【感想・ネタバレ】xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年03月06日

久々にいいものに会いました。
(でもこれを読みながらにやにやしてると変人みたいだな私)

読み物での数学的なトピックといえば、円周率、黄金比やフィボナッチ数列、ピタゴラス学派、ゼノンのパラドクス、確率・・・。
正直、食傷気味の感がありました。
この本は話が巧みで、引き出しも豊富。引き込まれていきまし...続きを読むた。
楽しかったのは決して、大学で理数科目を逍遥したからではない。数学好きでなく読書好きとしてわくわくしました。
内容が専門的になると私は理解できないが、これは一般書で、間口が狭くなっていないと思います。
後付けの脚注が豊富で勉強にもなります。
章が丁度良く短いのもありがたい。
訳書だと文の調子がおかしいこともあり得ますが、この本では特段気にならなかったです。

1

Posted by ブクログ 2020年02月24日

数学再発見エッセイ。楽しい。原題がなかなか攻めてるので面白いし、内容もしっかりしてる。もう一度読みたい。、

0

Posted by ブクログ 2018年10月20日

数学の再発見の旅。数学の話題についてのエッセイ。面白いけど、読んだからといって今までより数学がよくできるようにはなりません。でも、興味を持って勉強してみようかという気になるかな?

0

Posted by ブクログ 2017年05月17日

頭が固まってきたときは、気分転換に自然科学の入門書を読むことにしている。特に、好きな分野は、宇宙論、量子論、進化論、脳科学、そして複雑系/非線形科学。

複雑系/非線形科学のなかで、特に面白かったのは、この著者の”SYNC”で、これは、これまで読んだ自然科学系の本で、多分、ベスト3にはいると思う。
...続きを読む
というストロガッツの数学入門。

本当に小学校の初めから、つまり、数とはなにか、足し算とは、引き算とは、掛算とは、割り算とは、から始まり、徐々に、関数、図形、微積分、統計、そして非ユークリッドやら、トポロジーやら、高等数学の世界まで、ユーモアたっぷりの30章のエッセイで紹介してくれる。

数学ってすごいな、楽しいな、という気持ちが伝わってくる。

文系で、数学コンプレックス満載のわたしが、これを読んで数学の問題を解いたりするのが楽しくなるとは思わないけど、数学が好きでたまらない人の気持ちは分かる気がしてくる。

「博士の愛した数式」を読んだときの幸せ感を思い出した。

なかでも、素数とか、数論の世界は、いつも日常的に使っている整数のなかに不思議なものが隠されているところが、なんとも美しい。

やはり神さまは存在していて、世界を不思議で、美しいものとして、創ったんだろうな〜。世界は数学で出来ているに違いない、と日常の思考からは、かなり違う方向の妄想に満たされた。

あと、学校で、幾何学とか、学習する時間があれば、統計をもっと勉強したほうが、社会で役に立つみたいな話もあって、強く共感。本当にそうですね。コンピューターの性能アップをベースとしたデータ解析なしには、今や、ビジネスはないよね。

統計をもうちょっと勉強しようかなと以前から思っていたけど、すこし前に進めるかな?

0

Posted by ブクログ 2014年11月09日

「ニューヨーク・タイムズ」に連載された数学エッセイをまとめた本。数の起源から無限まで6部構成(数、 関係、形、変化、データ、数学の最前線)で数学の体系に触れることができる構成になっている。各章は日常 の数学に纏わるエピソードから紹介しており、難しい数式も無く、素人にも判りやすい図で解説していて、とて...続きを読むも読みやすかった。学生の頃に苦労した数学が、見方を変えると途端に判りやすくなる。そういう事例がこ の本には数多く易しく解説されているので、数学に再チャレンジしたい人は、手始めにこの本で数学の考え方 に馴染んでみるのも良いと思う。
ちなみに、理系でありながら歳と共に数学が苦手になってしまった自分は、この本の最後のフーリエ解析のあたりで理解できなくなって、読み飛ばしてしまった。学生の頃に勉強したはずなのに、、、このあたりに「数学の壁」がありそうだ。

0

「学術・語学」ランキング