辻田真佐憲のレビュー一覧

  • たのしいプロパガンダ

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    以前、旧ソ連のプロパガンダのポスターを展覧会で見たことがある。印象的だったことを思い出す。自衛隊についての章を読んでいて、「シン ゴジラ」についての言及がないなと思ったら、おととしの出版でした。

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    2017年08月10日
  • たのしいプロパガンダ

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    読んでて楽しいです。タイトルの通り。大衆扇動について考えさせられる。民主主義の根本を揺らがせている。

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    2017年04月25日
  • たのしいプロパガンダ

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    四章までは面白かったが、五章は著者の思想が香る『たのしいプロパガンダ実践編』といった印象だった。「ここまで来ると生臭さは拭えない。」

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    2017年01月11日
  • 日本の軍歌 国民的音楽の歴史

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    軍歌というと軍部から押しつけられたものというイメージがあったが、実際は大衆が求めたエンタメでもあった。

    北原白秋、島崎藤村、山田耕筰など有名な作家、作曲家も自ら競って軍歌を作った。

    毎日新聞が「露営の歌(♪勝ってくるぞと勇ましく)」朝日新聞が「父よあなたは強かった」を公募して作るなど、メディアが部数拡大のために軍歌を利用した側面もあった。

    有名な「同期の桜」は先に「二輪の桜」という元歌があり、その替え歌だった。「二輪の桜」は(♪君と僕とは二輪の桜…昼は並んで夜は抱き合うて、同じ夢見る弾丸のなか)という、今でいうボーイズラブものの歌詞だった。売れるためにはBLも萌えありという、今の出版状況

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    2016年10月24日
  • 日本の軍歌 国民的音楽の歴史

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    軍歌っていうと何か特殊な時代の特殊な世界の気がするけど、実はそうではなく、当時には広く受け入れられていたエンタメだったんだねえ。
    まったく縁のない世界だったんで知らないことばかりで面白かった。

    ただ、著者の文章になんか違和感があるんだよね。読みづらい。文章が下手ってのも違うような気がして、端的に「僕と合わない」だと思う。最終章の考察はかなりすんなりと読めたんだけど。

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    2016年05月08日
  • たのしいプロパガンダ

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    過去から現代に至るまでのプロパガンダについて、本作では主にエンターテイメント性の高い「楽しいプロパガンダ」を紹介している、ちなみに本作でのプロパガンダの定義は以下のとおり。

    ”政治的な意図に基づき、相手の思考や行動に(しばしば相手の意思を尊重せずして)影響を与えようとする組織的な宣伝活動”

    戦前の日本軍やナチスドイツ、そして現代でも北朝鮮やイスラム国が、娯楽と絡めたプロパガンダを行っている。中でも印象的だったのは、ナチスが1936年のベルリンオリンピックを、国威発揚のために上手く利用した事だ。もし日本も1940年の東京オリンピックを返上していなければ、その後の戦況は違っていたのかも知れない

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    2016年01月11日
  • ふしぎな君が代

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    国歌を学校で必ず歌わせてるのは韓国と中国だけとか、「愛国者」の方々にも知っておいてほしいね。「君が代」の成立と受容の歴史をコンパクトにまとめていてわかりやすく、筆者の緩やかな「君が代」受け入れ論は妥当に思える。

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    2015年08月29日
  • 日本の軍歌 国民的音楽の歴史

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    軍歌が好きなのでもっと、軍歌を極めようと思い読んだ。軍歌の歌詞というのはその時代を映しだす鏡のような気もする。現代の音楽より軍歌を聞いてる方が良いとも思う。

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    2014年09月01日