高橋和枝のレビュー一覧

  • ねえ、おはなし きかせて
    さいきん、ゆかのママは生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で忙しい。ゆかは1年だから、一人で本は読めるけど、ママに読んでもらうのが好きなのに。ママの他の人も、ゆかの相手はしてくれない。
    そこで、ゆかが森で本を声に出して読んでいると、動物たちが寄ってきた。「もっと読んで!」動物たちはゆかの本読み聞かせが大...続きを読む
  • 盆まねき
    【収録作品】1章 おじいちゃんの話-八月十二日-ナメクジナメタロウ/2章 フミおばちゃんの話-八月十三日-月の田んぼ/3章 大ばあちゃんの話-八月十四日-かっぱのふしぎな玉/4章 -八月十五日- 盆踊りの夜/もうひとつの物語-さいごにほんとうのお話をひとつ-
  • 盆まねき
    7月の半ばを過ぎると、なっちゃんの家にママの田舎(本家)から盆まねきの手紙が届きます。8月のお盆の3日間、ごちそうを招いて親戚が集まってご先祖様を供養する行事です。
    パパとママは笛吹山(ふえふきやま)のママのおじいちゃんのことを「ホラふき山のおじいちゃん」なんて言ってます。そして、そのヒデじいちゃん...続きを読む
  • 盆まねき
    小中~:富安陽子さんの本は、ふしぎな世界へいつも招かれる。とても温かみがあって、時にはぞくりとしながらちゃんと安心できる場所に着地させてくれる。「お盆」という年に一度のご先祖さまとの交信をかみしめたい。

    この本は、「野間児童文芸賞」を受賞した作品です。
    富安さんの講話で、この作品の中の一つ「ナメタ...続きを読む
  • もりのともだち、ひみつのともだち
    この本を読んで私は、コンタがまゆのおじいちゃんの家まで行けたのがすごいと思いました。
    何故かと言うと、私がもしコンタだったら、きつねだし、緊張もあるから、行くのがイヤになるからです。
    でも、コンタはまゆのために行ける勇気を持っているから、ステキだなと思いました。
  • だれかさんのかばん
    1.2年。森のなかまたちの何気ない日常で起こるとっても優しい物語。短いお話で分かれているが、落ち着いた表現に加え表現が文芸的なため、子どもの語彙力では感じきれないところがある。穏やかなお話が好きな子に。
  • ねこもおでかけ
    ある日拾った茶トラの子猫。それは不思議な猫だった。
    こころのなかで会話できたり、よその家で別の名前を持って可愛がられていたり。
    不思議な行動をする子猫が可愛い。先住犬との交流や飼うのを反対していたお父さんの変身っぷりが面白い。
    猫を飼う楽しさがわかる楽しい本。
  • ねこもおでかけ
    4年。公園で拾った猫トラノスケは、犬のダンと違い自由に外での世界を過ごしている様子。似た猫を見つけて、どこで何をしているのかついて行くと…。
    全般はサラリと猫を拾う飼う様子で読みやすいので2.3年でも良いかと思うが、後半から猫の出会った人の過去だったり、人の繋がりが見えてきたり猫の声が聞こえるのが当...続きを読む
  • 盆まねき
    感想
    日本の夏は暑い。太陽はギラギラ輝き楽しみも多い。しかし過去の影はいつまでも落ちている。そのすべてを背負い次の世代に継いでいく。
  • トコトコバス
    みんなをつぎつぎとのせてつきみがおかバス停まで。
    バス好きの一歳半もよろこんでみていた。

    C8771
    4歳10ヶ月
  • トコトコバス
    2歳3か月

    とことこバスとタイトルを言って、読んで~となる。男の子とお母さんが乗っているバスに、うさぎや、花などのおきゃくさんが乗ってきて、お月さまものってくる。つきみがおかでみんなおり、そこでお月さまはそらに、ポンとあがる。
    どこがお気に入りのポイントなのか分からなかったが、何度か読んだ。
  • 美雨13歳のしあわせレシピ
    第2章まで、主人公の美雨ちゃんがうじうじぐちぐちしていて気に入らず、読むのをやめようかと思った。
    でも、お父さんがなかなか面白く、朴訥ながらも芯が通っていてかっこよかったので先を読み進めることができた。


    家族も友達も、よく知っているつもりでも、本当はよく知らないのかもしれない。
    ちゃんとコミュニ...続きを読む
  • 盆まねき
    おじいちゃんの家に集まって
    親戚いろんな人たちと過ごす
    自分と年齢の近い子もいて
    それは、楽しいんだろうな

    自分には、そんな子ども体験はないけど
    わくわく感が伝わってきます

    この本は、大人向きの本でもあるかもしれない
    年齢を重ねて見送った人も増えてきたし
    最終章のこともあるしね

    みんなに忘れら...続きを読む
  • 盆まねき
    著者の講演会で、この本のいくつかのエピソードは実体験だと聞いた。本当にこういう家族であったらしい、富安家は。なんでもものになるのに三代かかるというが、ほら吹き三代目で作家が生まれたのだな、と感慨深い。
    富安陽子にしては珍しく戦争についても触れられているが、基本明るく楽しく面白い人なのであんまり暗くは...続きを読む
  • くまのこの としこし
    「らいねん」ってなに?「らいねん」がくるってどういうこと?
    くまのこはパパやママから「らいねん」ために、お掃除をしたり、年賀状を書いたり、松飾りを飾ったり、おせちを作ったりすることを教わります。くまのこには新年を迎えることが不思議な感覚で、読みすすめると「らいねん」がくることにだんだんドキドキするよ...続きを読む
  • 盆まねき
    お盆に親戚が集まり、迎え日から1日づつ過ごし、送り日まで、お婆ちゃんなどに不思議な話を聞く。子どもらしい姿勢でお盆やご先祖を感じつつ、著者の親戚で戦争で亡くなった方への思いを綴るあとがきへと連れていってくれる。夏休みに読んでおきたい。中学年くらいから。
  • くまのこの としこし
    くまって冬眠してるんじゃ‥
    とちらっと思ったけどまあいいや

    来年の準備をする話
    らいねんがお客様だと思ってるくまのこ
  • くまのこの としこし
    季節の行事とかどんなものなのかなぁ~って考えるにはいい本。
    しかし、くまが年賀状?かどまつ?結構細かいけどためになるほん。