水野学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
デザインの力を使ってブランドの力を引き出し、売るのではなく売れるように仕向けるのがブランディングデザイン
利益を追求していなかったとしても、自分たちの活動などをきちんと世の中に伝えなくてはならない
売れるを作るための方法
・発明する
・ブームを作る
・ブランドを作る
これまでは上2つだけでも売れた
ブランドとは、そのものがもつ個性や特徴、持ち味を表現しているもの
「ブランドとは"らしさ"である」
ブランドイメージは、小さな石を積み重ねていくようなもの。企業のアウトプットが企業のブランドをつくる。
ブランドを作ろうと思ったら、その企業や商品について「目に見え、 -
Posted by ブクログ
イノベーションはしばしば「(技術)革新」と訳されるが、
この言葉は本来、単に全く新しいものを生み出すという意味を表しているわけではない。
今まであったもの同士をくっつけ(新結合)、今までになかったもの生み出すこと意味する。
アイディアの接着剤とはまさに、新結合に必要なものである。
著者はこの点をよく理解していると感じた。
また、この本の著者は素晴らしいアイディアを世の中に出してきた人だが、
そのアイディアを作り出す過程は至ってシンプルであり、
決して突飛なことをしているわけではないことがよくわかった。
読んでいて身の回りのことをもっとよくみようと、
わくわくとした気持ちになる楽しい本だった。 -
Posted by ブクログ
ふわっとした言葉である「センス」がどういうものか、どうやって培われるものなのか…ということを著者の水野さんの視点から丁寧に教えてくれる本。
本屋で最近よく見かける気がする「センス」関連の本。自分が最近引っ掛かるようになったワードだからこそなのか、センス関連の本は何冊か読んだが、たしかにどの本でも共通して知識や経験の広さ、深さが大事ということは言っていたように思う。
この本では、水野さんの「クリエイティブディレクター」という立場から、商品やブランドロゴ、デザイン、パッケージデザインといった面から「センスのよさ」について例が出てくる場面が多かったが、そういった仕事でなくても活かせるマインドは多かっ -
Posted by ブクログ
以前、大前研一の本で読んだ「センスは訓練で磨かれる」という言葉によく似ていて手にとってみた。多摩グラ出身でセンスの塊みたいなプロフィールの持ち主である著者がこのように書いてくれると、理屈っぽい僕にも大変分かり易い。
■センスとは数値化できない事象を最適化すること
■歴史が上手いね、下手だね と言わないのと同じように、美術に上手いも下手もない
■技術の時代からセンスの時代への揺り戻し
■アウトプットの前段階では、知識に基づいた方向性の決定が大切
■売れるものをつくるには消費者を欺かないための精度が求められる
ビジネスにもとても役立つ考え方がたくさん紹介されており、どんな分野の仕事でもベースにな