地蔵菩薩と子どもたち/猫又の小判とボッタクリ妓楼/金魚草コンテストとマキちゃん/地獄定例会議/シロの楽しい一日/ベルゼブブが鬼灯をディナー会に呼んだ/白鐸の壊滅的な画力を改善しようと茄子を師匠にしたら/鬼灯が第一補佐官になった経緯。初代補佐官はあのVIP/地獄の動物たち(UMAや妖怪や怪物やシーラカンスも含む)の忘年会。そして、鬼灯の野望がわかる。
■地獄についての簡単な単語集(欠損あり)
【伊邪那美命】昔黄泉を治めていた。その頃鬼灯はお子様鬼だった。黄泉改革の後しばらくは閻魔大王の第一補佐官だった。その二代目が鬼灯。今は大焼処(だいしょうしょ)という地獄の一角に御殿を構えている。
【一寸法師】箸の櫂にお椀の舟でどんぶらこしたのは道頓堀川らしい。今は小さかった頃を懐かしんでいる。
【イワ姫】山神の一柱。美人は嫌い。サクヤ姫の姉。鬼灯に一目ぼれ。
【雨炎火処/うえんかしょ】叫喚地獄に付随する。象に酒を飲ませ暴れさせた罪で落ちる地獄…。巨大象に踏まれる刑を受ける。
【閻魔大王★】地獄でも有名なお方。鬼灯には頭が上がらない。忙しさに疲れぎみ。
【大判】女郎。ボッタクリ妓楼〈大判屋〉の経営者? 生前は小判の飼い主だった。壮絶な心中をして江戸中の話題になった。
【お香】蛇を巻いている。
【柿助】桃太郎の猿。600年前カニから傷害罪で訴えられている。不喜処地獄に就職。
【餓鬼道】仏教における餓鬼道とは別。地獄の272部署とは別の機関で食べ物に関する罪を一手に引き受けている。
【唐瓜★/からうり】茄子とコンビ。わりとまともな感性の持ち主。レギュラーとなる。地獄案内の狂言回しともいえる。
【辛子★】カチカチ山の兎。怖い。
【金魚草★】金魚が咲く植物。鬼灯の数少ない趣味で品種改良して地獄中に広めた。3mサイズに育てることも可能。金魚草コンテストの要素には鳴き声もある。
【クッキー】雌犬。やしゃいちの妻。あたりがキツイ。
【クリスタルヒトシ君】鬼灯が持っている。現世のテレビ番組で当たった。いっしょにモンゴルの民族衣装も当たったらしい。
【黄帝】伝説の王。白鐸を捕まえた。
【極楽満月】うさぎ漢方。天国にある薬屋。白鐸が経営していて、桃太郎が住み込みの弟子をしている。
【孤地獄/こじごく】《亡者一人のためにオーダーメイドすることのできる地獄。その人にとって一番辛い仕様になる。》鬼灯の大好きな地獄。
【木霊】あの世の入り口で亡者を見守る山神の一種。美少年。花粉症。
【小判★】帽子をかぶった猫又。週刊「三途之川」記者。かつて吉原で飼われていたが主人が心中して以降苦労して他者を信じなくなった。地獄に来て約三百年。鬼灯を怖がっている。
【サクヤ姫】山神の一柱。イワ姫の妹。
【貞子】等活地獄からワンセグによって逃亡した。
【サタン】西洋地獄の主。毛深いのでマッパでも何か着てるように見える。元々堕天使で天使だった頃はルシファー。「明けの明星」と呼ばれるほどの超美形だったが、堕天後はガチムチになった。
【地獄】八大地獄と八寒地獄の二つに分かれ、更に二百七十二の細かい部署に分かれている。天国より圧倒的に広い。日本の地獄はインドや中国など様々な国を参考に構築されたので複雑。
【十王】地獄の裁判官。1審:秦広王(しんこうおう)=不動明王、2審:初江王(しょこうおう)=釈迦如来、3審:宋帝王(そうたいおう)=文殊菩薩、4審:五官王(ごかんおう)=普賢菩薩、5審:閻魔王(えんまおう)=地蔵菩薩、6審:変成王(へんじょうおう)=弥勒菩薩、7審:太山王(たいざんおう)=薬師如来、8審:平等王(びょうどうおう)=観音菩薩、9審:都市王(としおう)=勢至菩薩、10審:五道転輪王(ごどうてんりんおう)=阿弥陀如来がいて審議に三年かかる。閻魔大王はその中でも代表格。たぶん、おいおい各自紹介されていくだろう。
【衆合地獄】下着ドロなどが落ちる。99年はき古された鬼のパンツまみれの刑がある。一般的には殺生、盗み、邪淫の罪を犯した者が落ち、ともかく押しつぶされる。
【シロ★】桃太郎の犬。不喜処地獄に就職。ほぼレギュラーとなる。
【スケープ】ベルゼブブんちの執事。羊。
【世界悪女の会】妲己とかリリスとかが入っている。
【大焼処/だいしょうしょ】殺生は救済と説いて殺しを行った罪の地獄。そこにある伊邪那美命の御殿は鬼灯設計。
【脱衣婆/だつえば】三途の川で亡者の服を剥ぎ取るのが仕事の怖い婆さん。鬼灯にはポッとなる。
【等活地獄】貞子が収容されていた。殺生をした者が落ちる。切り刻まれては復活させられてまた切り刻まれるという繰り返し。
【桃源郷】天国にあるあの世絶景100選のひとつ。白澤の店があり桃太郎が働いている。中国と日本の間あたりにある。
【茄子★】落ち着きがなく気が散りやすい天然ボケ系。貞子脱走の原因となったワンセグを持ち込んでしまった。唐瓜とコンビ。レギュラーとなる。絵や彫刻など美術系の才能がある。
【白澤★】桃源郷で和漢薬を作っている神獣で中国では妖怪の長ともされている。ふだんは天国にいる。桃太郎の薬学の師匠でもある。鬼灯と似ていると言われることが多いが仲が悪いので互いに不満。ナンパ野郎でモテるがしじゅうフラれている。絵はものすごく下手。顔のパーツは鬼灯に似ている。
【ハシビロコウ】閻魔大王いわく鬼灯に似ている。
【八寒地獄】頞部陀(あぶだ)、刺部陀or尼剌部陀(にらぶだ)、頞哳吒(あせった)、臛臛婆(かかば)、虎虎婆(ここば)、嗢鉢羅(うばら)、鉢特摩(はどま)、摩訶鉢特摩(まかはどま)の各地獄。
【八大地獄】等活、黒縄、衆合、叫喚、大叫喚、焦熱、大焦熱、阿鼻の各地獄。
【ハルピュイアイ】EUの地獄にいる怪鳥。人間(女)の上半身を持つ。
【不喜処地獄】動物をイジメた罪の地獄。犬や鳥に骨の髄までしゃぶられる地獄で地獄の中では軽い方。元は《ほら貝で動物を驚かせて更に殺した罪》の地獄だったらしいが鬼灯が改革した。
【不喜処地獄のお局様】不喜処地獄を牛耳っている口うるさい犬だが実はそれほど悪気はない。
【不喜処地獄の先輩】顔に傷のある犬。見た目怖いがシロの面倒を見てくれている。
【分別苦処/ふんべつくしょ】使用人に酒を飲ませ動物を殺させた罪で落ちる地獄。殴られ蹴られ説教される刑を受ける。
【ベルゼブブ】サタン王の側近で長官。リリスの今の夫。鬼灯に劣等感を抱いている。
【鬼灯★】主人公。閻魔大王の二代目第一補佐官。初代は伊邪那美命。官房長官みたいなもんらしい。鬼神のトップ。地獄はこの人でもっている。設定では身長185cmくらいの美形らしいが閻魔大王の横にいるので小さく見える。ドSということになっているがだいたいの相手に対しては意外に親切だしクールに見えて意外に感情をあらわにする。かわいいものが好きという一面も。好きな食べ物はおにぎり。ベルゼブブ《日本人のその「オニギリ」に対する絶対的な信頼って何なんだ?》。八岐大蛇さんが現在の頃は人間で「丁」と呼ばれていた。召使いの意味だった。生贄になったその身体に鬼火たちが入り鬼火と丁で鬼灯と当時まだ王ではなかった閻魔が名づけた。
【マキ★】ピーチ・マキ。地獄のアイドル。金魚草は苦手。小判は嫌い。
【鞠】猫又。「週刊三途之川」編集者。生前は吉原の遊女の飼い猫だった。
【ムッチリ部長】不喜処地獄の部長。ドーベルマンっぽい犬。不喜処地獄のお局様が声が彼に対してはワントーン高くなる。
【冥界】ハデスが管理している。サタンやベルゼブブがいるEUの地獄とはまた別物。
【桃太郎★】あの桃太郎。基本、天国の住人。第一話で鬼灯にやりこめられた後天国の桃源郷で頭角を現す。白鐸の弟子となる。
【野干/やかん】地獄の狐。
【やしゃいち】シロの先輩。
【山神】イワ姫とかサクヤ姫とか木霊とかいる。
【義経】地獄の警察やってる。
【リリス】イブの前の、アダムの妻。意見が合わず人類最初の? 離婚。その後浮名を流し、今はベルゼブブの妻。本分は誘惑。白沢と何か通ずるところがあったもよう。
【ルシファー】→サタン
【ルリオ】桃太郎の雉。不喜処地獄に就職。
【和漢親善競技大会】オリンピックみたいなもの。鬼灯と白澤の不仲の原因となった大会でもある。また閻魔大王の胸の北斗七星型の傷の原因ともなった。