あらすじ
丁+鬼火=鬼灯(ヨミ:ほおずき/主成分:ドS?)……人の子だった鬼灯はいかにして鬼となり、閻魔大王の補佐官となったのか?――お地蔵様は閻魔大王の化身である。象に酒を飲ませ暴れさせた罪専用の地獄がある。などなど、今回も実生活で全く役に立たない地獄豆知識を織り交ぜつつ、金魚草コンテスト、シロの一日、地獄定例会議etc.……と盛り沢山でお届けします。
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――この世の行い気を付けて!
地獄で働く鬼たちの日常をコミカルに描く。頼りない閻魔大王の超優秀な第一補佐官、鬼灯(ほおずき)のキレッキレの問題処理能力とドSっぷりが爽快!
日本古来のおとぎ噺の登場人物や、歴史上の人物が地獄や天国で就職していたりして笑ってしまう。
登場する動物キャラクターが多種多様で、かつ滅茶苦茶可愛い。
さらに、ただの日常ギャグマンガではなく、仏教の教えや地獄の構成・概念を丹念に描いており、中国やエジプトなどの鬼や神が登場し、他国の生死感までも詳しく述べられ、古今東西の宗教観を垣間見ることができるのが、この作品の最大の魅力。
地獄の日常も大変ながら、地獄の鬼たちからすれば、現代のサラリーマンの生活のほうが地獄とのこと。
アニメ化もされた人気作品。気楽に読めて学べて笑える作品です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今作はアニメにはない話もあり、大満足☆
わたしの大好きなベルゼブブのおもてなしのお話が良かった♬リリスと一緒に観光した鬼灯にヤキモチ焼く場面が好きだわ♡
ほかほか鬼灯が可愛かったです☆でも生け贄になるお話はちょっと辛い…
Posted by ブクログ
巻を重ねるごとにどんどん面白くなっている気がします。
勉強にもなるし。閻魔大王と地蔵菩薩がセットだとか。
河原でジェンガ積みしているのには笑いました。
地獄の施設について考え直す話が好きです。
ちび鬼灯が可愛くて新鮮でした。
このころすでに地獄補佐官の素質があったのですね。。
Posted by ブクログ
地獄の世界を描いていく、ただそれだけなのに、一向に飽きない。登場人物がすごく増えるわけでもない、相変わらず鬼灯様を中心としたドタバタが続くだけなのに、どうしてこう面白いんだろう。
女好きでどーしようもない男・白鐸が、「僕は女の子に一度でも「結婚しよう」なんて無責任発言したことはない。正面切って「僕と遊んでください」ということが誠実さだ」とのたまうのが好き。
Posted by ブクログ
かわいい。かっこいい。いい!の嵐。
この巻は、マキちゃんが結構イイとこどり。好きです。
そしていつの間にか、白澤さま好きかも。マメだし、面倒見いいし、柔らかい雰囲気に流される。ずるいなー。
Posted by ブクログ
ちっちゃい鬼灯様がかわいいwそして、鬼灯様はちっちゃい時から鬼灯様だったのネ。とw
地獄界にも仕訳があるようで、「象に酒を飲ませ暴れさせた罪」ってなんだよ。鬼灯様も叫んじゃうよ。それっ。と、全編、突っ込みとシュールな笑いが満載デス。
Posted by ブクログ
鬼灯のパーソナリティは子供の頃の不幸な生い立ち…ではなくて、彼の元からの人格なんだな(笑)。しっかりしたお子だよなぁ(笑)。誰にも容赦しない鬼灯のツンツンぶりに対してデレはないのか、と思ったが、恐らく、動物は無条件に間違いなく好きだろうな、シロなんて可愛がられていると言ってもいい(笑)。ずっと吊り目なとこもナイスだ!
Posted by ブクログ
地獄ってこうして成り立ってたら面白い。そんな感じです。
閻魔大王の補佐官、鬼灯の鬼畜でドMな地獄の日常です。
絵がちょっととか、そういうのぶっ飛ばして面白いから読んでみて! 難しくもないからさ。
Posted by ブクログ
マンキツで一巻から最新刊まで再読。一巻よりどんどん面白くなっていきた。「次に来る(ブレイクする)作品」としてじわじわ評判なのも分かる気がした。UMAの話ではファミ通連載の桜玉吉「しあわせのかたち」の中のギャグ「草川UMA」(昔ポスト新御三家として売り出された男性アイドルに草川祐馬という人がいたのです。新・新御三家)を思い出してしまった。
鬼灯の人間時代にちょっと萌えた。名前の由来に感心。
Posted by ブクログ
この巻での一番のお話は鬼灯の子供のころのお話(鬼になる前の)ではないでしょうか。鬼灯の素性がまた一つわかって面白いです。
そしてまた一部白澤の猫好好ちゃんが登場します。
白澤画伯がどーしょもなく好きだw
Posted by ブクログ
最近マンガから遠のいていた。このままマンガ見なく(買わなく)なるのかとも半ば思ってた。
5冊まとめて大人買い。・・・楽しみが増えたv
様式美溢れる表紙やその色味?色使いも好き。カバーをめくれば見れるイラストがあるのもイイ。
鬼灯の横顔スキー。・・・描いたら意外と描けた(イラストからも離れて久しい)
「鬼灯」ほおづきって変換出ないネ・・・。
Posted by ブクログ
一気読み終了。
面白かったです。
鬼灯さん最高だ。
以前、地獄ネタのライトノベル読んでて、
そっちでは脱ゑ婆さん美女だったんで
…すっげえ悲しい(笑)
Posted by ブクログ
鬼灯様が可愛い…
今回も笑いました。
動物一杯。
こんな地獄なら、堕ちても良い。特に動物系。シロとか芥子とかちょいちょい鬼灯も来そうだし。でも、天国に行けば、シロも来るし、白澤もいるし、鬼灯もウサギもいるか。
次巻も楽しみ〜っ!
Posted by ブクログ
地蔵菩薩と子どもたち/猫又の小判とボッタクリ妓楼/金魚草コンテストとマキちゃん/地獄定例会議/シロの楽しい一日/ベルゼブブが鬼灯をディナー会に呼んだ/白鐸の壊滅的な画力を改善しようと茄子を師匠にしたら/鬼灯が第一補佐官になった経緯。初代補佐官はあのVIP/地獄の動物たち(UMAや妖怪や怪物やシーラカンスも含む)の忘年会。そして、鬼灯の野望がわかる。
■地獄についての簡単な単語集(欠損あり)
【伊邪那美命】昔黄泉を治めていた。その頃鬼灯はお子様鬼だった。黄泉改革の後しばらくは閻魔大王の第一補佐官だった。その二代目が鬼灯。今は大焼処(だいしょうしょ)という地獄の一角に御殿を構えている。
【一寸法師】箸の櫂にお椀の舟でどんぶらこしたのは道頓堀川らしい。今は小さかった頃を懐かしんでいる。
【イワ姫】山神の一柱。美人は嫌い。サクヤ姫の姉。鬼灯に一目ぼれ。
【雨炎火処/うえんかしょ】叫喚地獄に付随する。象に酒を飲ませ暴れさせた罪で落ちる地獄…。巨大象に踏まれる刑を受ける。
【閻魔大王★】地獄でも有名なお方。鬼灯には頭が上がらない。忙しさに疲れぎみ。
【大判】女郎。ボッタクリ妓楼〈大判屋〉の経営者? 生前は小判の飼い主だった。壮絶な心中をして江戸中の話題になった。
【お香】蛇を巻いている。
【柿助】桃太郎の猿。600年前カニから傷害罪で訴えられている。不喜処地獄に就職。
【餓鬼道】仏教における餓鬼道とは別。地獄の272部署とは別の機関で食べ物に関する罪を一手に引き受けている。
【唐瓜★/からうり】茄子とコンビ。わりとまともな感性の持ち主。レギュラーとなる。地獄案内の狂言回しともいえる。
【辛子★】カチカチ山の兎。怖い。
【金魚草★】金魚が咲く植物。鬼灯の数少ない趣味で品種改良して地獄中に広めた。3mサイズに育てることも可能。金魚草コンテストの要素には鳴き声もある。
【クッキー】雌犬。やしゃいちの妻。あたりがキツイ。
【クリスタルヒトシ君】鬼灯が持っている。現世のテレビ番組で当たった。いっしょにモンゴルの民族衣装も当たったらしい。
【黄帝】伝説の王。白鐸を捕まえた。
【極楽満月】うさぎ漢方。天国にある薬屋。白鐸が経営していて、桃太郎が住み込みの弟子をしている。
【孤地獄/こじごく】《亡者一人のためにオーダーメイドすることのできる地獄。その人にとって一番辛い仕様になる。》鬼灯の大好きな地獄。
【木霊】あの世の入り口で亡者を見守る山神の一種。美少年。花粉症。
【小判★】帽子をかぶった猫又。週刊「三途之川」記者。かつて吉原で飼われていたが主人が心中して以降苦労して他者を信じなくなった。地獄に来て約三百年。鬼灯を怖がっている。
【サクヤ姫】山神の一柱。イワ姫の妹。
【貞子】等活地獄からワンセグによって逃亡した。
【サタン】西洋地獄の主。毛深いのでマッパでも何か着てるように見える。元々堕天使で天使だった頃はルシファー。「明けの明星」と呼ばれるほどの超美形だったが、堕天後はガチムチになった。
【地獄】八大地獄と八寒地獄の二つに分かれ、更に二百七十二の細かい部署に分かれている。天国より圧倒的に広い。日本の地獄はインドや中国など様々な国を参考に構築されたので複雑。
【十王】地獄の裁判官。1審:秦広王(しんこうおう)=不動明王、2審:初江王(しょこうおう)=釈迦如来、3審:宋帝王(そうたいおう)=文殊菩薩、4審:五官王(ごかんおう)=普賢菩薩、5審:閻魔王(えんまおう)=地蔵菩薩、6審:変成王(へんじょうおう)=弥勒菩薩、7審:太山王(たいざんおう)=薬師如来、8審:平等王(びょうどうおう)=観音菩薩、9審:都市王(としおう)=勢至菩薩、10審:五道転輪王(ごどうてんりんおう)=阿弥陀如来がいて審議に三年かかる。閻魔大王はその中でも代表格。たぶん、おいおい各自紹介されていくだろう。
【衆合地獄】下着ドロなどが落ちる。99年はき古された鬼のパンツまみれの刑がある。一般的には殺生、盗み、邪淫の罪を犯した者が落ち、ともかく押しつぶされる。
【シロ★】桃太郎の犬。不喜処地獄に就職。ほぼレギュラーとなる。
【スケープ】ベルゼブブんちの執事。羊。
【世界悪女の会】妲己とかリリスとかが入っている。
【大焼処/だいしょうしょ】殺生は救済と説いて殺しを行った罪の地獄。そこにある伊邪那美命の御殿は鬼灯設計。
【脱衣婆/だつえば】三途の川で亡者の服を剥ぎ取るのが仕事の怖い婆さん。鬼灯にはポッとなる。
【等活地獄】貞子が収容されていた。殺生をした者が落ちる。切り刻まれては復活させられてまた切り刻まれるという繰り返し。
【桃源郷】天国にあるあの世絶景100選のひとつ。白澤の店があり桃太郎が働いている。中国と日本の間あたりにある。
【茄子★】落ち着きがなく気が散りやすい天然ボケ系。貞子脱走の原因となったワンセグを持ち込んでしまった。唐瓜とコンビ。レギュラーとなる。絵や彫刻など美術系の才能がある。
【白澤★】桃源郷で和漢薬を作っている神獣で中国では妖怪の長ともされている。ふだんは天国にいる。桃太郎の薬学の師匠でもある。鬼灯と似ていると言われることが多いが仲が悪いので互いに不満。ナンパ野郎でモテるがしじゅうフラれている。絵はものすごく下手。顔のパーツは鬼灯に似ている。
【ハシビロコウ】閻魔大王いわく鬼灯に似ている。
【八寒地獄】頞部陀(あぶだ)、刺部陀or尼剌部陀(にらぶだ)、頞哳吒(あせった)、臛臛婆(かかば)、虎虎婆(ここば)、嗢鉢羅(うばら)、鉢特摩(はどま)、摩訶鉢特摩(まかはどま)の各地獄。
【八大地獄】等活、黒縄、衆合、叫喚、大叫喚、焦熱、大焦熱、阿鼻の各地獄。
【ハルピュイアイ】EUの地獄にいる怪鳥。人間(女)の上半身を持つ。
【不喜処地獄】動物をイジメた罪の地獄。犬や鳥に骨の髄までしゃぶられる地獄で地獄の中では軽い方。元は《ほら貝で動物を驚かせて更に殺した罪》の地獄だったらしいが鬼灯が改革した。
【不喜処地獄のお局様】不喜処地獄を牛耳っている口うるさい犬だが実はそれほど悪気はない。
【不喜処地獄の先輩】顔に傷のある犬。見た目怖いがシロの面倒を見てくれている。
【分別苦処/ふんべつくしょ】使用人に酒を飲ませ動物を殺させた罪で落ちる地獄。殴られ蹴られ説教される刑を受ける。
【ベルゼブブ】サタン王の側近で長官。リリスの今の夫。鬼灯に劣等感を抱いている。
【鬼灯★】主人公。閻魔大王の二代目第一補佐官。初代は伊邪那美命。官房長官みたいなもんらしい。鬼神のトップ。地獄はこの人でもっている。設定では身長185cmくらいの美形らしいが閻魔大王の横にいるので小さく見える。ドSということになっているがだいたいの相手に対しては意外に親切だしクールに見えて意外に感情をあらわにする。かわいいものが好きという一面も。好きな食べ物はおにぎり。ベルゼブブ《日本人のその「オニギリ」に対する絶対的な信頼って何なんだ?》。八岐大蛇さんが現在の頃は人間で「丁」と呼ばれていた。召使いの意味だった。生贄になったその身体に鬼火たちが入り鬼火と丁で鬼灯と当時まだ王ではなかった閻魔が名づけた。
【マキ★】ピーチ・マキ。地獄のアイドル。金魚草は苦手。小判は嫌い。
【鞠】猫又。「週刊三途之川」編集者。生前は吉原の遊女の飼い猫だった。
【ムッチリ部長】不喜処地獄の部長。ドーベルマンっぽい犬。不喜処地獄のお局様が声が彼に対してはワントーン高くなる。
【冥界】ハデスが管理している。サタンやベルゼブブがいるEUの地獄とはまた別物。
【桃太郎★】あの桃太郎。基本、天国の住人。第一話で鬼灯にやりこめられた後天国の桃源郷で頭角を現す。白鐸の弟子となる。
【野干/やかん】地獄の狐。
【やしゃいち】シロの先輩。
【山神】イワ姫とかサクヤ姫とか木霊とかいる。
【義経】地獄の警察やってる。
【リリス】イブの前の、アダムの妻。意見が合わず人類最初の? 離婚。その後浮名を流し、今はベルゼブブの妻。本分は誘惑。白沢と何か通ずるところがあったもよう。
【ルシファー】→サタン
【ルリオ】桃太郎の雉。不喜処地獄に就職。
【和漢親善競技大会】オリンピックみたいなもの。鬼灯と白澤の不仲の原因となった大会でもある。また閻魔大王の胸の北斗七星型の傷の原因ともなった。
Posted by ブクログ
鬼灯の過去編が楽しみだったので期待通りに面白かった。
閻魔大王が鬼灯の名を命名していたなんて意外だったのと
この名づけのセンスは良い。
また白澤の壊滅的な絵にも笑えた。
個人的に金魚草が好きなので、この巻で金魚草の話が読めたのも
良かった。
Posted by ブクログ
放浪者風の鬼灯様がかっこいいですwなのに着流し?の柄が金魚草というギャップww
DJ AZUKIを妄想する鬼灯様と突っ込むベルゼブブ。
茄子たん癒し系!とくにべってした顔かわい!
幼少鬼灯様のあまりの可愛さにしばらく悶絶しました。無表情だけど表情豊かだし。抱きしめたい。
Posted by ブクログ
今までと比べると濃いめのネタが多かったけど、そこがまたおもしろかった。
鬼灯の出自にびっくり。閻魔様は名付け親みたいなものだったのかー。
ちょいちょい気になっていた白澤の絵の下手さ加減にスポットを当てた話が好き。役に立てなくてゴメンなさいと謝る茄子と、君のせいじゃないよむしろゴメンねって返す白澤がなんかいい。何気ないんだけどこういう細やかな描写が随所にあるので、どのキャラもみんな好きになれるのかも。
話ごとの扉絵も凝ってて好き。毎回楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
鬼灯の名前の由来が明らかに。すんごいシンプルな由来だった。殊勝なこと言っといてしっかり報復を果たしてる鬼灯さんはさすがだと思いました。白澤は鬼灯以外には割と物腰柔らかな普通の兄さんなんだなーと思った。女の人にだけいい顔するのかと思いきや子供にも案外やさしめだった。
Posted by ブクログ
うう〜ん、やっぱり面白い。
あんまり歴史要素とか説明とか入れられると重くて苦手なんだけど、これは適度に入っていてわかりやすい。
今回は動物がたくさんでもふもふでしたね!ラストのムツゴロウ発言に吹きました。
あとはなんといってもチビ鬼灯!切なくなりすぎない(というかまったく切なさないww)展開が良かった。
鬼徹ブーム来そうですねー。ちょっと怖い…今のご時世、一気にアニメ化とかしちゃうんだものなー
とりあえず6巻を正座して待つ!あと5巻逃したから特典ついたら買う!
Posted by ブクログ
ちょっとハイペースで買った。
大人買いではないけれど、アニメのせいもあって毎日目につくんだよ。
子供姿の鬼灯が案外可愛い。
白澤と茄子が何気に仲良くなっているのがいい。
閻魔さまと鬼灯の最初の出会いがいい。
なんやかんやいって、鬼灯が閻魔さまの冥官をしている理由が見えた気もした!
Posted by ブクログ
“「……白澤様って誰か一人と結婚しようとか考えないんスか」
「僕がまともに結婚できると思う?
僕は女のコに一度でも「結婚しよう」なんて無責任発言したことはない
ひっぱたかれても正面きって「僕と遊んでください」って言う
それが誠実ってことだと思う」
『何ていい目しやがる』”[P.46]
人の頃からあんな目付きなのかいな。
いやでもちっちゃい分可愛い。
Thanks to K.H.
“「…そもそも鬼灯様って生まれは?」
「子供の頃とかあったのかな?」
「どうだろ鬼って色んな生まれ方があるしなあ……」
「なんか……ダークマターから作り出された鬼と言われても不思議ではないよな……」
「そんなSFモノの悪役みたいな……」
「そんな訳ないでしょう 私も人の子ですよ」
「人の子って……」
「いえ……本当に人の子だったのです 大〜昔の噺ですがね」”[P.124]