あらすじ
多くのプロジェクトを「同時に」「早く」動かすにはどうすればいいのか?話題のクリエイティブディレクターがその「段取り」の秘密を全公開します。くまモン、相鉄、茅乃舎を手掛けたクリエイティブディレクターの仕事術
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Posted by ブクログ
段取り力が欠けているので読む
①ゴールを決める
②進む際のコンセプト(枠)と手順を決める
③時間という制約の中で実行する
というのが段取りの手順。
①では、想像力を駆使していかに鮮明なビジュアルでゴールをイメージできるかが重要。そのビジュアル化の源泉となるのは想像力とか、熱意、好奇心だが、自分はそこが欠如している。未来を想像する習慣が全くないのがなんとも頭が痛い
②はコンセプトを決めて、やる事を限定するのが重要。進むべき道にレーンを付けるようなイメージ。レーンが無いと、やった方が良さそうな事を際限なくやってしまうのでコンセプトという枠を与えて、制限をかける。この工程は③の時間の制約のなかでやり切る上でも重要な検討事項である
①から③の流れは、提案資料の資料構成にもそのまま応用できそう。段取りと提案資料の作成を同じ考えでやれば、提案と実行で整合が取れる。良い学びになった
Posted by ブクログ
ある程度自立して、自分で仕事をコントロールできるようになる3年目以降の人におすすめの一冊。
頭では大事だとわかっているけれど、つい蔑ろにしてしまいがちな段取りの重要性と、本当の効率化について学ぶことができました。
chapter1
段取りは「目的地」を決めるところから
1.プロジェクトのゴールをイメージする
ビジュアルでリアルに想像することで、果たして最初に想定していたそのゴールややり方で良いのか?を考えやすくなる。
引用)そのプロジェクトの完成を見て、「誰が」「どうよろこんで」「なんて言っているのか」「どういう表情をしているのか」といったことを映画のように想像する
2.ゴールを「ビジュアル」で共有しよう
画像検索を使ってビジュアルでイメージすることで、アイデアをイメージしやすくなり、その段階でフィードバックを得ることで、後々のちゃぶ台返しを防ぐことができる。
3.想像の範囲を100年後まで広げよう
たとえクライアントが許可していても、最低限のルールに抵触していないか疑い、想像すること。
本来の目的と照らし合わせて、本当にそのやり方が良いのか?疑うこと。
特に、初めての内容でリスクを想像できないときは、参考にできそうな先行モデルを探すこと。
4.ターゲットの解像度を極限まで上げよう
ターゲットが読んでいる雑誌まで想像できる状態にすること。さらに、ターゲットになりきって、「素の感覚」 で惹かれるカどうか確かめること。
chapter2
最高の段取りをするために「目的地までの地図」を描こう
1.すべての仕事は「ルーティン」である
仕事の本質はすべて同じ。段取りをきちんと作れば、ルーティンとしてどんな仕事も確実にやりきれるだけでなく、無駄な作業や抜け漏れまで減らすことができる。
また、トラブルやアクシデントもパターンを含めて把握しておくことでスムーズに対処できる。
2.「ルーティン」が余裕を生み、仕事の質も上がる
パターン化することで、ルーティンにしやすくする。
ジョブズが同じ服しか着なかったように、思考せずにできる部分を増やすことで、創造的なことにより時間と労力を費やすことができる。
3.コンセプトはプロジェクトの「警察」である
プロジェクトごとに「コンセプト」を決めて、わかりやすい言葉で表現することで、みんなが一つの方向に進みやすくなる。
意識したいのは、あまりに現実的なものではなく、夢を持てるもの、また言葉の定義を明確にしておくこと。
4.まず「知ること」からすべてははじまる
小冊子が書けるくらい調べることに尽きる。好奇心を武器に、知ったかぶりをせず、自分の足で情報を取りに行くこと。
chapter3
目的地まで最短距離で進もう -時間と効率化の話
1.すべてにおいて時間は「王さま」
「いいものをつくる」よりも、「時間を守る」ほうが大切。
スケジュールを制するものは仕事を制す。
2.「締め切りが完成」である
完成したら世に出すのではない。締め切りが完成である。
締め切りはなくても仮でつくる。また、具体的に決める。
3.仕事が入る「時間ボックス」を用意する
時間の感覚がゆるくなる長期のものも、分割して短期間の締め切りを作り続ける。
4.「つらい仕事か、楽しい仕事か」は考えない
5.スケジュールが破綻しないために
やるべきことの時間を見積もったうえで、邪魔が入るバッファを出してスケジュールを立てること。
スケジュールは、崩れる前提で3時間毎に見直すこと。
段取り表
①「やるべきこと」のリストを全て並べる
②締め切りとプレ締め切りを確認する
③「やるべきこと」のリストについて所要時間を設定する
④「やるべきこと」のリストを「時間ボックス」にはめ込む
chapter4
脳内に「空白をつくる」ために段取りをしよう
1.段取りが大切であるほんとうの理由
頭の中を空白にしておくことで、アイデアな出やすい状態を作るため。
後でやろうと頭の中に置きっぱなしのものはすべて、紙に書き出したり、人に振って自分の外に出してしまおう。
2.なるべく「ボール」をもたないようにする
できるだけボールを人に渡すために、完成度は低くてもいから、スキマ時間なども利用してかたちにすることを心がける。
一度に複数案件のことを考えないようにする。マルチタスクは同時に複数ではなく、シングルタスクの積み重ねであることを忘れない。
3.生産性をマックスにするために打ち合わせ
その場で必ず一案出す。持ち帰るのではなく、その場の空気感や勢いで出てくるものもあるので、その場で方向性を見つける意識を持つ。
chapter5
目的地までチームで動こう
1.「チーム」を超えて「仲間関係」をつくろう
腹を割って話せる関係をつくり、上下関係なく議論できる状態をつくろう。
2.チーム全体で同じ方向性を向くために
約束を守ることと、共有することを大切にしよう。
3.本音のコミュニケーションがチームを円滑にする
4.段取りをスムーズにするリーダーのひと工夫
所要時間を添えて指示を出すことで、やってほしいことの難易度や粒度を想像できるようにしよう。
こまめに相談することで方向性を間違わず、一緒に進めることができる。
Posted by ブクログ
ルーティンが余裕を生み、質を上げる。
考えたことは外に出して頭に空白を作る。
同じ人間だから処理できる仕事量はさして変わらない。ただやり方次第で何倍もの効率で仕事ができる。
Posted by ブクログ
自分が仕事を進める上でちょうど悩んでいる部分だったので読んでよかった
時間をかけてもいいものはうまれない、それはギャンブル的な考え方など普段の無意識に自分が思い込んでいる部分を言語化して否定してもらえた。
また読み返したい
Posted by ブクログ
新しいプロジェクトが始まる時、クライアントとの関わり方の部分がとても参考になった。また、段取りをつけることで、今に集中できるということがわかった。マルチタスクで頭と気持ちがいっぱいいっぱいになっている状況が少しは改善できそう。早速明日からやってみよう。
Posted by ブクログ
「センスは知識からはじまるより」、幅広く、よりベーシックな知識内容(くまモン、相鉄、段取り管理)を題材に、
①目標設定、(目的地を決める)
②経路設定、(目的地までの地図を描く)
③実行、(最短距離で進む)
のコツを紹介してくれています。
「時間は王様」「期限はお客様との約束」「相手が言わなくても期限は必ず存在する」「期限など数値で表現できるものを、曖昧な言葉で表現するしない」など、印象的な比喩や、一連の考え方や重要な気づきを与えてくれます。
また、具体例が多く、内容がスッと入ります。
分かりやすいです。
良き
プロジェクトマネジメントに業界は関係ないなと改めて痛感。特に後半の部分がよかった。仕事を時間のみの基準で考え、精神的苦痛や快楽面は考慮しない、というのはまったくもってその通りで、Routineとして、進めていく。とにかく時間内に仕事を終わらす。自分の爪痕を残すより、仕事を時間内にやり切る方が大切。後輩たちの指導にも使えて良いと思う。特に精神的苦痛の多いプロジェクトマネジメントしている時には、頭が冷静になれてよい!
Posted by ブクログ
具体的な仕事術、マインドの本。
段取りとは、全てをルーティン化すること、
例外はない。
目的思考、
ゴールを定めること、ゴールが1番の目的
ここでは顧客が求めるものではなく、本当に必要なものを考える必要がある。
画像検索でイメージを固める、
PJはどうなったら成功??明確にすること
成果物の寿命を考える。
完成して、どのくらい利用される?
どうしたら寿命は伸びる?
型を作れば、仕事の速度が上がる
アレンジはプロの仕事、やめよう
仕組みを考える
本棚の本は背の順、意外と探しやすい
コンセプトを決める
「警察」の役割をコンセプトがしてくれる
ぶれそうな時にコンセプトで防げる
純粋な好奇心を持つ、インタビュアーになる
全てにおいて時間は王様
締切が一番大事。
実は数字にならない、数字でコントロールする
麻雀のように機械的に処理する
牌効率、感情は無視
やることを全てリスト化して、
スケジュールの箱に入れる
ボックススケジューリング
思考を全て外に出すのが大事
Todoリスト、紙に書く、人に振る
相手にボールをパス、自分で持たない
脳がパンパンだと思考が窮屈になる
段取りや、思考の外だしが大事なのは
「空白をつくる」のが目的
これが一番大事
アイディアもここから生まれる、余裕理論
チームで進めるのは
約束を果たすこと
ホウレンソウしないやつは
無断で食事の約束に遅れる友人と同じ
呼ばれないようになる
仕事を抱えるのは
自信があるのと否定されたくないから。
恐れを手放すには心理的安全性が必要
Posted by ブクログ
「段取り」を体系的に整理した図書。
本書では、段取りを目的への道中と、目的に向かう人間が心得ることの2つの視点から整理。
働く上でいかに頭を空にし(タスクを持たない、一つだけを考え等)、いかにゴールを関係者含めて正確に捉え歩めるかを示している。
仕事のベースとなる考え方として、マルチタスクになって効率が落ちてしまう人におすすめな、特に自分向けの本書であった。
Posted by ブクログ
Before
仕事を進める上での体系化された段取りを学びたい.効率的な進め方,考え方を知りたい
Contents
・段取りしておかないと新しいことだらけ.やっつけ仕事になる
・何か依頼を受けた場合疑うことから始める
・プロジェクトの完成を見て,誰が,どう喜んで,何と言って,どんな表情しているかを映画のように想像する
・最後のイメージはビジュアルで想像しつつ,そこに行きつくまでは説明できるようにしておく
・会社や上司の命令だからと言って100%受け止めない.疑い,ネガティブな側面も想像する.目的を考える.完成後の先にどうなるかまで想像する
・先行して成功しているモデルケースを見習う
・ターゲットは具体化.想像の解像度をMAXに
・最後のイメージからトップダウンで考える.ゴールイメージが明確になり,色々決まる.逆に目的がはっきりしているとやらなくていいことも決まる.じゃないと,目的確認や全体像の把握がすっぽり抜けてしまう
・仕事は細かい部分が違っても大枠は同じ.本質は同じなので段取りも同じ.「調べる→大まかに方向性決める→具体プランまとめる→仕上げる→完成」.パターン化しやることが決まっていれば変化にも対応しやすい.選択を減らすことでやりたいことに集中できる.ルーティン化して淡々とこなし,できた余裕で質を高める
・センスは多くの知識をストックし,最適組合せを考えることで生まれ,磨かれる.段取り前には,①関係ありそうな知識を網羅してリサーチ,②関係ないような知識もストック
・どんな仕事でも徹底的に調べる.そして聞く.自分の知識だけだととりこぼしがある
・知ったかぶりしない,格好つけない
・全体の締め切りに対して,自分の中でのプレ締め切りは早くしすぎない.早くしすぎると変な余裕ができる
・時間ボックスを作って,短期から長期までの計画を立てる
・精神的な重い軽いで仕事を分けない.時間で分ける.他の人が持っている仕事も理解しておく
・段取り:①やることすべてリスト化②締め切り,プレ締め切り(自分)確認③所要時間設定④②③を踏まえて機械的に時間ボックスにはめ込む
・自分の中に思考を入れない.→①メモ②人に振る
・ボール(自分持ちの仕事)を持たないようにすれば,自然と仕事は早くなる.自分で寝かせない.完成度の低い状態でいいので作成し,あとは投げる.ちゃぶ台返しを防ぐ
・一度に複数案件を考えない.時間を区切って1つ1つの案件に集中する
・早い段階で生身のコミニュケーション取って信頼関係を構築する
・仕事では多くの人巻き込む.するとミスがあれば早い段階で気づける.
・小さなプライドは捨てる.自分の見せ方を優先しない,仕事が優先.
・何かを主張したい場合,自分が思っていることを全て,論理的に伝える.
Awareness
・案件を受けた場合,まずは疑う.上司の言うことだからといって100%受け止めない.そして目的を徹底的に論理的に考える
・まずは自分の仕事のたたき台を作り共有,他人に仕事を振る.するとちゃぶ台返しがなくなり,自分にも余裕が生まれる
・仕事の大枠はどれも同じ.
To do
・課題ばらしでは大目的とその納期も記載
Posted by ブクログ
クリエイティブディレクターである筆者が「仕事に新しいことはほとんど無い」と記したのには驚いたが、読み進めると、業態や顧客に依らず本質的な段取りは共通していることに気付く。特に「終わったら完成ではない、締切が完成である」は至言だと感じた。
本書では段取りのテクニックから入らず、「ゴールを徹底的に再定義する」から始めている。仕事でもゴールの認識ズレが途中で発覚してゴタゴタするのをよく見聞きするので、これは結構大事。
Posted by ブクログ
いい仕事をして未来をよくすることがゴール。そのためには
•本当にそれが必要なのか?疑う
•ゴールを明確に描いてチームに共有する
•ゴールはトップダウンで描く
•ルーティン化をして脳内に余白をつくる
•チーム内で上下関係などを作らない
などが大事だとわかった。
「いい仕事をして未来を良くすることがゴール」これがぶれがちなので、弊害が起きるのだなと反省した。
Posted by ブクログ
デザインディレクターである筆者が、実体験から段取りの必要性およびその思考過程を解説する内容。
フローは次のとおり。
①「いつもの仕事」をルーティン化
②所要時間と締切、プレ締切を設定
③ゆとりをもって時間枠にはめ込む
特に参考になったのは、段取りを組むことで「空白の時間」を生むことが目的という考え方、段取り外の仕事はメモするなり人に振るなりして思考の外に置いておくという考え方の2点。
仕事の質を上げ、イレギュラー対応も可能になるという点において、私の仕事にも応用できると考えた。
私は筆者のようにクリエイティブな仕事はしていないので参考にできるか分からなかったが、段取りの目的、思考は汎用性があり非常に参考になった。
Posted by ブクログ
時間は王様。時間ボックスにタスクを書き込み、管理する。そしてその内容に関して辛いか辛くないかは識別しない。
という点が響き、実行することができた。かなり自制心にも効き目があり、散漫だった部分が集中に変えられたから読んでよかった。水野学の本はどれもよみやすくわかりやすいてんがよい、反面飲みニケーション推奨なのはあんまりすきではないけど、意味としては理解できる。
capture1
1段取り
①目的地を決める
②目的地までの地図を描く
③目的地まで歩く
2ビジュアル共有
広げる/絞る の2段階
3プロジェクトの寿命
先行モデルケースを見つける
4ターゲットを厳密に
ターゲットが読んでる雑誌 なりきって演技
5トップダウンは効率的
capture2
1ルーティン
調べる→方向性(大まか)→プラン(具体的)→仕上げ→完成
トラブルもパターン化
2ルーティン
選択肢減らす
すごいこと目指さないこと
3コンセプトは警察
4知ること
インプットはマスト
人に聞く
目的がわかればやらない事も明確に
capture3
1時間は王様
2締切が完成
3時間ボックス
ちょうどよい弁当箱につめていく
4つらい 楽しいはかんがえない
メンタルではなく時間で測る
5スケジュール破綻を防ぐ
3時間おきに見直し
・やる事リスト・締切プレ締切・やる事リストに所要時間記載・時間ボックスにはめこむ
撮影などルーティンがきまってることは含めない
capture4
1頭に思考をおいておかない
・紙に書く・スマホ・人にふる
2ボール持たない
・完成度低くて◎・一度に複数考えない
だけ 考える
集中できる環境を整える
時間オーバーでアイデアでるかもは ない
3打合せ
その場で一案、あとで二案目 早い返事
capture5
コミュニュケーション 上下関係×
できないことはできないという
スムーズリーダーは所要時間をそえる
感想
つらいたのしいではなく時間ではかること、
時間ボックスをつくること、
決めたら他の仕事はしないこと、
それを徹して取り入れて集中力あがった。テンパリや不安は軽減した。段取りそのもののノウハウをさがしていた自分にとって、方程式のような本ではなかったためこの評価だが、仕事できる人の明快な考え方を見せてもらい取り入れられるところも多々あった。
Posted by ブクログ
段取りをする上での大事なポイントが書かれている。
段取りをするとはどういうことかを具体的に示してくれていると感じた。
自分が重要だと思った気づきをまとめる。
・段取りとはルーティン化すること
ルーティン化することで仕事のベースができ、仕事のアウトプットのレベルが上がる。
基本動作をしっかり固めることで、まずは一定のアウトプットレベルを確保することが大切だと思った。
・仕事を分解すると、次の3つ
①目的地を決める
②目的地までの地図を描く
③目的地まで歩く
・ゴールを決めるために完成形のイメージを決める
やはり何が完成なのかしっかり決める必要がある
・結果と目標を勘違いする傾向がある
定量的な成果は結果であって目標ではない。
〜〜になりたいから、〇〇を達成する。
〜〜が目標で〇〇は結果に過ぎない。
・最終系のかたちをどれだけ想像できるかが重要
なるべく詳細に、かつ範囲を広げて想像する。
ネガティブな想像も必要で、本当に必要か?なども自問する。
・パターン化する
仕事の工程はパターン化できる。
トラブルをパターン化することも段取りの一つ。
・パターンの数を絞る
毎回パターンを変えるのは非効率。
簡単なものこそパターン化する。
・選択肢を減らす
曜日ごとにやることを決めてしまう。
選べるという状態は心理的な負荷が大きい。
だからこそルーティン化、パターン化して自分が選択する回数を減らす。
・すごいことをしようとしない
すごいことを目指すと段取りが疎かにになり力が分散する。
ルーティン化して一つ一つこなしていき、余裕を作ってから仕事の質を高める。
・基本情報のインプット
小冊子が書けるくらい調べる。
Posted by ブクログ
期限が絶対。その中で何ができるか。インプットをなるべく多くする。対象を深く、広く知る。常識が違うはずなので底を何とか洗い出す。仕事が入ったら期限を見る、すぐ動かないで段取りを変える方をまずやる。いつまでにやればいいか。上司はできない仕事を振ってくることもある。自分をよく見せようとしてできないと言えないことがないようにする。否定されることになれる。打ち上げ飲み会は相手を知るためのもの、仕事の話はしない、仲間になる。電話や上司の割り込みは仕事の一部なので邪魔者ではない。自分の中では一度に一つの仕事に集中する。一つの仕事に集中し他の仕事に移ってまた一つの仕事に集中するを切り替える。紙に書き出す。やることのリストに所要時間を設定する。スケジュールは3時間ごとに見直す。仕事を時間で測る。短時間で終わる仕事と長時間のロットが必要な仕事で業務を組み合わせる。難易度をとりあえず考えない。この仕事においてやるべきことは何でどれくらいの量があるか。外れてもいいからまず設定する。段取りは想像力。>想像するのがあまりうまくない人間の段取りってどうするべきか。
Posted by ブクログ
こんなこと言うとおこがましいけど、考え方がとても近くて共感がすごかった。
また自分の仕事術を言語化してくれた気がしたし、これでいいんだよねふんふん、と言う気に!
Posted by ブクログ
上級管理職になって以降、仕事が忙しくなりすぎていて、締切が守れないことが恒常化しつつあり。。。これじゃいかんな、どんなに良い仕事をしていたとしてもいつか信頼をなくすぞと思い、手に取りました。プロジェクトメンバーへのコーチングにも使えるかなと思い。結果、改めて初心に立ち返ることができました。
・「締め切りが完成」である
・良い仕事を早くすればいい
・辛い仕事か楽しい仕事かは考えない
・締め切りは「人と人との約束」
・分かりやすい言葉でコンセプトを共有する
・プロジェクトのゴールを100年後まで広げる
・本音のコミュニケーションがチームを円滑にする
締め切りは「人と人との約束」が一番刺さりましたね…おっしゃる通り。
社会人になりたての方にも、ある程度経験を経た人にも、いずれにもお薦めできるかと思います。多くの素晴らしいプロダクトを世に送り出している方なので、実績の観点でも納得感が増します笑。
Posted by ブクログ
・時間は王様
いいもの作る< 時間を守る
スケジュールを制するものは、仕事も制する
→締め切りを提案する
→自分の中でプレ締切を持つ
→適切なバッファを持たせる(ないのは虫のいいスケジュール)
・段取りは予測力
・段取りは頭の余白を作るため
→あらゆる準備を済ませておくこと
【段取り表の作り方】
1.to doを全部並べる
2.締切とプレ締切を確認する
3. to doにリストについて所要時間を設定
・締め切りが完成
完成したか世の中に出すのではない
・思考を脳の外に出し
Posted by ブクログ
本書は仕事を①目的地を決める②目的地までの地図を描く③目的地に歩くという3工程に分解しており、それぞれの工程においてやるべきことがわかりやすく記載されていた。
以下、特に印象に残った内容を記載する。
①仕事の目的地(ゴール)を決める際に、常に疑いを持つべきである。具体例を挙げると、自分に降ってきた仕事は本当に必要なのか、私がやる必要があるのか等をまず疑ってかかる。それにより、自分がやるべき仕事に集中することができる。
②目的地に向かった場合の影響を考えておくことが重要である。具体例としては、木を切るように依頼があった場合に、その木はそもそも切って良い木なのか、切った後にどの程度周りに影響を及ぼすのか、自分の持ちうる想像力を最大限使って、事前に目的地に向かった場合の影響を考えておく必要がある。
③仕事においてルーティン化を多用し、効率よく仕事を進めると良い。例えば、曜日ごとにどのような仕事をするのか決めておくことで、何かを選択するという心理的負担の高い作業を回避し、効率よく仕事ができる。ルーティン化により生まれた余剰時間で仕事の成果物のクオリティを上げていくと良い。
Posted by ブクログ
段取りはどんな業界でも共通点があり、早くしてくれるものである。デザイン業界の定性的なものでも、アイデアのデザインであったり、打ち合わせでの進め方、チームへの声の掛け方など属人化を外せることができる。やはり、仕事を多くこなせる人は初めてのことにせず汎化させる、パターンを見出すのが上手いと思えた。段取りやマニュアル化の希望が持てる
Posted by ブクログ
・締切が完成
・プレ締切
・3年プロジェクトも3分カップ麺のように
・その場でかならず一案、思いついたら二案
・所要時間を添えて指示を出す
Posted by ブクログ
仕事柄、段取りとるのは得意な方だと思うけれど(というかちゃんと段取らないと仕事が円滑に進まない)、改めて明文化されたものを読むと自分の思考も整理されて良いです。
仕事を振る時に、所要時間を添えて指示を出すというのは早速試してみようと思った。
Posted by ブクログ
仕事は「メンタル」でなく、すべて「時間」ではかる
思考はすべて脳の外に出しておく
「チーム」を超えて「仲間関係」をつくろう
自分をさらけだした、人間臭い、生身のコミュニケーションがなければ生まれない信頼関係もある
チーム内の「上下関係」を排除する
仕事ではなく、人と人との約束だ
時間に限らず、「数字で考える」習慣を
Posted by ブクログ
全ての仕事はルーティン。
流れに当てはめるだけ。締切が完成、手直しの時間を考え早い段階で仕上げる。なるべくボールをもたない、頭に空白をつくるため、メモなど外に出しておく。チームで目的達成のため、空気を読まない、本音で語る。人との関係も段取り。
Posted by ブクログ
普段から自分でも意識していることが言語化された感じ。
(しかしできてはいないんだけど…)
でもデザイナーさんは割と感覚的にやっている方も多いし、早めに知っておいて損はない本。
Posted by ブクログ
型を決めルーティーンを増やすことが余裕をうみ、仕事の質も上がる
→一見ルーティン化できないような業務も細分化すれば実はルーティン化できる
ストレスなく早く仕事を進めるためには、思考は全て脳の外に出して「空白を作る」
①紙に書く
②スマホに入力する
③人に振る
「できないような仕事を上司が振ってくる事はない」と言う思い込みです。今上司と言う立場に乗ってわかりますが、たくさんいる部下について「各自が今どのくらい仕事を抱えていて、どのくらいの量を渡して、どのくらいの処理速度でできるか)を完璧に把握している上司はほとんどいないでしょう。よって、部下やスタッフはできないときには「できない」と言う必要があるのです。
段取りをスムーズにするリーダーのひと工夫
・「所要時間」を添えて指示を出す
・ビジュアルで想像、させながら、具体的な数字で示す
Posted by ブクログ
別の本で水野さんが紹介されていて本書にたどり着いた。
方法として合う合わないはあるけれど、各項目は自分でも取り入れやすいと感じた。
【気になった言葉】
・仕事の「本質」は同じである p63
・調べる→大まかな方向性を決める→具体的なプランをまとめる→仕上げ作業をする→完成 p66
・すごいことを目指してはいけない p81
・ルーティーンで一つ一つをこなしていき、そこから生まれた余裕で、仕事の質を高めていく p83
・純粋な好奇心が武器になる p100
・「チームで仕事を進める」とは「約束を果たすこと」である p194
・仕事とは、もっといえばすべてのものごととは、何か約束をして、そこに向かってい歩いていくこと p194