江口夏実のレビュー一覧
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待ってました、最新刊
この『鬼灯の冷徹』も三つ目の大台手前まで来てくれました
表紙を飾ったのが、形部と信楽の化け狸父娘であったのは、少し吃驚したけど、基本的に嫌いなキャラではない。どちらかと言えば、きっぷの良い性格に好感が持てる
また、本編にも、しっかり登場しているので、無問題
個人的に、この(29)で印象的だった、三つの回はこちら
第246話「仕事ができる奴は、大概、何かの真性」
まず、サブタイトルからして、ヤバさが感じられる
つまり、本編は、もっとヤバい
仮に、読み手らに、「最も嫌いなキャラは?」と質問した場合、ベスト3には入るであろう、ミキマキのマネージャー、彼が宿す毒の濃ゆさに鳥肌が立つ
ハッキリ言っていいなら、関わりたくないタイプの存在だ。しかし、人間性はともかくとして、仕事が出来るのも、また事実だ。なので、間に人を挟んでなら、それなりに大事な仕事も任せられるように思う
鬼灯様が真性と見抜き、座敷童子sが太鼓判を押す彼が、(30)の表紙を飾っちゃう可能性は0じゃない
第248・249話「凶霊の日」
他の読み手も理解を示してくれると思うんだが、こういう、マジメと言うのか、闇を感じさせる話が、地獄を舞台にしたコメディである『鬼灯の冷徹』の高い質を維持しているんじゃないだろうか
今や、『鬼灯の冷徹』ヒロイン陣の中でも、かなりの人気を得るようになった、スカーレット嬢
チョロインと言っちゃ、失礼かも知れないが、まぁ、上手い言葉に丸め込まれやすく、手玉に取られやすい純真さがあるスカーレット嬢だけど、彼女が凶霊と墜ちた出来事は、かなり重い。相当に凄惨さが強いので、ショックを受けた読み手も多そうだ
鬼灯様が何だかんだで優しくし、リリス様がこうも積極的にスカウトしている理由が、この「凶霊の日」を読むと察せるだろう。闇の面が強い存在同士だからか、共調しているのかな
今度は、座敷童子sとスカーレット嬢が一緒に遊ぶ・・・・・・スカーレット嬢が座敷童子sのオモチャになっちゃうだけかもしれないが、話も読んでみたいものだ
第253話「噂の種火」
シンプルに言えば、強烈だ。江口先生が、クセの強いキャラを生み出すセンスの持ち主だって事は、百も承知していたが・・・・・・ハッカイ、彼、彼女? は、もの凄い
見た目と名前、そんで、「人参果」ってキーワードから考えれば、あのハッカイであるのは間違いないだろうが、どうして、ここで、この仕事に就いているか、全く解らん。その辺りもいつか、江口先生は描いてくれるだろう
また、この回の冒頭で、前巻、ちょっとしたキッカケで友達になった辛子さんと信楽さんが談笑しているのも、嬉しい。一体、何で盛り上がっていたのか。やはり、コイバナ?
何より、檎ミキ派としても、この「噂の種火」はグッと来るストーリーだった。面倒事はごめんだ、と言いながらも、ミキちゃんにお願いされ、ハッカイへの手土産を用意してあげる点、「見るな」と言われたものを、つい見ようとしちゃったミキちゃんの行動を読んで、釘を刺し直す点など、檎ミキにはたまらん
次巻の表紙、ハッカイである可能性は捨てきれない。江口先生の趣味っつーか、癖を考えると、十分にありえる
この台詞を引用に選んだのは、説得力あるなぁ、と感じたので
以前にも書いたんだが、キャラと台詞の相性、これは重要だと思う
とびっきりにエグい惨劇を起こしたスカーレット嬢だからこそ、説得力が出ているのだ、発言の前半、後半、どちらにも
個人的な好みもあるだろうけど、私としちゃ、後半が好きだ
主役になれる日なんて、そうそう訪れるものじゃない
だったら、そのタイミングは逃さず、思い切り、やるしかない
じゃなきゃ、もったいないではないか
「悲劇なんて、他人から見たら、笑えるくらい軽いものなのよ。私も、アンタが陰キャだったって聞いて、『やっぱね~』って内心、ちょっと笑っちゃったしね。ごめんね。じゃあ、心置きなく、本題よ!!! アンタたち、恐ろしいとか言ってないで、今こそ、主役に躍り出なさい! 霊の中では、我々はクイーンビーとジョックでしょ!! 今日の主役は、凶霊の我々でしょ!!!」(byスカーレット) -
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いきなり、我儘から始めますが、ご勘弁ください
ほんと、読みたいんですよ、檎さんがメインのスピンオフが
今現在、なかよしで好評連載中(多分、してるはず)の、シロが主役を張っている、『鬼灯の冷徹 シロの日常』も面白いんですよ
タイトルに偽りなしで、日常感に溢れ、ふわふわとした雰囲気が、実に良い味を出しています
ただ、この『鬼灯の冷徹』は、ブラックユーモアも、確かな売りだ、と私は思ってますし、他の読み手も、その毒が楽しみで読んでいるんじゃないでしょうか
そんな『鬼灯の冷徹』が持つ刺激的な部分を強めにしたスピンオフの主役となったら、やはり、私は檎さんが適役だと断言したいのです
確かに、小賢しく、ちゃらんぽらんで、金にだらしない人、まぁ、狐ですけど、仕事は何気に出来るし、妲己様の下で働けるくらい要領が良く、何より、結構なイケメンですから、スピンオフの主役も十分に活ける気がします
それこそ、『操操れ!コックリさん』の魅力をより活かした、『愚愚れ!信楽さん』に負けない作品になる、と期待が持てます
問題は、誰に描いて貰うか、って事でしょうか
個人的には、フクイタクミ先生か、朝日曼耀先生なら、檎さんの危ない魅力も、しっかり出せる、と確信しているんですが
これは、私の妄想なんですけど、檎さんって、非力なイメージですけど、実際、そんな弱い訳じゃないと思うんですよね
確かに、正面からぶつかる喧嘩はからっきしかも知れませんけど、暗殺となったら、それこそ、凄腕っぽくないですか?
そういう仕事人的な一面も持ってそうな檎さんの動きを、フクイ先生か朝日先生なら描けると思うのです
散々に、初っ端から妄想を垂れ流してしまってから、この巻の感想を書くってのも、ちょい気恥ずかしいですが、書かない選択肢もありません
この(27)で、特に強い存在感を放っているのは、満場一致で、やはり、第239話「紳士」で初登場する、第8裁判官 平等王の第一補佐官である田吾作こと弟切さんでしょう
正体が、凄腕の忍者も「まさか」ですけど、彼のジゴロっぷりと、良いお父さんっぷりには、絶句しか出来ませんよ
鬼灯様にしろ、白澤にしろ、春一にしたって、この『鬼灯の冷徹』に、並み以上のイケメンが出て来たら、まず普通じゃない、と初見で判断できますが、弟切さんはレベルが違いすぎじゃないですか
ほんと、江口先生は、次から次へと、とんでもないキャラクターを出してきて、しかも、そのキャラの良さを殺さないストーリーを組み立てられるんだから、漫画読みとしちゃ尊敬します
子煩悩っぷりが、ちょいヤバめな感じで発揮されてる弟切さんが、今後、どんな活躍をしてくれるのか、今から愉しみでしょうがありません
出来れば、檎さんとも絡んでほしいですね(←しつこいのは自覚してます
キャラクターで言えば、弟切さんがぶっちぎりでしたけど、ストーリーで言えば負けてない回が、この巻も多かったですねェ
一番は決め難いですけど、インパクトが桁違いだったのは、私にとっちゃ、第238話「シロが賢い」でした
まず、サブタイトルからして、「・・・・・・ん?」と読み手に首を傾げさせます
シロはお馬鹿な子だからこそ可愛いってのは、江口先生が、最も知っていらっしゃるはずなのに
そんな読み手の固定観念を見事に使った面白可笑しさが、この「シロが賢い」には詰まっています
親友の異常に、柿助とルリオが思わず真顔になってしまい、あの鬼灯様ですらビビって、自然に謝ってしまうほどです
シロが中途半端に賢いままでは、周りが混乱するし、そもそも、彼の魅力が崩壊するってことで、鬼灯様はある者に協力を仰ぐ事に
ここで、檎さんが力を(有料で)貸してくれる点が、ファンとしちゃ嬉しい限りです
これは、私個人の勝手な解釈ですけど、江口先生は、自分に何の才能があるのか、と悩んでいる少年少女に、ちょっとした応援を送るために、この話を描いたんじゃないでしょうか
ミキさんは化かしが苦手と感じているけれど、今回の一件で、催眠術と併用すれば、十分に実力が発揮できることが明らかになりました
才能はやり方を工夫すれば、如何様にも結果が出せる、と江口先生は言いたいんじゃないでしょうか、若い読み手に対して
また、才能を誤って使えば、エラい事になってしまう、そんな警告もしているように感じました
ストーリーの衝撃度で言うと、種族の壁や濃い因縁も乗り越えて築かれた友情にグッと来る第242話「ふくろさげ」や、世のお母さんとお父さんが感涙必至であろう第243話「カタパルト家電会話」もお勧めです
もちろん、他の話もお勧めなので、皆さんのレビューを読むのが楽しみです
この台詞を引用に選んだのは、魂から絞り出されているなぁ、と感じたので
どんなに優秀な人でも、無理な事はあるんですよね
むしろ、仕事が出来る人だからこそ、自分の能力でどうにもならない事は、ちゃんと「無理」と断れるんでしょう
安い見栄は張らず、「NO」と言う気丈さ、私も持ちたいものです
しかし、春一さんには登場してほしいし、彼が絡む色恋沙汰も読みたいが、さすがに、この性格ドブスと付き合うようになったら、さすがに、私も泣きますよ、江口先生
ぶっちゃけ、描きたいですか、春一とこの性根が歪みまくってる女のデート、江口先生
もしも、江口先生が、怖い物見たさ描きたさで言い出したら、担当編集者さん、全力で止めて下さいよ、お願いします
「無理です」(by弟切さん) -
Posted by ブクログ
既に、(参)が楽しみでしょうがない自分がいます
おっと、まずはお礼ですよね。すいません
江口先生、モーニング編集部さん、第二弾を発売してくれて、ありがとうございます
出て欲しい、と(壱)の感想で書きはしましたが、本当に出たら、結構、ビックリさせられるものですね
しかも、最も見たかった「衆合合戦」の全ての話がカラーになってたので、腰が抜けかけました
『鬼徹』のファンとして、本気で嬉しいです
やはり、妲己様は着色されると、更に艶やかになりますね
この(弐)も大満足です
なので、なるべく早めに、第三弾を出していただければ、ありがたいです
個人的な要望ではありますが、第225話「部下は辛いよ美味しいよ」と第227話「配役次第」は、(参)に収録していただきたいです
前者は、檎ミキ派としてはたまらん回、後者は心のドアを開く童話は、やっぱり、カラーで見たいので
また、御霊嬢が登場する回も色付きにしていただきたいです
死んでいて、怨霊と化している御霊嬢は、基本的に血の気がなくて色白な訳ですから、色付きにするメリットはあるか、と思われるかもしれませんが、そこがイイのです
同じく、春一が活躍するっつーか、痛い目を見る、第229話「絶対零度老若血戦」も色付きで読みたいんです
雪や氷だけの八寒地獄はカラーにしても映えないんじゃ、その指摘は間違っていません
けれど、『鬼徹』ファンとしちゃ、そういう、心の余裕を感じる無駄をやって欲しいんですよ
まぁ、有体に言っちゃうと、どの話でも、ファンとしちゃ嬉しいんですけどね
基本的に、私は『鬼灯の冷徹』のストーリーとオチを楽しんでいるんで
だから、(参)に、どの回が収録されても、きっと、(壱)や(弐)以上に嬉しくなるのは間違いはありません
この(弐)に収録されて嬉しかったのは、先にも書きましたけど、狐と狸が化け上手の尊厳を店一軒に懸け、高レベルの化け勝負を繰り広げる「衆合地獄」だ
妲己さまと信楽太夫が変化した女学生や警官は、色が付くと、一層にインパクトがあった。特に、妲己さまの男装は、人によっちゃ、新たな世界の扉を開いたかもしれないな
何より、檎さんは白黒だろうと、カラーであろうと、そのしょうもない性根は変化しないってのが判って何よりだった
この台詞を引用に選んだのは、鬼灯様らしいな、と感じたものだったので
ページを捲ったら、キャラが前のページと真逆の事を言っていたってのは、よくあることだが、まさか、一コマすら挟まずに、意見の転換を恥じる事無く行い、動き出せる鬼灯様は凄いとしか言えない -
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ほんと、このスピンオフは面白い
安藤英先生の『ワンピースパーティー』と同じくらい、新刊の発売が待ち遠しい作品だ
リアルタイムでも読みたいんだが、さすがの私も、「なかよし」を書店で立ち読むする度胸はない訳である
まぁ、待つのは待つので楽しいし、読めた時の嬉しさも高まるので、今のままでいいか、とは思っている
(3)の表紙を飾ったのは、予想通り、ルリオ
これで、桃太郎のお供となった、三匹の神獣が揃った
(4)は誰が抜擢されるんだろうか?
個人的には、芥子さんが第一候補だろうな、と思っている。次点が、座敷童s
さすがに、猫好好はないと思うんだが、ネタとしちゃアリだよなぁ、と思っちまう自分もいる
何にせよ、柴先生の、『鬼灯の冷徹』への愛と尊敬が感じられる本編が読めれば、ファンとしちゃ大満足になるだろう
『鬼灯の冷徹』と比べ、絵柄こそ柔らかめだけど、毒もちょっぴり、でも、充分に含んでいる
役に立つ本、と紹介しても、何ら、誇張じゃない
小学生の女の子にも分かりやすいって意味では、コチラの方が優れてるかもしれないな
こちらもアニメ化してほしいもんだ
もしかすると、『鬼灯の冷徹』の第三期が実現した際に、ブルーレイの特典映像として作られる可能性もあるか?
それか、(4)もしくは(5)の特装版の付録として作って欲しいもんだ
あと、この『鬼灯の冷徹 シロの日常』の感想からは、少しズレてしまうんだが、本家のファンとしちゃ、春一が主役を張るスピンオフも読んでみたい
遠藤ミドリ/宗一郎先生の『愚愚れ!信楽さん』のような、本家じゃ見られない、春一さんの怖さや真面目さも混じったカッコ良さを引き出したスピンオフが
なので、『鬼灯の冷徹』と春一さんが好きで、アクションや、R15程度の残酷描写が得意な新人さんに手を挙げてもらいたい
掲載誌としちゃ、「マガジンサード」か「シリウス」で
まぁ、いつも通りの妄想はさておき、この(3)が面白かったのは事実
個人的に推しの回は、第26話
シロがクビ回避のために頑張る点や、そんなシロの為に十王が総出で協力してくれる点などが良かった
本家では、まだ、スポットライトが当たっていない王もいるので、期待も高まった
きっと、シロの姿を見て、自分はこんな目に遭わないよう、質の悪い一夜漬けは止めよう、と思った読み手もいたんじゃないだろうか
この台詞を引用に選んだのは、あっちゃー、言っちゃったよ、と苦笑してしまったので
受け取り方はそれぞれだろうけど、個人的には嫌いじゃない、こういう、神をも恐れぬ、ギリギリの発言は
現実として、自分に起こるはずがない事が描かれている、だからこそ、少女漫画は良いんだよ、シロ -
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まさか、葉鶏頭さんが表紙を飾る時が来るとは
でも、一周回って面白い真面目キャラとして、人気が高いんだろうから、納得できるな
もし、『鬼灯の冷徹』を実写化するのなら、葉鶏頭さんは、元からスキンヘッドの人にしてほしいな、うん
いつもなら、グッと来た三話を紹介しているんだが、この(27)は、こんだけ悩んでも、三つに絞り切れない
なので、思い切って、全ての話に一言感想をつける事にした。お付き合いしていただけたら嬉しい
第227話「配役次第」
檎ミキ派としちゃ、この『白雪姫』はアニメで観たい
第228話「絶対零度老若血戦」
裸一貫でゴーイングマイウェイな春一にも、頭が上がらない相手がいたんだな
第229話「大ホームセンター」
ホームセンターって、冗談抜きで、一日、過ごせると思う
第230話「美は怖い」
和洋折衷は大事だけど、シチュエーションと目的に因るな
第231話「話を聞くという薬」
実際のとこ、白澤の恋愛論には、耳を傾ける価値があるように思う
第232話「立場」
やっぱり、鬼灯様は怒らせちゃいけない
第233話「地獄音楽フェス」
ヒスミドの正体には、素直に驚いた事を認めよう
第234話「鬼と悪魔と僵尸と道士」
鬼灯様が認めるほど、神経が図太い五道転輪王、次か、その次の表紙?
第235話「文字は友達」
やはり、葉鶏頭さんのプロ意識と技術は、一社会人として見習いたい
この台詞を引用に選んだのは、鬼灯様に惚れ直したので
先にも書いたが、葉鶏頭さんの技は賞賛に値する
鬼灯様の社会人としての質も、相当に高いのに、葉鶏頭さんのような存在に触発され、更に上を目指そうって気持ちになり、即座に行動を起こせるトコが、本当に素晴らしい -
ネタバレ 購入済み
安定
「41人も書いてらんない」このワードに漫画家さんの本音が垣間見えて、胸に来るものがありました(笑)1つのテーマがくだらなくも現実的な展開を繰り広げる。会話で成り立つ漫画でもあるので、毎巻発想と展開に感嘆します。今巻も読み応え充分!
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Posted by ブクログ
ハゲィさんのアナログに対する信用度の解説がすばらしい。バックアップと再生ハードのくだりは、ハゲしく同意。さらにさらに、なんだかんだ言ってもアナログが好きなんだよねぇ、という愛着心。この回のハゲィさん好きです。
さすが表紙飾るだけあります。
電子書籍より紙の本の自分としては、言いたいことを言ってもらえて大満足。
「どの立場でものを言っているものだ」の回。
一番最初に踏まえておかないといかんよなぁ。でも、声高に言われると聞いてしまう、というか聞かないといけない風潮の昨今の現世。
よろしくないやね。今までが、それを振りかざし過ぎていた感があるんだけどね。
難しい。 -
Posted by ブクログ
地獄に落とされても文句は言えないほど欲深い結論から、先に述べさせてもらうなら、第二弾以降も出してほしい
いや、もったいないでしょ、この一冊だけで終わるって
あくまで、私個人の勝手なイメージだけど、『鬼灯の冷徹』ファンなら、間違いなく買っているはずだし、私と同じ事を想ったはずだ
ただでさえ、面白い作品だが、色付きとなるだけで、こうも魅力が違う方向に増すのか。凄いな
江口先生が監修したのなら、泣く泣く諦めた話もあるハズ
となれば、その話も色付きにして、このように一冊にまとめるべきでしょう、モーニング編集部さん!
ちょい驚いたのは、江口先生が色を塗っていないってこと
違和感が微塵もない。よほど、『鬼灯の冷徹』を熱心に読んでいる、ファンの仕事じゃないだろうか
なので、次の仕事も、その会社に任せてもらいたい
職人泣かせの作品であるのは、江口先生だけでなく、私も何となく感じているけど、ぜひともお願いします
江口先生が選んだのか、そこは定かではないけど、個人的に色付きで最も見たいのは、(25)の第211話~第213話の「衆合合戦」
狐と狸のレベルが高い化け合戦、これは色付きとなったら、更に華々しくなり、妲己様の魅力も引き立つのではないか
これに収録されている話で、私的にグッと来たのは、其の四「白山羊スケープ」だ
どうだったかな、と思って、(12)の感想を確認したら、ねっとりとした感想を書いていて、若干、気恥ずかしくなった
ただ、鬼灯様のスケープに対する、共感している時の顔に惚れ直したのは事実
作中どころか、青年漫画全体でも、特に厳しい鬼灯様だけど、面倒見の良さや感応性も結構、高い方だと思う
ほんと、上司にしたい漫画キャラでアンケート取ったら、間違いなく、上位だと思う。ここで一位と言わないのは、いざ、実際にアンケートが取られて、一位になれなかった時に申し訳ないからである
逆に、色付きにしちゃマズくねぇか、と感じたのは、其の三「むし」だった
私は基本、虫は見た目が大丈夫な方だけど、見るだけでも嫌って人は、いくら、『鬼灯の冷徹』の熱烈な読者でも引っ繰り返りかけたのではないか
そのくらい、色がついている地獄の虫は、強烈。特に、デザインがまず凄いのに、そこにデカさもプラスされる丸虫はインパクト大
素人目線で、色塗りを任された人が悲鳴上げたんじゃないかな、と思ったのは、其の五「楽しげな見た目」の十四頁と、其の六「地獄太夫」の六頁だ
大人の塗り絵ってのは、未だに人気だけど、これを塗る事になったら、どっから手ぇつければいいのか、解からんだろうな、素人じゃ
ちなみに、集英社と小学館から出ている漫画で、オールカラー版のセレクションを出してほしいのは、『プリマックス』、『うしおととら』だな
しかし、『プリマックス』の方はまだしも、『うしおととら』は完全版でも(20)まで出ているから、どの回をオールカラーにするか、で簡単には決められないのが目に見えているな・・・・・それを承知で、ワンチャンを望んでしまうのだから、つくづく、私は欲深い
この台詞を引用に選んだのは、改めて、鬼灯様、おっかねぇなぁ、と震えちゃったので
台詞に関しちゃ、色は関係ないよな、ってツッコミは聞こえてきそうだが、そこはあえてスルーさせていただこう -
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この(26)の表紙をゲットしたのは、ある意味、鬼灯様に負けないくらい、クセが強いナンバー2である篁さんか
特に好きでも嫌いでもないキャラだけど、彼がちょいちょいやる、小さいけど何気に痛い失敗は反面教師になるな、と思っている
表紙も、何気にコッチに目線を向けていて、軽くドヤ顔しており、呆れると同時に、篁さんらしいな、と思った。仮に、『鬼灯の冷徹』が実写化したら、篁さんは大泉洋さんがいいんじゃないだろうか
では、この(26)で印象に残った話を三つばかし紹介
第219話「ヤンキーの行進曲」
意外な組み合わせってのは、大抵が危険で洒落にならない結果になるのだけど、ほんと、時たま、万が一の確率で最高の面白さを生んだりする
江口先生、よく、烏頭と唐瓜の姉である甜瓜さんと絡ませる展開をよく思いついたな。しかも、好きな音楽がきっかけで、一転して仲良くなっちゃうってオチに持って行くトコが凄い。二人が推してる「ヒステリックアオミドロ」が登場するのが楽しみだ
また、字が汚い書類は困る、そんな社会人あるあるネタにも共感できる。パソコンは便利だが、会社じゃ、どうしたって自筆でなきゃいけない書類があるんだから、それなりに字は上手くないといけないぞ、学生諸君
第225話「部下は辛いよ美味しいよ」
檎さんがメインの回は、実に嬉しい。何気に多いと思う、檎さんのファン
確かに、しょうもない性格と性質だと思う。怠け者で小狡く、胡散臭い。けど、有能で、要領が良く、わざとらしくない気配りも出来る。彼のスタンスは、働く上で勉強になる。何だかんだで、妲己さまも彼を重宝しているし、鬼灯様も一目置いている感じはある
改めて思ったが、やっぱり、檎さんとミキちゃんは一緒にいると、しっくり来る。檎さんの生き方に呆れながらも、完全に見捨てないあたり、ミキちゃんも彼の良さはちゃんと分かってるんだろう。一二三頁の2コマ目、檎さんがミキちゃんの膝枕で横になろうとしているように見えたのは、私だけだろうか?
第226話「チリペッパー姐さん」
何気に、篁さん分が多い、第218話「料理する」でも感じた事だが、自分の「好き」を極めるってのは、こう言う事だろう。昨今、テレビで激辛にハマっている美女を目にする機会が増えたが、激辛好きって言うなら、辛子さんくらい突き詰めて欲しいものだ
まぁ、激辛どころか、辛いものがダメな私が偉そうに言えた義理じゃないんだが。私、カレーも麻婆豆腐も、三十歳になった今でも甘口じゃないとダメですからね。ほんと、唐辛子の最強って、毎年、更新されていて、結局、どれが一番なんだよ、と思ってしまう。どうやって決めているのかは知らないけど、それぞれの唐辛子で辣油を作ったら、もうちょい、ハッキリするんじゃないだろうか
あと、ここ最近の話って訳でもないけど、漫画と料理がコラボする企画が多くなった。作品やキャラの特徴を盛り込んだ料理、これをぜひ、『鬼灯の冷徹』でもやってほしい。さすがに、ドラゴンズ・ブレス・チリの使用はヤバいにしろ、ブート・ジョロキアかハバネロ入りくらいなら、辛子さん特製の、「狸が大好きな黄金に光る饅頭」も売れるんじゃないだろうか
この台詞を引用に選んだのは、やっぱり、鬼灯様は最高の部下だな、と感じたので。何だかんだで、閻魔大王の事は大事に思っているんだろう。あの厳しさも、尊敬の感情表現・・・か?まだまだ、上に立てる器でないにしろ、仮に鬼灯様と檎さん、どちらかが部下に出来るってなったら、迷っちゃうなぁ。だって、鬼灯様は厳しいし、檎さんは見てないトコでダラけるしなぁ -
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いつかは飾るだろう、と思っていたが、予想外に早かったな、御霊嬢が表紙を飾るの
もう、準レギュラーと言っても差し支えあるまい
次巻でも、彼女メインの話があると、嬉しい。できりゃ、御霊嬢に日本の地獄に遊びに来てもらって、座敷童子sと絡んでほしいわァ
じゃ、いつも通り、お気に入りの三つを
第210話「奇奇墓怪怪」
『鬼灯の冷徹』って、こういう、時事ネタっつーか、真面目系のネタも真摯にやってくれるから好き
実際にお目にかかった事はないが、これから、もっと増えそうだな、と思った。自分が入るのは当分、先にしろ、入りたいかっつーと微妙ではあるけど、亡くなった方に対する哀悼の気持ちが、ちゃんと詰まってりゃ、それで良い気もする
そんな墓問題はさておき、この世で最も都合のいい言葉に一つには、「現代アート」が入るよな、そう、しみじみ感じる一話
第211話~第213話「衆合合戦」
この連作は一話として考えるべきだと思うので、まるっと詰め込む
『鬼灯の冷徹』の中でも、好印象は抱かれないけど、妙に憎めない、と読み手に思われているキャラは檎さんだろう。烏頭さんも、そうかも
そんな檎さんの借金問題を発端に、狐と狸が一触触発状態に。その間に割り込んだのが、鬼灯様となりゃ、事態が面白可笑しくなるのはお約束
妲己様と化け比べに挑むは、隠神刑部の愛娘・信楽大夫。彼女にも、今後、ちょいちょい出てきてほしいな
お客さんの出すお題も、中々にマニアックっつーか、嗜好の極致で、勝負は盛り上がる。勝負の終わり方も、中々にエッジが効いていた。そう言えば、春一さんも檎さんや烏頭と同じタイプか?この三人がバカやるとこ、見てぇな
ちなみに、私は檎ミキ派である。何だかんだで、ミキちゃんに見捨てられてないあたり、芽はあるんじゃね、と期待している。①で、狸から逃げる際、檎さんがミキちゃんを見捨てなかったくだりは、結構、キュンとくる
第216話「御霊嬢またしても」
やっぱ、表紙を飾っているだけあって、メイン回も面白い
彼女をスカウトすべく、リリスさん、旦那のベルゼブブまで引っ張り出してきたか。仕事で来ているのに、出会い頭で聖水をぶっかけられ、ケーキまで投げつけられる。散々すぎる。しかし、彼に対する印象が良くなる一方で、サタンへの好感度が下がったな・・・悪魔なんだから、ズレてるのは当たり前にしろ、これはちょい、性癖として際立ち過ぎでは
鬼灯様が土産に持ってきたゲームにハシャぐ御霊嬢、とても可愛い。やっぱ、元の顔が美少女なんだから、笑顔の方が良いな。ここまで、ベタにツンデレしてくれるのも、彼女の魅力だ
この台詞を引用に選んだのは、「さすが!!」と平伏しそうになったので。やっぱ、世界屈指の大悪妖獣。このプライドの高さがあるからこそ、歴史にも名が残るんだろう。高飛車な女は苦手だけど、妲己様くらい、プライドを優先できる美女なら、素直に尊敬できる。そんな妲己様を泣かせた春一さん、マジにパねぇ。確実に、トラウマを刻みつけたんじゃ。妲己様と春一さんに、一回、絡んでほしい、と思っちゃう私、性格悪いかねぇ