【感想・ネタバレ】「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義のレビュー

あらすじ

いまの時代に、どうすれば「長く売れつづける」のか──。
あらゆるビジネスパーソンが抱えるこの課題をデザイン視点から解決する、慶應義塾大学の名物講義「ブランディングデザイン」がついに書籍化。

「中川政七商店」「茅乃舎」「東京ミッドタウン」「相鉄」などで
コンサルタントとしても活躍するクリエイティブディレクターの水野学が、ビジネスや経営における「デザインの正しい使い方」をわかりやすく解説した1冊です。

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Posted by ブクログ

デザインと聞くと、関係ないとかデザイナーだけが関係することと考えがちだが、あながちそうではないと思わされた本。ビジネスとデザインの両軸で考えられる人がいると、強いということがよくわかった。

・「デザインを依頼する側はデザインがわからなくて、依頼される側もいろんなビジネスのことがわかっていない。そこにある大きな溝が売れないものが作られてしまう原因になっている。」


・機能デザインと装飾デザインの2つを混同していることが多い

・(1)センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力


・センスを磨く3つの方法
①王道、定番を知ること
②流行を見つけること。
③共通点を見つけること


・(2)世の中をあっと驚かせてはいけない

差別化ばかりを考えてはいけない。
あっと驚かされたものは、大抵世の中に受け入れられない。

驚かせるような提案をしない


・(3)ブランドは細部に宿る

・らしさを大切にする

その企業なら企業の歴史を調べる

・正しいと思うことほど慎重に伝える


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2024年04月12日

Posted by ブクログ

ブランドとは、見え方のコントロール

センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力

「受け手側」で考える

1. 王道、定番を知る
2. 流行を見つける
3. 共通点を見つける

「人がたくさん入っている店舗の共通点」
床の色は暗め
通路がやや狭め
商品がごちゃこちゃと置いてある
天井が低め、もしくは入り口の上側が高すぎない

世の中をあっと驚かせてはいけない
差別化に注意

「ブランド力がある企業の3条件」
1. トップのクリエイティブ感覚がすぐれている
2. 経営者の“右脳”としてクリエイティブディレクターを招き、経営判断をおこなっている
3. 経営の直下に“クリエイティブ特区”がある

ブランディングはあくまで手段

企業の活動は「目的」と「大義」からはじまる

経営とデザインの距離は近いほうがいい

「完成度」に時間をかける

いい人
企業を擬人化する

正しいと思うことほど、慎重に伝える

マークには大きく2種類ある
1. ロゴマーク(文字)
2. シンボルマーク(装飾された図や星や動物、文字以外のマーク)

ブランドは細部に宿る

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

企業や商品のらしさを徹底的に演出し人々にらしさを伝えること、それがブランディングデザイン。

「らしさ」の追求が「売れる」ブランドを作ること。

慶應義塾大学のブランディングデザインの講義をまとめ、編集した内容。
元々デザイン関連の学部ではない学生を対象としていることもあり、デザインを仕事にされてる方には当たり前とも思える内容ではあるものの、普段なんとなくフワッと理解していたデザインやブランディングのあるべき姿を、わかりやすく表現されている。
差別化のしにくいこの時代に、企業や商品を徹底的にその本質を表現する形で「らしさ」を押し出すブランディングをすることで「売る」ではなく「売れる」状態になる、ということを水野学さんが携われたプロジェクト事例から丁寧に伝えられている。
昨今ではデザイン思考としてユーザー側の視点に立った物事の進め方が広く知られているが、改めて勉強になる。
デザインとはアートやセンスではなく対象の情報を整理し理解し大多数の第三者がしっくりくる着地点を目指すこと、全てのデザインは説明が出来るものであること、改めて理解できた1冊だった。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

デザインの力を使ってブランドの力を引き出し、売るのではなく売れるように仕向けるのがブランディングデザイン

利益を追求していなかったとしても、自分たちの活動などをきちんと世の中に伝えなくてはならない


売れるを作るための方法
・発明する
・ブームを作る
・ブランドを作る

これまでは上2つだけでも売れた

ブランドとは、そのものがもつ個性や特徴、持ち味を表現しているもの

「ブランドとは"らしさ"である」

ブランドイメージは、小さな石を積み重ねていくようなもの。企業のアウトプットが企業のブランドをつくる。

ブランドを作ろうと思ったら、その企業や商品について「目に見え、耳に聞こえ、身体で感じる、すべてのもののデザインをきちんとする」必要がある

「ブランドとは、見え方のコントロールである」

要するに、世の中から見えるあらゆるものを、その企業にとって理想的な状態になるようコントロールする。それが「ブランドをつくる」ということ


デザインは
・機能デザイン 伝わりやすさ
・装飾デザイン 魅力的に見せる
に分かれる


クリエイティブコンサルタントという仕事の席は空いている


大事なのに社会で習わないもの
・センス
・段取り


「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力である」

つまり、センスは努力で身につけることができる

センスの磨き方
・王道定番を知ること
・流行を見つけること
・共通点を見つけること


コンセプトは、ものをつくるための地図
シンプルな方がいい


説明できないデザインはない

★言葉・ビジョンについても、わかりやすいもの、わかりにくいものの共通点をまとめる


「世の中をあっと驚かせてはいけない」

一瞬売れても継続しない


ブランド力がある企業の共通点とは?
・トップのクリエイティブ感覚が優れていること
・経営者の右脳としてクリエイティブディレクターを招き、経営判断を行なっていること
・経営の直下にクリエイティブ特区があること

ジョン・C・ジェイ氏
存命するナンバーワンクリエイティブディレクターだと思う


企業の目的と大義が大事

企業の活動のすべては、この2つから生まれている。そこを押さえておけばまず方向を間違えることはない。

目的は答えられる人はいても、大義を明確に答えられる人は多くない。ないわけではなく、言葉になっていないということが多い。


らしさは、自分の中にある

色々調べた上で、らしさを探るときは時間を決めてやる。例えば30分で30個。必ず時間と目安を決めてやる。

一番大切なのは、みんなが聞いて分かるものを見つけること。もっといえば、人の意識のわりと浅いところにあって、なんとなくは知ってるけどまたフォーカスされていないようなもの。

例 日曜日のらしさ
→朝寝坊、月曜の準備、サザエさん、、

深く考え込まずに、とにかくますばたくさん出してみる。時間をかけるべきは、アウトプットの完成度を上げるプロセス。


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2021年03月14日

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内容が分かりやすく、また明快で理解しやすかった。本人のプランディングも上手くしているなぁと感心させられた

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2021年01月02日

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ブランドとは、見え方のコントロールである。

僕が1番時間をかけるべきだと思っているのは、アウトプットの完成度を上げるプロセスです。

企画書とは手紙のようなもの。伝えたい相手のことを考えながら書く。

正しいと思うことほど、慎重に伝えなくてはいけない。

企画書にはデータは入れない。知りたいのは、データを集めたその先の提案。

提案と言うよりは対話ですね。

茅の家のプレゼンは見直すべき。

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2020年04月21日

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初めてこの本を読んだとき、「センスは知識の蓄積だ」という視点が新鮮でびっくりした。デザインをする人、創作する人は読むべし。

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2020年02月06日

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デザインには「装飾デザイン」と「機能デザイン」の2種類があるという考え方。
センスとは知識の集積の最適化である、ということ。
だから、センスは努力で身に着けられるのだということ。

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2019年01月03日

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ようやく読んだ デザイン界のスターの本をようやく読んだ

要点まとめ

ブランディングとは「らしさ」のコントロール
本書の根幹をなす最も重要なメッセージは、**ブランディングとは「見え方のコントロール」であるということです。そして、その見え方とは、企業や商品が持つ独自の「らしさ」**を、細部に至るまで徹底的に統一し、伝えていくことに他なりません。
例えば、Apple製品のデザイン、店舗、広告、スタッフの立ち振る舞いまで、すべてが一貫して「Appleらしさ」を体現しています。この「らしさ」が顧客に明確に伝わることで、価格競争に巻き込まれない強力なブランドが構築されるのです。水野氏は、この「らしさ」を、まるで河原で石を一つひとつ丁寧に積み上げていくように、時間をかけて辛抱強く構築していくことの重要性を説いています。

「センス」は生まれつきではない、知識の集積である
デザインの世界で頻繁に使われる「センス」という言葉。多くの人がこれを「生まれ持った才能」だと考えがちですが、水野氏は明確に否定します。彼によれば、**センスとは「知識の集積によって最適化する能力」**であり、誰でも後天的に磨くことができるものです。
様々な分野の良質なものに触れ、その背景にある文脈や理由を理解することで、知識は蓄積されます。そして、その豊富な知識の中から、目の前の課題に対して最適な解決策を引き出す能力こそが「センス」の正体なのです。「センスがない」と諦めるのではなく、積極的に知識を吸収し続ける努力が、優れたアウトプットを生み出すと本書は教えてくれます。

「売る」のではなく、「売れる」仕組みをつくる
タイトルにもなっている「『売る』から『売れる』へ」という言葉は、ブランディングの目的を端的に表しています。無理に商品を売り込もうとするのではなく、顧客が自然と「これが欲しい」と感じる状況、つまり**「売れる」仕組み**を作り出すのがブランディングの役割です。
そのためには、まず自社の「らしさ」とは何かを徹底的に突き詰め、それをロゴ、パッケージ、ウェブサイト、店舗デザイン、接客など、顧客とのあらゆる接点において一貫して表現し続ける必要があります。この一貫した世界観が顧客に信頼と共感を生み、結果として「売れる」状況が生まれるのです。水野氏が手がけた「くまモン」や「中川政七商店」などの成功事例は、まさにこの哲学を体現しています。

デザインは経営そのものである
水野氏は、デザインを単なる見た目の装飾とは捉えていません。経営課題を解決し、社会をより良くしていくための重要な手段、すなわち**「経営そのもの」**と位置づけています。
良いブランディングは、企業の理念やビジョンを可視化し、社内外に明確に伝える役割を果たします。これにより、社員のモチベーション向上や、社会からの共感獲得にも繋がります。最終的に企業の価値を高め、持続的な成長を支える力となるのです。
本書は、デザインという強力な武器をいかにしてビジネスに活かすか、その思考法と実践的なアプローチを、豊富な事例と共に分かりやすく解説してくれる、すべてのビジネスパーソンにとっての羅針盤となる一冊と言えるでしょう。

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2025年12月12日

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正しいは、ひとりよがりや、思いつきであってはいけない。
仕事は裏切らない、正しいことをきちんとやっていると、見てくれている人は必ずいます。
この言葉で背中を押してもらえるような気がしました。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

とても勉強になった。
が、具体的な方法はそれほど書かれていない。
私はその頭のメカニズムをもっと知りたいのよー。
◯をロゴにするの勇気いらん?とかそういうこと。

見えるもの全てをコントロールする話はすごく参考になった。
頑張るぞー!

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

・話題作りのために広告は出すので、ブームをつくれないような広告はあまり意味がない。
・どの商品もあるレベル以上の機能やスペックを備えているので、どこの企業のものか問われるようになった。
・日本にはいいものを作れば売れるといった、ものづくり信仰が根強いけど、もうどれも優れていて差がない
・売れるにはブランド作りが大切な時代になった。ロレックスのように
・ブランドとは「らしさ」
・ブランドとは見え方のコントロール
・センスとは集積した知識をもとに最適化する能力
・使う人の立場で考えて問題を発見し解決していく
・コンセプトとはデザインを作るための地図
・はたらくのはお金のためでもあるけど、大事なのは自分が働くことが世の中のためになっているという実感
・企画書は相手がこれを聞きたいだろうな、これを言って欲しいだろうなと思うことを書くようにしている
・きちんと対話して、コミュニケーションを取ることで伝わる
・プレゼンはいいことを言おうとか、うまいことをやってやろうとかぜったいに思ってはいけない。自分はしょせん自分でしかないと思って、考えたことを丁寧に伝えていく。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

導入
始まりの導入がモチベーション革命と似ていた
今の時代は飽和状態。
昔のような高度成長期は足りないものがあったけど、今の時代は足りきっている
その中で「売れる」ものをつくるには?という流れ

パンチワード
「ブランドとは見え方のコントロールである」
ブランドのアウトプット全てにおいて一貫したイメージがあること。「らしさ」のこと

1章:なぜいいものをつくっても売れないのか
→今の時代はモノが飽和していて、明確な課題が見えづらくなっており、消費者にとっては商品が選びづらくなっているから。差別化しようとして、奇をてらった商品も作っても消費者のニーズに沿っておらず売れない

2章:デザインは誰にでも使いこなせる
→今はビジネスとデザインの間に溝があって、相互の行き来があまり活発ではない状態(双方に知見のある人材が求められている)
ただ、センス(集積した知識をもとに最適化する能力)は努力次第でいくらでも磨ける
筆者が提唱するセンスの磨き方
①王道、定番を知る
②流行を見つける
③共通点を見つける

3章:ブランディングはここまで変わる
ブランディングは企業の「大義」に沿ったものであり、何らかの目的を達成する必要がある(売上増加など)

4章:売れる魅力の見つけ方
そのブランドの「らしさ」は何か、ブレインストーミングする
「らしさ」を見つけて、それがなぜそうなのか、検証する
企業を擬人化して考える

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2021年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1.ブランドとは見え方のコントロール
2.ブランドとはらしさ
3.機能デザインができてから、装飾を考える
4.センスとは集積した知識を元に最適化する能力のこと

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2021年04月18日

Posted by ブクログ

本書では、著者が手掛けたブランディングの数々の事例が惜しみなく紹介されており、とても興味深かった。
デザインだけの話に終始することなく、「企画書は、読む相手、伝えたい相手のことを思い浮かべながら書く、対話を重視する」といった著者の仕事に向き合う姿勢に共感するところもあり、多くの刺激を受けた。
本書を読んでのアウトプットとして、センスを磨く以下の3つの方法を意識・真似してみようと思う。
①王道、定番を知ること
 奇抜なデザインで差別化を図らなくていい。
②流行を見つけること
 あくまで受け手側つまり使う人の立場で考える。
③共通点を探ること
 蓄えた知識は咀嚼すること。たくさんのものを見て、そこに通底する共通点やルールを見つけ出す。流行っているお店に足を運んで、共通する理由を考えてみる。

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2021年03月23日

Posted by ブクログ

佐藤オオキさんの本を読んで、「デザイナー」ってかっこいい!面白そう!と思って買った本。
デザイン×コンサルティングってあまりイメージが掴めていなかったけど、具体的な事例がとてもわかりやすくて腹落ちした。

【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
多くの人が勝手に遠ざけているセンスというものは決して持って生まれた才能ではない。なんとなくの感覚感性なんかでもない。努力すれば身に付けられるもの。

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2020年06月21日

Posted by ブクログ

今でこそ結果的に学んでいた内容だったが、学生時代にこの講義を聞くとどんなことを思っただろうーとふと。

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2020年05月13日

Posted by ブクログ

一年前ぐらいに読んだんですが、この本読んでよかった!って思えた気がします。相手のことをしっかり理解してブランディングしていくということをいくつかの過去の仕事を例に紹介していってるような感じでした。すごく馴染み深いブランドばかりで興味津々で読み進めた思い出があります。

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2020年03月23日

Posted by ブクログ

デザインやそれを用いたブランディングはセンスではなく、たしかな積み上げにより作られる。
・センスとは集積した知識をもとに最適化する能力のことである
・世の中をあっと驚かせてはいけない
・ブランドは細部に宿る
なるほどーの連続でした。個人的には、そういったものを統合して、その企業・人の「らしさ」をどう生かすか という考え方に非常に共感しました。

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2020年02月25日

Posted by ブクログ

ブランドをどのように表現、伝えていくか
ブランドをプロデュースする
ロゴやパッケージがいかに重要かがわかる。

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2020年01月11日

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本書を読み、センスの良し悪しは先天性に備わっているものだと思っていましたが逆にセンスは後天性であることを知りました

また、ブランディングは対象となる物を多角的に見ていく必要があり、著者の水野氏が手がけた作品はそれが表れてて感動しました。

特に茅乃舎の円マークのデザインは素晴らしい。。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

「デザインのことはよくわからないし、センスないから…」とお客さんには言われるが、そこで思考停止はもったいない!よい打ち出しをするために、会社のこと、売りたいもののことをもっと知りたい!と思ってきた。この本は、特にデザイン業界以外の人に読んでほしい。

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2019年09月09日

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ブランドとは らしさ である。と。
いままでいいと感じたブランドはそのらしさを大切に積み上げてきたからなのだと実感した。
経営やデザイン関係でない仕事についている人でも、この考え方は同じであり、その職業のらしさを追求することで、自分のブランドが生まれて、自分の付加価値となると感じた。
自分をブランディングして、自分のらしさを見つけていきたいと思った。

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2019年07月11日

Posted by ブクログ

正しいと思うことは慎重に伝えること...

続けて水野学氏の本を三冊読んだが...
結局のところこの人はクライアントの立場に立ってじっくり話し込み...etc
彼の仕事の姿勢がつまるところ作品とアウトプットされるということで、情報を集め、熟慮し、点を探し、見つけそれに向かってブラッシュアップする。
慎重に慎重に...

やっぱり...仕事って...人柄が出るんでしょうね...
他の本も読んでみたいかも...

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

数々のデザインを手掛けてきた著者による講義の記録をまとめたもの
提案されたものや相談されたものをそのまま、デザインするのではなく、そもそも「疑う」ことが善いプランディングにもつながるようだ。
疑うとは、本当にその考えで良いのか?ロゴを作る必要があるのか?など背景やその定義、世界観をこちらでイメージしてプレゼンしたりすることが「売れる」デザインにつながる要素なのだと感じた

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

ブランドは細部に宿る。デザインはセンスではなく、説明可能といった話であり、誰にでも習得可能といったことが述べられている。

読みやすい内容であるものの、やや内容が薄い感じは否めなかった。

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2025年03月14日

Posted by ブクログ

水野学氏の本をもう一冊読んでみようと思って読んだ本。
(○○の)センス(がある)とは集積した知識を用いて(○○を)最適化する能力(を有する)のこと、など、既知の事柄の確認もあったが、クライアントの歴史や背景を深く知ることや、アイディアをポンポン出した上で完成度を高めることに時間をかけるなど、事例としてふと思い出せそうな事柄が多く書いてあったように感じる。うまく血肉にして活用したい。

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2021年12月02日

Posted by ブクログ

SFCでの講義を文章にしたものでとても読みやすい!茅乃舎、中川政七商店、テネリータなど素晴らしいクリエイティブばかりを生み出してきた筆者のデザインの考え方。デザインとは似合う服を提案すること、というのがすごくスッと入ってきた。相手を圧倒するとかではなく、らしさを引き出して丁寧に対話するプレゼンスタイルに共感が持てた。社長室直結でクリエイティブ室があるくらいデザインって重要なんだなぁと。興味深い。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

ブランドディングとは何か? が書かれた本。
ブランディングする為には、そのブランドに似合う服(デザインやプロモーション等)を行う事。
そのブランドがどの様に見られているのかを客観的に見て、それに対して統一した世界観を演出する必要性があるとの事を、水野さんが関わった案件から説明された本。
また一人で完結出来る仕事はないので、どの様に相手に伝えるのか?といったポイントについても書かれていました。

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

ま、こんなものでしょう。
読んで損はナシ。

・デザインの重要性
・機能デザインと装飾デザイン
・センスとは集積した知識をもとに最適化する能力
・ブランドとは「らしさ」
・企業の目的と大義をちゃんとした言葉に!
・ブランディングに大切なのは似合うこと

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2019年01月19日

「暮らし・健康・美容」ランキング