高濱正伸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父親ができる最高の子育て
2017/4/11 著:高濱正伸
多くの父親は、家庭に「居場所」がない。そして、こうした父親不在の家庭で子どもを育てている母親もまた「孤独」である。
家庭環境が変化し、いつの間にか父親と母親と子どもの間に距離ができやすくなっている。
その中で父親目線で何が出ているかについて本書は以下の5章から成っている。
①家族の9割はうまくいっていない
②父親がすべきたったひとつのこと
③父親の役割とは何か?
④結婚後・出産後にうまくいかなくなる理由
⑤父親が伝える「生き抜く力」
父親として出来ることはもちろん子どもに積極的に関与することであるものの、何より大切なことはそれ以上に妻に関与、妻とコミュニケーションをとりタッグとなり、子どもとの両親としての関わり合いを深めることである。
何よりも妻。妻あっての子どもであり妻あっての自分という気持ちくらいが丁度いいのかもしれない。
環境によってどれが一番なのかはわからない。
いろいろ試しながらでも気づきながら関わっていくのが一番である。無理せず、時には無理もしながら家族全員で成長していくのが良いのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
父親のための育児の心構え、役割、子供との具体的な関わり方や遊び方を教えてくれる本。
本書の目的は、子供を飯を食える大人に育てるということ。ひきこもりの子供は父親と遊ばない子供が多いことに気づいた著者が、いかに父親が育児に参加すべきかを解説してくれている。
命の中心は母親であり、母親をいかに精神的に安定しているかが子供にとって家族にとって重要。
父親は母親のサポートとして母親と同じ仕事をするのではなく、父親にしかできないことをやるべき。それは本気で遊ぶこと。時には本気で子供を打ち負かすことも必要らしい。
後半は具体的な遊び方について解説している。遊び方が分からないお父さんにとって役に立ちそうだ。
これから父親になる人や既に父親になっていて子育てが分からなかったり参加できていない方におススメです。 -
Posted by ブクログ
塾経営を通して、いろんな子供と母親を見てきた著者が思う子育て指南書。
子育ての最終目標を「社会人になってからイキイキと仕事を、人生を楽しんでいる、メシが食える大人」と定義していて、私の望む子育て目標と近いと感じ、すんなり読み進められた。
目標はニコニコ母さん。
子育てに一生懸命で真面目な母親ほど、一人で気持ちを抱え込みがちで結果ヒステリックになったりし、逆に子供に悪影響を与えると。
確かに子供よりも親が先走って一生懸命になったときなどは、親が必死になりすぎて子供の気持ちをおざなりにしているのかもしれない。
それが、子供の反感を買い、その姿を見て親は目くじらをたてる。。悪循環。気をつけよう。
■この本を読んで心がけようと思ったこと
・親が子供の見本となり基本的な聞き方、話し方を見せてあげる。
・親子の会話は単語ではなく、文章で
・日ごろから子どもをよく観察して、その子の課題を見極める
・宿題ができたらほめる、できなかったら何も言わない -
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ネタバレ逆境に強い人間であれば、きっと、どんな時代も強く生きていけるはず。今回の高濱本のテーマは、「逆境」でした。
子どもの頃に味わう「逆境」をどう乗り越えていけるかで、その後の生き方が大きく変わっていくのは、当然でしょう。でも、どう乗り越えたらいいのか?という観点でアドバイスをしてくれる人は、周りにはいないものです。
自分の母親、父親、周りの大人の接し方が、自分を作り上げたように、自分の子どもに訪れる、今も味わっているかもしれない、「逆境」に対して、全力でサポートして、自らの力で越えられる経験を積ませてあげたいという気持ちになりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼児教育論だが、人生哲学でもある。
おそらくは彼自身の体験談からくるものであり、大いに同意できる。
経済的自立は果たしているが、精神的には大人になれなかった人。物事をじっくり考える習慣をつけない、根気強さがない、空間把握能力、意思決定、判断力が乏しいなど。
勉強の成績も大事だが、生活習慣や親の物の感じ方、考え方も大事。
自分が不遇なのを他者のせい、環境のせい、自分が絶対にそうならない逆の立場(異性、土地柄、年齢)のせいにする、という思考回路を子ども時代に身に着けられないのは不幸だと思った。ネット上にはそういう人が多すぎるけども。 -
Posted by ブクログ
著者の本は好きで何冊か読んでいるが、これも良い本。
前半は家庭内における父親の役割を、後半は父と子の具体的な遊び方を書いていた。
引きこもりや家庭内暴力の子どもの共通点として、
“父親と遊んだ経験が少ない”
というものがあるらしい。
父親も子どもと遊びたくないとか、遊び方が分からない、という人が増えているそうだ。
父親の役割で気になった箇所は次の通り。
・子育てで一番大切なことは「母親の安定」。
そのために父親は努力すること。
子どもはやはり最後は母親。命の中心が母親。
母親に優しく愛された子どもは社会に出てから頑張れる。
・妻の話しを相づちをしながら共感して聞き、そして労うこと。←カウンセリングマインド
沈黙したまま聞いたり、要点をまとめたり、解決策を提示したり、論破したり、教育・指導・啓蒙をしてはいけない。
・2人目の母親になってはいけない。
グチグチ叱り続けたり、きめ細かく世話を焼いたりしてはいけない。
・母親を大切にしている姿を見せる。
・妻に「お母さん、大丈夫だよ」と言う。
・大局を見る。子どもの成績で一喜一憂しない。
妻を大切にするくだりは同じ著者の別の本でも読んだがこの本では更に具体的な教えになっていた。
著者は子ども達のことが本当にたいせつなのである。
その子ども達のために母親達を安定化させ、そのために父親達に努力して欲しいのだ。
具体的な遊びの方法は詳細は割愛するが、
・論理的に会話をする。ズレたら修正してあげる。
・野外で活動する。
・ボードゲームやカードゲームを。
・量より頻度を。
(月に一度の旅行より、毎日5分でも10分でも話しかける等)
等が参考になった。
この本では一人親の家庭(母子家庭、父子家庭)にも触れていた。
一人親の家庭から立派な若者に成長する例がたくさんある旨の内容は多くのひとり親が嬉しいはず。
やはり“愛情”が大切とのこと。
そして一人親とは異なる性の大人(品性のある大人)と接する機会を設けてあげることが大切とのこと。
最後に、家族のひとりひとりが、それぞれお互いを支えあって、幸せな家庭でありますように、と締められていた。
難関校突破や高学歴などの話しは全然出てこないのも良い。 -
Posted by ブクログ
第1章 学校と先生が危機に瀕している
第2章 親を味方にする
ここまではつまらない本だな〜と思いましたが
第3章 哲学することの大切さ
第4章 メシが食える大人はとは
ここからが本領発揮でしたね
全くの正論ですね 何の違和感もないです
やんわりと表現してますが、現在の公教育を全否定してます
「教師っぽい」表現がもどかしくて多少イライラしますが
著者の立場を考えると、学校、先生、親の敵を増やせないのでしょうがないですね
第三者が取材という形式で表現する方法をとれば更に本書の真髄を伝えられる気がします
当事者本人が直接語るとかえって真髄を伝えにくいケースがあることに気づかされました
著者達の「官民一体校」が成功して、現在の公教育が変わることを期待します