高濱正伸のレビュー一覧
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【感想】
本のタイトルは「伸び続ける子が育つ~」だが、始まりの文章で作者が「メシが食える大人に育てる」が作者が運営している学習塾の方針というのが書いており、読み始めて興味がわいた。
勉強できて、良い大学、優良企業に入ることがゴールではなく、入ってから活躍出来る存在に育てる、というのは時代関係なく必要なことだと思っている。
本の流れが見開きごとにテーマが変わるのでとても読みやすい。目次を見て、自分が興味あるページや、読み直したい時も、さかのぼりやすいと思った。
オタマジャクシ時代→幼少期~小3くらいまで
カエル時代→思春期
で、子育てへの方針が変わるタイミングである、という事も書いてあり、タ -
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以前から著者の他の本も読んでいて、重複している内容も多いので、頭では理解しているはずなのに実際の子育てではいまだに真逆の対応をしてしまっていることも多く反省。
子どもはなるようにしかならないものだから、親が「伸ばそう」と頑張るのでなく、子ども自身の成長する力を信じて「つぶさない」ことが大事。
子どもを「どこで何をしていても、自分次第で楽しめると考えられる」「どんな世の中になっても、幸せを感じられる」ような、自立した大人に育てることを子育ての目標としていきたいと思った。
そのために、自己肯定感を育てることと、没頭体験を積むことで好き・嫌いなどの「自分の価値基準」を持てるようにすることを心がけ -
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ネタバレ花丸学習会の代表、高濱先生が「子育ての悩みがほとんど解決するという本を作りたい」という思いからできた本。
実際は子育ての悩みを解決するというよりは、学習面での育て方に重きをおいてまとめてある本。
子供の学力を伸ばすために、親はどういうところに気を付けなければならないのか、
算数力・国語力を伸ばすにはどうすればいいのか、性別ごとに気を付けるポイントはどこか、など、幅広い内容が書かれている。
個人的に印象に残ったのは、
・ドリルはスピードよりも正確性を重視する
・漢字はすべての土台、泣きわめいてもやらせる
・性別によって対応の仕方が違う
・漢字の習得のためにコツコツやることで勉強の基本姿勢を身に着 -
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花まる学習会の理念が「メシが食える大人に育てる」だとは知らなかった。お受験の塾というイメージしかなかったけど、現実的で頼もしい理念である。
いくつか参考になりそうなことがあったので以下メモ。
家訓を作る
上の子には5分でいいから一人っ子時間を作る
勉強は楽しいからする(勉強=イヤなものという考えが知らず知らず伝わってしまうので意識改革!勉強は世の中を知る楽しい営み)
考え抜く楽しさや達成感を味わえる
子供に辛いことが起きたら
繰り返す 言い換える 共感する
人生、どこで何をしていても、自分次第で楽しめる
人生に正解などありません。
正解は自分でつくるもの。
選んだ道を正解にすれ -
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ネタバレ花丸学習会の目玉である野外体験を取り仕切っている、箕浦さんの教育マインドが詰まっている本。
今の世の中は苦難や試練をはねることのできない人間が増えている。
実際私も友達や後輩を見ていてすぐに折れてしまう人が多いなと感じる。
特に新入社員の子に怒ったり、注意したりしてすぐにやめてしまうケースが増えているように感じる。
そんな大人にならないためにはどういう教育が必要で、どういう体験が必要なのかを細かく解説してくある。
特に印象に残ったのは父親が子供と遊ぶときにわざと負けてはいけないということ。
何回も負かして世の中はそんなに甘くないということを伝えることが大事。
様々なことを今までの花丸学習会での -
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ネタバレ子育てに関しての父親の役割や子供の接し方、母親とどう協力して子育てをしていったらいいかが書かれた本。
子育てに関して父親が最も果たすべきは母親の笑顔を守ること。
また、母親の話をよく聞いて支えとなり、決断するところでは決断を下すこと。
概要的な話だけではなく、エピソードを交えながら具体的に説明をしているので
話の内容が分かりやすく、理解しやすい。
子育てに参加したいけどどうしたらいいかわからない
子供とたくさん遊びたいけど遊び方がわからない
母親とどのように接したらいいかわからないなど
子育てに関して悩んでいる父親にはぜひとも1度読んでもらいたい本。