あらすじ
【著者からのメッセージ】
子育ての相談を受けると、8割がた男の子のお母さんが占めてしまいます。
女性・母の本質として、相手をわかってあげたい気持ちがあふれるほどあるのに、男の子はわからないからです。これまでの教室の現場での経験でも、上の子が男の子である場合、上に姉がいて下が男の子の場合など、そのような「わからない男の子」に対して、口出ししすぎて、伸びるはずの芽も摘み取ってしまう例も、たくさん見てきました。国語力についての失敗は、その最たるものではないでしょうか。
この本では、本当は成長段階を理解しじっくり待てば、思春期以降にグーンと伸びてくる男の子の国語力を、どう健やかに育てればいいか、その見取り図を書きました。
この本を読むことで、お母さんが安心して、男の子の国語力を育てていけることに、少しでも役立てば幸いです。
著者・高濱正伸
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
折を見て再読したい。
男の子は物語に興味がない、あるあるー!
家庭での会話が大事、親が語彙多く正しい日本語を、体験を大切に、発語させる工夫を、親の読書好きが子どもにも伝わる、
などなどー。
Posted by ブクログ
20140429
子供に限らず大人にも言えることが多々ある。
まずできること、夕ご飯のテレビを消した。
子供の箸の持ち方や食べ方をまじまじとみることが出来た。
会話も増え、お互いの話を聞くことが出来た。
思う存分、外遊びをしてほしい。
Posted by ブクログ
感想文、"すごい""よかった""楽しかった"で終了の息子。書いている内容すごくわかり、そして自分がダメにしてしまっているかもと落ち込みながら読んだ。
Posted by ブクログ
この本で受け取った、重要なメッセージは、「男の子は、母親にとって、全く別の生き物である」という理解と「長期的な視点で、育てていく」ということの、2点です。
全体的には、わかりやすく平易な文章で、さらさら読めるのですが、その内容は子供の側に立った解説書...とでもいった感じで、とても良い内容です。
男の子の母親が疑問に感じている、子供の視点や考え方、育っていく過程、具体的な対応策など、たくさんの情報がちりばめられていて、気づきが促されました。
わが家の息子だけが特別なんじゃない、という安心感と、「男の子は母親が大好き」という言葉に、親としてしっかり応えて、丁寧に向き合い受け止め、育んでいこう、という気持ちにさせていただきました。
男の子の場合、たくさんの実体験・経験、丁寧な関わり・日々の会話、それに読書環境や学習環境などが、未来の国語力の基礎になるようです。(他にもたくさん良いことが書いてありました...)
それらことを肝に銘じて、確実にメシが食える大人へと、育んでいきたいです。
Posted by ブクログ
我が家を覗かれているかのような、あるある!そうそう!が満載でした。
漢字練習は「理由なんてない、とにかくやるのよ」心が軽くなりました。おバカだけどたまらなくかわいい「我が家のカブトムシ」の生体をじっくり観察して学び対応していきたい。
Posted by ブクログ
息子は自分とは全く異なる考え方、感じ方の持ち主だ、ということをまずは受け止めないとなー。
実践したいなと思ったことは、
アニメを見たあとや本を読んだあとに「どんなお話だった?」を「〇〇が〇〇で〇〇したお話」という一文で答えられるようにすることで、要約力を鍛えること。
もうひとつは、親自身が多彩な表現を使うこと。空を見て「雲が浮かんでるね。一人ぼっちで寂しくないのかな?」という感性を全く持っていない私…自分もトレーニングしよう。
そして、もう少し字になれたら、一行日記もやってみたい。
作文のときは、五感を呼び起こす問いかけなどもよい。(そのとき何が聞こえた?何が見えてた?どんな匂いがした?など)
国語力はドリルで鍛えるものではないんだろうな、きっと。