柴田さとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレわずか9ヶ月で95%の効果をもつワクチンができた!
というニュースは、当時、驚きと共に「本当か?」と疑ってさえしまったが、ファイザーの経営が大きく変わるタイミングで、著者のCEOが強力なリーダーシップを発揮したからこそ実現できたと知り、納得できた。
トランプ大統領が後押しした成果なのかと誤解していたが、逆に面倒な介入ばかりしていたことに、辟易した。。
バイデン大統領から握手と共にコインを渡されるシーンは、少し泣きそうになった。
今、第7波が猛威を奮っているが、私はワクチンのおかげでまだ感染を逃れており、感染した息子も、ファイザーのワクチンのお陰で?重症化せず、2日で普段の生活に戻った(隔離はしているが)。
数十年後に、重大な副作用が出てしまったり、モデルナから訴えられたり、いろいろあるのかも知れないが、、、この3年間のファイザー社、著者のCEOの実績は、素晴らしいものだと考えている。
ネタニヤフ首相の知識の深さ、国民を守るために昼夜を問わず戦う姿は、やはりすごいと思った。高度な医療体制と個人識別システムを持つイスラエルとの連携は、ワクチンの効果検証やその後の改良にも大いに役立ったと思われる。途中、ワクチンの効果が6ヶ月で急激に落ちるデータなど、ファイザーにとってマイナスの情報もキチンと開示したのは良かった。
全ては患者のために、皆平等に!ミスはキチンと明らかにして謝罪する。
素晴らしい精神だと思う。 -
Posted by ブクログ
mRNAとは全ての人間と動物の細胞に存在する、特定パターンの分子。
それがいわば生物において暗号を運ぶ使者のような役割を果たしている。
この分子はDNAから細胞内の工場のような場所に一連の指示を運ぶ。
そこで運ばれた情報をもとに、体の臓器や組織を形作りコントロールするための必須タンパク質が作られる。
uRNA(ウリジン含有mRNA)
saRNA(自己増殖mRNA)スパイクタンパク質全体をコードするワクチン。
modRNAとはスパイクタンパク質全体をコードするワクチンの中で、コブ状の突出部のヌクレオシド配列を調整したもの。
ビオンテックのワクチンにはmodRNA(修飾ヌクレオシドmRNA)の技術が使われている。
コロナワクチンには受容体結合ドメインを発現するものではなく、スパイクタンパク質全体を発現するタイプのもの。
樹状細胞は将校。そこで集めた情報を集めて分析し、その情報を使って部隊を前哨地点に向かわせる。
ワクチンは注入する場所によって免疫反応をうまく引き出せる。
特にリンパ組織(その最大のものが脾臓)に注入すること。
だから副反応で脇の下の腫れがあるのだと思う。 -
Posted by ブクログ
ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したビオンテック社。「医療界のゲームチェンジャー」として一躍脚光を浴びているmRNA医薬の技術で世界の最先端を走るバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着取材した迫真のドキュメント。
非常にタイムリーな話題がここまで早く翻訳までされて我々の手元に届くとはまずスピード感にびっくりする、コロナワクチンの裏側を描いた作品。本当にすごい科学者が世の中にはいるんだなと胸が熱くなった。政治とは距離を置きながらも、ひとりひとりの命を救ってくれたのは彼らなんだ・・・ととても感動しました。日本ではファイザーの名前が独り歩きしているけれど、ファイザー・ビオンテックのワクチンを受けた一人として、ビオンテックの皆さんに感謝してもしきれない。こういう素晴らしい情熱と能力を持った科学者を応援できる国でありたいな。 -
Posted by ブクログ
コロナワクチンは、どうやらこれまでのワクチンとは違い医療界の革命だったらしく、どのようなものなのか気になったので読んだ。
コロナ関連のニュースはあまり見ていなかったので、なんとなくファイザーかモデルナかどっちかの企業がワクチンを作ったと思っていたのだが、違っていた。
実際には、バイオンテックというそれまで無名だった医療メーカーが、当社の画期的な癌治療技術を用いて開発したものだった。
(大規模な治験や流通の段階から、ファイザーと協力した。モデルナはその何週間か後に独自で完成させたらしい。)
本書は、画期的なワクチンの仕組みはもちろんだが、どちらかといえば、優れた洞察力と素早い判断力によって、コロナのパンデミックをいち早く察知し、癌医療メーカーからコロナワクチン開発へと舵を切って推し進めていった創業者夫妻の物語が主である。
資本主義社会の中、利益よりも人類優先で動く夫妻の働きがカッコよかった。
ただ、創業者夫妻はもちろんバイオンテック社員は、休日も無く働いていたようなので、かなりのブラック企業だと思いました。