高橋和枝のレビュー一覧

  • 盆まねき

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    ネタバレ

    富安陽子の本の中で1,2を争うくらい好きな本です。
    いつもはただ不思議な終わるのですが、作者の戦争で亡くなった特攻隊の伯父様のことがベースにあると知って、最後の章は涙が止まりませんでした。
    私も伯父が戦地で亡くなったいます。
    今のうちに母にきちっと聞いておかないと、伯父の生きていたことを知っている人がいなくなってしまいますね。
    急がなければ。

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    2020年02月11日
  • 盆まねき

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    ネタバレ

    8月のお盆の三日間に、ごちそうを用意して、親戚の人たちを招いて、ご先祖様の供養をする行事が、「盆まねき」というそうだ。
    普段とはちがう楽しくにぎやかな三日間。そして、おじいちゃんやおばさん、大ばあちゃんから語られるホラ話のようなふしぎな話。
    子どもの頃の親戚の集まりを懐かしく思い出し、また最後の大ばあちゃんの話からの墓地への流れはとても幻想的で、ちょっと怖いはずなのに、ちゃんと供養されて、死後安らかに成仏してるんだなとホッとさせる、素晴らしい流れだった。

    最後の本当のおはなしも、子どもたちに伝わるといいなあ。

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    2020年02月09日
  • ぼくが生まれてきたわけ

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    虐待受ける子も選んで生まれてきている。
    自殺した魂もすぐに天国に行く。
    お母さんはニコニコしてた方がいい。
    私たちはこの世に楽しみに来た、遊びに来た。

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    2018年01月22日
  • ねえ、おはなし きかせて

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    原京子(作)&高橋和枝(絵)「ねえ、おはなしきかせて」、2012.4発行です。小学校1年生のゆかが森のカエデの木の下で本を読んでいると、リスが、ウサギが、キツネ、タヌキ・・・、沢山の動物たちが集まってきました。とても楽しそうに聞いています。桃太郎の話ではイヌ、サル、キジが得意そうな顔をしました。ゆかは動物たちみんなが登場する物語を探しましたが、見つかりません。でも、とてもいいアイディアが浮かびました(^-^) ブレーメンの音楽隊のアレンジです!動物たちはみんな大喜びでした(^-^)

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    2017年05月05日
  • だれかさんのかばん

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    わたしが一ばんおもしろかったところは、「いいにおい」の中で、ブタちゃんが花の上で、お昼ねをしていたとこで、キツネくんがよびかけて、「ふくのむねのところがいいにおいする」と言っていたのに、こぼしたスープのにおいだったところです。

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    2017年02月16日
  • くまのこの としこし

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    「らいねん」が来ると知って、「らいねん」のために、せっせこ準備するくまの子。

    そのかわいい勘違いを笑いながら見つめる娘たち。私の読み方も少々おおげさにしてみました(笑)

    大晦日の日に読みたい!と持ってきました。

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    2017年01月02日
  • 盆まねき

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    雑誌「MOE」で紹介されているのを見て手にとりました。

    児童文学ですし、内容としてはファンタジーに分類されるのでしょうが
    何箇所かで思わず落涙。戦争で喪ったということではなくとも、大切な誰かを亡くした人なら一層心に染み入る物語だと思います。

    田舎の描写がいいですね。そこで繰り広げられる親戚縁者の人間関係も。私には田舎はありませんが世代でしょうか、とても懐かしく感じました。
    今の子供たちはこのような人間関係をどのように読むのでしょう。

    最後にこの物語の元となったあるノンフィクションが著者によって語られます。衝撃の事実です。
    「人間は二度死ぬ」私はそのことを忘れたくないと思います。

    今法律

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    2013年12月17日
  • ねえ、おはなし きかせて

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    【物語】ねえ、おはなし きかせて 80P・低学年 秋 冬 絵多い 字大きい ゆかちゃんが森で本を読んでいると、動物たちが集まってきます

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    2013年10月30日
  • 盆まねき

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    とても可愛い絵に惹かれ、手に取りました。
    開いたときの鉛筆で描かれた絵がものすごく好みです。
    不思議なほらと、好人物達がなかなか味があって良いと思っていたら実話だったんですね。すごく好きな話です。

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    2013年03月16日
  • 盆まねき

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    大好きな富安さんの作品。

    「サマーウォーズ」のような田舎の大家族の雰囲気が私は好きです。

    そして、大切なことを感じます。
    “人は2回死ぬ”というのが、印象的でした。

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    2012年12月19日
  • 盆まねき

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    たくさんの子どもたちに読んでもらいたい。
    大きなホラ話から始まる、4日間の田舎の盆まねきのお話。
    ほのぼのと始まるけれど、途中ゾクッとし、最後は涙ボロボロ流し、読み終えました。

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    2012年08月14日
  • 盆まねき

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    ネタバレ

    子どもたちが田舎の親戚のおじさんたちから不思議なお話を聞き、最後にはそれを体験する物語。
    はじめの意思疎通ができるナメクジの話がおもしろい。

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    2012年02月27日
  • くまのこの としこし

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    12月の読み語りにぴったり。新しい年をむかえるため、いそいそと準備するくまの子ちゃんがかわいらしい。

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    2012年01月31日
  • 盆まねき

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    おじいちゃん・おばあちゃんとのつながりっていいなぁ、なんて思いながら読んでいたら…なんてステキな話なんでしょう。
    それだけでなく、あとがきならぬ「もうひとつの物語」。私は祖父を思いだして、泣きました。
    毎年お迎えするお盆、亡くした人を思いたいです。

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    2011年11月30日
  • 盆まねき

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    「ほらは楽しませるもの。嘘は騙すこと。」良いこと言うね~。田舎のお盆での小学生の話だが、作者の記憶による物語だ。素敵な「ほら」が沢山語られている。そして戦争で亡くなったおじさんの話も・・・。

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    2011年09月25日
  • サンタクロースは空飛ぶ宅配便ではありません

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    何かで見かけて、読みたくなったこちらの本
    クリスマスまでに読み終わりたかった

    凄く心があったかくなる
    プレゼントって、気持ちがこもっているのが1番ですよね!
    それが欲しいって言われたから、じゃなくて喜んでくれる姿を想像して

    今年はサンタさんくるかなぁ?
    あの人へのプレゼント、喜んでくれるかなぁ?
    大人になっても、その気持ちは持ち続けていたい
    絶対、大事な気持ちだと思うから

    主となる3人の男の子
    めちゃくちゃいい子だったなぁ

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    2025年12月12日
  • 山の学校 キツネのとしょいいん

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    学校司書のかえでさんとキツネのリンくんの優しいお話。
    小学校低学年向けの短いお話ながら作り込まれていて、気づいたら読み終わっていた。

    以下あらすじ。
    学校司書のかえでさんは、ある日窓の方から聞こえる声に振り向くと、小さなキツネの子・リンくんがいた。
    リンくんは、本のバーコードを読み取るピッピッという音が気になるのでやってみたいと懇願。かえでさんはリンくんの願いを叶えるため、校長にお願いをし図書委員をやってもらうことに!

    リンくんは当たり前のようにお話するのだが、かえでさんの反応を見るに他の動物は話さないみたい。
    そんな不思議な現象にも動じず、周囲の人間はリンくんを受け入れるあたたかい世界。

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    2025年09月15日
  • 7月のおはなし 七月七日はまほうの夜

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    石井睦美さんの童話ですね。
    石井睦美さん(1957年、神奈川県生まれ)
    児童文学作家、絵本作家、翻訳家。
    絵は、高橋和枝さん(1971年、神奈川県生まれ)
    絵本作家、挿し絵画家、画家。東京芸術大学教育学部美術科卒業。
     『おはなし12か月』シリーズの7月ですね。

     七月です。
     青い空に真っ白な雲が、
     ぽこぽことうかんでいます。
     はなもり公園に、はなもり小学校二年一組の
     なかよし三人組、りえ、みな、ゆかが
     あつまりました。
     公園であそぶやくそくをしていたのです。

     「あついね。」
     「ねえ、もっとすずしいところに行かない?」
     「すずしいところって?」
     「いいからいいから、つい

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    2025年07月15日
  • リリの思い出せないものがたり

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    たかどのほうこさんの素直な文章はとても魅力的だった。難しい言葉を使っていないうえに描写が丁寧で優しい。

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    2025年02月21日
  • 山の学校 キツネのとしょいいん

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    きつねの子が山の小学校で図書委員をする話。きつねの子を受け入れる図書の先生や楽しみに待つ生徒達等、山の麓の優しく穏やかな空気が作品全体を包んでいる。もしかしたら、あり得そうというファンタジー感もいい。
    前編に挿し絵が入れられており、作品の可愛く優しい雰囲気を倍増している。
    低学年向き。

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    2025年01月25日