高嶋上総のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響9 仕返換生

    納得出来るかどうか

    レビュー題名にした、その一言に尽きると思います。直江と対峙した彼の人は、自分の生き様の最期を納得出来なかったのだろうな。直江も悩みに悩んで、腹を据えた覚悟が、結果彼を救った。言葉というのは命が、力が、宿るんでしょうね。伝えたい、勇気づけたい、理解して欲しい、届ける言葉に入ろんな想いが篭もりますが、そ...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響6 氷雪問答

    晴家良き

    邂逅編、とても楽しく読ませて頂いてます。本編では素敵な女性キャラな晴家ですが、もう、なんていうか、可愛くて。図体でかいチワワが、目をランランとさせてちぎれそうなほどシッポ振ってるようで、読んでいてほっこりします。
    長秀は、相変わらず、というか、本編と比べてもブレない感じがいいです。遊びでいいから1度...続きを読む
  • 炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場

    2人のタッグ

    この巻で注目すべきは、高耶と譲の親友タッグ。弥勒の意識にすっかり染まってしまっている黒成田ですが、やはり友情や、一緒に過ごしてきたかけがえのない時間は、譲にとってとても大事なものだったんだな、と思いました。謙信公が景虎に、景勝のそばにいてやってくれと頼んだ意図は、見張りもしかり、友愛の尊さを知って欲...続きを読む
  • 炎の蜃気楼28 怨讐の門(破壤編)

    無になりました。

    みほとちゃんで泣いて、長秀の女の子への優しさで泣いて、覡で泣いて、直江でまた泣いて。泣きまくりで読み上げました。ちょっと救いの場面が少ない…こんなに非情な、それでも止まらない、この世界に引き込まれてなかなか帰って来れない、桑原先生の文章に縛されている感じがします。
    次を読むのが怖い。
  • 愛を与える獣達(1)無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』【単行本版】【イラスト入り】
    前からコミックの方で知ってて今回の無料版を見つけて読みましたがやはり原作だけあって読み応えがすごいなと感じました。
  • 愛を与える獣達(2)むすんだ絆と愛しき『番』【単行本版】【イラスト入り】

    感動

    怒涛の展開でした
    チカがさらわれた時はどうなるかと思ったけれどガリウスがいい人でよかった
    リヒトがかわいくて大活躍だった
    続きが読みたくなります
  • 愛を与える獣達(1)無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』【単行本版】【イラスト入り】

    感動です

    いきなり異世界に飛ばされた主人公
    とても頼りになる獣人たちに保護され安心して読むことができました
    ベタベタに甘やかされるチカ君がかわいかった
    料理も美味しそう
    ヘクトル様の話は泣けました
    テオはかわいそう
    すぐに続きが読みたくなります
  • 愛を与える獣達(2)むすんだ絆と愛しき『番』【単行本版】【イラスト入り】

    泣いた…

    怒涛の展開でハラハラドキドキしながら読み進めました。
    ネタバレしてしまうと勿体のない展開ですし、ネタバレのない範囲でのレビューとなると、中々難しいのですが、1巻の時よりかなり壮絶な展開です。
    もちろん1巻の奴隷の時の話はとても辛いものでしたが、1巻はそのあとの甘々が多かったので…
    今巻も甘々で...続きを読む
  • 愛を与える獣達(1)無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』【単行本版】【イラスト入り】
    コミカライズされたものを先に読みました。
    その際原作者さんが、すごく長い物語をみごとに再構築してくれたとおっしゃっていたのが気になっていたのですが読んでみて納得。
    その再構築のされっぷりも見事でしたし、コミカライズには入りきらなかったエピソードもたっぷり描かれていて何度も美味しい内容でした。
    ...続きを読む
  • 忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む

    忘れじのK🦇

    辻村先生の新作ということで購入しました。
    舞台はフィレンツェ、歴史ある街でダンピールと人間の青年が訳あって出逢います。
    以下ネタバレを含みます。
    生きるために記憶を失ってしまうかっぱは記憶を失う悲しさと切なさを理解していますが、大切な友人のパオロのためを思って記憶を奪います。
    そんなパオロからの宝物...続きを読む
  • 忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む
    パオロとかっぱのあいだに流れていた心地よい時間のことを想って泣いた。
    これからガブリエーレとどんなふうに仲良くなっていくのか楽しみ。続刊ください…!
  • 炎の蜃気楼3 硝子の子守歌

    ジャンルはサイキックバトル?

    BLと知人から聞いてましたがここまではサイキックバトルアクションという感じでした。設定が壮大なのですが、家族についての葛藤を書いていてヒューマンドラマ性が感じられてきました。
  • 炎の蜃気楼

    先が楽しみになる小説

    ひたすら長く感動する小説がないか?と知人におススメを聞いて出会ったのがこちら。
    ニアホモな雰囲気も私は好きなのですが、第一巻は全くそっちの空気を感じなかったです笑
    小難しくない読みやすい文体で、サクサク読めて面白く、続きが楽しみです。
  • 炎の蜃気楼 昭和編11 散華行ブルース
    好きで好きで素直になれなくて、景虎も苦しんでいたんだっていうのがいままでどうにもわかりにくくて。もう自分のそばにはいられないくらいの言葉をぶつけたのに直江はそれでも離れていかなくて。記憶を消したのが、後ろ向きな理由じゃなかったこと、がんばれって、次の、彼に。

    一年近く遅れてしまったけどやっとみんな...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 昭和編8 悲願橋ブルース
    思えばなんだかこそばゆい感じのする直江にもすっかり慣れてしまっていたのか。ずっと前から知ってる気がする直江になってしまったことが、それはそれてやっぱり悲しくて、それでもときどきあらわれる可愛い直江が可哀想でつらくて。景虎はもうわけがわからなくて。しんどいな。うん、しんどい。
    おまけに、すこし、救われ...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 昭和編11 散華行ブルース

    終わってしまった

    今は手放してしまった、文庫本の1巻をすぐにでも読み直したい気持ちでいっぱいです。きっと昭和編はもちろん、今まで本編終了後に書かれた作品を読んでから、再度本編を読むことで、また新しい景虎と直江達夜叉衆の物語を楽しむ事ができると思います。本を読むのは紙が好きですが、長編の作品だと本を管理する場所が必要な...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 昭和編6 夜叉衆ブギウギ
    普通に生を受けていたら出会わなかったかもしれないひとたちだけど、夜叉衆の使命とかそういうの抜きにして、昔馴染みとの穏やかな時間だってあっていいと思うんだ。
  • 炎の蜃気楼 昭和編3 瑠璃燕ブルース
    あまちゃんなんだよ!!!!!
    ……ぜぇはぁ。いやいや、いいのたぶんあれで。非道なのは織田チームだけでいいの。でもな、優しすぎるんだよなぁ、仕方がないか、上杉のひとだもの。
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)
    番外などあわせて47巻?もある中で個人的にはここが一番輝いていたかなという気がします。久しぶりに読んだらやっぱり面白かった。このシリーズ好きだったなと思いだしてドラマCDまで引っ張り出して聞きましたがもう聞けたもんじゃないですね(笑)悶絶。速水奨さんを知ったのはこれだったなと懐かしくなりました。
  • 炎の蜃気楼4 琥珀の流星群
    仙台編後編。
    前編に引き続き、高耶としての人との触れ合い、景虎としての触れ合いが
    興味深く面白い。

    晴家が優しくてキュートだし、
    おかあさんとの関係も少しでも前進出来たというのは読んでいてほっとする。

    あと20年早く生まれていれば 、と思った願いが叶う
    という伊達政宗の描写も闇戦国の設定も非常に...続きを読む