この(26)の表紙をゲットしたのは、ある意味、鬼灯様に負けないくらい、クセが強いナンバー2である篁さんか
特に好きでも嫌いでもないキャラだけど、彼がちょいちょいやる、小さいけど何気に痛い失敗は反面教師になるな、と思っている
表紙も、何気にコッチに目線を向けていて、軽くドヤ顔しており、呆れると同時に、
...続きを読む篁さんらしいな、と思った。仮に、『鬼灯の冷徹』が実写化したら、篁さんは大泉洋さんがいいんじゃないだろうか
では、この(26)で印象に残った話を三つばかし紹介
第219話「ヤンキーの行進曲」
意外な組み合わせってのは、大抵が危険で洒落にならない結果になるのだけど、ほんと、時たま、万が一の確率で最高の面白さを生んだりする
江口先生、よく、烏頭と唐瓜の姉である甜瓜さんと絡ませる展開をよく思いついたな。しかも、好きな音楽がきっかけで、一転して仲良くなっちゃうってオチに持って行くトコが凄い。二人が推してる「ヒステリックアオミドロ」が登場するのが楽しみだ
また、字が汚い書類は困る、そんな社会人あるあるネタにも共感できる。パソコンは便利だが、会社じゃ、どうしたって自筆でなきゃいけない書類があるんだから、それなりに字は上手くないといけないぞ、学生諸君
第225話「部下は辛いよ美味しいよ」
檎さんがメインの回は、実に嬉しい。何気に多いと思う、檎さんのファン
確かに、しょうもない性格と性質だと思う。怠け者で小狡く、胡散臭い。けど、有能で、要領が良く、わざとらしくない気配りも出来る。彼のスタンスは、働く上で勉強になる。何だかんだで、妲己さまも彼を重宝しているし、鬼灯様も一目置いている感じはある
改めて思ったが、やっぱり、檎さんとミキちゃんは一緒にいると、しっくり来る。檎さんの生き方に呆れながらも、完全に見捨てないあたり、ミキちゃんも彼の良さはちゃんと分かってるんだろう。一二三頁の2コマ目、檎さんがミキちゃんの膝枕で横になろうとしているように見えたのは、私だけだろうか?
第226話「チリペッパー姐さん」
何気に、篁さん分が多い、第218話「料理する」でも感じた事だが、自分の「好き」を極めるってのは、こう言う事だろう。昨今、テレビで激辛にハマっている美女を目にする機会が増えたが、激辛好きって言うなら、辛子さんくらい突き詰めて欲しいものだ
まぁ、激辛どころか、辛いものがダメな私が偉そうに言えた義理じゃないんだが。私、カレーも麻婆豆腐も、三十歳になった今でも甘口じゃないとダメですからね。ほんと、唐辛子の最強って、毎年、更新されていて、結局、どれが一番なんだよ、と思ってしまう。どうやって決めているのかは知らないけど、それぞれの唐辛子で辣油を作ったら、もうちょい、ハッキリするんじゃないだろうか
あと、ここ最近の話って訳でもないけど、漫画と料理がコラボする企画が多くなった。作品やキャラの特徴を盛り込んだ料理、これをぜひ、『鬼灯の冷徹』でもやってほしい。さすがに、ドラゴンズ・ブレス・チリの使用はヤバいにしろ、ブート・ジョロキアかハバネロ入りくらいなら、辛子さん特製の、「狸が大好きな黄金に光る饅頭」も売れるんじゃないだろうか
この台詞を引用に選んだのは、やっぱり、鬼灯様は最高の部下だな、と感じたので。何だかんだで、閻魔大王の事は大事に思っているんだろう。あの厳しさも、尊敬の感情表現・・・か?まだまだ、上に立てる器でないにしろ、仮に鬼灯様と檎さん、どちらかが部下に出来るってなったら、迷っちゃうなぁ。だって、鬼灯様は厳しいし、檎さんは見てないトコでダラけるしなぁ