水野学のレビュー一覧

  • アウトプットのスイッチ

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    ここでのアウトプットは「最終的に表出されたもの」ということのようです。
    それで判断されるってことで、だからアウトプットするにはたくさんのインプットが必要ということが書いてあるようにも感じた...というのも 本書の最後に生物学者の福岡伸一氏との対談があるんだけれどもその内容が一番心に残る。
    アウトプットは次のインプットに繋がること。
    生産的でないことが美しいのでないかと言っているところ
    等々...
    そして...発生してくる...
    ふむふむ...深いです。

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    2018年05月09日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

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    現代において、デザインとは表層的なことを意味する言葉だと誤解されている。その背景には、機能面の差別化に行き詰まり、装飾面(あるいは副次的な機能面)を追い求めてきたものづくりの歴史がある。その結果、世の中はたくさんのモノで溢れかえっている。「どうせなら長く使える『定番』を手にしたいが、何を選んでいいかわからない」そんな時代にゼロポイントとなり得る基準を示そうと、「THE」というブランドを作った。定番を作るプロセスは、「過去を知り、現在を考え、未来を創る」。そこに必要な要素は、「いまあるものを組み合わせて、ぶれないけど柔軟な、ありそうでなかったものをつくる」こと。それはデザイナーをマネジメントでき

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    2017年01月27日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

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    「定番」の考え。
    「THE」のコンセプト。理由。
    デザインリテラシー、経営リテラシーのバランス。

    などコアな部分は なるほど、そうだなと思えるものが多く面白く読めましたし 多くの世間の人に認識してもらいたいと思うことが多かったです。
    ただ水野学さんの前半部分は、「?」と思うこともあり。
    日本の車は結局デザインでは外車に劣ると言っておきながらトヨタ車は奇抜ではなくいい、これが「定番」という。。

    理想はどこにあるのでしょうか。
    世間のデザインリテラシーが向上し、外車のようなデザイン性の高いものが国産でも作られ受け入れられること?
    結局は定番で奇抜のないもの?
    水野さんの文章だけ、引っかかるもの

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    2016年10月04日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

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     “次の世代の定番を作ろう”というプロジェクト「THE」の4人による商品開発の進め方を語る本。

     「定番となる条件」として「形状」「歴史」(支持率×支持期間)「素材」「機能」「価格」を挙げてそれを満たすような商品を意識して開発する。3章では今まであった商品に何かの機能を加えて新しい商品を作り出すことを「イノベーション」としているけれど、実際の開発プロセスを経ると、結局江戸時代に完成されていたものの“再発見”に過ぎなかったりする(ように見える)あたり、「定番」は普遍的な価値を持つということなのかな、と。

     タイトルの『デザインの誤解』は、「デザインってよくわからないから名のある人に任せてしま

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    2016年02月27日
  • アイデアの接着剤

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    印象に残ったこと。
    ・自分の判断や思っていることは、51:49。素直でいることが大切。
    ・仕事には大義を持つこと
    ・ひらめきを貯金しておくこと
    ・マーケティングは、仮説の説得材料。なぜ、どうして?が、基本。
    ・頭の引き出しをたくさん持つこと。興味がないことでも。仕事なら仕方ないかというスタンスで。
    ・気の合わない人こそ面白い
    ・25歳で、センスは決まる。だから、常に新しいことを取り入れる。服も流行っているものを取り入れる。
    ・飽き性は好奇心旺盛だ

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    2014年05月21日
  • アイデアの接着剤

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    分かり易くて、近い目線からの文体が馴染みやすいが、
    一本芯のある思いも見え隠れして、
    良心的な一冊。

    グッドデザインカンパニーの仕事が素敵に見えるのは、
    背伸びし過ぎていないからだと思った。

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    2013年06月18日
  • アイデアの接着剤

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    アイデアを生むなんてことはこの先もない、アイデアのかけらとかけらを拾い集め、ぴったりあうものをくっつける。納得です。

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    2013年02月24日
  • アイデアの接着剤

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    買った動機はラーメンズファンだからですが、思っていた以上に読んで楽しめました。私は、所謂ビジネス関連書籍って、そもそもの筆者の発想が変に前向きな感じが気持ち悪くて好きじゃないのですが、これは贔屓目抜きでもそういう違和感がなく、水野さんが楽しいことを本気でやってきた、という読後感がさわやかでした。ラーメンズ関連の話題もあるのがファンには嬉しいです。

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    2012年07月14日
  • アイデアの接着剤

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    分野は違えど、0から1を創るという同じクリエイティブを仕事にしているということで、頷ける部分や参考になる部分がたくさんあった。学んだことは以下。
    アイディアを思いつかないのはセンスがないのではなく、知識が足りない。だから幅広い知識を身につけることが大切なんだけど、知識を知識と思っていてもなかなか身につけられない。普段の生活で触れるもの全てが知識につながる。

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    2012年06月03日
  • アイデアの接着剤

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    グッドデザインカンパニーの水野さんの本。新しいデザインや考え方は、全く無からできるのではなく、すでにあるものをいかにとらえ直すか?組み合わせるか?という考え方は、普通な自分には勇気づけられる内容。佐藤かしわさんも同じように言ってた気がするので、どんだけ自分なりにつかみ直せるか、そのための努力を惜しまないかが、センスのありなしを決めるのかも。

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    2011年08月17日
  • アイデアの接着剤

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    NTTドコモの「iD」など様々な商品や航行区をプロデュースした筆者が、仕事の発想術をまとめた本。タイトルにも書かれているように、アイデアとアイデアをつなげるという方向性のもと、「人と人」「客観性と主観性」「大義を持って仕事する」「知識+知識のイノベーション」「洞察力を磨く」「インプットの質を高める」「時代のシズルを嗅ぎ分ける」などのテーマについて書かれています。自らの経験と絡めながら、様々な具体的な方法を述べています。(2011.7.10)

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    2011年07月18日
  • アイデアの接着剤

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    いい意味で裏切られる本。かけらを組み合わせるとアイデアになるという話だけど、仕事のスタンス~考え方も参考になるね!

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    2011年03月04日
  • アイデアの接着剤

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    ネタバレ

    さくっと読める。デザイナーであろうとなかろうと仕事をする上で大切なことは変わらない。意識や考え方の違いやね。

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    2012年02月19日
  • アイデアの接着剤

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    アイデアの切れ端を組み合わせることがイノベーションへとつながる。やはり日頃からテーマを持って、アイデアの切れ端や欠片をどんどんインプットしていく。そこから違和感のあるものやしっくりくるものをどんどん組み合わせていく。理性と感情、主観と客観を行き来するなどの良くあるテーマも、巷間溢れるコンサル本とはまた違った角度からなるほどと思わせてくれる。
    (商品力(本体+コンセプト+ブランド力)+シズル感)×時代性)=ヒットの法則

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    2010年12月04日
  • アイデアの接着剤

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    Good design company の水野学氏によるデザイン論。彼の語り口は押し付けがましくなく、理論的で好感が持てる。アイデアというものは降って湧いてくるものではなく、既存の様々なものをくっつけたもの。従って、いかに普段からアイデアの素に気付いて収集しておけるかが重要である。その方法などきめ細かく誠実に語られている。勉強になる。

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    2010年11月27日
  • センスは知識からはじまる

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    センスという、目に見えないモノについて考えたくて読んでみました。

    センスは生まれつきのものではなく、後から身につけられる(ただし、本人の努力次第)ということがわかりました。
    そしてセンスとは、一個人の感覚ではなく、必ずロジックがある。
    だからこそ、机に向かう勉強ではなく、“学ぶ姿勢”さえあれば、誰でもセンスは磨けるというのです。

    “センスは知識の集積である。”

    この本では、このフレーズがすべての核になっています。
    情報をどう集め、どう扱うのか。
    プロの視点から「センスを磨くための情報の扱い方」が具体的に語られていて、例えもわかりやすく、すっと頭に入ってきます。

    印象的だったのはこの言葉

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    2025年10月09日
  • センスは知識からはじまる

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    再読。センスは知識であるとは、厳しいながらも希望のある言葉だ。もしもこれをもっと若い時に知っていれば、と思わないでもないけれども、そんなことを言っていたって時間は戻ってこないし、いまできることをして知識経験をためて、自分の中のセンスというものさしをチューニングして行くしかないのである。
    それと、以前読んだ時はそこまで気にならなかったけど、見た目のデザインが整っていることがいかに大切か、というのを改めて気付かされた。見た目が洗練されているかを無意識のうちに人は見ているのだと。大事にしなければならないな。
    定期的に読み返して、気を引き締めていきたい。

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    2025年08月27日
  • いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

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    ネタバレ

    本書は仕事を①目的地を決める②目的地までの地図を描く③目的地に歩くという3工程に分解しており、それぞれの工程においてやるべきことがわかりやすく記載されていた。
    以下、特に印象に残った内容を記載する。
    ①仕事の目的地(ゴール)を決める際に、常に疑いを持つべきである。具体例を挙げると、自分に降ってきた仕事は本当に必要なのか、私がやる必要があるのか等をまず疑ってかかる。それにより、自分がやるべき仕事に集中することができる。

    ②目的地に向かった場合の影響を考えておくことが重要である。具体例としては、木を切るように依頼があった場合に、その木はそもそも切って良い木なのか、切った後にどの程度周りに影響を及

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    2025年08月09日
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義

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    数々のデザインを手掛けてきた著者による講義の記録をまとめたもの
    提案されたものや相談されたものをそのまま、デザインするのではなく、そもそも「疑う」ことが善いプランディングにもつながるようだ。
    疑うとは、本当にその考えで良いのか?ロゴを作る必要があるのか?など背景やその定義、世界観をこちらでイメージしてプレゼンしたりすることが「売れる」デザインにつながる要素なのだと感じた

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    2025年07月16日
  • いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

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    段取りはどんな業界でも共通点があり、早くしてくれるものである。デザイン業界の定性的なものでも、アイデアのデザインであったり、打ち合わせでの進め方、チームへの声の掛け方など属人化を外せることができる。やはり、仕事を多くこなせる人は初めてのことにせず汎化させる、パターンを見出すのが上手いと思えた。段取りやマニュアル化の希望が持てる

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    2025年07月13日