柴田さとみのレビュー一覧

  • 自由 上

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    (下巻でも同じ事が言えるのだけど)噂されていた事も、この本であっさり言及されていたり、包み隠さず全て書いてあり、人柄に好感がもて、本当にチャーミングな人なんだなぁと思った。
    皆さん、旧東ドイツや女性初の首相、というパワーワードが気になるかと思うけど、彼女はその呪縛からは常に自由で、時にはそれを利用 (活用?)して、本質を見失わす軸がブレない姿が印象的でした。
    (後日)失言と言われるような状況があっても、その時々で彼女が選んできた道である事は仕方がないし、それも含めて進み続ける彼女の姿勢は凄いとしか言いようがない。また、だからこそ彼女を支え、長きにわたり首相として活躍してきたのだと思う。

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    2026年01月31日
  • 自由 上

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     ドイツ初の女性首相であり、しかも東ドイツ出身者として異例の選任となったメルケル氏。今では民主主義国の良識を代表する名宰相として尊敬されていると言って良い。この人が西ドイツのハンブルクから東へ牧師として異動した両親の下で育ち、物理博士になるまでの成長ぶり。学生時代から民主的な考えで、卒業必修のマルクス主義の学びだけがぎりぎりの「可」合格で、後は首席だった。首尾一貫した姿勢がその後の彼女の人生を決定づけたと思う。
    そして35歳でのドイツ統一。女性というよりも東ドイツ出身者への偏見が強い中で、数年後には女性閣僚に、そして統一10年後には首相になるまでの歩みは驚くばかり。CDU(キリスト教民主同盟、

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    2026年01月02日
  • 自由 下

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    危機においての決断や行動から現代を代表する優れた政治家であることは論を待たないと思いますが、それだけでなく心を打ち共感を呼ぶ多くの発言から世界中からレスペクトされているメルケルの自伝。
    一番関心があった彼女の東ドイツでの生い立ちが綴られている上巻が彼女がよってたつ生き様がいかに形成されたのかを露わにしていて大変面白かったのでそれだけで満足なのですが、リーマンショック、Brexit、難民問題、パンデミック、ウクライナ等々、首相として数々の問題にどのように取り組んだかを記した下巻が圧巻。
    メルケルの場合、生い立ちが際立っている(東独出身、しかも政治家ではなく科学者だった)ためそこが一つのハイライト

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    2025年07月28日
  • 自由 下

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    東ドイツで育ったメルケルが、統一を経て首相を務めあげるまでの自叙伝。
    東ドイツ時代の窮屈な生活があったからこそ、徹底的に自由を尊重しようとする姿勢が育まれたのだということが伝わってきた。統一後、さまざまな場面で、東ドイツ出身者であることが不利に評価され、それに憤慨する気持ちが書かれていて、女性であることを含めて多くの難題と闘ってきたことが分かる。もっとも、難民のために国境を開いた時、私自身は、彼女が東ドイツの「不自由」を知っていて、人権に敏感だったからこそできた決断だと積極的な意味でその出自を考えた。逆に言えば、西ドイツ出身の首相だったら、あの決断をしただろうか、という風に。

    心に残ったのは

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    2025年06月20日
  • ホントはやなこと、マジでやめてみた

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    ドイツ人も日本人のように職場やママ友やその他の人間関係に同じように悩んでいるんだなぁと思って気が楽になりました。

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    2024年08月28日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    本書『mRNAワクチンの衝撃: コロナ制圧と医療の未来』は コロナワクチンを開発した会社の1つであるドイツのビオンテックを取り上げたノンフィクションだ。 日本では同じようにmRNAを用いたワクチン開発会社であるモデルナはよく知られているが、ビオンテックについてはあまり知られていないかもしれない。本書にも詳しく買いてあるが、それほど規模が大きくなかったビオンテックはワクチン配布にあたってはファイザーと提携しており、日本では”ファイザー”ワクチンと呼ばれていたからだ。

    生物を真面目に勉強した人をのぞいて、コロナワクチンが広く利用されるようになるまではRNAという単語を知っている人はほとんどいなか

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    2024年03月18日
  • Moonshot(ムーンショット)~ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕~

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    創薬ストーリーについて書かれた本は何冊も出ているが、未曾有のパンデミックのさなか、企業のトップとしてどう対処し、各国首脳と交渉したのかが臨場感あるかたちで綴られている。意思決定で重要視した点や、悩んだ点にとどまらず、反省点も述べられており、非常に面白かった。

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    2024年02月24日
  • Moonshot(ムーンショット)~ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕~

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    世界とすべての人の心が動転していた、あの時を思い出させるとともに、製薬会社の言い尽くせないようなワクチン開発にかけた想いを知ることができた。
    また、改革にともなう痛み、それを突き動かす熱意と決意、それによって得られる喜びも知ることができた。
    改めて、世界がコロナによって終わってしまう事態を退け、今も動き続けていることへの感謝を、この本への賛辞とともに記したい。

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    2022年07月30日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    コロナ禍に身をおき、コロナワクチンを実際に接種した一人として、ワクチン開発から実用化までのストーリーを臨場感をもって読むことができた。

    〜感銘をうけた文章〜
    エズレムがよく好んで強調するように「イノベーションは一度には起こらない」のだ。いくつもの個々の発見が、ときに何のつながりもない分野で同時に起こり、積み重なっていく。やがて、それらのアイデアや研究者が出会い、融合したとき、人類は総体として、とてつもなく大きな飛躍を成し遂げることができるのだ。

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    2022年06月30日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    ドイツのトルコ移民2世が創業者のビオンテックのコロナワクチン開発物語。起業物語として創業者の意思決定などの話も勉強になる。mRNAについても少しだけ理解が深まった。

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    2022年06月25日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    【はじめに】
    2019年末に中国で発生したコロナウィルスは瞬く間に世界中に拡散し、多くの命を奪い、社会的・経済的損失を拡大させた。コロナワクチンは、その影響の際限のない拡大を今ある程度までに抑えることに大きく貢献することとなった。本書は、このコロナワクチンが驚くべき速度で開発された成功ストーリーについて書かれている。

    著者のジョー・ミラーは、ファイザー製ワクチン開発の主役となったビオンテック社を中心に多くの関係者にインタビューを行った。創業者のウールとエズレム夫妻が本書の主役だが、ビオンテックのその他の数多くの社員や投資家、ファイザーの重役・社員も実名で登場し、人間ドラマも含めて開発物語が紡

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    2022年04月24日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    新型コロナウイルス感染症へのワクチンを作り出したドイツの製薬会社ビオンテックの物語。コロナ禍に見舞われたベンチャー企業の社員たちががどのように国やファィザーなど大企業と対峙、連携、調整しながらワクチンをこれまでにないスピードで世に送り出したのか。その怒涛の1年がよくわかる。
    この企業が今後、治療薬を産み出してくれるのか期待してしまう。

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    2022年04月19日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    FTフランクフルト特派員と、独ビオンテック創業者夫妻による共著。
    新型コロナワクチンの開発はビオンテック社内で「プロジェクト・ライトスピード(光速)」と呼ばれていたそうだが、本書の出版と、日本語への翻訳もそれぞれ光速のなせる業であり、詳しく、わかりやすく、ドラマチックな傑作ノンフィクション。

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    2022年04月07日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    “Project Light Speed” ビオンテック社 光速のワクチン開発全記録

    今も世界中で繰り返し接種されているCOVID-19に対するmRNAワクチンの代表選手、ファイザーのワクチンの開発の全プロセスがわかる一冊です。ファイザーのワクチンとは言っても、ファイザーはいわば発売元であり開発・製造しているのはドイツの会社ビオンテック社です。

    ビオンテック社はトルコ系ドイツ人(ドイツが労働力不足からトルコ移民を多数受け入れていた時代に移民してきたトルコ人の二世)夫妻が2008年に作った会社。夫妻とはウール・シャヒンとエズレム・テュレジです。それぞれケルン大学とザールラント大学出身の医師で

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    2022年08月19日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    新型コロナによるパンデミック下で、驚異的なスピードで開発され、その有効性においてもこれまでのワクチンとは一線を画すmRNAワクチン。本書はファイザーと組んでこのワクチンを開発したビオンテックの創業者夫婦を描いたノンフィクションだ。
    もともとはがん治療のためにmRNAを研究していたとか、感染拡大の危機感を抱いた時期、資金難で行き詰まる寸前だったとか、小説よりも面白かった。そして金儲けのためではなく、苦しんでいる人を救いたいという開発動機が素晴らしい。立ち上げに当たり資金提供した投資家も素晴らしい。

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    2022年01月30日
  • ローダンNEO16 ラストホープ

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    第2シーズンが終結する。ヴェガ星系や地球、タイタンに散らばっていたローダンの仲間も集結。一気に物語は終結した。ヴェガ星系でのミュータントたちの活躍は、物語の進行上やむを得ないとしても、酷使しすぎ!と思うほどギリギリまで頑張ってくれる。もちろんアルコン人やフェロン人の活躍も緊張感ありで楽しい。ネズミ=ビーバーのグッキーの能力に驚く。しかも行動が格好いいではないか。ファンになりそう。

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    2019年05月15日
  • ローダンNEO10 ヴェガ遭遇

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    ローダンNEOシリーズ第10巻です。
    救難信号を受け、グッド・ホープによる初の星間飛行を行います。
    ヴェガ星系での惨劇にローダンは立ち向かいます。
    又、地球ではファンタン星人との接触が始まります。
    どちらの事件も地球の弱さを際立たせます。
    アルコン技術を少しだけ持っただけの人類には、まだ課題が山積しています。
    金星基地から来たリコの話にも魅力を感じました。
    第11巻にも期待します。

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    2018年10月10日
  • ローダンNEO1 スターダスト

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    さすがにペリー・ローダンのシリーズも年月が経って設定が古くなっている(ようだ)。そんなわけで(かどうかは知らないが)、当時の時代設定をより現代に近づけた新しいローダンのシリーズが始まった。何が嬉しいかというと、これから(おそらく)死ぬまでローダン・シリーズ、つまりスペースオペラSFを読み続けられることだ。すでに正編のローダンから脱落した人も多いだろう。また、これからローダンを始めたい人にとってはこれから正編を最初から読むのも不可能に近い。そんな人々にもローダンNEOをお奨めできる。ローダンNEOが始まるこの時代に巡りあえて良かったなと心底思える。ストーリーは正編と同じくアルコン人とのファースト

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    2017年11月15日
  • ローダンNEO1 スターダスト

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    宇宙英雄ローダン・シリーズがリスタートしました。
    基本的な物語は正編と変わりませんが、現代の世界観に合わせてスターダストは月へ出発します。
    原作を読んだ人は異なった展開を愉しむことになり、NEOから初めて読む人は新作のSFを愉しむことになります。
    新しいシリーズも永く、正編と共に永遠に続くことを願います。

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    2017年12月29日
  • 自由 上

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    面白かった!
    少し硬いけど率直な語り口で、好感が持てる。強く想いを持っている部分は饒舌で、そうでもない部分は簡潔なのもわかりやすくて面白い。
    政治的な功績の部分は飛ばしながら読んでしまったけど、気候変動会議のファシリテーターとして夜通し部屋を行き来して合意に持っていたエピソードや、プーチンに嫌がらせされてイラっとした話が特に面白かった。笑

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    2026年03月19日