が最大級に膨らんでいたタイミングで現れるのが王塚真唯ですか。この人、何処にでも現れるような気がしてしまうな
ただ、それによって友達の境界を越えようとして紫陽花は良くも悪くも落ち着けたのかな
今回の旅行の目的はそもそも紫陽花の自分探しのようなもの。なら、れな子とだけ一緒に居すぎてしまうのも良くなかったのかもしれない
自分勝手に居られる時間も後少し。最後の行事と言える縁日を3人はどのように過ごすのかな?
そういや、前巻の描き下ろしにて大きなキャリーケースを持つ紗月と果穂の様子は一体どういう事かと疑問だったのだけど、まさかアレってコスプレグッズを詰め込んでたの……?ていうか、紗月って果穂とそういう事してたの……?
意外過ぎて自分の中で紗月のイメージが変わりそうだよ(笑) -
購入済み
サーちゃん
妹とのあれこれはこれまでの巻でも描かれていましたが、そこがメインになるとは。しかもお姉ちゃんれな子、良い…。妹にマウントを取られるクソ雑魚お姉ちゃん、なんと素晴らしい概念でしょう。2人の姉妹ならではの距離感、堪能させていただきました。
さて、次巻でも姉妹のあれこれやられな子の過去話やら色々あるんでしょうが、今巻はリュシーちゃんの登場、そして紗月さんとの絡みが印象的でした。
また外で新しい女を引っ掛けるれな子、本当に悪い女です。そして何より紗月さんとの絡み。良いですね。れな子とサーちゃんの大親友コンビからしか得られない幸せがあります。嬉々としてれな子に口撃するサーちゃんの顔が目に浮かびます。あとは不意打ちのクリティカル。赤面サーちゃん、ご馳走様でした。
れな子、サーちゃんを幸せにしろ。 -
Posted by ブクログ
れな子と真唯は変わらず親友以上恋人未満、れまフレという曖昧な関係の筈なんだけど、39話の様子を見る限り普通に恋人としか言えないような
真唯の母親からも恋人として認識されているようだし、徐々に逃げ道が無くなってないかな……(笑)
そんなこんなで真唯との色々は既に固まりつつも、今巻は紫陽花とイチャイチャする感じでしたな
真唯とは早い段階で関係性がおかしな事になってしまったせいで彼女への単純な憧れは薄れているのだけど、れな子が変わらずにキラキラ成分を見出している相手が紫陽花だね
と言うか、れな子は紫陽花を相手にした時だけ心の中がとても気持ち悪い事になっているね!妄想の黒紫陽花が現実と乖離し過ぎだし、紫陽花の可愛さや性格の良さを表現する際の言葉のチョイスがすこぶる気持ち悪い(笑)
こんなれな子を相手にしても紫陽花は変わらずに人当たりの良さを見せるし、それどころかフラグのようなものすら感じさせるのだからどういうバランスで成り立っている二人なんだと言いたくなる(笑)
天使のような紫陽花を前にしてキャパオーバーギリギリで彼女とコミュニケーションを取っていたからこそ気付けなかった紫陽花が抱えていたれな子と二人で遊びたいという欲求。
我儘な弟達を前にした姉の姿としてはむしろ穏やかな方だと感じるのだけど、紫陽花としてはれな子にあのような家庭感溢れる姿は見せたくなかった感じか。れな子来訪前にはあれだけ準備して、更にはメイクも気を遣っていた点を思えば納得か
もしかしたら紫陽花にとって弟の面倒をみる自分という在り方に思う処があったかもしれない一件。だからっていきなり家出を宣言するとは思わなかったけど。それにれな子が同行するとはもっと思わなかったけども
どういう状況なんだアレ(笑)
普段は紫陽花が話題を提供してくれるからトークが回るこの組み合わせ。でも紫陽花のメンタルが不調な中でも彼女に舵取りを任せる訳にはいかない。かといってれな子が紫陽花相手に話題出しなんて難しいわけで
そこで紗月に頼るとはなぁ。あの場面を見ると、紗月って汎ゆる時に頼りになる相手ではないかもしれないけど、困った時には適切な対応をしてくれる人間だと改めて思えるね
気になるのは紗月が言及していた「本物の瀬名」が何を指すか?かな
今のところ、明確に家出の理由は説明していないし、旅の目的も言っていない。また、時折紫陽花の心情が描写される時は有るけど、それが普段と大きく外れている印象も受けない
それでも時折漏らす独り言のような慨嘆は彼女の苦悩の一端を示しているような……
れな子はこの小旅行の中で紫陽花の心にどこまで触れられるのだろうね
そして今は小旅行に関わっていない真唯がどのタイミングで乱入してくるのか…… -
匿名
ネタバレ 購入済み自由
とにかく自由な内容でした。いもうざは綾羽のこれまでの背景がよくわかる内容となっていて、かつては今と比べて全然不穏な印象を感じられない性格だったと思うのはきっと私だけではないはずだと思いました。人って環境でこんなに変わってしまうものなのかと驚きました。
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Posted by ブクログ
ホテルに入ってしまったれな子と真唯、友達相手なら何も無しに終われるかもしれないけど相手が恋人であれば事情は変わってくる
ここでれな子を追い詰めてしまうのは二人の関係の特殊性
友達以上恋人未満とかお試しカップルとかだったら真唯もそこまで迫ってこなかったかもしれない。でも、真唯が髪を解いている間は恋人。それは偽物とかではなく本物。ただ時折関係性が変わるだけ
ああいった状況で二人の関係が恋人になれば、そういう雰囲気になるのも仕方ないというもの
まあ、それにしたって真唯は野獣の如く盛っていたけども。一旦ああなると真唯は止まらないタイプなんだなぁ。れな子必死の静止を振り解いて攻めに攻める姿はもはや危ない魅力に溢れているね
あと、意外というか当然の帰結と言うか、れな子が求める「理想の友達」と真唯が求める「理想の恋人」が言葉が違うだけで中身が同じであった点
れな子は自分が持つ理想を示す事でこのゲームに勝つつもりで居た。けれどそれを示したところで真唯は友達の良さに目覚めるどころか恋人として燃え上がってしまうわけだ
これは厄介な事態になってしまったね
それを思えば、燃え上がった状態で少し離れる事になってしまって、その間にれな子が紫陽花と急接近していたとなれば、真唯が自身の恋愛感情を通すために更に強硬になるのは当然の流れだったのかもしれない……
『友達』なんて消え去ってしまうような激しく情熱的な身体的接触。それは真唯の真っ正直な本気を示すものでありつつ、れな子にほんの少しだけ「流されても良い」と思わせてしまうもの
もしあそこで妹に見られなかった二人はどこまで進んでしまったのだろうね…
真唯不在の事態に急激に株を上げた人物が
一見だけでは陽キャグループの天然系に思えた紫陽花、彼女のほわほわした包容力は陽キャと陰キャの壁に苦しむれな子を癒やすものになっているね。また、誘いを断る事についてトラウマを持つれな子に優しく寄り添ってもいる
れな子と真唯は互いの中にある周囲に馴染みきれない寂しさをきっかけに仲良くなり始めて、あっという間に恋人の入り口に立ってしまった
けれどれな子と紫陽花の関係においては、最初にれな子が紫陽花の包容力に癒やされる流れが徹底される事でれな子はかつて真唯に求める筈だった友情を紫陽花に感じられる構図になっているね
なら一方の紫陽花はれな子をどう見ているかというと、途中まではそこまで強い感情を持っていなかった感じなのかな?
傘を融通し合う出会いから始まった二人、それが同じグループで過ごす内にれな子の可愛さや格好良さに好印象を持っていった感じかな。また、一緒にゲームを楽しめたという点も大きいような
それは紫陽花にとってもしかしたら好きなタイプのど真ん中。そんなれな子からあんな情熱的に迫られてしまったらそりゃ勘違いしてしまうというもの。誰にとっても予想外だったのはここで紫陽花の中にあっただろう友達以上恋人未満な感情が完全に花開いてしまった事か
真唯に友達を求めるれな子、れな子に恋人を求める真唯。唯でさえ互いの望みが通らない関係性の中に紫陽花が飛び込んで来てしまった
れな子から好かれていると思い込んだ紫陽花を加え、この厄介過ぎる関係性はこれからどうなってしまうのだろうね?