高橋和枝のレビュー一覧
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葦原かもさんの童話ですね。
絵は、高橋和枝さん。
えのき小学校は、深い山のふもとにあります。
子どもたちは、一年生から六年生まであわせて、十八人しかいません。
としょかんは、教室のあるこうしゃと、わたりろうかでつながった、小さなたてものです。
学校としょかんしょのかえでさんが、いつもとしょかんを、きもちよくつかうるようにしています。
そんなある日、キツネの子どもが、やってきました。
かえでさんとキツネの子どもの、としょかんをめぐる、こころ温まるお話です。
キツネの子どもは、学校中の子どもたちと、先生たちから、よろこんで、迎え入れられました。
可愛らしいお話に、高橋和枝さんの絵が、ぴったりとほのぼのした雰囲気を醸し出しています。
この本を読んで子どもたちが、ますます本好きになると良いですね(=^・^=)
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学校司書のかえでさんとキツネのリンくんの優しいお話。
小学校低学年向けの短いお話ながら作り込まれていて、気づいたら読み終わっていた。
以下あらすじ。
学校司書のかえでさんは、ある日窓の方から聞こえる声に振り向くと、小さなキツネの子・リンくんがいた。
リンくんは、本のバーコードを読み取るピッピッという音が気になるのでやってみたいと懇願。かえでさんはリンくんの願いを叶えるため、校長にお願いをし図書委員をやってもらうことに!
リンくんは当たり前のようにお話するのだが、かえでさんの反応を見るに他の動物は話さないみたい。
そんな不思議な現象にも動じず、周囲の人間はリンくんを受け入れるあたたかい世界。
実際にバーコードを読み込んではしゃぐリンくんの気持ちはすごくわかる…!テンション上がるよね。
余韻が残る最後も相まって、素敵な読書体験をさせてもらいました。 -
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石井睦美さんの童話ですね。
石井睦美さん(1957年、神奈川県生まれ)
児童文学作家、絵本作家、翻訳家。
絵は、高橋和枝さん(1971年、神奈川県生まれ)
絵本作家、挿し絵画家、画家。東京芸術大学教育学部美術科卒業。
『おはなし12か月』シリーズの7月ですね。
七月です。
青い空に真っ白な雲が、
ぽこぽことうかんでいます。
はなもり公園に、はなもり小学校二年一組の
なかよし三人組、りえ、みな、ゆかが
あつまりました。
公園であそぶやくそくをしていたのです。
「あついね。」
「ねえ、もっとすずしいところに行かない?」
「すずしいところって?」
「いいからいいから、ついてきて。」
「あ、もしかして、はたおり神社?」
「そう、はたおり神社だよ。」
「あの小屋はなんなの?」
「ものおきみたいだよ。」
「たんけしよう。」
「うん、わくわくしてきた。」
小屋の中はがらんとしていて、まんなかに
たったひとつ、なんだかわからないものが
おいてあるだけだったのです。
「あ、うごく。」
三人ががたがたとゆすりだしたそのときです。
「らんぼうにあつかうでない。」
という声がきこえました。
「それは、はたおりの道具じゃ。」
なんと、あらわれたのは
としをとった、おり姫さまです。
三人組と、おり姫さまのお話です。
三人組の冒険が、織姫との出逢いとなり、織姫にかけられた魔法を、三人組が協力して解くというメルヘンです。
高橋和枝さんの可愛らしいのどかな絵が、物語を飾ります。
七夕の物語を、楽しいメルヘンに仕立てあげて、心温まるお話になっていますね(=^ェ^=)
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リリが思い出せないものがたりを、おばあちゃんの友達フサ子さんの物語を聞くことによって思い出すというお話。
リリの思い出せなかった思い出が、フサ子さんの物語の続きになることにワクワクした。フサ子さんの物語の最初と最後が、思いがけずフサ子さん自身とリリ自身の思い出でつながって、「ああよかった!」と思える物語の構成が素敵だった。
「ほんとうにあったお話、もしかしたら、ほんとうだったかもしれないお話、ほんとうだと思ったけれど、ほんとうじゃなかったのかもしれないお話……。そんなお話が、ぐるぐるとみんな、つながって、たぶん、おもしろい、ひとつのお話になることでしょう。」 -
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ふんわりしたタッチの絵でとてもかわいらしい世界が描かれています。
家族みんなでクリスマスのパーティーをするために、冬眠を遅らせ、眠いなか協力して起こし合っているところがとても可愛く癒されます。
くまのこは、サンタさんに(新鮮な魚をイメージして)美味しい鮭をお願いしますが、くま家族は睡魔に勝てず眠りについてしまい・・・
冬眠から目覚めたころにくまのこからもらった少しへんてこなおもしろいプレゼントが見どころです。(えり)
オレンジと緑で絵本の色を統一しているので、カラフル過ぎず可愛さが出ている。クリスマスまでの準備が描かれているので、クリスマスを待つ気持ちを絵本を読むと同時に共有できる。 -
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表紙はふんわりほんわかとした感じだが、内容はなかなかどうして、今時の中学生や家庭の悩みがかなり盛り込まれている。
美雨は、6月生まれ。ピアノ教室を開いている大好きなお母さんが名付けてくれた。しかし、中学入学二カ月後に、そのお母さんが家出をしてしまう。
普段あまり話すことのない、お父さんと二人の生活が始まった。ぎこちない対話を通して段々とお父さんとの距離が縮まり、どうしてお母さんが出て行ってしまったのかも分かるようになる美雨。
お父さんはお母さんにピアノの先生を続けて欲しかった。
お母さんはお父さんに料理人の道を諦めて欲しくなかった。
まるで「賢者の贈り物」のすれ違いのような両親の仲を、少し大人になった美雨がなんとかしようと立ち上がる。
学校のクラスでは、お互いよく知らない内にできてしまった女子グループの中で、居心地の悪さを感じながらも流されてしまう美雨。そしてあるきっかけから、本当に仲良くなりたい人、守りたい友情に目覚める。
こう書いてしまうと、お決まりな感じなのだが、普段目立たない美雨の心情がよく分かる。意地悪をしてしまう子にもその子なりの心理があったことも書かれていて良かった。