冨永星のレビュー一覧

  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    本書はなかなか面白い例え方をしている。自分の殻のことを、箱と表現しているのだ。そして、箱から出て世界を見ることを勧めている。

    「相手を責めている場合は、必ずこちらが箱の中に入っている。自分が他の人にすべきだと感じたことに背く行為を、自分への裏切りと呼ぶ。そして、一旦自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。 」(本書より抜粋)

    これらを知ってから、自分が他の人にすべきだと感じたことは、率先して行うよう実践している。初めのうちは簡単ではないが、時期に慣れるであろう。自分への裏切りについては、自分自身薄々気付いていたのだが、このように文章で指摘されると

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    2025年03月24日
  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅

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    頭が固まってきたときは、気分転換に自然科学の入門書を読むことにしている。特に、好きな分野は、宇宙論、量子論、進化論、脳科学、そして複雑系/非線形科学。

    複雑系/非線形科学のなかで、特に面白かったのは、この著者の”SYNC”で、これは、これまで読んだ自然科学系の本で、多分、ベスト3にはいると思う。

    というストロガッツの数学入門。

    本当に小学校の初めから、つまり、数とはなにか、足し算とは、引き算とは、掛算とは、割り算とは、から始まり、徐々に、関数、図形、微積分、統計、そして非ユークリッドやら、トポロジーやら、高等数学の世界まで、ユーモアたっぷりの30章のエッセイで紹介してくれる。

    数学って

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    2017年05月17日
  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅

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    「ニューヨーク・タイムズ」に連載された数学エッセイをまとめた本。数の起源から無限まで6部構成(数、 関係、形、変化、データ、数学の最前線)で数学の体系に触れることができる構成になっている。各章は日常 の数学に纏わるエピソードから紹介しており、難しい数式も無く、素人にも判りやすい図で解説していて、とても読みやすかった。学生の頃に苦労した数学が、見方を変えると途端に判りやすくなる。そういう事例がこ の本には数多く易しく解説されているので、数学に再チャレンジしたい人は、手始めにこの本で数学の考え方 に馴染んでみるのも良いと思う。
    ちなみに、理系でありながら歳と共に数学が苦手になってしまった自分は、こ

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    2014年11月09日
  • ブラックホールは白くなる

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    ブラックホールが白くなる、という挑戦的なタイトル。時間と空間を短絡して移動するワームホールという概念は、SFの世界では聞いたことがあるが、これと関係するのか?という素朴な疑問から手に取る。ブラックホールはそこに落ち込んだ物は再び出れない、のに対して、ホワイトホールはそこに留まることは出来ずに、そこから出てくるだけ、らしい。この両極端のホールが実は進化の過程で変質するらしい。これは空間の観念で話していても理解困難だが、これに時間のファクターを入れて説明されているが、理解は不能になる。ホールとともにあるものの時間の経過は常識的に進んでいくが、ホールの外の世界では遅々として進まず、数十億年という桁外

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    2025年12月19日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    相手が酷い奴だと思わなければ自分の正当化ができないからこそ相手へのマイナスイメージが募る。
    箱に入った状態からの視点であることを自覚し、自分に矢印を向ける。
    アドラーに似た考え方だが、箱という言葉がしっくりこない

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    2025年11月07日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    人が素直に生きることが出来るのは、やはり気付きが必要だ。私たちが何かを見て考え行動するときに、自分の中にある偏った知識と偏見と視点から世界を見ることで他者批判や摩擦が生じることだろう。
    本著ではそれを箱と呼んでいる。それはある種の檻であり、閉じこもる自分だけの世界の話だ。本著の主張はその箱に気付き、飛び出せと説く。そうしたら、他責思考はなくなり自分が本当にやりたいことへ向き合うことが出来ると。
    多くの知識を得て、多くの体験を得て、多くの人々と交流をした上でも、その箱から抜け出すことは容易ではない。その箱に気付く必要があるからだ。どの分野でもそうだが、優れている人というのは気付きの回数が多い。そ

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    2025年10月28日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    ネタバレ

    自分の期待を自分で裏切った時に人は箱に入り他人を非難する

    自分が買われそうな内容書いてあったが、少し難しい本だった
    時間に余裕ある時にもう一度読みたい

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    2025年09月20日
  • 時間は存在しない

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    特に序盤の解説が興味深かった。
    相対性理論については多少馴染みがあったが、この理論に自身のループ量子重力理論を絡めて、時間の一方向の矢印や不可逆なエントロピーの増大についての理論展開はとても面白く感じた。
    全ての概念について、結局は人間が出来事を秩序立てて整理する為に生み出したものであり、鵜呑みにしてはいけないなと改めて。

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    2025年07月15日
  • 時間は存在しない

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    自分の物理や科学の知識が、圧倒的に足りていないこともあり、内容が非常に難しかったです。この世界の時間の流れは一定ではないとか、この宇宙を動かしているのはエントロピーだとか、新しい知識に触れることはできましたが、人に説明できるほど完全に理解できたような実感はないです。ただ、筆者の論旨のひとつの、過去と未来が違うのは、ひとえにこの世界を見ているわたしたち自身の視界が曖昧だからという見解には目から鱗が落ちた気持ちでした。もっといろんなことを(物理とか科学も)勉強して、自分自身の視界を明瞭にしたいなと思いました。

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    2025年07月13日
  • ブラックホールは白くなる

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    ブラックホールはホワイトホールになる。そして〇〇〇〇〇〇の正体はホワイトホールなのかもしれない…。
    ロヴェリは本書で興味深い仮説を提示している。うすい本なのですぐ読みおわった。

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    2025年05月14日
  • 時間は存在しない

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    時間って何だろうということを考える良いきっかけとなった。

    考えてみると不思議なものであり、目には見えないし、感じることしかできない。その感じいているものでさえ、私たちの生きているスケールが大きすぎるあまり近似されたものであり、そもそも時間は存在しない。でもじゃあ、何で感じるの?という疑問に物理学に最先端を行くカルロさんが答えてくれる、そんな内容だった。

    文体は詩的で扱うトピックのせいか、哲学的な内容も多く正直わかり易くはない。エッセイというジャンルだからか、物理学の数式や理論的な記述は少なく、結論や表面だけをさらっていくだけでモヤモヤする。ただ、深い議論をされたところでほとんど理解できない

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    2025年05月05日
  • 時間は存在しない

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    ネタバレ

    “するとナーガセーナは勝ち誇ったようにいう。「馬車と同じように、ナーガセーナという名前も関係と出来事の集まりを指しているにすぎない」と。
    わたしたちは、時間と空間のなかで構成された有限の過程であり、出来事なのだ。
    それにしても、わたしたちが独立した実体でないとすると、何がわたしたちのアイデンティティー、「自分は一つのまとまった存在だ」という感覚の基になっているのか。このわたし、カルロをまとまりあるものとし、その髪や爪や足、さらには怒りや夢をも自分の一部だと感じさせ、悩み考えさまざまなことを感じている今日のカルロが昨日や明日のカルロと同じだと思わせているのは何なのか。”

    自分が何者であるのかと

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    2025年04月02日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    ネタバレ

    量子力学が分かりにくい。ニュートン力学など従来の考えではとうてい納得いかない。
    多くの人の共通した認識ではなかろうか。本書もこの観点、筆者も通った道から説明をしている。そもそもこの導入が罠である。もっとも私達の多くはこの文脈からしかのみこの山を登れない。この山は様々な状態を内包している。しかしそこにはすぐには気づかない。
    第五章にて、ボーアの直感をあらゆる自然現象に拡張した記述として以下を挙げている。

    以前は、あらゆる対象物の属性は、たとえその対象物と、ほかの対象物との相互作用を無視したとしても定まると考えられていたが、量子力学は、その相互作用が現象と不可分であることを示している。どんな現

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    2024年09月07日
  • 規則より思いやりが大事な場所で 物理学者はいかに世界を見ているか

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    イタリアの理論物理学のトップランナーが、2010〜2020年にかけて仏英の新聞・スイスメディア等に発表したエッセイ集。人となりを示す生の考え方や視点、科学者として、イタリアの一市民として、西洋の知識人として。

    まさに理系のエッセイ。文系の人はどのくらい楽しめるんだろうか、と思いました。

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    2024年04月20日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    あらゆる物が他との関係において観測される事象ということだろうか。モノからコトへみたいな。ナーガールジュナの空の思想が少しだけイメージできた気がした。
    ただ、文章はちょっと文学的すぎるかもしれない。物理的な内容にあまり突っ込まず雰囲気だけ書いてある感じ。やや冗長で、この内容なら半分以下のページ数で説明できるのではと思った。

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    2023年10月17日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    自然はわたしたちの形而上学的な偏見よりもはるかに豊かなのだ。自然のほうが、わたしたちよりずっと豊かな想像力をもっている

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    2023年05月20日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    『時間は存在しない』の、ループ量子重力理論の研究者カルロ・ロヴェッリの本。
    量子力学の発端の、生き生きとした歴史を示す導入は読みやすいが、第2章後半から、この世界構造は何なのか、という量子論にとって避けられない根源的な問いへの思索となり、難解になっていく。ここからは読者を選ぶように思われる。
    量子力学は情報理論だ、関係だ、「空」だと言われても、それが物理事象とうまく接続できない読者としては、わかった気になるようでならないようで、著者の思索に振り回されて困惑する。世界の本質の思索において、物理は哲学と無縁ではいられない、と頭でわかってはいても。それでも、思想の網を広く持つことが重要だ、という物理

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    2023年02月11日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    途中までだが、量子論の考え方と、すべては関係によって成り立つ考え方は、唯識やスピノザなどともつながると思ったが、思考したり語るにはまだまだ聞き齧っただけでは歯が立たない。

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    2022年12月10日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    哲学的な面もあり興味深い本なのですが、わたしには少しレベルが高かったかなと…

    個人的には、『時間は存在しない』の方が楽しめました。

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    2022年11月23日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    相互作用のネットワークの節を素粒子と呼んでいるに過ぎない、そう考えれば素粒子の不可思議な振る舞いが理解できるのか?
    あまりに哲学的に過ぎて理解できない。
    物質的世界と精神的世界が同じ?分からない。

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    2022年09月30日