水野学のレビュー一覧

  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み
    モノには機能があり、その使い勝手を追求した結果、素晴らしいデザインが生まれる。そのモノの有する本質を突き詰める作業の訓練になる。
  • 世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
    なかなか面白そうな対談本と感じ、購入。
    互いに互いの主張に共感しつつ、一方の話が広がっていく展開は、この手の対談本として魅力と思う。
    本の中で何度も繰り返される、「役に立つ」から「意味がある)へ変化することはやはり印象に残る。会社だけでなく、自分の仕事への向き合い方としても考える必要があるように感じ...続きを読む
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    佐藤オオキさんの本を読んで、「デザイナー」ってかっこいい!面白そう!と思って買った本。
    デザイン×コンサルティングってあまりイメージが掴めていなかったけど、具体的な事例がとてもわかりやすくて腹落ちした。

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    多くの人が勝手に遠ざけているセンスというものは決し...続きを読む
  • 世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
    「くまモン」などを手がけたクリエイティブディレクター・水野学氏と、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』などの著書で知られる山口周氏の対談。これからの社会に求められる能力やデザインのもつ本質的な役割、センスというものはいかにして磨かれるか、そしてタイトルにもなっている「世界観」をつくること...続きを読む
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    今でこそ結果的に学んでいた内容だったが、学生時代にこの講義を聞くとどんなことを思っただろうーとふと。
  • 世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
    「役に立つ」ことから「意味がある」へ
    「文明」から「文化」へフォーカスすべきという主旨

    マズローの五段階欲求で示されるような生理的欲求・安心安全を満たすために、パナソニック等の電機メーカーは役に立つものを大量生産してきた。
    それは昭和の時代では必要なビジネスモデルだったけど、役に立つものが溢れかえ...続きを読む
  • 世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
    デザインに関わる二人の対談を書籍化したもの。
    キーワードは、「意味をつくる」。これまでは役に立つことがものの価値であったのが、世の中のあらゆるものが便利になってしまった今、その役立つという価値観でつくられたものには必要性が感じられなくなってきている。今、人が求めているのは、そこに明確な意味が見えるも...続きを読む
  • 世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
    プロダクトやサービスを「役に立つ」ことの訴えから脱却し世界観そのものを作る、という方向にすべきである、との提唱をまとめた本。

    話そのものはいままで山口さんが軸として提唱していた内容とほぼ同じであるが、そこに水野さんの実体験や思考が入ってよい化学反応が起きているように思う。

    これからの方向性と広告...続きを読む
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    一年前ぐらいに読んだんですが、この本読んでよかった!って思えた気がします。相手のことをしっかり理解してブランディングしていくということをいくつかの過去の仕事を例に紹介していってるような感じでした。すごく馴染み深いブランドばかりで興味津々で読み進めた思い出があります。
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    デザインやそれを用いたブランディングはセンスではなく、たしかな積み上げにより作られる。
    ・センスとは集積した知識をもとに最適化する能力のことである
    ・世の中をあっと驚かせてはいけない
    ・ブランドは細部に宿る
    なるほどーの連続でした。個人的には、そういったものを統合して、その企業・人の「らしさ」をどう...続きを読む
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    ブランドをどのように表現、伝えていくか
    ブランドをプロデュースする
    ロゴやパッケージがいかに重要かがわかる。
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    本書を読み、センスの良し悪しは先天性に備わっているものだと思っていましたが逆にセンスは後天性であることを知りました

    また、ブランディングは対象となる物を多角的に見ていく必要があり、著者の水野氏が手がけた作品はそれが表れてて感動しました。

    特に茅乃舎の円マークのデザインは素晴らしい。。
  • アイデアの接着剤
    1.水野さんの本は自分にはない視点で書かれているので、今後の自分の仕事に新しい発想をもたらしたいと思った。
    読書をするものの、情報を得て終わるだけなので意味がない日々を過ごしており、焦りを感じていた。

    2.アイデアに新しいモノは存在せず、既存のモノを組み合わせたものがイノベーションとして世に生み出...続きを読む
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み
    定番を提供する「THE」のプロジェクトメンバーによるデザイン論
    デザインリテラシーを高めていきたい
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    「デザインのことはよくわからないし、センスないから…」とお客さんには言われるが、そこで思考停止はもったいない!よい打ち出しをするために、会社のこと、売りたいもののことをもっと知りたい!と思ってきた。この本は、特にデザイン業界以外の人に読んでほしい。
  • アイデアの接着剤
    以下印象に残ったキーワード。
    ・主観と客観を行き来する。
    ・大義と目的
    ・コンセプトとは、目的まで行き着くための地図。
    ・義務を果たすとは、やるべきことをやること。
    ・やるべきことは自分で決める。
    ・デザインの目的は「よく見せること」ではなく「よくすること」
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    ブランドとは らしさ である。と。
    いままでいいと感じたブランドはそのらしさを大切に積み上げてきたからなのだと実感した。
    経営やデザイン関係でない仕事についている人でも、この考え方は同じであり、その職業のらしさを追求することで、自分のブランドが生まれて、自分の付加価値となると感じた。
    自分をブラン...続きを読む
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
    正しいと思うことは慎重に伝えること...

    続けて水野学氏の本を三冊読んだが...
    結局のところこの人はクライアントの立場に立ってじっくり話し込み...etc
    彼の仕事の姿勢がつまるところ作品とアウトプットされるということで、情報を集め、熟慮し、点を探し、見つけそれに向かってブラッシュアップする。
    ...続きを読む
  • アウトプットのスイッチ
    ここでのアウトプットは「最終的に表出されたもの」ということのようです。
    それで判断されるってことで、だからアウトプットするにはたくさんのインプットが必要ということが書いてあるようにも感じた...というのも 本書の最後に生物学者の福岡伸一氏との対談があるんだけれどもその内容が一番心に残る。
    アウトプッ...続きを読む
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み
    現代において、デザインとは表層的なことを意味する言葉だと誤解されている。その背景には、機能面の差別化に行き詰まり、装飾面(あるいは副次的な機能面)を追い求めてきたものづくりの歴史がある。その結果、世の中はたくさんのモノで溢れかえっている。「どうせなら長く使える『定番』を手にしたいが、何を選んでいいか...続きを読む