柴田さとみのレビュー一覧
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さすがにペリー・ローダンのシリーズも年月が経って設定が古くなっている(ようだ)。そんなわけで(かどうかは知らないが)、当時の時代設定をより現代に近づけた新しいローダンのシリーズが始まった。何が嬉しいかというと、これから(おそらく)死ぬまでローダン・シリーズ、つまりスペースオペラSFを読み続けられることだ。すでに正編のローダンから脱落した人も多いだろう。また、これからローダンを始めたい人にとってはこれから正編を最初から読むのも不可能に近い。そんな人々にもローダンNEOをお奨めできる。ローダンNEOが始まるこの時代に巡りあえて良かったなと心底思える。ストーリーは正編と同じくアルコン人とのファースト
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メルケル独首相の時代に世界では本当にいろいろな事件があり、それに奔走している姿が凄い。時系列ではなく、テーマごとの取り組みへの記述が、複数の事柄が並行して起こっていたことを思い起こさせる。リーマン・ショックに始まる世界金融危機、ギリシャの経済危機、ロシアのジョージア侵攻、ロシアによるウクライナ・クリミア併合、フランスでのイスラムによるテロ事件、英国のEU離脱、難民の欧州への大量流入問題、トランプ大統領誕生による世界環境問題取り組みの後退、そしてコロナ・ウィルスによるパンデミック、ロシアのウクライナ全面戦争など。これらの事件においてフランスのサルコジ・オランド・マクロンの歴代各大統領との密接な独
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【自由】 アンゲラ・メルケル 著
『WAR 3つの戦争』では、米国の書籍ながら中東情勢がわかる内容になっていました。今度は、欧州事情などがわかるかとメルケル氏の新著を読んでみました。上巻は主に東ドイツ時代から首相就任までとなっており、下巻からはよく見聞きしたメルケル首相の行動履歴が書かれています。
多くの自伝では、思想的背景や信条などを吐露しますが、本書は「叙事詩」となっており、事実関係中心に書かれているという印象です。スタッフを集めて精緻に調査した由で、元・物理学者である著者らしいとも言えます。トランプ氏とは相性が悪かったと本人も自覚していたようですが、この点も頷けます。
それに -
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著者はドイツ人女性。
いままでドイツの方に親近感を
抱くことはなかったけども、
やっかいな人間関係とか、
やっかいな思い込みとか、
そういうのめんどくさいー!
っていう感覚は国籍変わろうが
一緒なのね♪
という発見がありました。
本書では、
いろんなめんどくさい事柄を
一切スルーしたらどうなるか?
というのをまとめた一冊。
スルーの結果、
成功するものもあれば、
地雷を踏んでしまうこともある。
教訓がいっぱいつまってます。
私が2歳児子育て中ということもあって、
出産・子育て編には
あああーと共感。
最後の恋愛・結婚編も
グッときました。
その中でも
『怒らなければ、怒らずにす -
Posted by ブクログ
ファイザーCEOによる新型コロナウイルスワクチン開発物語。開発、臨床、製造、配布、その後の諸々の政治駆引きに至るまでの非常識的なスピード感と二千億ドルの開発資金拠出をできる企業はそうそうない。
ロケットを月に打ち上げるくらいのムーンショットそのものの事例といえる。
見方はいろいろあるだろうけど、アルバートCEOのリーダーシップが光っていた。
■アルバートCEOはギリシア移民の獣医学博士なのだとか。こういう方がCEOになるあたりがアメリカあるいはメガファーマの特徴的なところなのかな。
■開発プロジェクト名はライトスピード。光速ってのがいいね。
■時は命なり、というフレーズが印象に残る。高潔 -
Posted by ブクログ
ネタバレコロナもあまり騒がれなくなったので復習の一冊。
ファイザーワクチンの製造経緯を語った本書なのだけど、実はある科学者夫婦が立ち上げたビオンテック社がメインで作り上げていた…など全然知らんことだらけだった。
mRNAってのはタンパク質を作るように指示する設計図みたいなモノなんだけど、それをコロナに対応するようにする…というのが大筋の発想かな。mRNAワクチンの最大の特徴は、通常のワクチンと違って人の身体自身に抗体を作らせる点。生物学的薬剤とかに近い考えかもね。
しかしワクチン供給のタイミングが妙に早いと思っていたら、こんなスゲー背景があったとはね…。どちらかというとビジネス書としての色が強い