冨永星のレビュー一覧

  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    ◇完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え。

    自己欺瞞に陥っていることをこの本では箱の中に入っていると表現している。自己欺瞞とは、自分で自分を偽っていること。自分の気持ちを裏切ることでそれを無理に正当化してしまう。

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    2025年07月06日
  • 時間は存在しない

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    自分は理系センスが全くない。それでも面白かった。衝撃だった。難しかったけど。
    この世界はエネルギーで動いているものだとばかり思っていた。それが実はエントロピーが世界を動かしていたとは。
    読みながら、ちょくちょく思考が停止したのは本書的に言えば、脳が動くのをやめ(キャパオーバーです)、エネルギーが熱へと劣化して頭が熱をもったということになるのか。パソコンと一緒だ。

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    2025年07月06日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    これは良い本に出会えたなと思った。実体験を基にしているので状況がイメージしやすく理解しやすい。正に自分も同じことを繰り返している、つまり「箱の中」に入っているなと痛感した。ここからどう動いて「箱の外」に出るか、そして居続けられるかが大切だ。

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    2025年06月25日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    「自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている」
    人間関係の問題の原因となる「自己欺瞞」のメカニズムを解説する一冊。

    心理学で扱われる「自己欺瞞」が仕事や家庭でどのように影響するか、ストーリー仕立てで説明されており、読みやすい。
    タイトルにある「箱」とは、自分を正当化する視点から見た、無意識のうちに歪められた周りの世界のたとえ。

    心理学では、人の悩みのほとんどが人間関係によるものだと言われているらしい。
    そのため、この本の考え方が活用できれば、仕事・家庭生活に関わらず多くの悩みが解消できるという。
    なかなかに魅力的な話だ。

    問題の出

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    2025年06月20日
  • 時間は存在しない

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    相対性理論により時間を相対化するに留まらず、著者自身の自説であるループ量子重力理論により時空そのものがループに還元される。常識をいくつも超えた専門的で先鋭的な物理学であるはずだが、いとも平明に描かれているおかげで不思議と納得でき、新たな世界観が自分に加わった気がする。
    また、物理学で時間を解体するだけでなく、むしろわれわれが実際に時間を感じるという事実に重きを置いて、広範な学問分野から認識や存在のメカニズムに深く迫る。その姿勢はまさに愛知者で、かっこいいし憧れる。

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    2025年06月15日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    生命化学系の大学生である私にとって、量子論との出会いは量子化学だった。本書を読んで量子論の始まりには行列力学と波動力学という二大巨頭があったことを知った。またシュレディンガーの波動方程式は量子の不連続性をなくしたいという思いが含まれていたようだ。式を追うだけでは把握しきれない科学者のドラマや気持ちを本書では描き切っている。

    そして量子論を解釈するため、著者はナーガールジュナ(龍樹)に行きつく。龍樹によればいかなる視点も別の視点との関係性抜きでは存在しえないという。量子論の結果が古代の仏教哲学と呼応しているようにみえるところが面白い。

    本もまた、他の本との繋がりが本質的であるといえるかもしれ

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    2025年03月30日
  • 時間は存在しない

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    YouTubeの量子力学/相対性理論に感化されてこちらに。科学的にも興味深いが、科学者なのに文学的で詩的な著者の文章力が凄い。こういう系の話の最後は多くは認知や哲学的な話になる印象だが、読みやすい感じ。

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    2024年12月16日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    ネタバレ

    すごく読みやすくて面白かったー!といいつつ、量子論の本は何冊読んでも強固としてある「自我」や「主観」といったものを相対化しきれていないところもあり、科学者たちが持っている「ほんとうに、信じられない。こんなことを、信じろというのか?これじゃあまるで…現実が…存在しないみたいじゃないか」という恐怖感には直面していない。

    序章の「深淵をのぞき込む」
    …だが、これぞまさに科学なのだ。科学とは、世界を概念化する新たな方法を探ること。時には、過激なまでに新しいやり方で。それは、自分の考えに絶えず疑問を投げかける力であり、反抗的で批判的な世親による独創的な力ー自分自身の概念の基盤を変えることができ、この世

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    2024年07月15日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    量子力学の知見から、世界のすべてが「関係」としてだけ現れる/存在するという洞察、さらにそこから世界の一部である我々の意識/実存、または意識の中での意味の在りようが描き出される。

    非常にスリリングに感じた。内容が自分の考えにとてもあっている、納得できるということからかもしれない。
    書籍にもあるが、哲学で多く論じられている実在論とはややレイヤが違い一概に比較できないとも思うが、あらゆる実在が相対的(関係)であるという著者の考えは、実在の理解として、とても納得できる。

    さらに著者は、相対的といったときの我々の存在については、意識は世界の一部であり、ただただ自然であるという。分かっていると言いたい

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    2022年11月12日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    世界は対象によってできているのではなく,関係によって対象が存在しているというコペルニクス的転換によって量子論を解釈する関係論的解釈に基づいている。本書は物理学の範疇を華麗に抜け出し、哲学、心理学、生物学の範囲を駆け抜けてゆく。関係論的解釈によって二元論など先入観に囚われた世界を新たな記述によって再解釈し、観測することが可能になる。

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    2022年03月10日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    またもや素晴らしい本に出会った。量子論という理系的な内容を、学問的な専門知識と卓越した詩的な文章能力を両立させて面白くかつ美しく教えてくれる本だ。完全に自分の好みのツボ。生物学の福岡伸一さんや数学のサイモンシンさんのファンならば絶対に読んだほうが良い。
    数か月前に、同じ著者の「時間は存在しない」を手に取ったが、それは全くとしていいほど自分に響かなかったが、おそらくそれは自分の不勉強のためだろう。再度チャレンジしてみたいと思う。

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    2022年02月20日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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     つい最近「実在とは何か(アダム・ベッカー著)」という、主に哲学の立場からコペンハーゲン解釈の論理実証主義的な実在否定論を批判する本を読んだが、この本はそれとは全く正反対の立場に立つ。つまり自然主義の見地から「世界はそこに内在する自然の一部と他の一部の相互作用の網の目によって成り立っている」とし、事実の総体としての「実在」を否定するのである。どちらの見方にも説得力と疑問点がありどちらが正しいと断ずることはもちろんできないが、短期間に全く正反対の立場に接することは知識の整理になるし、独断への落ち込みを避ける最も有効な手段だと思う。

     本書の導入部分はシュレーディンガーの波動関数〈ψ(プサイ)〉

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    2022年02月20日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    タイトルからポピュラーサイエンス的な量子力学解説と言った趣向の本かと思ったが途中から、これはちょっと違うなと思い始め、最後にかけては哲学というか文学というか様々な分野を統合して世界への認識を改めていくような割と革命的な世界の見方を提示してくれる。世界の見方が変わる本。
    作者カルロ・ロヴェッリのヨーロッパの哲人的なさまざまな分野での深い教養とそれを魅力的に語る言葉の翻訳を通しても伝わる素晴らしい文章が非常に魅力的。
    シェイクスピアの引用から始まる最終章が白眉。

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    2022年02月11日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    世界の見方が少し変わるとても面白い本だった。 量子力学の専門的な話と言うよりも、「世界について理解する」というような哲学的な本であった。

    ただ、序盤の量子力学の解説に関しては少し背景知識がないと理解が難しい。
    とはいえ文系の私でも理解出来て、楽しめたので、わかりやすい本だと思う。

    古典物理学では説明不可能な量子現象に対する解釈として「関係」という概念を用いて説明している。そして、その考え方が哲学的にも特異でなく、先例のある考え方であることを解説している。

    題名のような過激さは本の中にはない。表紙のデザインとタイトルだけだろう。 非常に読んで楽しかった。

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    2022年01月15日
  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅

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    久々にいいものに会いました。
    (でもこれを読みながらにやにやしてると変人みたいだな私)

    読み物での数学的なトピックといえば、円周率、黄金比やフィボナッチ数列、ピタゴラス学派、ゼノンのパラドクス、確率・・・。
    正直、食傷気味の感がありました。
    この本は話が巧みで、引き出しも豊富。引き込まれていきました。
    楽しかったのは決して、大学で理数科目を逍遥したからではない。数学好きでなく読書好きとしてわくわくしました。
    内容が専門的になると私は理解できないが、これは一般書で、間口が狭くなっていないと思います。
    後付けの脚注が豊富で勉強にもなります。
    章が丁度良く短いのもありがたい。
    訳書だと文の調子がお

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    2015年03月06日
  • 時間は存在しない

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    凄く詩的な文章だった。
    宇宙からみたら時間は存在しないけど、人には物語があるから過去、未来、現在がある。
    外側ではなく内側に存在するってことかな。
    わたしにはまだ理解できないところも多々あったから何度か読み直そうと思う。
    184ページから先がまとめみたいになっているのでさらっと読みたい人はそこから先を読んだらいいかなと思う。

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    2026年02月15日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    内なる善性(利他性)に背くと(背くと時は大体、利己心やプライド、欲望などが働く時)、世界の見方が歪む。背いた自分を正当化するように事象を解釈する。自分を被害者とし、相手を加害者とみる。この状態を箱に入ると呼んでいる。

    箱から出るには、相手を人間として見ること、すなわち相手の善性を信じること。相手も色々な背景があって物語があってこうしていると、想像すること。想いを馳せることで見方が変わり、行動が変わる。これを箱の外に出ると呼んでいる。

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    2026年02月10日
  • 時間は存在しない

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    カルロ・ロヴェッリさんの本2冊目となります。

    この方の本は全く物理がわからなくても
    読みやすく理解しやすく書かれているので
    初心者さんや物理に興味がある方にオススメです。
    時間は存在しないと言われても、、、と思いながら読みましたが宇宙からみていかに地球が異質なのかがよくわかります。私はこの本を読んで宇宙からみて人間という存在は汚点なのではないか?と感じました。(エンタロピーの観点より…詳しくはぜひ読んでください。)
    改めて人間という存在を世界の中心ではなく、ほんの一握りの存在で自然の方がはるかに偉大で素晴らしいと感じさせられます。
    内容としては完璧で星5にしたいところなのですが
    私の中では理

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    2026年02月01日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    自己欺瞞とは、本当は気づいているのに都合の良い嘘を自分につくこと
    自己欺瞞はあらゆる悪影響の元凶になっている
    まず、自分が自己欺瞞になっていないか気づくために、他人を疑う前に自分を疑ってみる

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    2026年01月30日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    量子力学の幕開けについて作者の解説がわかりやすく、あっという間に知の旅を駆けた感じ。ハイゼンベルグやシュレーディンガーなどのエピソードも面白い。量子もつれは、関係論的解釈で考える、というのが分かったようなどうかな。後半は哲学的で?でした

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    2026年01月25日