高濱正伸のレビュー一覧
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知人からこちらの本をいただき、読み始めました。
子育てに関するノウハウを高濱先生の実体験(これまでの人生や実際の現場で得た学びなど)から書かれてあるため、説得力があり、大変勉強になりました。
メインは子育てに関する内容ではありますが、社会人の方が日常生活や職場で活かすことのできる学びも含まれているように感じます。
また、こちらの本を自分自身の人生と照らし合わせて読んだ時、「私自身がいかに家族から愛情を持って育てられてきたのか」ということを再確認することができました。
改めて家族への感謝の気持ちを持たせてくれる、心温まる1冊でもあります。
私自身が将来子どもを育てる立場になった時に、もう一 -
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ネタバレ将来社会で生きていくにあたり、周囲と対話しながら貢献して稼ぐという目標に向かって、どんな力を身に着けるとよいか、どのように身に着けるかを具体的に実践ベースの知識を元に展開されている。
1. ことばの力 Words
2. 自分で考える力 Thinking
3. 思い浮かべる力 Imaging
4. 試そうとする力 Trial
5. やり抜く力 Grit
4.試す→自己肯定感→5.やりぬく→達成感→次へのチャレンジ精神
▼読書メモ
思考の自走力。思考の内燃機関を作る。
笑わせようという意識=試す力
ユーモアセンスは、人を惹きつける+仕掛ける意識をもって仕事に取り組む
笑い・ユーモアは、人 -
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【子育ては親育て】
ママたちに絶賛される花まる学習会 代表の育児書。
「本当に頭がいい子」とタイトルにあるがこれはただのキャッチーな言葉を採用しただけだと思う。
子育てのゴールは分からないけれど、著者高濱氏が示すのは「他人をも幸せにできる子」に育てること。
・人間的「魅力」のある子
・親子力
特に惹かれたのはこの2つだった。
魅力ある子に育てるという章は本当に深くて、自分にも足りない点があるので読んでいて、ふと自分の行動について考えてしまう。
相手のことを考え切れるか、行動に哲学があるか。
子育てをしながら、親も育てられると本当に思う。
そして親子力。
子どもを信じてあげて、受け入れてあ -
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基本の5つの力
1.言葉の力
2.自分で考える力
3.想い浮かべる力
4.試そうとする力
5.やり抜く力
言葉をきちんとすることが基本でそのために手に届くところに国語辞典を置いておく。
自分の言葉の引き出しを多くするために、日記や対話を行う。会話を重ね、自分の言葉が出てくるのをじっと待つ。
親が聞くだけではなく、子が聞く側にまわることも有効。
チャレンジする力を伸ばす。
結果よりプロセスを楽しむ意識を持たせる。
ピグマリオン効果。人は期待されると期待通りの結果になる傾向がある。
小さなことでも出来たことはほめる。
大人になり、必要な力はやはり、子ども時代に育む。 -
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「メシを食っていける大人」にする5つの基礎力
(1)ことばの力 ・・・ 人が言っていることや文章を的確に理解してポイントをつかむ力と、自分の考えを的確に分かりやすく相手に伝えたり表現する力。
(2)自分で考える力 ・・・ 勉強でも日常生活でも、自分なりに考え、判断する力。これまで身につけた知識や技能を活用する力。物事を筋道立てて考える力。
(3)思い浮かべる力 ・・・ 具体的な物や事象だけでなく、人の心など抽象的なこともイメージできる力。細かな点だけでなく、全体を俯瞰して見ることが出来る感性。
(4)試そうとするする力 ・・・ 興味・関心のあることや面白うそうなことにチャレンジしたり、与えら -
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まともで常識的なことが書いてあって安心した。共感できる部分が多かった。
「ことに、大人になってからのひきこもりは、子どものころの『耐性が身につかない教育のあり方』が大きな原因になっているように思います。
たとえば、『話せばわかる』という対話重視の姿勢。『体罰は絶対にあってはならない』という平和的な教育観。『誰とでも仲良くしよう』という開放的な人間観。いずれも、耳に心地良いことばが並びます。しかしそれだけでは、世の中の片側しか映らない鏡を子どもに与えるようなものです。
社会に出れば、会社には力ずくで部下を押さえつけようとする上司がいたり、感覚的に合わない同僚がいたり、非常識な要求を突きつけ -
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父親ができる最高の子育て
2017/4/11 著:高濱正伸
多くの父親は、家庭に「居場所」がない。そして、こうした父親不在の家庭で子どもを育てている母親もまた「孤独」である。
家庭環境が変化し、いつの間にか父親と母親と子どもの間に距離ができやすくなっている。
その中で父親目線で何が出ているかについて本書は以下の5章から成っている。
①家族の9割はうまくいっていない
②父親がすべきたったひとつのこと
③父親の役割とは何か?
④結婚後・出産後にうまくいかなくなる理由
⑤父親が伝える「生き抜く力」
父親として出来ることはもちろん子どもに積極的に関与することであるものの、何より大切なことはそ -
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父親のための育児の心構え、役割、子供との具体的な関わり方や遊び方を教えてくれる本。
本書の目的は、子供を飯を食える大人に育てるということ。ひきこもりの子供は父親と遊ばない子供が多いことに気づいた著者が、いかに父親が育児に参加すべきかを解説してくれている。
命の中心は母親であり、母親をいかに精神的に安定しているかが子供にとって家族にとって重要。
父親は母親のサポートとして母親と同じ仕事をするのではなく、父親にしかできないことをやるべき。それは本気で遊ぶこと。時には本気で子供を打ち負かすことも必要らしい。
後半は具体的な遊び方について解説している。遊び方が分からないお父さんにとって役に立ちそうだ。