高橋和枝のレビュー一覧
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ネタバレ7月の半ばを過ぎると、なっちゃんの家にママの田舎(本家)から盆まねきの手紙が届きます。8月のお盆の3日間、ごちそうを招いて親戚が集まってご先祖様を供養する行事です。
パパとママは笛吹山(ふえふきやま)のママのおじいちゃんのことを「ホラふき山のおじいちゃん」なんて言ってます。そして、そのヒデじいちゃんだけでなく、ママの親戚はみんなちょっと変わっていて、たのしい話をなっちゃんやいとこのトッチンに話してくれるのです。
おじいちゃんやおばちゃん、大ばあちゃんたちの不思議なはなし。ホントなの?ホントではありませんが、ウソでもありません。ホラ話しです。人を楽しませる、ホントでもいいホントでなくてもいい話。 -
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小中~:富安陽子さんの本は、ふしぎな世界へいつも招かれる。とても温かみがあって、時にはぞくりとしながらちゃんと安心できる場所に着地させてくれる。「お盆」という年に一度のご先祖さまとの交信をかみしめたい。
この本は、「野間児童文芸賞」を受賞した作品です。
富安さんの講話で、この作品の中の一つ「ナメタロウ」の話を朗読してもらいました。とても気持ちがほっくり温まり、語ってもらう楽しさを知りました。
すぐに4年生の朝読おはなしタイムで子ども達に伝えました。
富安さんの「身近なふしぎをいっぱい伝えたい」というメッセージがつまった本です。サイン本が私のパワーブックになりました。 -
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第2章まで、主人公の美雨ちゃんがうじうじぐちぐちしていて気に入らず、読むのをやめようかと思った。
でも、お父さんがなかなか面白く、朴訥ながらも芯が通っていてかっこよかったので先を読み進めることができた。
家族も友達も、よく知っているつもりでも、本当はよく知らないのかもしれない。
ちゃんとコミュニケーションがとれているかしら。
自分に余裕がなければ誰かのことを気にかけてあげられないのかもしれない…。
そんなことを思いました。
普段の暮らしの中で見過ごしてしまいそうな誰かとのつながりって実はすごく大切なことなんだよって気付かせてくれるような本でした。