栗本薫のレビュー一覧

  • グイン・サーガ102 火の山

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    なかなかに、エンディングには遠いようです。
    イシュトヴァーンは、瀕死の重傷だったのを気力で持ち応えました。
    グインとスカールは山火事に巻き込まれるものの、焼死寸前でグラチウスの姦計を見破ったグインの勝ち!。。。
    ということで、たったのこれだけのあらすじで、1冊の本になるよう引っ張ってくれるもんですから、先は長いはずです。2005/8/18

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    2009年10月07日
  • 水曜日のジゴロ 伊集院大介の探究

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    我らの伊集院大介もはや50代。名探偵というよりもなんとなくセラピストって感じかも。本編は六本木サーガ。大介さんの友人で男装の麗人・樹の周りで連続シリアル・キラー(快楽殺人)が起こる。ふと知り合った、美貌の青年・千秋と樹はお互い心の傷の癒しを求めるが‥‥。最近の御大の小説通り、会話中心ですすんでゆきます。

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    2009年10月04日
  • ハ-ド・ラック・ウ-マン

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    ぼくらのシリーズの石森信ちゃん(ちゃんというにはもう33才)のお話。不運な星の元に生まれてきたとしか思えない女の人を、死んじゃってから彼女という人に興味を持った信ちゃんがあちこちかぎまわる。ライはほんとにめちゃくちゃなやつ。それぐらい奔放に生きられるなら淋しくたって上等やんけと思うけど。ヤクザと堅気にこだわってしまう辺り、信ちゃんは根が堅気なんじゃないの?ホンモノのヤクザはそんなこと気づきもせんと極楽トンボしてるんちゃうか。音楽、やりたくなってしまうね。何のためとかそういうのじゃなくて食欲や性欲のように音楽欲ってものは私にもあると思う。'93

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    2009年10月04日
  • 双頭の蛇(上)

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    『双頭の蛇』東京を追い出された刑事沖竜介のたどりついた先は因襲深い平野市。権力に挑んだ(らしい)記者飯島の死についても「若様」片桐真吾の仕業と知りながら「平野の街」に妨げられ真相は闇に葬られようとする。栗本さんの言う通り主人公の沖より脇の人たちの方がキャラクターが生きている。というか愛着もって書かれているのが分かる。地方から出てきた人が「東京に負けた」と帰ってく話はよくあるけど私にとってはどこかの地方で東京モンとして生きていくことの方が辛いだろうな。沖さんの気持ちがよく分かる。平野という「地方」に負けてしまうことの方が悔しいしやりきれないんじゃないかしら。推理小説というよりは、そういう「街」「

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    2009年10月04日
  • 魔女のソナタ 伊集院大介の洞察

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    何かの書評にはレズがどうしたとかその手の世界の描写ばっかりで読むに値しないみたいな書かれ方だったらしいと功が言っていたが、読んでみるとそんなことはなかった。栗本さんがその気になってその世界のことを書き始めたら、こんなもんではないのだ。翼あるものとか、真夜中の天使とか、あの路線とは確かに違う。でも、伊集院さんが出てくるほどの話ではない気がする。設定に無理があるというか、どこかで使われた……それこそ仮面舞踏会のときと同じ状況じゃないか?今回の被害者は(以前書かれたカルメン思い出した)本当にそんなことでは死にそうにないタイプだ。一応結論が出た後にも私には疑問が残る。精神的な仕掛けによる犯罪を暴くみた

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    2009年10月04日
  • 六道ヶ辻 死者たちの謝肉祭

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    精巧な描写は栗本氏らしいと思いました。シリーズ物を考えての作品だと思われ、すっきりしなかった・・・。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ101 北の豹、南の鷹

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    久しぶりの黒太子スカールの登場で、グインとは初めてのご対面。これまで何やらベールに包まれていたスカールという人をほとんどさらけ出してしまった101巻目でした。そろそろご入寂でしょうか。
    問題のあの方も深傷を負いましたが、命は永らえるようで、一体いつになったら終わるのでしょうか?
    著者のあとがきによれば、物語の終わりが先なのか、作者の終わりが先なのかも予想がつかないそうで。。。まだ当分付き合っていくことになるんでしょうか。2005/6/16

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    2009年10月07日
  • グイン・サーガ100 豹頭王の試練

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    祝!100巻達成!!!今は亡き中学時代の友達から薦められてこのシリーズを読み始めました。2人して「100巻が出る頃、私達はいくつになってるかなぁ〜。」なんて話していました。もうすぐ30歳になる自分の年齢と、この歳を迎えることが出来なかった友達の顔を思いながら、この本を買いました。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ99 ルードの恩讐

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    グインの記憶はもう元には戻らないんでしょうか?グインが出ている巻はいつもはどことなく安心して読んでいられるのですが(読者をも安心させる力が、グインにはあるのでしょうか?) 記憶を失ってからは、読んでいて不安でなりません。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ86 運命の糸車

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    アムネリスが遂に亡くなってしまいました・・・。イシュトとアムちゃんが再び心通わす日が来る事を密かに祈っていたのですが、かなえられませんでした。そんな事ある訳ないと分かってはいたのですけど・・・。

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    2009年10月04日
  • 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇

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    美しいクラスメイトと主人公との依存しあいっぷりがエグい。高貴でお耽美な戦時中の貴族っぽさが垣間見れるのも、楽しいです。

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    2009年10月04日
  • 六道ヶ辻 たまゆらの鏡 -大正ヴァンパイア伝説-

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    大正の貴族さんのお話。
    最初の方はぶっちゃけ飽きるけど終盤が面白い。
    飽きずに最後まで読めた自分偉い…(マテ

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ98 蜃気楼の旅人

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    今回は、全編にわたって、グインが登場します。これまでのグインが登場してきた巻では、かの圧倒的存在感で、他の登場人物が中心の物語よりも、はるかに読み応えがあった(ストーリー展開が速かった)のに比べると、今回はグインの病気(?)のせいなのでしょうか?今ひとつの感でした。
    2005/3/22

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    2009年10月07日
  • グイン・サーガ93 熱砂の放浪者

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     豹頭人身の英雄グインの活躍を描く未曾有のエピック・ファンタジーシリーズの93巻。
     グイン・サーガとの付き合いはもう20年程になる。40巻がでた頃にもう一度1巻から読み返してみようとしたことがあって、それだけで3ヶ月くらいかかったのを覚えている。それももう随分前の話だけれど。今読み返そうとしたらどれくらいかかるだろうか。何巻になるのか知らないが無事完結したら是非読み返したいものだ。
     栗本薫の作風は、綿密なプロットを積み上げてひとつの作品を作り上げるタイプとは正反対で、思いのたけを原稿用紙に叩きつけ、つじつまの合わないところは強引にあわせながら、物語の勢いにまかせて綴っていくタイプ。好き嫌い

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    2009年10月04日
  • 絃の聖域(上)

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    伊集院シリーズに手を出そうとして最初で挫折した。すげぇ栗本という感じ。終わりのないラブソングも三巻くらいで挫折した気がする。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ98 蜃気楼の旅人

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    50巻あたりまで読んで間違えて
    親に捨てられてグレそうになった。
    機会があればまた集めたい。
    でも100巻ってorz

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道

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    あと3巻で100巻達成です。何事もなければ来年4月に刊行予定です。あとがきで栗本さんが触れてましたが、もう99巻を書いてしまい、次は100巻だそうです。なんか、このままだと途中経過の1冊になってしまうとか(^^; 主人公が記憶喪失なんだから、まわりがシルヴィアのことなかったことにして、予告タイトル通り『豹頭王の花嫁』にすればって勝手に思ってます(笑) まぁ、冗談はおいておいて、ほんとにいつまで続くのでしょうかね。できれば、作者、読者とも生きているうちに終わらせて欲しいです。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ96 豹頭王の行方

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    あと4冊で100巻です。惰性と、駄文でここまできました。人物描写で長々と書くのもそろそろやめませんかと言いたくなりますが、これが栗本。あきらめましょう。過剰な登場人物同士の賛美のしあいはいらないんだけどな。さて、正気でないグイン。これはこれで外伝1巻につながるんでしょうね(笑)

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    2009年10月04日
  • 六道ヶ辻 たまゆらの鏡 -大正ヴァンパイア伝説-

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    うわぁ、読みにくい! 百合の一人称で語られるからそうなのかもしれないが、でもひどいかも。栗本ってここまでひどい文章書いてたっけ(^^; 人によっては元々読みにくい、悪文だとの感想もあったけど、これを読むとまさしくってところ。
    六道ケ辻シリーズこれで6作目。
    大導寺一族の滅亡
    ウンター・デン・リンデンの薔薇
    大導寺竜介の青春
    墨染の桜
    死者達の謝肉祭
    たまゆらの鏡
    六道ケ辻シリーズってことだけど、大導寺竜介の物語ですね。つくづく、栗本って大正ロマネスクが好きなんだと思わされる作品です。

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    2009年10月04日
  • グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道

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    主人公グインが記憶喪失!グインを探しに大軍団がノスフェラスを目指す!その前段階の話。あいかわらず話は進んでません。
    でもマリウスの本領発揮の巻。一度生でマリウスの歌を聞いてみたいものです。

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    2009年10月04日