柴田さとみのレビュー一覧

  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    FTフランクフルト特派員と、独ビオンテック創業者夫妻による共著。
    新型コロナワクチンの開発はビオンテック社内で「プロジェクト・ライトスピード(光速)」と呼ばれていたそうだが、本書の出版と、日本語への翻訳もそれぞれ光速のなせる業であり、詳しく、わかりやすく、ドラマチックな傑作ノンフィクション。

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    2022年04月07日
  • マイ・ストーリー

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    パートナーとの付き合い方、しなやかな生き方、ファーストレディとしての職務や自身のキャリアを続けながらも子どもに必死に最大限の愛情を注ぐ母としてのあり方など、これからキャリアを重ねていきたいと考える私には学ぶものばかりだった
    賢い人特有の痛快なユーモアにクスッとしたり、胸を打たれるシーンに涙が出そうになりながらも600ページ弱の長編もあっという間に読み終えてしまった

    社会に出る前に読めてよかった

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    2022年03月09日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    “Project Light Speed” ビオンテック社 光速のワクチン開発全記録

    今も世界中で繰り返し接種されているCOVID-19に対するmRNAワクチンの代表選手、ファイザーのワクチンの開発の全プロセスがわかる一冊です。ファイザーのワクチンとは言っても、ファイザーはいわば発売元であり開発・製造しているのはドイツの会社ビオンテック社です。

    ビオンテック社はトルコ系ドイツ人(ドイツが労働力不足からトルコ移民を多数受け入れていた時代に移民してきたトルコ人の二世)夫妻が2008年に作った会社。夫妻とはウール・シャヒンとエズレム・テュレジです。それぞれケルン大学とザールラント大学出身の医師で

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    2022年08月19日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    新型コロナによるパンデミック下で、驚異的なスピードで開発され、その有効性においてもこれまでのワクチンとは一線を画すmRNAワクチン。本書はファイザーと組んでこのワクチンを開発したビオンテックの創業者夫婦を描いたノンフィクションだ。
    もともとはがん治療のためにmRNAを研究していたとか、感染拡大の危機感を抱いた時期、資金難で行き詰まる寸前だったとか、小説よりも面白かった。そして金儲けのためではなく、苦しんでいる人を救いたいという開発動機が素晴らしい。立ち上げに当たり資金提供した投資家も素晴らしい。

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    2022年01月30日
  • マイ・ストーリー

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    オバマ夫妻の人となりや思想の根源がよく分かる一冊。

    2人とも裕福ではなく差別にも晒された子供時代を経て、社会をより良くしようとの思いを持ったとのこと。大統領夫妻になるべくしてなったんだなと感じた。

    ホワイトハウス生活もリアルに大変な一面も煌びやかな一面も綴られており、見たことのない世界が垣間見れて楽しい。

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    2021年09月02日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    購入済み

    バラク・オバマ

    この度、オバマ{約束の地}の試し読み版をやませていただきました、とても興味があるので普通版を買いたいと思っております

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    2021年08月06日
  • マイ・ストーリー

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    ネタバレ


    Netflixでドキュメンタリーを観てから読んだ。
    ミシェルオバマも場所や言語が違えど、若い頃に自分と同じ悩みを抱えていたんだなって思って、勇気をもらえた。


    人生は教えてくれる。進歩や変化はいつだってゆっくり起こされるのだと。二年や四年では、まるで足りない。一生分の時間でも、まだ足りないかもしれない。私たちは、いつ実を結ぶともしれない変化の種を植えているのだ。だから忍耐強く、待たなくてはならない。


    何かになることはすべてプロセスの一部であって、長い道のりの中の一歩にすぎない。そこには断固たる姿勢と忍耐が求められる。成長しつづけることを決して諦めてはいけないのだ。

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    2021年05月20日
  • マイ・ストーリー

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    途中までは一般人であり、ファーストレディになるだけで発言、行動の責任の大きさが桁違いに変わりその苦悩が良く伝わった。

    自分から行動する大切さを学び、モチベーションを貰った。

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    2021年04月25日
  • マイ・ストーリー

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    キャリアとして、自分が何をするとやり甲斐を感じられるのか。この悩みについて、本を読んでから再考した。

    ミシェルオバマが、弁護士という安定、高給料の仕事よりは、黒人・マイノリティのコミュニティを改善するために現場に入って貢献する道を選んで、パッションのある人生を過ごしたことを見て、改めて自分のキャリアを考え見直した。

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    2021年04月10日
  • マイ・ストーリー

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    子どもは、物の大きさや価値について学ぶよりもずっと前に、他と比較して図ることを覚える。そして運がよければ、自分がずっと間違った測り方をしてきたことにやがて気づく。測る対象を人の温かさに変えれば、人生はいつだってもっと素敵になる。

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    2021年02月21日
  • マイ・ストーリー

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    [感想(良かった)]
    ◯印象に残った内容:
    ・家族の大切さ
    ・夫であるバラク・オバマが大変な読書家である事。
    (p.149)
    ・「何かになると云う事は、前進する行為であり、
    進化の手段であり、より良い自分になろうと歩み続ける事」
    (p.570)
    ・「ファーストレディ」の立場とは何か?
    (p.502)
    etc.etc.

    ◯装丁
     彼女の生涯のターニングポイントの写真が豊富。

    [感想(良くなかった)]
    ×原著でもそうなのだろうが、
     目次を丁寧にリストアップして欲しい。
     読み返す場合、自分の再読したい箇所が
     何処にあるか、さがさねばならぬ。

    [総論]

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    2021年01月24日
  • マイ・ストーリー

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    著者を通して世界で起きていることが身近に感じられた。関心が湧いた。仕事と家庭と奮闘することは皆同じ。ブラックライブマターをはじめ、生まれた環境や性別による不平等がなくなるように。より幸せな社会を作れるように、できることをやるしかない!

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    2021年01月11日
  • マイ・ストーリー

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    ご存知、ミシェルオバマさんが書いた1冊
    多様性の奥深さを教えてくれると共に、強く生きている彼女半生から、たくさんの事を気づかされます。

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    2020年12月29日
  • マイ・ストーリー

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    納得の高評価。今年読んだ本の中で間違いなくトップ3に入る。自分は何者なのかと問いながら、人生の一瞬一瞬を全力で生きるミシェル氏の姿から力をもらえる。彼女が幼少の頃、人気者の兄の影でシャイだったという話から、愛する父親の死、結婚後6年間子どもが出来なかったときの辛い気持ちまでも包み隠さず書かれている。バラク・オバマ氏との出会いの話も引き込まれるが、彼はあくまでもミシェル氏の配偶者であり、本書は彼女の人生そのものに焦点を当てて書かれているところがよかった。

    以下、本書よりお気に入りの箇所を抜粋。
    「今考えると、母の行動の裏にはすべて、自分は子どもたちを大人に育て上げたのだという口には出さない自信

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    2020年11月30日
  • マイ・ストーリー

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    「いじめに対して向き合いつつ、決して相手と同じレベルに落ちないこと。 支配をちらつかせた脅しとは、相手の人間性を奪う一つの形だ。」
    差別されたり貧乏であることが当たり前になり過ぎて、1日1日をただ過ごすことで心身を消費して、大切な人の命を奪われても流れに抗わない、というよりも抗えないほどの弱者の人たちに何度も寄り添い、共感し、現実を受け入れつつも、教育によって自分の未来を変える力や抗う闘志を持つことの大切さを訴える。

    自身が黒人であるが故の差別や裕福ではない環境の中でも真っ直ぐ生きてきた経験を基に、弱者に対して自身がメッセンジャーとなって、チャンスや自信を与える側にまわっていく一連のストーリ

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    2020年10月27日
  • 『マイ・ストーリー』 2020ガイドブック(試し読み付)

    購入済み

    バラクオバマとのエピソードは愛と温もりに満ち溢れていて、読むこちらも眩しさに目を細めてしまう。
    特筆すべきは選挙活動の最中の娘さんのバースデーパーティーのエピソード。

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    2020年09月30日
  • マイ・ストーリー

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    すごく読みやすい。
    地の文章もすばらしいのだろうけど、翻訳もすばらしい。
    ひとつの少女の物語として、ウェルメイドされた小説のように(赤毛のアンみたいな)読んでしまった。

    幼き頃のシカゴのサウスサイドの街並み。
    出て来る登場人物(彼女の親戚たち)みんな愛おしい。
    父・母・兄についてもとっても魅力的だった。

    そんな素晴らしく楽しめる文章世界のなか、
    彼女自身だからこそ描ける葛藤の日々。
    よくこんな風に細かく日付け単位で様々な出来事を描けるなあと感嘆した。
    おそろしいほどの事実確認作業を要したはず。
    それでも細かく描くことによって映画のように惹きこまれる臨場感が出せるがゆえの。。。
    彼女の葛藤の

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    2020年09月02日
  • マイ・ストーリー

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    女子必読

    編集者が優秀なのもあるが、やはりミシェル・オバマその人そのものが海を超え言語を超え伝わってくる良書。彼女の努力と高学歴は、教育があればお金が儲かるとは一言も言っていない。自分の人生を主体的に幸福にするために、と述べている。ファーストレディ就任中の様々な活動や辛かった事が手にとるように伝わってくる。アメリカという国だから、ではなくどの国どの土地にあっても、社会を良くしていく努力が個々に求められている。年齢を重ねても手元にお金はない私でも勉強は続けよう、と元気が出ました。

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    2020年03月07日
  • ローダンNEO16 ラストホープ

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    第2シーズンが終結する。ヴェガ星系や地球、タイタンに散らばっていたローダンの仲間も集結。一気に物語は終結した。ヴェガ星系でのミュータントたちの活躍は、物語の進行上やむを得ないとしても、酷使しすぎ!と思うほどギリギリまで頑張ってくれる。もちろんアルコン人やフェロン人の活躍も緊張感ありで楽しい。ネズミ=ビーバーのグッキーの能力に驚く。しかも行動が格好いいではないか。ファンになりそう。

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    2019年05月15日
  • ローダンNEO10 ヴェガ遭遇

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    ローダンNEOシリーズ第10巻です。
    救難信号を受け、グッド・ホープによる初の星間飛行を行います。
    ヴェガ星系での惨劇にローダンは立ち向かいます。
    又、地球ではファンタン星人との接触が始まります。
    どちらの事件も地球の弱さを際立たせます。
    アルコン技術を少しだけ持っただけの人類には、まだ課題が山積しています。
    金星基地から来たリコの話にも魅力を感じました。
    第11巻にも期待します。

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    2018年10月10日