柴田さとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレわずか9ヶ月で95%の効果をもつワクチンができた!
というニュースは、当時、驚きと共に「本当か?」と疑ってさえしまったが、ファイザーの経営が大きく変わるタイミングで、著者のCEOが強力なリーダーシップを発揮したからこそ実現できたと知り、納得できた。
トランプ大統領が後押しした成果なのかと誤解していたが、逆に面倒な介入ばかりしていたことに、辟易した。。
バイデン大統領から握手と共にコインを渡されるシーンは、少し泣きそうになった。
今、第7波が猛威を奮っているが、私はワクチンのおかげでまだ感染を逃れており、感染した息子も、ファイザーのワクチンのお陰で?重症化せず、2日で普段の生活に戻った(隔離 -
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Posted by ブクログ
mRNAとは全ての人間と動物の細胞に存在する、特定パターンの分子。
それがいわば生物において暗号を運ぶ使者のような役割を果たしている。
この分子はDNAから細胞内の工場のような場所に一連の指示を運ぶ。
そこで運ばれた情報をもとに、体の臓器や組織を形作りコントロールするための必須タンパク質が作られる。
uRNA(ウリジン含有mRNA)
saRNA(自己増殖mRNA)スパイクタンパク質全体をコードするワクチン。
modRNAとはスパイクタンパク質全体をコードするワクチンの中で、コブ状の突出部のヌクレオシド配列を調整したもの。
ビオンテックのワクチンにはmodRNA(修飾ヌクレオシドmRN -
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Posted by ブクログ
印象的だったフレーズ
もちろん、このように生まれながらに自信を持っていることは素晴らしいが、…慣れるまでには努力か必要だった。…ただその存在感が強すぎたのだ。その自信、自分が世界に変化をもたらすことができるという彼のそばにいると、どうしても彼と自分を比べて気後れした。…本人が気づかないうちに私自身の目的意識を脅かしているように思えた。
誰しも、自分より圧倒的に賢い、または、タイプの違う人と共にいることは拒絶反応がでる。ミシェルはバラクへの強い絆を感じ、一緒にいることを諦めず、自分も楽しんで生きることを学んでいった。本文の言葉を借りると、愛が勝ったのだ。
自伝には成功体験ばかりが載っていると -
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Posted by ブクログ
ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したビオンテック社。「医療界のゲームチェンジャー」として一躍脚光を浴びているmRNA医薬の技術で世界の最先端を走るバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着取材した迫真のドキュメント。
非常にタイムリーな話題がここまで早く翻訳までされて我々の手元に届くとはまずスピード感にびっくりする、コロナワクチンの裏側を描いた作品。本当にすごい科学者が世の中にはいるんだなと胸が熱くなった。政治とは距離を置きながらも、ひとりひとりの命を救ってくれたのは彼らなんだ・・・ととても感動しました。日本ではファイザーの名前が独り歩きして -
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Posted by ブクログ
ミシェルは、賢くて、パワフルで、それでいて優しさあふれる方だと感じました。
前半の生い立ちから大統領夫人になるまでの記述は、米国の差別意識や教育環境などをうかがい知ることができました。
後半は、プライベートなど全くない公人としての立場と、家族を守る立場との狭間で、揺れる気持ちが良く伝わってきました。
ただ頭が良いだけでなく、柔らかな豊かな感情を持つファーストレディだったのだろうと想像します。
米国民の健康志向を高めたことは、ミシェルの大きな功績だったことと思います。
全てをさらけ出したわけではないでしょうけれど、ミシェルという素敵なファーストレディの心の内を知ることができ、働く母とし -
Posted by ブクログ
コロナワクチンは、どうやらこれまでのワクチンとは違い医療界の革命だったらしく、どのようなものなのか気になったので読んだ。
コロナ関連のニュースはあまり見ていなかったので、なんとなくファイザーかモデルナかどっちかの企業がワクチンを作ったと思っていたのだが、違っていた。
実際には、バイオンテックというそれまで無名だった医療メーカーが、当社の画期的な癌治療技術を用いて開発したものだった。
(大規模な治験や流通の段階から、ファイザーと協力した。モデルナはその何週間か後に独自で完成させたらしい。)
本書は、画期的なワクチンの仕組みはもちろんだが、どちらかといえば、優れた洞察力と素早い判断力によって、 -
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Posted by ブクログ
・内助の功
・その時代のファッションアイコン
が自分の中のファーストレディー像だった。
彼女の場合そのどちらも持ち合わせていたけれど夫とはまた別の独立した存在に見えていた。(実際にその人物になることが幼少期からの願いであり、本当に彼女の思惑通りだったのにはビックリした)
夫が手の届かない賢者であるのに対し、彼女は地に足つけたindependent woman。(事実だけど)まるでフィクションのような対比で、しかもバランスまで取れているところに感心してしまった。
日本語版タイトルが『マイ・ストーリー』…
確かに自伝だから主題は一人称なんだけど、彼女だけの物語じゃないんだよな。彼女や家族の人 -
Posted by ブクログ
ミシェルオバマの幼少期、オバマとの出会い等のプライベート部分が書いてあり、親近感がわき、面白かった。そしてファーストレディーのときに取り組んだことや経験したことが書いてあり、一見華やかにみえる生活であるが、苦労も多いことを学んだ。
ミシェルオバマほどの才能がある人でも『自分は十分であるか』という疑問が常にあったようで、意外だった。しかし、やはり黒人女性というだけで、いろんな問題が付き纏うので、そのような考え方になってしまうのは仕方ないと思った。
【自分にも取り入れたいこと】
・子供を芸術や文化に触れさせる
・週末にブートキャンプ(友人との絆強化)を実施する。
・子供には愛情と高い期待を注ぐこ